ひとりで6時過ぎ。と思ったらちいさいちびがおしっこといって目覚めました。とりあえず、まだ7月。7月はここまで95枚。忙しかった割には、まずまずの数字です。
[不動産]
週末には、不動産関係の折り込み広告が新聞にどっさり挟み込まれています。もう関係ないのですが、関心があってたまに詳しく見ます。私の住む西荻は、最近、マンション建設ラッシュです。大きなマンションが生活圏のなかで、3つ建設中です。その折り込み広告はよく読みます。そんなに建てて、住む人が集まるのか、余計な心配をしていますが、業者には見込みがあるのでしょう。
昨日の折り込み広告で興味深かったのは、コンファーレ白鷺という鷺ノ宮徒歩8分というマンションです。これは、現地の少し手前上空から新宿方面を撮った航空写真が面白かった。中央線沿線は、電車から見ればわかるように、一戸建てが多いのですが、大きなビルも筋上にあります。それが、中央線や大きな道路に沿ってあります。上空から見るとその様子がはっきりとわかります。環境と防災のためには、この地域全般にもうすこし緑が多い方がよいように思います。[おしめ]
正確な日時は覚えていませんが、今月の第1週から第2週目のどこかで、ちいさいちびのおしめをとり、パンツに替えました。少々失敗をしても対応のしやすい夏におしめをやめる予定でした。ずっと前からお手洗いには行っていました。どこでスイッチを切り替えるかの判断ですが、パンツの方がかわいいからパンツにしようかというと、本人がうんというので、そのときからパンツに替えています。その翌日、遊びに夢中になっていて、おもらしをしましたが、今のところ、おもらしはその一度だけでした。自我のとても強い子です。おしっこはおてあらいで、と決めたようです。夜は、まだもちろんおしめですが、目覚めたときにはおしっこに連れて行けと主張します。
上の子がいつおしめをとったのかはしっかりとは覚えていませんが、やはり暖かくなってからだったはずです。
こういうふうに、小さい子どもの成長は、まさに階段状です。[日本対ヨルダン ]
最近夜はなんだか毎日サッカーを見ている気がします。今日はアジアカップ準々決勝、日本対ヨルダン。たぶん、苦戦するだろうと予想していましたが、大苦戦の末に、ほとんど奇跡に近い勝利。1対1のまま、PK戦。日本は、最初の中村とサントスがはずすという最悪のスタートでしたが、川口のファイン・セーブがあり、結局(おそらく)7人目のサドンデスで日本が勝ち上がりました。
90分プラス30分の試合は、日本の弱い部分がでました。動きながら連携をとるのが日本の今のサッカーですが、動けない選手がいました。
今日の動きなら、オリンピックメンバーとまるまる入れ替えた方がよい試合をしたと思います。[今日の ECCO ]
エルカーがないかと捜していたのですが、見つからず。また別の場所で捜すこととして、今日は次のものを ECCO からダウンロードしました。
John Ray,
A collection of English words not generally used. With their significations and original, in two alphabetical catalogues.
AN Account of preparing some of our English METALS and MINERALS.
London, 1737 (3rd edition)
William Nicholson
A dictionary of chemistry
In two volumes, London, 1795
William Nicholson
The First Principles of Chemistry,
London, 1790
ECCO では文書内検索ができます。検索語が画像ファイル上に色でマークされます。非常に有用です。どういう仕組みかわからなかったのですが、今日、ダウンロードしたニコルソンの『化学辞書』で "bur" を検索してみて、少し仕組みの推測がつきました。実は、 "bur" で検索をかけて現れたのは、ほとんど "but" でした。つまり、人間の眼での確認はしておらず、OCR ソフトに任せている、というのがその推測です。 OCR ソフトに任せているとしても、検索ができることはほんとうに有用です。
かぞくそろって7時半。よなかにちびどもがいちどめざめたのですが、うまくねついてくれたので、この時間。私もずっと続いていた睡眠不足を一気に解消できました。夜中に2度ほど雨は強く降りましたが、朝は上がっています。雲の動きを見ると、雨が上がった(台風が去った)とは言えないようです。[いまだ来たらず夏休み]
大学の授業は、27日(火曜日)の夜で終了しました。会議は、28日の大学院教授会で終了しました。しかし、書類がまだ残っています。気がつけば、明日で7月が終了します。今日中に残った書類を仕上げたいと思っています。
仕事は残っていますが、大学にでなければならない日はなくなりました。途端に、曜日感覚もなくなりました。大学の書類は、頑張って今日中に仕上げました。と思ったら、学会編集委員会の仕事がやってきましたが、それは2時間ほどでできると思います。明日にでも処理しようと思っています。以前教育COEと呼ばれていたものの本年度の選考結果(読売)がでています。うちの大学が、語劇で内定をもらった話は聞いていたのですが、正式名称が GP (good practice) になっているとは知りませんでした。お役所がつける名称は、いつもなんだかな、というものばかりです。ふつう、GP だと grand prix を思い出します。
朝日.comの記事
[イタリアに勝とう!]
