ひとりで5時10分、室温17.3度。今日も昼休み、3限4限5限と怒濤です。
ほんとうに忙しい10月でした。
むすこと同時に6時15分、室温17.4度。2限に全学避難訓練があります。避難訓練が終わる頃に大学に向かいました。研究室着が12時10分前。3人の学生と面談。
2時から会議。4時まで。そのまま帰ってきました。
ひとりで5時15分、室温17.1度。秋深く、冬が足早にやってくる。
天気予報はこう伝えていました。5限の時間帯(ほんとうはすこしずれて4時半〜5時半)に会議。休みなく働いています。
ひとりで6時30分、室温16.6度。気温が順調に下がっています。外はどのぐらいでしょうか。おおきいちびは6時40分に降りてきて、6時50分朝練にでかけました。同時に私も外にでて、ゴミ出し。冬の朝の気配がしてきました。快晴。昨日からの仕事に一区切りを入れ、コンピュータファイルの整理をしているといきなりコンピュータが落ちました。10時15分頃、この地域の相当広い範囲に停電があったようです。家中の電気が消えたので外に出てみると、ご近所の方々が同じようにうろうろされています。一本向こうの道路で電柱工事をしているということです。工事のミスじゃないですかみたいな話をしているうちに、電気が戻ったという声が道路に面しているお家からありました。
仕事の最中に停電は困る。ノートパソコンには電池がありますが、デスクトップはそのままおじゃんとなります。今回は不要なファイルを捨てているところだったので、大きな影響はありませんが、こういう停電はほんとうに困ったものです。10時頃、先週末からずっとやっていた宿題を事務に送りだしました。問題は残っていますが、一度、締めておいて、しばらくしてからまた取り組むことにしたものです。
午後に授業。3限、4限。
図書館で次の2冊を受け取ってから帰宅しました。
ポール・アストラップ, ジョン・セバリングハウス
『生理学の夜明け : 血液ガスと酸塩基平衡の歴史』
吉矢生人, 森隆比古訳、 真興交易医書出版部, 1989
中山茂『一科学史家の自伝』作品社、2013
最初のものは、ILL で届いていたものです。中山さんの自伝は、ブログをまとめたものです。536頁の大著のうち、498頁以降を電車のなかで読みました。「発がん元年」「ボン・ボヤージュ」「あとがき」吉岡斉「解説」の部分です。C型肝炎から癌になったと書かれています。父と同じです。寿命が尽きる前に好きなことをすると宣言されています。
ひとりで5時20分、室温17.3度。申請したパスポートをとりに行きます。お昼ご飯を食べてすぐに出発する予定でしたが、小学2年生がお腹が痛いと言います。様子を見ることにしました。
3時すぎて、回復してきたようです。3時20分、よし行こうということで、立川のパスポートセンターに向けて出発しました。おおきいちびの帰宅する時間がわかりません。妻は家に残りました。
ずっと休んでいたせいか、小学2年生はすごく元気。歩きながらぴょんぴょんしています。ちいさいちびがまるでお母さんみたいに、なお、あまり変なことをしない、なお、あまりおおきな声を出さないと、叱りながら、行きました。日曜日なので、中央線快速が西荻窪には停車せず、三鷹で乗換になります。三鷹では、ちょうど特別快速がきました。特別快速だと2駅目になります。
受け取りは、二人分の金額1万7千円を支払うとすぐでした。本人確認をすませ、パスオートをもらってすぐに帰途に着きました。階段を使いたいとちいさいちびが言うので、9階のパスポートセンターから2階まで階段で下りました。
帰りもちょうど特別快速がプラットホームに停まっていました。ぎりぎりで乗り込んで、帰ってきました。たぶん、最速の往復になったと思われます。結局、持ち越した宿題をずっとやっていました。完成しませんでした。新しい問題が発覚しました。同僚の方は、ガウディの建物のような、複雑さと評しました。なるほど。
ひとりで6時、室温19.4度。雨はいまは降っていません。台風はそれたようです。と思ったら、雨音が聞こえ始めました。しばらくやんでいただけのようです。息子は7時前に起きてきました。8時20分現在、我が家の女性陣は誰も下に降りてきません。妻は昨夜2時前ぐらいまで仕事をしていました。おおきいちびとちいさいちびは疲れと若干の睡眠不足を取り戻しているのでしょう。
私は、起きてすぐに締切を延期してもらった仕事にかかっています。これが泣けてくるほどややこしや! です。まあ、ともかく、頑張るしかありません。
ひとりで5時10分、室温18.4度。本日締切の仕事があります。さて、間に合いますか? →無理そうです。担当の事務の方に連絡して、週明けまで待ってもらうことにしました。つまり、週末はその仕事にかかりきりになります。
5限に駒場の授業。いつも通り、まず判子。それから図書館。本を一冊返し、パリの王立科学アカデミーのメモワールを確認し(確認した意味がありました、私は一箇所数字を間違っていました)、Annals of Scienceの2010年の第3号(「初期近代における動物の表象」を特集しています)から、次の2点をコピーしました。
S. Kusukawa, "The sources of Gesner's pictures for the Historia animalium," Annals of Science, 67(2010): 303-328
Karin J. Ekholm, "Fabricius's and Harvey's representation of animal generation," Annals of Science, 67(2010): 329-352
楠川さんの論文については、少し前に、坂本博士による丁寧な紹介が彼のブログにあります。英語でのよい論文の見本のような論文と言えるでしょう。
→13.11.2 他の特集論文は次です。
Sarah R. Cohen, "Searching the animal psyche with Charles L Brun," Annals of Science, 67(2010): 353-382
Anita Guerrini, "The king's animals and the king's books: the ilusrations for the Paris Academy's Hisoire des animaux," Annals of Science, 67(2010): 383-404
