ひとりで4時40分。昨夜のアルコールのせいです。さて、今日は授業の日です。なんとかもたせたいと思います。
→なんとかもたせましたが、とても疲れました。小学生は、土曜日の振替休日です。おねえちゃんたちが休みだと幼稚園児も休むという確率が大です。8時過ぎに2階に行って、居間には降りてこないようにさせました。幼稚園児は、ママにケーキを買ってもらう約束をしたようです。大学に出る私といっしょに幼稚園へ。なんと今日はほとんど走っていきました。私はとても走れません。100メートル近く置き去りにされましたが、幼稚園の入り口でおとなしく待っていました。お弁当カバンと手提げカバンを手渡すと、喜んでなかに入っていきました。ほー。
午後の大学院の授業は休みとしたので、早めに帰宅して、私がソファーで休んでいるときに、幼稚園児は、いつもより30分ほど早く帰ってきました。約束通り、ケーキを買ってもらって帰ってきました。幼稚園児の解釈によれば、みんなの誕生日ということです。ハッピーバースデーみんな、を歌ってから子どもたち3人で食べていました。おねえちゃんたちは、さすがに慣れたものです。ハッピーバースデーの歌をつきあってやっていました。
ひとりで6時15分。どんよりとした曇り。午後2時10分から、東京海洋大学(品川)で、ベイコン・シンポジウムです。
場所:東京海洋大学(品川)講義棟B会場(2階22番教室)
時間:14時10分〜17時10分
(直前の2時まで、一般講演があります。シンポジウムに参加される方は、2時すぎに教室に入られるのがよいでしょう。)ご覧の通り、3時間です。大学の授業にしてちょうど2コマ分。途中(4時前)で休憩を挟みます。私は、予定では、4時25分から50分の発表です。
2010年年会・総会についての案内(2010年5月3日更新)
年会のプログラム→私自身は、早めに昼食をとってから、会場に向かいました。海洋大には一度行ったことがあります。数年前の化学史学会の会場でした。11時過ぎに家をでて、12時過ぎに会場に着きました。ちょうど昼休みにはいった時間帯です。すれ違った人には挨拶をしながら、割り当てられた教室へ。配付資料が重いので、ともかく部屋の隅に資料を置きました。しばらくすると、シンポジウムの他のメンバーが見え、いくらか打ち合わせ。
他のメンバーはそのまま昼食へ。私は教室で留守番。
そのままB会場の一般講演を3件続けて聞きました。地質学、天文学、測量の話。その一般講演の終了はいくらか遅くなりましたが、予定通り、2時10分にシンポジウムは始まりました。ある程度予想していたことではありますが、人数は別のシンポジウムに取られたようです。こちらは30名強。(同じ時間帯に3つシンポジウムを走らせると、こういうことになりがちです。)
何と、前半の発表は、予定の時間にぴったり終わりました。質疑応答がいくらか伸びて、後半は5分遅れでスタート。
ということで、私の発表は、4時30分から55分。これも質疑応答が伸びて、司会者が終わりますの宣言を発したのが5時半。まあ、そんなものでしょう。私は明日の授業を考えて帰るつもりだったのですが、反省会の声におされて、妻に電話のうえ、反省会に参加することとなりました。
久しぶりの飲み会です。ビールの後は、ワインを飲んでいました。
シンポジウム終了後、会場校責任者、総務委員、総務委員長と話して、懸案の事項が解決しました。やれやれ。
夜半に目覚めて、すこし仕事。今月は、この時点でやっと100枚を突破しました。
2回目の起床は、ちいさいちびが咳をして、6時半。全員起きました。ちいさいちびは、おねえちゃんの風邪をもらったか、あるいは、友達の風邪をもらったか、ともかく喉の風邪の模様。昨夜は37度を少し超える熱が出ました。ただし、本人は元気です。軽い風邪ですんでいるようです。
ちなみに、今日は、学校開放(昔の参観日)。学会(日本科学史学会第57回年会)に日ですが、妻が学校開放に出かけます。私は、幼稚園児の相手をする必要があり、たぶん休むことになります。明日はシンポジウムがあるので、参加します。
妻は、8時45分に出かけました。それぞれの要望を聞いて、見に行く時刻を調整していました。午後は、でぱなっしになるようです。
妻は、10時過ぎに一度帰ってきました。次に妻が出るときに、幼稚園児は、なおも行きたいと言って結局ついていきました。
12時半過ぎに電話。幼稚園児は今日はお外でお昼を食べたいと言っていました。いいよ、と言ったら、12時半過ぎに行くという電話が小学校の校門の外からありました。約束なので、小学校まででかけ、校門の前で座り込んでアリを追いかけているなおと合流しました。荻窪の駅ビルの7階に目的のお店はあります。しばらく待ってから、4人掛けの席に案内されました。幼稚園児はキッズプレート(お子さまランチ)。おまけにおもちゃをもらえるのがうれしいようです。私は、お昼ご飯は食べていたので、ガーリック・トーストのみ。1時間近く時間をかけてゆっくり食べました。この子は、おしゃべりをしてもしなくても、ご飯はゆっくり食べることがはっきりとわかりました。
その後は、恒例のプラレールのところでしばらく遊び、おもちゃがほしいというので、7階の100円ショップに戻って、1個好きなものを買わせました。
それから帰途に。わずかですが、雨が降り始めていました。帰宅すると妻は帰っていました。ちびどもはすぐに帰ってきました。
ひとりで6時15分。快晴。抜けるような青空。朝一番に次の本が届きました。
エルンスト・カッシーラー
『認識問題 1:近代の哲学と科学における』
須田朗・宮武昭・村岡晋一郎訳、みすず書房、2010、8400円。
これで翻訳刊行完了かと思いきや、第3巻がまだ出版されていません。第3巻の刊行はいつになるのでしょうか?これを受け取ってすぐに、幼稚園児を幼稚園に送り、それから大学へ。ベイコンシンポジウムで配布するものの印刷のためです。ちょっと手間のかかる作業でした。
10時頃に作業を始め、途中昼食を挟んで、12時過ぎに完了しました。ソーティングに意外に時間がかかりました。
あらかじめ用意していたリュックにつめて帰宅。
3時頃帰ってきた幼稚園児は、ちょっとしたことでピー、ピー、ぎゃー、ぎゃー。疲れているのでしょう。ピラメキーノを見るつもりで、ソファーに横になっているうちに寝てしまいました。つまり、6時半前に就寝したことになります。
妻によれば、最近幼稚園児は、事務の先生達のところで昼食を食べていることが多いそうです。食べるのが遅いので、事務の先生が手伝ってくれているという解釈だったのですが、そうではなく、しゃべりすぎて食べるのが遅くなるので、そうしているのだそうです。あれ、あれ。男の子ですが、ほんとうによくしゃべる子です。幼稚園でもらって来た写真3枚でも、我が家の幼稚園児一人がかならず変顔をしています。おや、おや。
ひとりで6時8分。曇り。雨は止んでいるのでしょうか。→上がっていました。でも、晴れ間はまだです。→子どもたちがでかけたあとに、晴れ間が出てきました。きれいな青空です。カッシーラーの『認識問題』の 2-1(みすず書房、2000)を引っ張りだしてしまったので、第1章「ベーコン」をまず読んでみました。さすが、カッシーラー、立派です。ベーコンがもつ根本的矛盾を最高の哲学史家の技で見事に切り出しています。第1章の最後の言葉は次。
「つねにただ目先の利益だけを求める者は、足もとの黄金のリンゴを拾い集めようと身をかがめるために競争の勝利をだまし取られたあのアタランタと同じ目にあうであろう。この比喩はベーコン自身の学説にもあてはまる。彼は、それにもとづいてのみ新たな意味での経験が形成され獲得されるような知の真の諸原理を手に入れないうちに、経験の果実に手を伸ばしてしまったのである。」
この辺りが力量です。ベイコン的表現を用いて、ベイコンの根本的問題をうまく言い表しています。他に次のような言葉。
「ベーコンの方法の欠陥と誤謬のすべては、実体的世界観への固執という一点に起因している。」(12頁)
***「なにが「事実」とみなされるべきかは、経験科学にとって最初からはっきりしているわけではなく、理論的な基準にもとづいてはじめて突きとめられ、決定されなければならない。だがベーコンは、一方では現象のたんなる確認しか知らないし、他方では、これとまったく無関係に、現象を哲学的・思弁的に解釈し評価することしか知らない。」(13頁)
***「ベーコンの帰納法は、確定した所与とみなされた現象から純粋な形相と本質を蒸留することだけをその課題とし、それにたいして、個々の現象の現実性を保証し証示しうる方法は視野の外に置かれる。」(同)
(ハーヴィー)「ベーコンはまるで大法官のように自然学をやってのける。」(14頁)「ベーコンがここで事物の内奥に移しいれる対立はその真のあり場所を、むしろ言語とその通俗的な区分や区別のうちにもっている。・・・・・・ベーコンの自然学は、彼の認識論が「市場の偶像(idola fori)」という一般的な名称のもとに批判するのと同じ誤謬に陥っていることになろう。」(16頁)
「彼の哲学には、自然学的な諸概念をただ拾いあげ結合するのではなく、真の理論的な意味でそれらの概念をはじめて基礎づけ、確定することを可能にしてくれるような手段が欠けているのである。」(17頁)「認識全体のなかで「一般的なもの」に与えられるべき場所は、事物の「質」によって占められている」(18頁)
「彼の思考はまだまったくスコラ学の一般的な概念体系にとらわれており、したがって、新たな学が駆使する思想的な道具と無縁なままだからである。」(同)
「ベーコンにとっても、運動はあくまで事物の内的な絶対的性質であり、したがって、質的な対立によって支配され導かれている。・・・・・・彼は運動の出発点となる内的動因の種類に応じて一九種類の異なる運動を区別するが、これらの運動はそれぞれ別の原理にしたがう。」
午後に3コマの授業。今日も学校に出てしまえば忙しい一日となるでしょう。
ひとりで6時。曇り。雨になるとの予報。妻がPTAの仕事(?)で小学校にでかけ、ひとりで留守番をしている最中に雨が降り始めました。梅雨のはしりのような降り方です。
2時から駒場でシンポジウムの打ち合わせ&予行演習があります。図書館に少し用事があるので、12時半前に出かけました。駒場には1時10分頃着き、薔薇の小径を通って図書館へ。なかなか頑張って薔薇の手入れをしています。見学に来たおばさんたちのグループが賞賛の声をあげていました。
図書館の作業はすぐに終わったので、まず、コピーを取り、それから本屋さんを少しだけ見て回りました。イェイツの本が1万円で翻訳・出版されています。英語のペーパーバックの嵩にして2倍、重量にして3倍かなという感じの大冊に仕上がっていました。またカッシーラーの『認識問題』の I もやっと出ていました。こちらは1万までは行きませんが、8千円前後のやはり大冊となっています。いずれ購入しますが、今回は実物を見ただけにとどめました。
→2010.5.27 手元にある、カッシーラーの『認識問題』の 2-1 を見てみました。2000年の発行です。つまり、10年後に 1 が出たことになります。それから水を買って教室に向かおうとすると、ちょうど前を伊藤先生が歩いていました。お声をかけて、いっしょに集合場所へ。坂本君が豚箱のようなと表現する院生室で会合することとなりました。
私は、4時から要町で出張校正があります。日曜日には最後の発表ですが、一番はじめに発表することとなりました。ちょうど20分に収めました。20分できちんと言いたいことを言うためには、もうすこし細部を刈り込む必要があります。
何度も書き換えているうちに、まさに樹木のように言いたいことが枝分かれしていっています。多くを押さえて、20分(または25分)に収めます。3時15分でお暇しました。
副都心線というのに一度乗ってみたかったので、渋谷の地下にずいぶん降りていきました。これほど歩くことになるとは思いませんでした。副都心線では一本で要町へ。しかし、歩く時間がかかって7〜8分、4時より遅れてしまいました。要町でもかなり歩きました。
校正は、もうひとりの方といっしょに行い、5時半に終了しました。
そこから池袋まで歩き、JRで帰ってきました。まだ通勤ラッシュ本番という時間ではなく、助かりました。
6時過ぎに帰宅。疲れました。
ちいさいちびが起きて、6時。やっと雨が上がっています。テレビでは、まだ5月なのに豪雨の映像を流していました。晴れたら気温がどんどん上がります。12時で28度。また夏がやってきた雰囲気です。
3つの仕事を並行的に行いました。
1.明日の出張校正の準備。最近は、出張校正のときに次号の原稿を持参しています。その整理。著者の方々はなかなか編集部で考えたようには対応してくれません。催促や依頼が必要になります。
2.化学史学会DB。化学史研究会は、1973年12月1日に設立集会をもっています。すると、2013年が設立40周年。設立40周年記念事業の一つとして、自分の歴史をきちんと作っておこうという話が出ています。まずは、データ・ベースの構築。気になることがあって、調べものをし、一部データを作成して、担当者に送りました。
3.日曜日のベイコン・シンポジウムの準備。これまでの学会発表とは違って、最後まで手を入れることになりそうです。問題が広がったので、現実の発表には反映できなくても、広がった部分にできるだけ展望をつけておきたいと思います。そのための作業。
ひとりで5時15分。雨はまだ降り続いています。土曜日の編集委員会の宿題ですが、まだ完了していません。第3号の入稿原稿を優先したため、3号にはとても間に合わないものは後回しになっています。今日、明日には何とか完了させたいと思います。→5時過ぎに目覚めると、仮に家をでるのが9時として、約4時間あります。食事の時間等があるので、実質は3時間程度ですが、やはりそれなりの時間があるのには違いない。朝のうちに処理することができました。残りは、やりとりです。
雨のなか、夏の格好でうろうろしたせいでしょう、おおきいちびが発熱。軽い風邪の症状です。今日は休ませます。→帰宅してから妻に症状を聞きました。お腹の風邪だったようです。3度もどしたということです。小学校の先生から同じ症状で休んでいる子が何人かいると聞いたそうです。喉の風邪も流行っています。
授業の日。
→授業があると、あっというまに時間が過ぎていきます。夕刻、次の2点がアマゾンより届きました。
長神 風二
『予定不調和 (DIS+COVERサイエンス)』
ディスカヴァー・トゥエンティワン、2010
本の内容には関係ありませんが、この会社名、どうにかならないでしょうか? ややこしすぎです。小松美彦・市野川容孝・田中智彦編
『いのちの選択:今、考えたい脳死・臓器移植』
岩波ブックレット、2010
こちらは、授業で使うことにしたので、もう1冊購入して置いたものです。
ひとりで5時5分。8時頃から雨が降り始めました。梅雨入りそのものはもう少し先でしょうが、梅雨入りを思わせる雨降りです。
[ハロー西荻窪 ii]