Demenico Bertoloni Meli, "The representation of insects in the seventeeth century: a comparative approach," Annals of Science, 67(2010): 405-
ひとりで5時30分、室温18.1度。今日は、お昼休みから仕事が入り、3限4限5限。しかも、5限も講義をする必要があります。いつにもまして、怒濤です。
ひとりで4時50分、室温19.2度。
晴れてはいませんが、ちいさいちびの連合運動会はどうにかできそうです。図書館で次の2冊を受け取りました。
エヴァンズ『バロックの王国:ハプスブルク朝の文化社会史 1550-1700年』
慶應義塾大学出版会、2013
田中祐理子『科学と表象:「病原菌」の歴史』名古屋大学出版会、2013
ざっと見ただけですが、どちらも立派な本です。午後は、会議が3つ。2つは重なっていました。最初の15分程度を出て、別室に移りました。
自宅に帰ると次の本が届いていました。
伊藤和行『ガリレオ―望遠鏡が発見した宇宙』中央新書、2013
伊藤和行さん、丁寧にありがとうございます。
ひとりで5時45分、室温19.6度。今日は大学の仕事で JAXA に行きます。淵野辺という駅まで行きます。神奈川県です。
→乗換案内で調べて、西荻窪12時29分の中央線に乗り、三鷹で中央特別快速に乗り換え、八王子で横浜線に乗り換えると、1時19分に淵野辺の駅に着くことがわかりました。乗車時間は50分。イメージではずいぶん遠くですが、実際移動すると、それほど遠くでもない。
副学長が車で見えていたので、乗せてもらって、 JAXA まで。あまり詳しいことは知らなかったのですが、 JAXA =宇宙航空研究開発機構の大学・研究機関連携室の方々が出迎えてくれて、最初に概要を30分程度説明してくれました。1時間程度打ち合わせをして、1時間強、施設の案内をしてもらいました。通常は部外者には見せていない場所も見せてもらいました。科学衛星は、筑波ではなく、こちらでつくっているということです。実際に工作しているガラス越しに見ることができました。科学衛星は、一品ものなので、基本手作業ということです。
一般向けの展示もあり、ロケットの実機も横たえていました。
なかなかおもしろい内容でした。お世話になった連携室の方々に感謝します。
6時過ぎに帰り着きました。夜9時前に次のDVDが届きました。
市川崑監督『東京オリンピック Tokyo Olympiad 1964』東宝、2004
1965年劇場公開版と40周年記念市川崑ディレクターズ・カット版の2枚のDVD が収められています。『昭和へ時間旅行 貴重映像で体験する「昭和のすべて」! 「ロカビリーと東京オリンピックの時代」昭和30~39年』 宝島社、2013
こちらはムック形式です。すなわち本屋さんで売る形をしています。DVD が5枚入っていて、帯によれば、ニュース映像驚愕の約200分を収録しているそうです。
ひとりで4時半、室温18.6度。音からすれば、雨は上がっています。牛乳が足りなくなっているので、6時前に近所のコンビニに買い出しに行きました。きれいな青空となっています。台風が近づいてきているのが嘘のようです。気温も今日は25度まで上がるという予報です。
昨日から今朝にかけて、22件のメールを出しました。主として編集委員会の宿題です。それに大学関係の仕事となります。ふー。2通は今朝出しました。昨日は20通出したところで、心のエネルギーが切れて、作文をする力がなくなりました。
本日中にたぶんあと数点のメールを出さないといけないと思われます。今度は大学の仕事が中心です。個人的には、今週来週が一番忙しいかなと予想しています。授業は3限4限ですが、事務的仕事もあり、9時40分頃には家をでました。10時6分武蔵境発の電車に乗って大学へ。まず、図書館。次の本を受け取りました。
廣田襄『現代化学史』京都大学出版会、2013
いま諸所で話題の浩瀚な書物です。752頁。わおー。それ以前にも簡単に触れていますが、20世紀化学史を主題とする書物です。
息子といっしょに6時45分、室温19.3度。妻は起きて、お弁当をつくっていました。おおきいちびは朝食を食べていました。今日は7時に家をでて、9時から大会の2回戦にのぞみます。強敵ということです。妻は応援・撮影に行きます。
11時過ぎに妻は帰ってきました。相手は強い。ほぼトリプルスコアに近い感じだったようです。こちらが30数点、相手チームが90点台。台風の接近のせいでしょうか、昨日の夜からずっと雨が降っています。夕刻には、深秋の冷たい雨のようになっています。雰囲気としては冬間近という雨が降り続いています。今週はしばらく雨天模様のようです。
ちいさいちびの連合運動会が水曜日に予定されています。この天気模様だとちょっと危ないように思われます。
ひとりで6時10分、室温19.7度。妻は起きて、お弁当をつくっていました。おおきいちびは6時45分にでかけます。午前中練習試合があると言っていました。本日は大学で季節的業務があります。拘束時間は、9時過ぎから3時過ぎまで。それが終わり次第、東工大に走ります。3時から学会の理事会と編集委員会があります。理事会の途中に間に合うと思います。
編集委員会は私が司会をする必要があります。朝8時前に家をでるときに、編集委員会資料をカバンにつめておく必要があります。
→7時半に家をでました。業務開始までは時間があったので、わずかにスキャンを行いました。
9時過ぎから3時過ぎまでは業務。昼食の時間も30分しかありませんでした。
難しいことをするからたいへんというわけではなく、ほとんど何もすることがないがただおとなしく監督していないといけないのでたいへんという種類の仕事です。
結局、合計4時間、教室で監督をしていました。
終わってすぐに大学を飛び出し、東工大に向かいました。4時20分頃には梶さんのところに着くことができました。理事会が長引いて、6時40分ころにやっと終了。
編集委員会は6時45分からとしました。審議すべき案件があったので(それ自体はめでたいことです)、8時過ぎまでかかりました。私は急いで帰途に着きましたが、帰宅できたのは9時10分ぐらいでした。
ちいさいちびと小学2年生がまだ起きていました。ママが9時半まで起きていてよいと言ったと言っています。ママはおおきいちびのお迎え。私がいつものルートを辿っていればどこかで出会ったでしょうが、買い物のためいつもとは違う道を辿ったので、行き違ったことになります。
私はまずはお風呂。お風呂に入っている間に、妻とおおきいちびは帰ってきたようです。体力を使うような仕事はありませんでしたが、疲れる一日でした。