子どもたちは、今日もハロー西荻窪のウォーキング&スタンプラリーをやると言います。小3生に自分で行けるかと聞くと道がわからない。仕方がありません。今日は私がアテンドすることとしました。小3生のお友達は10時にやってきました。おおきいちびのお友達は二人。幼稚園児はママといっしょに。ということで、出発は、総勢8名。おねえちゃんたちははやくに別行動。幼稚園児は、スタンプ三つまでは着いてきましたが、そこで分かれました。雨のなかですが、同じように歩いている子どもが大勢いました。スタンプのところには必ずお菓子かお水が用意しています。
西荻のなかをかなり大きく動きます。歩いてみないとわからない変化というのもあります。もう行かなくなった方角で、お店がけっこう変わっていました。
小3生二人がたぶんもっとも気に入ったのは、お店の店頭にあったフクロウ。え、生きているフクロウ?と思いましたが、すぐにお店のおじさんが出てきて、触っていいよ。ふたりで喜んで触っていました。体長20数センチのちいさなフクロウです。かわいい、かわいい、と言っていました。
スタンプは14箇所。終了して、12時10分過ぎ。そこから駅に向かい、くじ引き。昨日は、小3生の相棒がお米を当てたそうです。うちの小3生は、500円の商品券だったそうです。今日はみんな仲良く、残念賞(ゆったり賞と名付けられていました)。
ふたりともそれぞれのママに連絡して、駅前のマクドナルドで昼食を取ることにしました。混んでいる、混んでいる、子どもたちで混んでいます。トレイに食事を載せたまま5分以上待ってやっと席が空きました。食事が終わって1時半前後。
ひとりで4時15分。鳥たちの鳴き声がにぎやかです。[ハロー西荻窪]
子どもたちは、この土日に開かれるハロー西荻窪に参加すると言っています。
おおきいちびは、日曜日に友達と回るそうです。ちいさいちびは、友達のお母さんに道案内をしてもらって今日の午前10時から友達と回ると言っています。案内役は12時でうちのママと交代することになりました。その後は、もちろん、幼稚園児もついていきます。
おおきいちびは、大中に行きたいと言い始めました。吉祥寺のマツモトキヨシの側にあるのだそうです。私は1時に出れば、編集委員会・理事会には間に合います。11時半過ぎにおおきいちびを吉祥寺に連れていきました。場所はすぐわかりました。雰囲気は中華系のお店ですが、妻によれば、日本人がデザインして中国人が作っているのではないかということです。(調べていません。)子どもたちに人気と言うことです。女性ばかりけっこう来ていました。おおきいちびは、友達の誕生日プレゼントを買いたいのだそうです。買い物は比較的すぐに終了しました。東急のお気に入りのお店を見学して、すぐに帰途に。西荻の改札のところで、おおきいちびはママに連絡。連絡がついたので、私は、また電車に乗って、大岡山へ。大岡山には40分前に着きました。東工大の中央広場でカーレースを行っています。たぶん学生達手作りの電気自動車です。レースカー仕様。ベンチに座って、原稿をチェックしていました。
午後2時から、WG・編集委員会・理事会。
→スタートが2時、終了が7時前。水曜日の教授会とほぼ同じ長さになりました。疲れました。
ひとりで5時20分。雨は上がっています。今日は夏の暑さになるということです。朝から日射しが強く、朝に夏が見えた感じたします。仕事の合間に、昨日届いた、中川純男責任編集『哲学の歴史3 中世*信仰と知の調和』(中央公論新社、2008)を読み始めました。これが意外に(失礼!)面白い。序論は、「中世という意識」から書き起こしています。そして、最初は町野啓さんによる「ピロン(フィロン、またはフィロ)とその周辺」から始まる「アレキサンドリアの神学」。中世哲学史が「アレキサンドリアの神学」からとは予想していませんでした。私にこれが面白い内容でした。次に「アウグスティヌス」。これも面白い内容でした。
ひとりで4時45分。昨日降り始めた雨が降り続いています。ふー。授業がはじまると余裕がなくなります。一日が終わると、ああ、しんど、です。
[顕微鏡]
授業で顕微鏡の話をしています。昨日、ちいさいちびに届いたチャレンジ3年生のおまけに、手のひらに収まる小さな顕微鏡がありました。LEDのライト付きです。説明書を読むと、倍率は30倍。フックの顕微鏡とほぼ同じです。
ちょうどよいので、ちいさいちに借りて、授業で見せました。フックの顕微鏡の性能はいまではこういうおまけレベルで実現できるということを示しました。
帰宅してちいさいちびにもどすと、人の頭髪を見たり、服を見たり、手のひらを見たり、ポケットに顕微鏡を入れて、うれしそうにいろんなものを見ていました。
フックの顕微鏡体験を再現するにはもってこいのちび顕微鏡です。理科室にあって順番に見る顕微鏡ではなく、こういうふうに一人一個の顕微鏡は、(先生の適切な指導があれば)子どもたちの感覚を変えてくれる可能性があります。もちろん指導がなくても勝手にいろんなものに関心を示す子どもはどの程度かわかりませんが、一定割合はいると思います。ちなみにおおきいちびは、チャレンジ5年生の8月号で300倍の顕微鏡が来ると言っています。300倍は、レーウェンフックの顕微鏡と同程度です。さて、どういうものが来るのでしょうか。
朝のうちに、次の本が届きました。
中川純男責任編集
『哲学の歴史3 中世*信仰と知の調和』
中央公論新社、2008
自然哲学にもうすこし紙幅を割いてもらってもよかったような。
ひとりで5時45分。まだ晴れ。会議の日。午後に3つ続けて教授会。仕事ではありますが、なかなかしんどい。
スタートは2時。終了は、7時2分前。電車の接続が非常にうまくいって、帰宅が7時半。接続さえうまくいけば、大学と我が家は30分です。このことが実証されました。(平均値で40分程度でしょうか。)そして、8時前には夕食もお風呂も終わっていました。遠くの人は多分この時間にはまだ家に帰り着いていないでしょう。午前中に次の雑誌が届きました。
『杏雨』第13号(2010)
武田科学振興財団杏雨書屋の出版する定期刊行物です。546頁の立派な雑誌です。前半の特集が「澁江抽斎」に関するもの、後半の敦煌の本草書に関するものです。いずれにせよ、私には未知の世界です。[受講者数]
そういえば、月曜日に受講者が届いていました。月曜日2限 「科学技術と社会」 191名
木曜日3限 「科学思想史(講義)」 124名
木曜日4限 「科学思想史演習」 14名
木曜日5限 「科学思想史卒業論文演習」 9名2学期の数字も来ていましたが、2学期の数字は2学期になった時点で変動があると思われます。とりあえず意外だったのが、月曜日2限の受講者数。感じとして出席者の数は最大で130名前後です。
ひとりでで4時5分。小鳥たちの鳴き声が聞こえます。外はもう薄明るい。子どもたちは6時過ぎに起きてきました。今日はちいさいちびの遠足。けっこう遠くまで行って、けっこう長い距離を歩くようです。朝から幼稚園児も交じってお弁当作り。これがなんともにぎやかです。
行き先をもらった紙で確かめました。青梅丘陵ハイキングコースとあります。1時間半近く歩くようです。行きも帰りも電車でほぼ1時間の場所です。
ひとりでで4時55分。どうも今日も晴れの模様。
朝食のパンがなくなっていたので、5時過ぎに買い物に出ました。この時期、早朝の散歩は気持ちがよい。昼間はかりに夏のようになっても早朝はさわやかな空気が流れています。今日の工事は、道路。我が家の前の道路は、関係する8軒が共有する私道となっています。建築工事が続いている影響で、何カ所かで陥落しています。深くはありませんが、陥落は陥落です。区役所が発注した事業者が今日はその陥落を直し、塗装をし直していました。実は、新しく建築を始めたお家に関しては、セットバックが必要です。新築工事が完了した8月以降またセットバックの工事を行うのだと思います。
幼稚園児とでかける時に工事が始まり、帰宅するとほぼできていました。この種の道路工事は、致し方のないことではありますが、なかなかにうるさい。授業の日。
午後は、駒場のメンバーがこちらに来てくれます。
授業がはじまってしまうと、いろいろと忙しい。あっち、こっち動くことになります。
大学に次の本が届いていました。
若尾裕司・和田光弘編著
『歴史の場―史跡・記念碑・記憶―』
ミネルヴァ書房、2010
大野誠さんによるご配慮です。大野さん、いつもありがとうございます。そして、次の書物が2冊。
小松美彦・市野川容孝・田中智彦編
『いのちの選択:今、考えたい脳死・臓器移植』
岩波ブックレット、2010
生命倫理会議の仕事です。これはおそらく小松美彦氏によるご高配です。(たぶん)小松さん、ありがとうございます。
ひとりでで5時15分。曇り。天気はまだもつようです。
7時過ぎ。まだ誰も起きてきません。雲はありますが、今日も好天の模様。この週末は、5月30日(日曜日)午後科学史学会で開かれるシンポジウム「新しいベイコン像をもとめて」の私の発表分について、ラストの作業をしていました。後一歩まで来たと思います。(4月末で一応発表原稿は作ったのですが、後半をおおきく書き換える作業をやっています。4月末の時点では資料の提示であったものを、分析に変えたいと思っています。)
明日の授業のために、この春成立したアメリカの医療保険制度改革を調べてみました。アメリカの制度は、国民皆保険制度に慣れた目には、とても複雑で、なかなか難しい。解説によれば、新しい法案の成立によって、これまで無保険だった者のうち、3200万人に医療保険が適用されることになるが、2300万人は無保険のまま取り残されるとあります。外から見れば、それでも進歩・改善だと思いますが、新しい法案は憲法違反だという提訴が多くの州でなされており、中間選挙に向けて予断を許さない状況だとあります。新しい法律が健康保険制度への加入を義務づけているのは、個人の自由を保障する憲法に違反するという提訴なのだそうです。この辺りも、日本人の感覚からはあまり出てこない行動だと思われます。
日が昇ると、絶好の天気になりました。おおきいちびは友達と小学校のバザー(ボーイスカウト主催)に行くと言います。ちいさいちびは行きたくない。仕方がないので、昼食後しばらくしてからちいさいちびと幼稚園児をすこし遠目の公園に連れていくこととしました。ちいさいちびにはちょっとしたサイクリングです。
公園には子どもたちがいっぱい来ていました。2時間ほどよく遊んだので、3時頃、おやつに行こうと言ってコンビニに。ちいさいちびは、ティラミス、幼稚園児はソフトクリームを選びました。コンビニの前で食べてから帰宅。
内山勝利編『哲学の歴史2 古代2:帝国と賢者』(中央公論新社、2007)に収められた、今井正浩「アレキサンドリアとローマの医学」を読みました。よく整理されており、勉強になりました。
夜半に目覚めて、すこし仕事。あと7つで、27万を通過します。よくはわかりませんが、27万というのは意味のある通過点のような気がします。
2回目の起床は、幼稚園児が目覚めで泣いて、6時15分。幼稚園児には早すぎる起床です。何か夢を見たのでしょう。
[移動教室]
おおきいちびの小学校ですが、どうも修学旅行はないようです。かわりに、5年生と6年生のときに、移動教室があります。伊豆に2泊の旅行をするようです。木曜日に説明会がありました。はじめてのことなので様子が分からない点があります。
長袖とウィンドブレーカーが必要だということで、おおきいちびと妻が二人で買い物に行きました。(おおきいちびに長袖を着る習慣はない。半袖に短パンというのが基本の格好です。ジーンズのような長ズボンも嫌いですし、スカートも一切履こうとしません。)
4時前に疲れたと言いながら帰ってきました。幼稚園児にはわんわん(ぬいぐるみ)、ちいさいちびにはミニ洋菓子製作セット(どう表現するのがよいのかよくわかりません。子どもたちの間でこの種のおもちゃが大流行しているということです。箱には、「ホイプる デコクッキーセット」とあります。説明は「デコレーションペンでかわいいスイーツをつくっちゃお!!」)のお土産を買ってきました。ふたりとも大喜び。
幼稚園児はさっそく自分のテントのなかに犬小屋を作ってやりました。ちいさいちびはすぐに作業に取りかかりました。朝一番で次の本が届きました。
内山勝利編
『哲学の歴史2 古代2:帝国と賢者』
中央公論新社、2007
第5章「ヘレニズム期の科学思想」は、1.ギリシャの数学、2.ギリシャの天文学、の2節を和泉ちえさん、3.アレキサンドリアとローマの医学を今井正浩さんが執筆しています。和泉ちさんの執筆部分だけまずは読みました。テーマがテーマだけに図版があった方がよかったように思います。記述そのものは安心して読める記述ですが、知識を前提すると思います。[はじまりとおわり ii ]
隣家の販売が始まりました。天気もよいので、娯楽を兼ねて、多くの人が見に来ています。一戸建てではありますが、敷地が狭いので、多くて二人までの住居です。販売チラシにはグルニエ(ロフトのことです)付とありますが、階段の傾斜が急なので、老夫婦には不適です。マンションよりも一戸建てという若夫婦または若いOL用だと思われます。値段だけ見ればやすく感じますが、我が家がこの場所に引っ越す前に住んでいたアパートよりも狭い。家族にはむかないと思います。
新しく建てる方ですが、はじまってしまうと速い。2日目なのにもう、地面にコンクリートを流し込んでいます。基礎は今日中にできそうです。
夜半に目覚めて、すこし仕事。2回目の起床は、6時半。曇り。
[アレキサンドリアのヘロン Hero of Alexandria, fl. Alexandria, maybe first cntury CE]
せっかくですから、DSBでアレキサンドリアのヘロンについての記事を読んでみました。もちろん、New DSB の記事もあわせて読みました。New DSB の記事には次のようにあります。「研究は、メカニコスという伝統的な位置付けによって歪められていない仕方でヘロンの数学を評価しつつある。ヘロンは、ギリシャ数学の発展において、鍵となる役割を果たした能力と独創性のある数学者であると言えよう。」(いくらか直訳&いくらか意訳)古典古代について私自身は、2次文献をいくらか読んでいるだけのものですが、どうもFabio Acerbi (New DSBの記事の執筆者)が正しいように思われます。ずっとクテシビオスやビザンチンのフィロン、そしてアレキサンドリアのヘロンを研究してきたコペンハーゲンのドラクマンが古い DSBに書いた記事も有用です。
ヘロンは、新しいことを言いうるチャレンジングなテーマだと思われます。どなたか取り組んでみられませんか?
[サイトのリニューアル]
本日付で、東京外国語大学ホームページのリニューアルの報せがありました。大学の入り口の写真を使っています。情報も何点か新しくなっています。とうとうコンビニをキャンパスのなかに置くようです。正確な場所がどこになるのかはわかりませんが、便利になることは間違いありません。夏休み中に工事をするのでしょうか?