ひとりで6時45分、室温18.6度。ちいさいちびが起きてそのままトイレに籠もりました。何日か前から喉が痛いと言っていました。今日は吐き気があるそうです。これは風邪です。と思っていたら、小学2年生もお腹が痛いと言っています。今日は参観日(今は学校開放日と呼びます)です。途中まではお腹が痛くても頑張ると言っていましたが、おねえちゃんが休むことが決まって自分もとなったようです。やっぱり休むと言います。
ということで、下の二人がお休み。おおきいちびは本人の弁では花粉症です。花粉症の薬を飲んでいます。土曜日に大会の2回戦があります。今度のなかなかの強敵です。1回戦は仲のよい友達といっしょに不調でした。調子をもどして臨みたいところです。
休んだ二人は、朝一番で妻が近所の小児科に連れていきました。風邪の薬をもらって帰ってきました。私は午後の一番遅くに駒場で授業です。
ちいさいちびのために借りてきたDVD「プラチナデータ」を妻とちいさいちびが見ていました。つい、後半だけですがいっしょに見てしまいました。見終わって、2時半頃家をでました。
1号館2階で判子を押し、図書館へ。まず4階へ行って、『知の革命史4 生命思想の系譜』(朝倉書店、1980)を借りました。
それから地下に降りて、日本語の雑誌を探し、次のコピーを取りました。
G.E.R. ロイド「アリストテレースと動物分類学」(安西真訳)『思想』687(1981): 20-30
同時に次のコピーもとりました。
月沢美代子「ハーヴィとデカルト」『知の革命史4 生命思想の系譜』(朝倉書店、1980), pp.65-96生協に寄ってから、教室へ。14号館308号室。
お昼の間に次の本が届きました。
スミッソウニアン研究所編、荒正人訳『現代文明と科学』法政大学出版局、1969
あとで目次をとりますが、アーサー・ケストラーやレヴィ=ストロース、オッペンハイマーやマンフォード等、錚々たるメンバーが執筆しています。→13.10.29 遅くなりましたが、以下が目次です。
ジェローム・シーモア・ブルーナー 「知性の完成」
ハーバート・バターフィールド「歴史:人間の記憶の編成」
ケネス・クラーク「拡大する世界における芸術の価値」
イアン・マツクタガート・カウアン「自然の保護管理と人間の環境」
G.エヴリン・ハツチンソン「 一メートル半の存在について」
アーサー・ケストラー「生物学的進化と知的進化―類推の行使―」
クロード・レヴィ・ストロース「人類学―その成果と将来―」
ルイス・マンフォード 「技術と人間の本質」
ロバート・オッペンハイマー 「物理学と人間の理解」
スティーヴン・トゥールミン 「知識の価値と未来」
フレツド L.フイツプル 「人間の進歩を決定する自然界の知識と理解」
訳者あとがき
目次は、以上です。
ひとりで5時20分、室温18.8度。寒く感じます。6時になる前に、パンとコーヒー前を買うために近所のコンビニにでかけました。きれいな朝焼けです。空気は冬の空を思わせます。
午後、3コマの授業。
木曜日の怒濤のあと、帰宅すると、次の本が届いていました。
荒正人『思想の流れ』毎日新聞社、1968
私が10歳のときの書物です。原著は、1958年11月に出版されています。私の誕生直後ということになります。
本のタイトルから思想史・哲学史の本だろうと思って購入しました。そうでした。
ひとりで6時5分前、室温19.6度。台風接近中。台風の雨が降っていますが、今はそれほど強くではありません。小学2年生とちいさいちびのパスポートが切れています。母に戸籍謄本は送ってもらっています。来週の月曜日、放課後に行こうかと思っていましたが、子どもたちは全員学校が(台風のため)お休み、私も大学の授業そのものはなくなりました、ちょうどよいので今日立川にパスポートの申請に行くことにしました。午前中に宿題をできるだけ終わらせて、それから行くことにしました。
中央線は午前の早い時間帯は止まっていました。ヤフーのリアルタイム運行状況をずっと見ていました。10時15分頃動き始めたようです。ただし、とても不規則な模様。我々が動くころにはだいぶよくなっているだろうという見込みで、11時すぎに家をでました。
駅での待ち時間も長く、電車もこの時間帯ではあり得ないほど混んでいましたが、とくに遅れることなく動きました。12時15分に立川に着きました。
まず、昼食。食べる場所は決まっています。パンが食べ放題のお店。こどもたちはよく食べました。
食後、おおきいちびは本屋さんで本を見ているというので、そのままその階に残し、残りのメンバーは、別の建物に移って(外に出ることなく移動できます)、9階に上りました。パスポートセンターの隣にある写真屋さんで二人の撮影。こういう写真も貴重な資料になります。
申請書そのものは区役所の出張所においています。あらかじめ記入をすませていました。列はほとんどなく、すぐに書類のチェックをしてくれました。15分程度で終了したように思います。
そのままおねえちゃんのところに合流。おおきいちびと小学2年生だけ本を買いました。
そして、帰途へ。やはり電車の待ち時間はいつもより長い。私ひとり武蔵境で降りました。そして大学へ。授業は全部休講になりましたが、会議は予定通りに行うという通知が来ています。会議のために大学に行きました。
3時過ぎに大学に着きました。会議は4時から。ちょうどよいのでスキャンを15分ほど行いました。
4時から1時間打ち合わせ。5時半から7時15分まで学部教授会。疲れました。
ひとりで6時30分、室温20.9度。地面が濡れています。夜雨が降ったようです。
おおきいちびも起きつつありました。台風が近づいています。空の様子に不穏なところがあります。午後2時過ぎ、大学より明日の昼休みのイベントをお休みにするという連絡がありました。気になって検索をかけてみると、明日の1限目2限目あたりに関東直撃の模様です。杉並区の小中はすべて、明日は休校とするというニュースがありました。1限2限ですから、それがよいでしょう。
子どもたちは明日休みだと喜びながら帰ってきました。大学は、午前中は休みで、午後の会議はあるそうです。そんなところでしょうか。[荒正人]
ふと食卓の周辺を見ると、荒このみ先生より頂いた「荒正人展」のパンフレットがあります。10月26日(土)西荻図書館2階ホールで、「父・荒正人を語る」という講演会があります。
西荻ブックマークにおける「わが街を知る 西荻に住んだ文芸評論家」「荒正人展」の案内