(ちなみに、トップに現れる文言は、学長の趣味です。建造物は、移転時の学長の趣味、ことばは現学長の趣味です。)[はじまりとおわり]
我が家の隣地の新築工事ですが、どうもほんとうに終わったようです。積算電力計もガスもついています。たぶん、販売業者の方(スーツ姿なのですぐわかる)が来ていました。現地確認でしょう。(施行主とお姉さんが二人と工事関係者が話をしていました。妻はそれを見て、ターゲットは OL ではないかと言っていました。そうかもしれません。)同時に、道を挟んで斜めとなりの敷地でも、今日から工事が始まりました。今朝、挨拶がありました。こちらは8月末完成ということです。やはり3ヶ月あまりです。午前中に草を刈って、整地の準備を始めました。
梅雨になるまえに基礎を終えて、夏の真っ最中に最終工程というスケジュールだと思われます。
→工事ははじまってしまえばどんどん進むようです。今日は、トラック一杯分の土を運んでいきました。
[ワールドカップ]
そういえば、南アフリカで開催されるワールドカップがもうすぐとなりました。とりあえず、日本戦のスケジュールだけ調べました。6月14日(月曜日)23時〜 対カメルーン
6月19日(土曜日)20時30分〜 対オランダ
6月25日(金曜日)3時30分〜 対デンマーク
頑張れば、なんとか見られる時間帯です。今回岡田監督のベスト4はだれも信じていないと思いますが、チャレンジが大切です。きちんとチャレンジしてほしい。
夜半に目覚めて、すこし仕事。2回目の起床は7時。幼稚園児を除き、起きていました。快晴。今日は幼稚園児のピクニックです。火曜日に予定されていましたが、雨で流れています。今日は、絶好の天気となりました。幼稚園児ですから、遠くへは行きません。近所の公園。それにしても1キロ程度は歩きます。
木曜日は、午後授業が3コマ続きます。なにやかやと忙しくなり、ばたばたすることとなります。先週の授業では上着を教室に忘れましたが、月曜日の授業で、袋を教室に忘れたことが今日判明しました。学生の応対をしていると、つい忘れてしまいます。
[黒酢=中華風ウースターソース]
昨日のお昼は妻が皿うどんを作ってくれました。かけるのは黒酢。さて、黒酢は、ウースターソースだという説明がありました。びっくりして、黒酢のラベルを見ると、次のようにありました。品 名 : 中華風ウースターソース
原材料名:米酢、砂糖、食塩、カラメル、ニンジン、タマネギ、セロリ、ニンニク、天然香辛料(スパイス)
こういうふうにラベルにきちんと「中華風ウースターソース」とありました。
ウースターソースはもちろんあるので、原材料を見てみました。
原材料名:野菜・果実(りんご、トマト、たまねぎ、レモン、プルーン、にんじん)、醸造酢、砂糖、食塩、蛋白加水分解物、酵母エキス、香辛料、煮干エキス
なるほど、ほぼ同じです。酢+砂糖+食塩+香辛料に、野菜エキスです。ウースターソースの方には、野菜だけではなく果物も加えられていますが、基本的には同じものと見てよいでしょう。
日本の食卓に、たぶん黒酢はあまり置かれていません。私は、昨日はじめて黒酢が基本的にはウースターソースと同じということを知りました。(ウースターソースがむしろ酢の仲間というのもはじめて知りました。)
わかってしまえば、黒酢の用途はかなり広がります。日本でウースターソースを使っている料理には、黒酢を使ってみてもまったく問題ないことになります。
みなさま、いろいろ使ってみて下さい。重宝すると思います。ついでのことに、バルサミコ酢も調べてみました。
正統なバルサミコ酢は、ブドウだけを醸造して作られるとあります。それに対して「店頭でよく見かけるバルサミコには、ワインビネガーに着色料、香料、カラメルなどを混合させた」ものが多いのだそうです。バルサミコだって、ブドウから作られるお酢、すなわち、ワインビネガーにはちがいありません。
そして、驚いたことに、「マルピーギ バルサミコ」というブランドがありました。今日授業で話をするマルチェロ・マルピーギ(1628年〜1694年)です。毛細血管を顕微鏡によってはじめて発見した人物としてもっとも知られていると思います。マルピーギ社のサイトには、「実は、彼が健康効果に関心を持ちバルサミコ作りを始めました。」とあります。全く知らないことでした。
ひとりで4時45分。曇り。今日の曇りはこれから晴れてくる曇りです。
→曇りかと思ったら、早朝のうちは、まだ雨が残っていました。しかし、子どもたちが出かける頃にはすっかり上がっています。幼稚園児が出かける頃には、日射しも出てきました。→と思ったら、また雨が降りました。しかし、お昼にはきちんと上がりました。会議の日。昼食後出かけ、5時半頃帰ってきました。(会議は会議です。新たな仕事も発生しましたし、なにより、疲れます。)
会議の合間に、部屋を見渡していたら、トレヴァー−ローパーの『カソリック、アングリカン、ピューリタン』が見つかりました。今の私には、次の論文が一番重要です。
Hugh Trevor-Roper, "James Ussher, Archbishop of Armagh," in Catholics, Anglicans and Puritans (Kent, 1987), pp.120-165.
そして、2番目に重要なのが次です。
Hugh Trevor-Roper, "Nicolas Hill, the English Atomist," in Catholics, Anglicans and Puritans (Kent, 1987), pp.1-39.
ひとりで5時半。曇り。今日は一日降ったり止んだりという予報。朝食の材料が足りず、6時前に買い物にでました。小雨が降っていました。傘が嫌いな人ならささないであろう程度の雨です。→いくらか雨足の強くなる時間帯もありますが、ともかく上がったという感じにはならずに、降り続いています。
[Commandino, Federico 1509-1575]
土曜日の続きです。
サットンさんのサイトでは、コマンディーノは次の3点です。Commandino, Federico
Liber de centro gravitatis solidorum
Bologna, 1565
GALLICACommandino, Federico
Tractatus de natura et arithmetica logarithmorum
Oxford,1723
GoogleBookCommandino, Federico
Trigonometriae planae et sphaericae elementa
Oxford, 1723
GoogleBook3点中、2点がグーグル・ブックであることが現状を示しています。我々(著作権の切れた時代の本が1次資料として重要である研究者)にとって、資料はまずはグーグルに存在するということです。それに次いで、ガリカやイーボやエッコー。(欧米の大きな図書館を身近に利用できる方は除外します。)
ただし、コマンディーノは、古代ギリシャ数学のラテン語訳者として重要なので、その点もきちんとフォローする必要があります。アルキメデス(1558)、プトレマイオス(1562)、ユークリッド(1572)、アポロニオス(1566)、パッポス『数学集成 Collectio』(ラテン訳の死後出版,1588)等です。そうしたラテン訳のうち、次のものがグーグル・ブックにあります。
Ptolemaeus, Claudius
Ptolemaei Planisphaerium
1588
GoogleBookAristarchus (Samius)
De magnitudinibus et distantiis solis et lunae liber
1572
GoogleBookHeron Alexandrinus
Heronis Alexandrini spiritualium liber
1680
GoogleBookPsellus, Michael
Michaelis Pselli Compendium mathematicum
1647
GoogleBookArchimedes
De iis quae vehuntur in aqua: libri duo
1565
GoogleBookEuclides
Euclidis elementorum libri sex
1679
GoogleBookウェブキャットで日本の図書館の所蔵を調べると、一応 Euclidis Elenentorum libri XV(1572)は出てきますが、所蔵館不明です。すぐに使えるのは、たぶん、「京大文 科哲史」所蔵のLa prospettiva di Federico Commandino(Cadmo, 1993, 1994)だけです。
つまり、図書館に頼っていたのでは、日本ではコマンディーノの研究はほとんどできないということが以上からわかります。そもそも、コマンディーノ訳ヘロン『プネウマティカ』を手に取ったことがある日本人がこれまで存在するかどうかもわかりません。そういうなかで、1680年版をすぐに入手できるということは画期的です。サイニーとグーグル・スカラーがキャッチしている範囲で、コマンディーノに触れているのは、知人の数学史家2名のみ(三浦さんと高橋さん)です。
→月曜日の帰宅途中に買った『中央公論』(2010年6月号)の特集「活字メディアが消える日」をちょうど読んでいました。特集は、(インタービュー)平野啓一郎「書籍の電子化は作家という職業をどう変えるか」;河内孝「アメリカにみる新聞がなくなった社会」;(対談)宮下志朗+港千尋「「グーテンベルグの時代」と本・読書の近未来形」の3点からなります。港さんは、1年以上、キンドルを使ってみているということです。誰が考えても、10年後、メディアが今と同じということはありえない。正確にどうなっているかを見通すのは誰にとっても難しいとはいえ、日本の活字メディアからもうすこし前向きな対応が出てくることを期待します。今のままでは醜い抵抗勢力の巣窟としか(外部からは)見えません。
6時55分。幼稚園児はよく寝ています。幼稚園児以外はみんな起きていました。きちんと朝ご飯を食べています。薄曇りの晴れ。気温がこの時期としては普通に戻りました。月曜日は授業。幼稚園児が今日は歩くというので、幼稚園まで送ってから大学に出ました。郵便物を受け取ったあと、コピー。今日は配布物が2枚ありました。
研究室で来ていた郵便物を処理したあと、授業の内容を再び確認して頭のなかに入れ直す作業をしました。イントロは、スクラップブックが有用だという話。
授業が始まってしまうとなんやかやと忙しい。
大学に次の著作が届いていました。
石橋悠人(いしばし・ゆうと)
『経度の発見と大英帝国』
三重大学出版会、2010
帯に「第5回 日本修士論文賞」とあります。石橋悠人さん、献本、ありがとうございます。夕刻に次の本が届きました。朝アマゾンに発注したものです。
竹下節子
『無神論:二千年の混沌と相克を超えて』
中央公論新社、2010、
ひとりで6時半。快晴。好天が続きます。母の日。
ともあれ、荻窪で昼食を取ることとしました。荻窪のセイユウにつくと、幼稚園児はプラレールのところに行きたいと言います。ちいさいちびには上履きを買う用事があります。ちょうどよいので、二手に分かれました。プラレールのところはもう慣れたものです。私はただ見守っているだけで、勝手に遊んでいます。かなり経ってからちびどももプラレールのところ(6階のおもちゃ売場)に合流しました。しばらくうろうろしてから、1年ぶりぐらいにカプチーナの方へ。ちびどもがスイートの食べ放題セットがあるのを思い出したようです。1年前というのは、おじいちゃんとおばあちゃんといっしょでした。ちいさいちびはちょうど子どもの日だったと言っています。
スイートの食べ放題セットというのは、甘味バーにあるものであれば、決まった金額で食べ放題というものです。アイスクリームとフルーツが中心です。最初は、おねえちゃんたち二人分で十分かと思いましたが、おねえちゃんたちが自分の甘味バー用の容器をもらったのをみて、幼稚園児も自分も欲しいと泣きそうになって言います。仕方ありません。子供用の甘味バーは、食事といっしょであれば、280円。追加で注文してやりました。
おおきいちびは、スイートは別腹だと常々言っています。おねえちゃんたちは、たぶん5回お代わりをしました。幼稚園児は、実質3回か。帰途は、西荻の駅で二手に分かれました。今日は誰もママの買い物にはついていきませんでした。ということで、子どもを3人連れて、帰宅しました。
けっこう疲れました。
ひとりで6時15分。昨日の雨はきれいに上がり、すっきりとした青空。
ゴールデンウイークに戻ったかのような、好天気です。昼食後、幼稚園児とちいさいちびはママに連れてもらってドングリ公園へ。おおきいちびは、おおきいちびは1時に友達と待ち合わせて、アニメ・ミュージアムへ。私は家でひとりのんびりしています。
と思ったら、1時半前に、ドングリ公園チームは帰ってきました。あらかじめ電話があり、幼稚園児は帰宅するや否や、風呂場で散髪。短髪になって、ますますまるまるしてきました。[コマンディーノ訳ヘロン『プネウマティカ』]
ベイコンを調べていて、ヘロンの『プネウマティカ』が気になりました。アイシスにマリー・ボアズの論文があったことを記憶しています。いつか読もうと思ったままになっていました。アイシスは取っているので、ウェブでアクセスしてダウンロードできます。次です。Marie Boas, "Hero's Pneumatica: A Study of Its Transmission and Influence," ISIS, Vol. 40(1949): 38-48.
1949年、すなわち戦後すぐの論文ですが、これは好論文です。私がまず知りたかったのは訳がどういう形で出版されたか、ということです。
ラテン語訳は、近代数学史に輝ける名前を残すウルビーノの数学者・人文学者フェデリコ・コマンディーノ(1509-75)が1575年に出版しています。
Heronis Alexandrini spiritalium liber, a Federico Commandino Vrbinate, ex Graeco, nvper in Latinvm conversvs,1575.
これは、1583年パリで、1680年アムステルダムでリプリントされています。これが唯一のラテン語訳だが、俗語訳は数多く出されているということです。(有名なのはイタリア語訳らしい。)
まず、タイトルは、一般に流通しているPneumaticaではなく、Spiritalium liberであったことは押さえておかなければならないでしょう。
第2に、自然魔術の伝統に属することをマリー・ボアズは指摘しています。言われてしまえばその通りなのですが、『気体学』と訳してしまうと、このあたりの事情が見過ごされることがあります。実際、この時代の自然魔術に関わる書物は、ヘロンの(空気の圧力、蒸気の力を利用した)空気力学的装置についての章をもっていたり、コマンディーノの翻訳に直接依拠していたり、ということが普通であった。そうしたなかで最も顕著なのは、1601年にポルタが出版した『プネウマティカ3書』でしょう。
Giambattista della Porta, Pneumaticorum libri tres, 1601
3.ベイコンですが、ボアズは、エミール・ヴォルフによい言及があることを指摘しています。ヘロンに関して特別に章を設けているということです。さすがヴォルフ。去年からの課題ですが、この書はまだ入手できていません。
Emil Wolff, Francis Bacon und seine Quellen, Berlin, 1919, Vol.2, pp.188-197.
(もし、それほど難しくないところに所蔵されているのをご存じの方は是非、お教え下さい。)3.1.ベイコンはこの コマンディーノがラテン語訳したプネウマティカを持ってい た。
3.2.De Augmentis Scientiarum, Book III, chap. V (Creighton edition)でヘロンのプネウマティカに言及している。
3.3. Lasswitz, Geschichte der Atomistik, 1890, pp. 425 ff. は、ベイコンがどのようにヘロンの真空概念を利用したのか論じている。(ただし、ラスヴィッツは、ヘロンの原子論は無視している。)
3.4.Descriptio globi intelligi, Ellis and Spedding, Vol. VII, caput VI は、ヘロン、レオキッポス、デモクリトスの見解を扱っている。→きちんと網羅的に調べたわけではないのですが、ヘロンのルネサンスから初期近代における受容・利用については、マリー・ボアズの論文以来、おおきな進展はないようです。言及するものはありますが、マリー・ボアズを乗り越えたといえるようなものは出されていないようです。(もし、ご存じでしたら、是非、ご教示を!)