荒正人氏のことはすこしだけ知っていましたが、パンフレットをつらつら読んでみて、私には正確な知識がなかったことに気づきました。あるいはむしろ、正確な知識をほとんど持っていなかったことに気づきました。
例示1:昭和32年5月22日付「東京大学新聞」五月祭賞
大江健三郎が「奇妙な仕事」で小説入賞を果たしますが、科学評論では選外佳作に川口康氏の「科学ジャーナリズム批判」が選ばれています。政治評論では同じく選外佳作に田崎哲郎氏の「日本における思想の有効性」が選ばれています。ともに、どういう内容なのかちょっと読んでみたいものです。
知らなかったというのは、このときの選評を書いているのが荒正人氏だということです。要するにこの賞の選者だったということです。
例示2:同じ1957年です。10月4日ソ連が人類初の人工衛星を打ち上げます。いわゆるスプートニックショックです。これをきっかけにして、多数の科学論、宇宙論を執筆されています。著作としては、次です。
荒正人『宇宙文明論』 平凡社、1957年
荒正人『宇宙教室』 光書房、1959年
対談には次があります。
『対話宇宙探訪』 講談社(ブルー・バックス)、1964年
翻訳には次があります。
『現代文明と科学』 スミッソウニアン研究所編 法政大学出版局、1969年
私の分野に繋がりがあるとは想像していませんでした。
ひとりで4時30分、室温20.3度。晴れ。元気になって早起きというわけではありません。単純に昨日よく寝たせいで、早く目覚めました。今日一日のんびりすれば、まあ、回復するでしょう。やっと、駒場2013をまとめました。
ひとりで7時5分前、室温21.3度。これがこの時期の平均的気温だそうです。おなかはほぼ平常に戻りました。全快とまでは言えません。妻がおおきいちびの応援(秋の大会の1回戦があります)にでかけたあと、ちいさいちびが昨日録画した「世にも奇妙な物語り」を見ていました。ついいっしょにみてしまいました。終わるとお腹が空いています。お腹が空いたと感じるのは24時間ぶりぐらいです。つまり、回復してきたということでしょう。妻が私の体調を考慮してうどんを用意してくれています。10時過ぎですが、一番はやい昼食を食べることにします。
結局腸の活動が低下したままのようです。軽い頭痛が残り、力が出ないので、寝たり起きたりを繰り返しました。
ひとりで7時30分、室温24.8度。昨日遅かったせいです。妻と小学2年生は起きていました。今日はおおきいちびの学芸会。杉並公会堂で行われます。妻はお弁当をつくっていました。晴れ。9時過ぎにちいさいちびと妻がおおきいちびの学芸会を見るために出発。しばらくして、下痢が襲ってきました。30分程度は下痢だけだったのですが、10時を過ぎてから、吐き気も襲ってきました。同時にひどい苦痛。もう一歩苦しくなると救急車を呼ばないといけないなと感じていました。ともかく、ソファーで横になりました。嫌な冷や汗も出てきました。苦しいなと感じつつ寝入ってしまいました。2時間以上。1時ぐらいにはすこし動けるようになりました。
脱水症状になるのが心配だったので、白湯だけ飲みました。
お腹の風邪?食あたり? 何だったのかははっきりしません。
目が覚めてからは寝たり起きたりを繰り返しました。
ひとりで5時30分、室温23.9度。夜雨が降っていました。さて、本日は、駒場の授業の初回。10月11日に初回というのもなかなかです。
基本情報を再掲します。
授業科目名:相関基礎科学特殊講義IV
時限:金曜日5時限
教室:8号館324教室
内容:初期近代生理学史(医学史、生物学史):一応ハーヴィーを中心にしますが、広く研究史を押さえたいと思っています。
関心のある方であれば、どなたでも参加を歓迎します。初回なので、早めに家をでました。2時前。駒場に着いて、まず非常勤講師室へ。判子を押して書類を手渡しました。それから、一度教室を確認しました。
そして、図書館へ。非常勤講師の身分で図書館利用証を発行してもらいました。生協のなかを見て回ってから、科哲事務室へ。
5限は外語では4時からです。思わず4時前に動きそうになって、橋本さんに4時半からだよと指摘され、駒場は4時半からだったことに気づきました。
教室の前には2分前に着きました。前のクラスがまだ続いています。1〜2分、5限にずれ込みました。4限の担当教員は5限の授業があるという意識がなかったようです。
結局、新しいメンバーは一人でした。柴田君には、駒場でこういう分野を勉強している院生はいないとは言われていましたが、ほんとうにいないようです。
それぞれに自己紹介をし、打ち合わせをして、5時半ぐらいに終了。私はそのまま次の会場に向かいました。冷戦研究会第4回。いつも駒場科学史講演会を行っている部屋です。冷戦研究会
『 原子力と冷戦 ― 日本とアジアの原発導入 』(花伝社、2013年)の公開合評会
加藤哲郎さんがトップバッター。わー、現役を引退されてもう時間が経つと思われますが、とても元気です。私は今回はじめてお顔を拝見しますが、思わず、加藤先生、と呼びたくなるような、元気で気さくな方です。
執筆者としての講演者3番目の小林さんも加藤さんに負けず元気です。一橋大学に入学したときから、大学の授業はさぼって韓国に通っていたそうです。在韓被爆者の聞き取り調査をされていたそうです。
加藤さんのコメンテーターの中尾さん、2番目の講演者の井川さんとそのコメンテーター開沼さんは、普通にお話をされました。3番目の小林さんのコメンテーター、ナンタ・アルノさんは、CNRSの研究者の方です。実は、化学史研究に一度エッセイレビューを書いてもらっています。そのときは坂野君を通してだったので、私自身お顔を拝見するのは初めてでした。ナンタさんは、非常に冷静に話をされていました。花伝社の編集担当者柴田さんもしっかりとコメントされていました。
5時40分からスタートして、終了は9時半。加藤さんをはじめ、冷戦研究会の歴史研究にかける熱意が伝わってきたよい合評会でした。いつもよりずっと遅くに帰宅すると次の本が届いていました。
Elaine Leong and Alisha Rankin (eds.),
Secrets and Knowledge in Medicine and Science, 1500-1800
Farnham: Ashgate, 2011
目次は次の通りです。
Part 1 Defining Secrets
How to read a book of secrets, William Eamon
What is a secret? Secrets and craft knowledge in early modern Europe, Pamela H. Smith.
Part 2 Secrecy and Openness
The secrets of Sir Hugh Plat, Ayesha Mukherjee
Robert Boyle and secrecy, Michael Hunter
Openness vs. secrecy in the Hartlib circle: revisiting 'democratic Baconism' in Interregnum England, Michelle DiMeo.
Part 3 Illicit Secrets
Anna Zieglerin's alchemical revelations, Tara Nummedal
Face waters, oils, love magic and poison: making and selling secrets in early modern Rome, Tessa Storey.
Part 4 Secrets and Health
Keeping beauty secrets in early modern Iberia, Montserrat Cabre
Secrets to healthy living: the revival of the preventive paradigm in late Renaissance Italy, Sandro Cavallo
Secrets of place: the medical casebooks of Vivant-Augustin Ganiare, Lisa Wynne Smith
マイケルをはじめ、知っている名前が多い。
ひとりで5時30分、室温23.8度。晴れ。3限4限5限の授業。そのまえに少し仕事をします。
10時過ぎに大学について、2箇所の事務によりました。昼食後、12時からゼミ面談。第1号。仮登録というのが始まります。
3コマ続いている授業です。始まってしまえば怒濤です。
夜、次の本が届きました。
本間龍『原発広告』亜紀書房、2013
ひとりで4時40分、室温24.3度。晴れ。会議の日。
実はお昼休みに、2年生相手のガイダンスがあります。ついさっき気づきました。会議は2時20分からで、ゆっくり行けばいいかなと思っていました。気づいてよかった。会議の終了予定時刻は、6時半。別の学部では7時半。会議がつまっています。
というわけで、11時6分武蔵境発の電車で大学に着きました。わずかに片づけをしてから、プロメテウスホールへ。昼休みの説明会です。学生たちはばらばらとやってきます。私はごく短く説明しました。
3限の時間帯だけ空いています。いろんな事務処理を行いました。会議は4つ続きました。蒸し暑い。終了は7時。暑さのせいもあって、疲れました。
メールボックスで次の2冊を受け取りました。和田先生、いつもご高配、ありがとうございます。
1.タブッキ(和田忠彦訳)『夢のなかの夢』岩波文庫、2013
2.タブッキ(和田忠彦訳)『いつも手遅れ』河出書房新社、2013
息子に起こされて6時30分、室温23.2度。晴れ。
よく晴れて、暖かくなりました。季節が9月まですこし戻った感じがします。金曜日からの駒場での授業に備えて、情報の整理をしていました。
初期近代生理学史
かなり隙間の多い文章ですが、それにしても454枚に達しています。
ひとりで4時45分、室温22.9度。曇り。雨は降っていません。→と書きましたが、ゴミを出すために外にでると、かすかに雨が降っています。小糠雨というぐらいのかすかな雨ですが、雨は雨です。小学2年生とおおきいちびが6時半ぐらいに起きてきました。おおきいちびは朝ご飯を食べてすぐに朝練のため中学に行きました。小学生2人は運動会の振替休日。
私は午後、月曜日の授業があります。
[Palingenesis]
Pierre de Lorrain (Abbe de Vallemont) のテキストの性格と成り立ちが気になります。ウェブで調べてみましたが、これで決定、よくわかるという文章にはまだ出会っていません。気になっているのはガファレルのテキストとの関係です。
全部の問題に光を与えてくれるわけではないのですが、ウェブで見つかった次の論文は、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したイエイツを主題とするものですが、テキスト上の情報(書誌情報)を割としっかりと挙げていて、有用です。
Neil Mann, "W. B. Yeats and the Vegetable Phoenix," originally published in Yeats Annual 17, ed. W. Gould (Palgrave Macmillan, 2007), pp.3-35.クラカウの医者がケルケタヌス(デュ・シェーヌ)に示したガラス瓶のなかで生じたパリンジェネシス(パリンゲネシス)の現象ですが、ケルケタヌス自身の証言とガファレルの引用によって広まった話と言ってよいようです。
Quercetanus, Ad veritatem hermeticae medicinae ex Hippocratis... (Frankfurt, 1604; 1605), pp.228-238, esp. on pp.233-5.