山本義隆氏的な関心から言っても、重要なテーマだと思いますが、山本さんもちょっと触れているだけでした。
ひとりで5時半。まだアルコールがいくらか残っています。11時40分にざざっと雨が降ってきました。久しぶりの雨。しばらく降り続くのかと思ったら、割とすぐに止みました。妻が幼稚園児を迎えに行く頃には、すっかり上がっていました。ただし、晴れたわけではないので、また後で降ってくるのかもしれません。
最初のようにざざっとではありませんでしたが、雨はまた降りました。
ひとりで5時15分。連休が明けて、今日は久しぶりに授業です。曇り。朝の感じでは、天気はまだもつかもしれません。朝の居間の室温が23度。ゴミを出すために外にでるとさすがにまだ涼しさを感じます。子どもたちは元気に小学校に、幼稚園にでかけました。晴れてきました。
昨日に続き、夏日。3限の授業は、教室に入ってすぐに上着を脱ぎました。脱いだことをすっかり忘れていて、4限終了後取りに行きました。脱いだ場所にそのまま置いていました。
4限の演習では、2人の学生に、お父さんの年齢を聞くことになりました。ひとりは私と同じ、もうひとりは私はよりも3歳年下。学生達が娘・息子の年齢であることが露わになりました。もちろん、友人の子供の中には、大学を卒業してしっかり働いているのもいます。そうした学生諸君のお父さんたちとは、話がおそらく合う(知識を共有している)こともわかりました。
今日話をした同僚の先生は、授業で寺山修司の名前を出してみて、反応がなかったので、知らない人と聞いてみたところ、クラスのほとんどが手を挙げたということを教えてくれました。現役学生諸君とは、読書体験で共有するものがほんとうに少なくなってきていることことを痛感します。
[食事会]
5限終了後、リレー講義「表象文化とグローバリゼーション」で来てくれている小谷さんを囲む会。カンピレ。こちらの関係者は全員集まることができました。
公にはできない、きわめて興味深い話をいっぱい伺いました。10時過ぎまで。電車を30秒差で逃してしまって、10時半多磨駅発となりました。11時帰宅。
(公にできることももちろんあるのですが、久しぶりに夜遅くまで飲んでいたので、追ってまた。)
[昭和記念公園はもう夏]
ひとりで5時半。ゴールデンウィーク最終日&子どもの日。天気はまだ持っています。子どもの日なので、どこかへ連れていくこととしました。妻とちびどもが話し合って出した結論が、昭和記念公園。
10時前に出発しました。幼稚園児はなかなかまっすぐ歩いてくれません。休日は中央線快速が西荻に止まらないので、2回乗り換える必要があります。前回(確か、去年の9月の休日だったと思います)と同じく、三鷹のエキナカでお弁当とおむすびを購入してから電車へ。10分弱待ちましたがが、ちょうど青梅線特快が来てくれました。これで立川での乗り換えなしで、17分で西立川まで行けます。
西立川の駅に着いてみると、すごい人です。しかし、今日は子どもの日ということで子どもは無料。チケット売場も混んでいません。大人2人分800円のチケットを購入して園内へ。お腹がすいたというので、前回と同じく、はいってすぐに場所に(今日はレジャーシートを持ってきていないので)そのまま座って昼食。おおきいちびはそのまま座るのが嫌ということで、近くのベンチに退避。先に食べ終わった幼稚園児は、タンポポのふわふわを見つけておおはしゃぎ。適当なところで切り上げさせて、移動。
レインボープールの一角、子供用の水遊び場/子供用の浅いプールがオープンしています。早速水遊び。幼稚園児はパンツと下着になりました。ちいさいちびはシャツを脱いで、上半身だけ下着。そのままの格好で泳いでいます。おおきいちびはさすがに、水遊びのみ。水着を持ってこなかったことをずっと悔いていました。
水遊びは予想になかったので、用意してあったのは、幼稚園児の着替え。ただし、ズボンは2着もってきていました。ひととおり水遊びしたあと、1着のずぼんをおねえちゃんに貸してあげて、着替え。パンツが濡れたままですが、致し方なし。遊んでいるうちにおおよそ乾くでしょう。
3人で2つのかき氷を食べてから、子どもの森の方へ移動。途中はスキップして、最後のふわふわクッションのところへ直行しました。(直行といっても、途中でおやつタイムを設け、昼食の残りを食べたりはしています。)
子どもたちは大歓声。幼稚園児は靴と靴下を脱いですぐに駈上って行きました。親は木陰を見つけて、休憩。真夏の暑さではありませんが、夏の気温にはなっていたと思います。幼稚園児とちいさいちびは顔がまっか。熱中症の心配があるので、こまめに水分を取るようにさせました。
セイユウさんが4時に来るということです。場所から考えて、2時半には帰途に着く必要があります。どうせ幼稚園児は途中歩かない区間があるでしょう。臨時のバス停が近くにあるので、バスを待つこととしました。バスの問題点は、いつ来るのかわからないことです。20分待てば来るようですが、時刻表がないので、運次第です。と思いきや、待ち始めて何分かでバスの姿が見えました。そのとき、なんと、幼稚園児はうんちしたいといいます。このバスを逃したらまた20分待ちです。幼稚園児はがまんできるというので、そのまま乗り込みました。涼しい空間で座れるのは助かりました。西立川口で下車してすぐにお手洗いに連れていきました。トイレは混んでいましたが、これも1分も待たずに個室に入ることができました。幼稚園児は大小はすばやいので、こういうときたすかります。手を洗い、外へ出ると、おねえちゃんたちはアイスを食べています。幼稚園児もアイスクリームを食べてから、駅に向かいました。2時58分の特別快速を30秒差で逃しました。小さい子ども連れの場合、こういうのは仕方がありません。
立川と三鷹で乗換え、西荻に着きました。子どもたちはママの買い物に付き合ってから帰るといいます。私がひとりで先に家に着きました。3時55分。
帰ったら帰ったで、やることは数多くあります。ご飯をしかけること、お風呂をいれること、干している布団を取り込むこと、・・・・。私は、ここまで。あとは、夕ご飯の材料を買って帰ってきた妻に任せました。
ああーしんど。
夜子どもたちが寝静まったあと、ふと、テレビをつけると、ニュースステーションの天気予報でした。東京の気温は28度まで上がったということです。そして、昭和記念公園を取材していました。テレビクルーがいるな、というのは気付いていたのですが、ニュースステーションの取材班が帰ろうとしているところでした。
日本科学史学会のサイトに2010年年会・総会についての案内(2010年5月3日更新)がアップされていました。年会のプログラムも掲載されています。学会通信が届いてから、このぐらいの間隔でアップされたのは、合格点と言えるでしょう。あとはトップページ&サイトのデザインです。もうすこし何とかした方がよいでしょう。
夜半に目覚めて、すこし仕事。2回目の起床はひとりおくれて7時半。子どもたちは、昨夜録画したテレビ番組を見ていました。
朝の間に、4月28日に届いた70枚のゲラをもう一度集中して見直しました。エラーはもうほとんど残っていませんでしたが、口調の乱れ(あるいは視点の乱れ)が何カ所かに残っていました。時間をおくと、前は見えなかった新しい不備が見つかります。締め切りは11日と指定されています。提出までにもう一度見直すこととします。
今日は妻が新宿の高島屋に行きたいと言ったおおきいちびを新宿に連れていき、私が幼稚園児とちいさいちびを公園に連れていくことになりました。昨日とほぼ逆ですが、グループ分けがすこし違います。
おねえちゃんが出かけたあともすぐには動かず、しばらく外で遊んでから、自転車で近所の公園に行くことになりました。幼稚園児の自転車に付き合うのは、ちいさいちびにはすこし退屈なようです。公園はわりとすぐに切り上げて、帰宅。一度休んでから近所のコンビニにおやつを買いに行きました。
おねえちゃんたちははやくて3時と予想していましたが、4時前までかかりました。パンや文房具等重くないお土産をかかえて帰ってきました。
ICU の歴史家那須さんのサイトに次の情報がアップされていました。
British Museum: collection database
its Prints and Drawings