Jaxques Gaffarel, Curiositex inouyes sur la sculpure talismanique des persans (Paris: du Mesnil, 1629)
translated into English as Unheard of Curiosities by Edmund Chilmead (London: Moseley, 1650), pp.136-7→チャールトンの証言が気にかかっていました。もう一度チャールトンを繙き、その部分を読み直してみました。チャールトンは、ガファレルがポーランド人医師の示したパリンゲネシスの証人だと記しています。ガファレルはケルケタヌスの証言によれば、というふうに記しています。ここはごく単純にチャールトンのミスだと考えておくのがよいでしょうが、もうすこし調べてみます。
妻、息子と3人そろって6時10分、室温20.9度。どんよりとした曇り。雨は上がっています。運動会ができるかどうかはグラウンドの状態によります。6時半には判断がなされます。
→6時半にメールが回ってきました。30分延期でやるそうです。午前練のあるおおきいちびが1番、張り切っている小学2年生が2番、小学校最後の運動会になるちいさちびが3番目にでかけていきました。親は、30分遅れますから、いつもよりゆっくりめでよい。
→9時過ぎに妻といっしょに小学校に出かけました。親の仕事は、ビデオやカメラで撮影することです。妻がビデオ、私がデジカメという基本分担です。
妻は PTA の仕事も途中で入ります。とくにそのかんは私が走り回る必要があります。
小学校の校庭は、夏休みの前から、夏休み明けまでずっと工事をしていました。表面の土を入れ替えて水はけをよくし、どうじにまわりの遊具等を新しいものに交換する工事です。外から様子は見ていましたが、なかに入って、確認するのは初めてです。以前よりずいぶんよくなりました。昨日まで雨が降っていても、まず問題なく運動会が実施できます。これまでの年より、見学に来ている父兄の数も明らかに増えています。日曜日開催となったことも影響しているでしょうし、そもそも通っている子どもの数も増えています。おおきいちびのときは2クラス対抗戦(紅白の対抗戦)でしたが、何年か前から、赤、白、青、の3クラス対抗戦ができます。(つまり全学年3クラス。)ありがたいことに、我が家の2年生も6年生も同じ青組。これがスプリットすると親はちょっとだけたいへんです。
かけっこのゴール付近は、その学年の親のための撮影場所に指定されています。6年生のかけっこの順序は早かったので、ゴール付近で撮影してみました。難しい。最初遠くにいます。アップで撮ります。そこから近づいてきます。ゴールのところで、アップだと到着順さえよくわかりません。
次は逆側から撮ることにしました。子どもたちの昼食はお弁当。妻が家に用意しています。昔はあらかじめ持って行っていたこともありますが、これはけっこう負担になります。午前の競技が終わってから自分の子どもに渡すことになっています。終わりそうになる前に、家に走り、急いでもってくることにしています。私が早足で動きました。お弁当バックを2つもって小学校へのアクセス道路に入ったころ、午前の部終了の放送が聞こえます。正門から妻が駆けてきています。正門の10メートルぐらいのところで手渡し、私は昼食のためまた家に取って返しました。妻は5分後ぐらいに来ました。
昼休みは40分。妻はPTA なので10分前に集合ということです。ものすごいクイックランチになります。先生方もたぶんおむすびを2個ほおばるというふうなクイックランチになっていると想像されます。
妻は、集合時間として指定されている10分前に家をでました。5分遅刻になりますが、実はその程度はまったく問題になりません。私は疲れたので、30分休んでからでかけることにしました。
1時半着。ちょうどいい頃でした。子どもたちは、悔しいのとよかったのと。2時過ぎには、バスケが終わったおおきいちびも来ていました。おおきいちびはバスケの試合をビデオでよく撮っています。動かないで撮るのに慣れています。妻はおおきいちびに撮影を任せ、自分は見ることに、応援することに専念できました。みんなそうだと思いますが、撮影すると実はよく見ることができません。
最後の競技が終わってから、おおきいちびといっしょにコンビニに。おおきいちびは昼食を食べていません。電子レンジでチンするラーメンを選びました。他にコーヒー前とコーラを買って帰りました。
妻、小学2年生、小学6年生の順に帰ってきました。とくに小学6年生は最高学年です。片づけをしたのでしょう、終了後1時間以上もたってから帰ってきました。
その間、私はデジカメの画像はパソコンに入れ、ビデオの画像はCDに移す作業をしていました。ビデオの画像はCDに移すのがけっこうやっかいです。操作が難しい。苦労していると妻が必要な作業をクリアーしてくれました。6年生にとっては小学校最後の運動会です。なかなかよい運動会になったと思います。でも、親は疲れました。
夜半に目覚めてすこし仕事。大学の仕事でちいさなトラブルがあり、その対応をしていました。雨。いつから降り始めたのかはわかりませんが、しっかりとした雨足の雨が降っています。天気予報の通りです。
これで、本日予定されていた小学校の運動会は、延期です。問題は、日曜日です。最新の予報では、日曜日には雨マークがありません。しかし、グラウンドの状態もあり、仮に雨が上がっていたとしても、運動会ができるかどうかはわかりません。日曜日の朝、責任者の方が判断されることになるでしょう。
ちなみに、子どもたちは運動会をやりたがっています。息子はてるてるぼうずを用意していました。本日2回目の起床は、家族で3番目で、7時10分。室温20.2度。長袖のパジャマでもすこし寒く感じます。
雨のなか、9時半前後、おおきいちびはバスケの練習&試合にでかけていきました。
雨のなか、10時過ぎ、私がセイユウに買い物に行きました。ポカリや牛乳等重いものを買ってきました。ガード下で妹に会いました。ほんとうに耳が遠くなっています。
雨のなか、1時半頃、妻とちいさいちびが吉祥寺に誕生日ケーキを買いに行きました。ちいさいちびの12回目の誕生日です。
実際に授業で扱うかどうかは別にして、"Palingenesis"に関する資料をまとめておこうと思い、ネットで捜し物をしていました。ディグビーの議論は、『植物の成長に関する論考』(1661)にあります。
Sir Kenelm Digby, A Discourse Concerning the Vegetation of Plants, London, 1661
1660年1月23日、グレシャムカレッジの(王立協会に繋がる)会合でディグビーが行った講演によります。
Bruce Janacek, "Catholic Natural Philosophy: Alchemy and the Revivification of Sir Kenelm Digby," in Margaret J. Osler (ed.), Rethinking the Scientific Revolution, (Cambridge: Cambridge University Press, 2000), pp.89-118
がこの問題を扱っています。とくにpp.108-9. これによれば、『植物の成長に関する論考』pp.72-88 前後でディグビーはパリンジェネシス(パリンゲネシス)の扱っているということです。(すぐには、ディグビーの原典を入手することはできませんでした。)探しているうちに、次の論文に出会いました。
Carlos Soís, "La Ciensia de la Resurrección," Asclepio, 64(2012): 311-352
スペイン語の論文ですが、"Palingenesis"の基本的な図版5点が採録されていて、その図版を見るだけで、17世紀の人が"Palingenesis"と呼んだ現象がどういうものかわかります。さて、こういう話の集成の第一人者は、Abbe de Vallemont のようです。
Abbe de Vallemont, Curiosities of Nature and Art in Husbandry and Gardening , 1707
Abbe de Vallemont (Pierre de Lorrain), Curiositez de la nature de de l'art sur la vegetation, ou l'agriculture, et le jardinage dans leur perfection, Paris, 1705
英訳は、ネット上では見つからなかった(ないと言い切れるほど頑張って探していません)のですが、フランス語の版はすぐに見つかりました。
"Palingenesis"の代表的な図版がこれに収められています。なお、授業で取り上げるとすれば、「生命の境界―原子論と種子の理論の間で―」というふうな感じになるでしょうか。
ほかに、「ハーヴィの起源―ハーヴィの依拠した書物―」もあります。→駒場の授業の進行を考える材料として、次のものを掲げます。
外大1学期:初期近代における生理学・医学・生物学史 (J)
第1回 1)フランシス・ベーコンによる生命
第2回 2)フランシス・ベーコンの精気概念
第3回 3)ウィリアム・ハーヴィーの血液循環説
第4回 4)ウィリアム・ハーヴィーの動物発生論
第5回 5)デカルトの人間論(人間機械論)
第6回 6)ハーヴィとデカルト
第7回 7)オクスフォードの生理学者たち:リチャード・ローワー
第8回 8)オクスフォードの生理学者たち:ジョン・メーヨー
第9回 9)オクスフォードの生理学者たち:トマス・ウィリス
第10回 10)オクスフォードの生理学者たち:フランシス・グリッソン
第11回 11)顕微鏡による生物の観察
第12回 12)真空ポンプによる実験研究の新展開
第13回 13)医化学派の醗酵概念と生命の熱
第14回 14)被刺激性の概念の展開
第15回 15)18世紀にむけて:ハラーとビシャ
テキスト・教材
中村禎里『血液循環の発見 : ウィリアム・ハーヴィの生涯』岩波新書、1977
中村禎里『近代生物学史論集』みすず書房、2004
月沢美代子「W. ハーヴィの精気と「問題」(I) -"Sanguis et spiritus una res"を截り口として-I. フェルネルの超越的精気に対して」『科学史研究』36(204)(1997): 229-238
月沢美代子「ハーヴィの精気と「問題」(II) -"Sanguis et spiritus una res"を截り口として-II. ガレノスの空気由来精気に対して」『科学史研究』37(205)(1998): 39-48
月沢美代子「W・ハーヴィのアナトミアと方法」『日本医史学雑誌』47(1)(2001): 33-81
Jerome Bylebyl, William Harvey and his Age: The Professional and Social Context of the Discovery of Circulation, Baltimore: Johns Hopkins, 1979.
Robert G. Frank, Harvey and the Oxford Physiologists, Berkeley: University of California Press, 1980.
Roger French, William Harvey's Natural Philosophy, Cambridge, 1994.
Geoffrey Keynes, The Life of William Harvey, Oxford, 1966.
Walter Pagel, New Light on William Harvey, Basel, New York: Karger, 1975.
外大2学期:初期近代における生理学・医学・生物学史2 (J)
第1回 中村禎里(2004) 第2章「ウィリアム・ハーヴィ研究」
第2回 中村禎里(2004) 第3章「ハーヴィをめぐる人々」
第3回 月沢美代子氏のウィリアム・ハーヴィー研究:月沢(1997),月沢(1998),月沢(2001),
第4回 Frank, Harvey and the Oxford Physiologists (1980), Chap. 1-3.
第5回 Frank, Harvey and the Oxford Physiologists (1980), Chap. 4-6.
第6回 Frank, Harvey and the Oxford Physiologists (1980), Chap. 7-9.
第7回 Frank, Harvey and the Oxford Physiologists (1980), Chap. 10-11.
第8回 パーゲルの研究:Pagel(1975), Pagel(1979), Pagel(1981)
第9回 解剖学者デカルト:『人体の記述』(1648)
第10回 17世紀におけるアリストテレス主義とガレノス主義
第11回 オランダのデカルト主義者たち:本間栄男氏の博士論文
第12回 ホイットリッジ再訪
第13回 「内在熱」「精気」「根源湿(根元的湿気)」
第14回 2010年以降のハーヴィ研究
第15回 新しい見通し
テキスト・教材
中村禎里『血液循環の発見 : ウィリアム・ハーヴィの生涯』岩波新書、1977
中村禎里『近代生物学史論集』みすず書房、2004
月沢美代子「W・ハーヴィのアナトミアと方法」『日本医史学雑誌』47(1)(2001): 33-81
本間栄男『17世紀ネーデルラントにおける機械論生理学の展開』(2002年度東京大学総合文化系大学院提出博士論文)
山田弘明「デカルトと医学」『名古屋大学文学部研究論集. 哲学』50(2004): 1-39
Jerome Bylebyl, William Harvey and his Age: The Professional and Social Context of the Discovery of Circulation, Baltimore: Johns Hopkins, 1979.
Robert G. Frank, Harvey and the Oxford Physiologists, Berkeley: University of California Press, 1980.
G. Whitteridge, William Harvey and the circulation of the blood, London: Macdonald, 1971.
William Harvey, Disputations touching the generation of animals, translated, with introduction and notes by Gweneth Whitteridge, Oxford, 1981.
Walter Pagel, New Light on William Harvey, Basel, New York: Karger, 1975.