British Printed Images to 1700
貴重な情報です。
ひとりで5時半。晴れが続いています。幼稚園児はドングリ公園に行きたいとのこと。ちびどもはもうドングリ公園という気分ではないようです。相談して、妻が幼稚園児をドングリ公園へ、私がちびどもを渋谷の東急ハンズとロフトに連れていくこととなりました。連休中です。人混みを避けるため、朝早くでかけることとしました。9時半。
井の頭線では、最後尾に乗車しました。渋谷駅ではそのまま西口で下車して、たぶん、東急ハンズへの最短ルートだと思われるコースをとりました。ちょっと怪しい街を通り抜けますが、ちびどもはまだそういうことは気付きません。東急本店通りに出たところで、ギャルの5人連れとすれ違いました。ちいさいちびの表現では、化粧が顔に刺さっているのだそうです。テレビで見るギャルを実見できてうれしかったようです。
ハンズは地下2階から階段で5階まで上がりました。さすがにちょっときつい。私には文房具で足りなくなっているものを補充する目的がありました。ちびどもは、やはり鉛筆。自分の小遣いで買いなさいということで、自分でお金を払っていました。私はガーデニングの階にも見たいものがあります。そこからはエレベーターで正門に出て、ロフトの方へ。スペイン坂を下ってから行きました。たぶん渋谷のロフトは本店だと思いますが、ちびどもの趣味ではなかったようです。幼稚園児のお土産を1個買ってから、昼食へ。オムライスがよいというので、最初にオムライスを食べられるお店に入りました。パブでした。ちびどもはハヤシオムライス。私はスパゲッティ。二人ともこの程度のものはもう文句なく完食します。しばらく休んでから、再び、ハンズ。ちいさいちびに未練がありました。瓶にカラフルなゲル(ジェリー)を詰めるコーナー。(私は今、手帳も携帯も持っていません。スケジュールは完全に記憶頼みです。妻もカレンダー主体の手帳を欲しがっていたのを思い出して、ちびどもに選ばせました。母の日の贈り物です。)それを体験してから、帰途へ。途中のパン屋さんでパンを買って帰りました。
気温の変化がきいたのでしょうか、ちいさいちびは帰りの電車ですこし酔ったようです。西荻の駅からよれよれの状態で帰り着きました。幼稚園児はまだ帰ってきていませんでした。と思ったら、5分後に、幼稚園児の声。ほぼ同時に帰り着いたことになります。
帰宅すると、次の本が届いていました。
Gemelli, Benedino
Aspetti dell'atomismo classico nella filosofia di Francis Bacon e nel Seicento,
Firenze: Olschki, 1996
夜半に目覚めて、すこし仕事。2回目の起床は、7時40分。みんな起きていました。そして、昨夜録画した嵐のばかとのさまを見ていました。
今日は約束により、お弁当をもってピクニック。昨日お世話になったちいさいちびのお友達と幼稚園児のお友達もいっしょに連れていきます。行き先は井の頭公園の運動場。
妻と小学生2人は、9時ぐらいからお弁当を作り始めました。4合のご飯を炊いて、おにぎり。あとは簡単に卵焼きやウインナー・ソーセージの炒め物など。
待ち合わせは、幼稚園の前に10時。お弁当がはやくできたということもあり、子どもたちが行く気満々ということもあり、すこしはやめに家をでました。9時55分に幼稚園に着くと、すでにお友達姉妹がリュックを背負って待っています。簡単に挨拶をして出発。
今日は人出がすごいことが予想されたので、できるだけ人混みのない道を通りました。井の頭公園の運動場は冬より芝がかなり伸びています。芝のあまり伸びていない場所を選んでレジャーシート。10時40分ぐらいでしたが、お腹空いたという声で、お弁当に。お弁当を食べ終わって11時前。
ちいさいちびとお友達は、もう3年生です。ふたりで勝手にいろんなところで遊んでいます。日射しが強く、レジャーシートにずっといると暑い。
幼稚園児たちもおねえちゃんたちの遊んでいる遊具のあるコーナーへ。幼稚園児はここ何日か軽い風邪気味です。自分の思うようにならなくて大泣き。
暑い中、走り回っているとばてそうです。早めに場所の移動。裏側から池のある方へ。まずは、アイスとお団子。子どもたちからボートに乗りたいという強い要望。二手の分かれて足漕ぎボートへ乗り込みました。池の上はすごい混雑。諸所で衝突事故を起こしています。まわりをきちんと見ないで漕いでいる人たちが一定割合います。また小さい子どもにハンドルを握らせているボートはああぶつかりそうとなったときに変な動きをします。
私は、ちいさいちびとそのお友達と3人の組。(もう一組は、幼稚園児2人と妻に大きいちびの4人)。混雑のなか一度も他のボートとぶつからないように、橋まで行って帰ってくるという目標ができました。私は大きな荷物をふたつ持っていたので、漕ぐのがけっこう大変でした。
こちらの井の頭公園は人出がすごい。長くいると疲れます。はやめに退散することとしました。2時過ぎに戻ってきました。
こういうふうにして親は疲れていきます。あー。
午後、うまく時間を見つけて、『化学史研究』第2号の表作り。表というのは、表表紙、裏表紙、それぞれの裏側(内側)という4枚です。編集後記や、差込葉書も含まれます。寝る前には発送準備が整いました。明日の朝、郵送して完了です。
[ベイコン・シンポジウム]
5月30日(日曜日)午後開かれるベイコン・シンポジウムの詳しい案内は、次のブログにあります。
ブログ「新しいベイコン像をもとめて」
代表者KN氏の労作です。基本事項を再掲します。日時:5月30日(日曜日)14時10分から17時10分
場所:東京海洋大学品川キャンパスB会場2階22番教室下野葉月「ベイコンにおける神学と哲学 理性と啓示」
伊藤博明「ベイコンと『古代人の知恵』」
坂本邦暢「ベイコンにおける創造と摂理 質料に宿る力と量」
柴田和宏「ベイコンの物質理論 『濃と希の誌』の分析を通して」
吉本秀之「ロバート・ボイルにおけるベイコン主義」
ほぼそろって7時40分。よく寝ました。快晴。気持ちのよい天候となりました。朝の9時過ぎに、次のゲラが届きました。こちらは71頁。編集委員会の仕事です。年間4号出しているなかで、この2号が一番大変です。年会発表の講演要旨を採録するため、執筆者の数が他の号よりずっと多くなります。執筆者が多くなると、こちらの指示に従ってくれない方が必ず出てきます。対応に苦慮・苦労することになります。
天気がよいので、妻は朝から家中の洗濯にお片づけ・お掃除。
おおきいちびは、午後友達と待ち合わせして、校庭開放へ。私は、あまりにも天気がよいので、家のまわりの草むしりをすることとしました。幼稚園児とちいさいちびも手伝ってくれます。前に一度ざっとやっています。今日は腰を落ち着けてやりました。外にいるうちに、ちいさいちびが私も友達を誘って校庭開放に行きたいと言い始めました。電話をするとちょうどよい子がいました。当然、幼稚園児も行きたい。私がふたりを連れていくこととしました。
校庭につくと、おねえちゃんは4人で遊んでいます。他にはサッカーをしている男の子達数名と野球をしている男の子2名が来ていました。柔らかい野球のボールを借りて、しばらくは幼稚園児とちいさいちびが遊んでいましたが、ちいさいちびのお友達がやってくると、ちいさいちびはお友達とふたりで遊び始めました。お友達と遊びたい幼稚園児は、おねえちゃんたち4人組のなかに無理矢理割り込んでいきます。おねえちゃんたちがサッカーを始めると、自分はラグビーボールを持ち出して、こっちもいっしょにやれと大声。この子はこういう子です。次におねえちゃんたちがはじめた「だるまさんがころんだ」にも割り込んでいましたが、姿が見えなくなったと思ったら、ちいさいちびたちといっしょに体育館脇の金魚の池で、オタマジャクシをすくって遊んでいました。オタマジャクシは動きが鈍いので、手のひらで掬えます。幼稚園児は大喜び。そうこうしているうちに、ちいさいちびがお友達のうちに遊びに行きたいと言い始めます。ともかく、電話してみようということで、コンビニまで行って、両方の家に電話。ほとんど押し掛けるような形になりました。
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