外大1学期実際の進行
月沢美代子「W・ハーヴィのアナトミアと方法」
中村禎里『血液循環の発見 : ウィリアム・ハーヴィの生涯』
フランシス・ベイコンの生命観
ルネサンス生理学の基礎(本間博士の博士論文より)
山田弘明「デカルトと医学」
ジャック・ロジェ17世紀末まで
アリストテレス小論今回必ずやりたいこと。
1.「観察」の勃興
Gianna Pomata, "Framing the History of Observation, Part II: Observation Rising: Birth of an Epistemic Genre, ca. 1500-1650"
first published in Lorraine Daston and Elizabeth Lumbeck (eds.), Histories of the Scientific Observation (Chicago: University of Chicago Press, 2011)2.ハーヴィーの起源:『動物発生論』序文の方法論の典拠
Charles B. Schmitt,"William Harvey and Renaissance Aristotelianism: A Consideration of the Praefatio to De generatione animalium (1651)," Humanismus und Medizin (Weinheim, 1984): 117-1383.田中祐理子「目と言葉―「レーフェンフック」を考えるために―」『(京都大学)人文學報』93(2006): 85-105
4.フィンドレン『自然の占有』(ありな書房、2005)より、アルドロヴァンディ
5.「生命の境界―原子論と種子の理論の間で―」(パリンジェネシス)
6.日本人の先行研究:中村禎里、月沢美代子、澤井直
7.ホイットリッジの仕事再訪
8.医師アリストテレス:アリストテレスの医学思想の再構成(小論を読む)
ひとりで5時25分、室温22.7度。明日は、小学校の運動会ですが、天気が微妙です。日曜日に延期になりそうです。→最新の天気予報を見ました。現状では、土日ともに雨です。その場合には火曜日になります。今の天気予報では火曜日の可能性が一番高い。日本全国、おなじことで頭を悩ませている小学校・中学校は多いのではないでしょうか。
採点が終了していないので、大学に出ることにしました。昨日と同じく、8時42分武蔵境発の西武多摩川線。今日は他の用事はありません。採点に集中しました。午前中になんとか完了することができました。確認の作業も行いました。
昼食後、教務課記録係に提出。次は、電算システム(東京外国語大学学務情報システム)を使っての入力になります。ですから、紙での提出では最後です。お昼過ぎに帰宅。
ひとりで5時10分、室温23.5度。雨は降っていません。今日だけ気温が上がるそうです。最高気温が29度の予報。私の2学期の授業は今日から始まります。3限4限5限。
10月1日から大学の教務システムが更新されています。はやい大学と比べると10年以上遅れたことになりますが、やっと世間並みになったことはめでたいことです。
東京外国語大学学務情報システムレスポンスシート&レポートの採点があります。8時42分武蔵境発の電車で大学に行きました。採点はただただ地道な作業です。途中で昼食を挟み、3限の授業の前まで。
3限、4限、5限と連続して授業があると、いつもの如く怒濤です。
ゼミは初回は打ち合わせです。いくらかはやくおわって、5時28分多磨駅発の電車で帰ってくることができました。たしかに暑い一日でした。ちなみに、3年生のゼミでは、留学していた3人が帰ってきていました。この学年ですが、8人いて、去年5人留学し、今年また2人留学しました。8人中7人が留学したことになります。外語でもこれは珍しいことだと思われます。私の在職中、こういうことは2度とはないように思います。
逆に言えば、同級生8人中一人だけが留学しなかった。その子にはちょっと寂しいよね、と言っています。
3年生のゼミに戻れば、帰ってきた3人を含め、今は5人となっていますが、留学していないのは1人だけです。
珍しい偶然だと思います。
ひとりで6時30分、室温23.4度。雨が降っています。台風が連れてきた雨です。強く降るときがあります。
息子がすぐに起きてきました。長女もすぐに起きてきました。今は次女がいちばん遅くまで寝ています。会議の日。3限の時間帯に会議があります。午前中に行って、集中講義のレスポンスシートやレポートの整理に当たります。
9時6分武蔵境発の電車に間に合いました。
5日分のレスポンスシートと最終レポートの整理に当たりました。最初の日の分が学籍番号順に並んでいません。作業をうまく進めるために、学籍番号順に並べ替える作業を先にすることにしました。
200名近い受講者について、6枚をまとめます。会議が始まる前に99%まで出来ました。会議は、12時40分から2時10分まで。その後、打ち合わせがあり、2時半ぐらいまでかかりました。3時前にはともあれ、整理だけは完了。
明日からはじまる授業の準備があります。研究所でスキャンし、印刷センターでコピーをとってから帰宅。4時ぐらいに帰ることができました。
小学2年生の友達が2人来ています。にぎやかというよりうるさい。ちいさいちびはお絵描き教室。おおきいちびは定期試験終了後、ふつうに授業があって、一度帰宅し、その後バスケのために再登校していました。落ち着いてから、明日の3限の授業のスクリプトを作成。
3番目で7時30分、室温22.3度。地面が濡れていました。夜半雨が降ったようです。
おお、55歳になってしまいました。子どもの頃、当然年をとっているものと感じていましたが、自分がこうした年になるというのは、驚きでもあります。10月1日は都民の日で区立の小学校と中学校に通っている子どもたちは休日。妻だけ午前中仕事があります。中国の国慶節でもあります。息子が○○くんも10月1日が誕生日、××くんのパパも誕生日と言っていました。(○と×は、個人情報に配慮したというより覚えられなかったせいです。)
おやつの時間に次の本が届きました。
サルツブルグ『統計学を拓いた異才たち』竹内恵行・熊谷悦生訳、日経ビジネス人文庫、2010、1200円(日本経済新聞社、2006)
授業で使えればよいかなと思って購入したものです。この本と同時にやっと駒場の事務から書類が来ました。2学期開講科目についての連絡です。
授業科目名:相関基礎科学特殊講義IV
時限:金曜日5時限
教室:8号館324教室
すぐには8号館324教室というのはわかりませんが、地図を見ると1号館の裏側です。まあ、行ってみればわかります。場合によっては、いつもの14号館308教室に変更してもらうかもしれません。
2学期の授業の基本的事項が10月1日に届くとは、駒場もほんとうにすごいところです。
→なお、この授業は、駒場の総合文化研究科という大学院の授業ですが、関心のある方はどなたでも参加してもらってかまいません。あるいは、むしろ、歓迎します。古い研究も新しい研究も、できる限り視野を広くして、サーベイしたいと思います。
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