オリンピック壮行試合、日本対ベネズエラを見ました。4対0で日本の勝ち。大久保、平山、高松、田中、とフォワード陣が1点ずつとりました。自信をもってアテネに向かってほしいと思います。そして、優勝候補の筆頭であろうイタリアを破ってほしい。[ECCO: Eighteenth Century Collection Online]
とある発見のあと、調べものが芋蔓式にでてきています。必要な1次資料の探し方もかなり勘が養われてきました。私の分野だと、EEBO にいつでもアクセスできる環境にあれば、文句なしなのですが、EEBO は東大にでかけたときにして、その他のもので何とか様子を探ることができます。ということで、少し知られた、あるいはほとんど知られていない1次文献ばかり最近は読んでいます。有名な研究者のよい研究書、研究論文があっても、やはり実物=原典を見ないといけないということを痛感しています。
探し方ですが、研究者の方には役に立つこともあると思うので、一例を示しておきましょう。いまわたくしは17世紀のキミアの本・論考を追いかけています。7月21日に示したサイトで検索をかけてみて、そのサイトに現物(たいていは、ページの画像ファイル)があるのかどうか調べます。そうしたサイト全てで見つからなくても、18世紀に出版されたコレクションに収録されている可能性もあるので、Eighteenth Century Collection Onlineでも検索をかけてみます。
そういう仕方で、今日見つけたものに次のコレクションがあります。
『金属、鉱山、鉱物に関する稀少&貴重な論考のコレクション』(ロンドン、1738)
これは、次の4部からなります。
1部&2部:ポトシ銀山の鉱山長、学識あるアルバロ・アロンソ・バルバによりもとはスペイン語で著された金属の術。サンドウィッチ伯により1669年に英語訳される。
3部:ガブリエル・プラッツによる貴書、すなわち、金から石炭までのあらゆる種類の鉱山の発見について。
4部:ホートンの完全な鉱山技師。
ノンブルは、1部から3部までは連続していますが、4部は、また1から始まります。(66頁まで)。おそらく、出版直前になってこのコレクションに付加されたものでしょう。
それぞれの書誌は次の通りです。
Albaro Alonso Barba
The first [-second] book of the art of mettals, in which is declared the manner of their generation; and the concomitants of them.
Translated into English [by Edward Montagu, Earl of Sandwich] in... 1669
London, 1670.Gabriel Plattes,
A Discovery of Subterraneall Treasure, viz. Of all manner of Mines and Mineralls, from the Gold to the Coale; with plaine Directions and Rules for the finding of them in all Kingdomes and Countries. And also the art of melting, refining, and assaying of them is plainly declared, so that every ordinary man, that is indifferently capacious, may with small charge presently try the value of such Oares as shall be found either by rule or by accident. Whereunto is added a reall Experiment whereby every ignorant man may presently try whether any peece of Gold that shal come to his hands by true or counterfeit, without defacing or altering the forme thereof, and more certainly than any Gold-smith or Refiner could formerly discerne. Also a perfect way to try what colour any Berry, Leafe, Flower, Stalke, Root, Fruit, Seed, Barke, or Wood will give: with a perfect way to make Colours that they shall not stayne nor fade like ordinary Colours. Very necessary for every one to know, whether he be Travailer by Land or Sea, or in whatsoever Country, Dominion, or Plantation he may reside.
London, 1639Thomas Thoughton,
Rara avis in terris, or, The compleat miner,
London, 1665
かぞくそろって6時半。おおきいちびは6時ぐらいに起きていたようです。早朝、かなり強い雨が降りました。台風の影響です。→雨は降ったり、止んだり。台風のときに特徴的なふり方です。→気温は30度前後のようですが、湿度が高く、むしむし。今回の台風10号ですが、東京の南の海上で停滞しているようです。時速9キロとでていました。自転車でゆっくり動いたときぐらいの速度です。ああ、なんとかしてくれ。一日中うちのなかにいると、ちびどもはごねはじめます。停滞した台風ですから、けっこう長く雨が止んでいる時間帯があります。見極めは難しいのですが、もし雨に降られた場合、帰ってきてすぐに風呂に入れさせればよい、と考えて、3時半過ぎに空に晴れ間が多く見えたのを見計らって、外に連れ出しました。ビデオ屋さんで2本のビデオを借り、スーパーですぐ入り用のものだけ買って帰ってきました。ちょびちょびでも気分転換にはなります。ちびどものあとは、夕ご飯を食べて、ビデオを見て、寝るだけです。→帰り着いて5分後にまた強い雨が降り始めました。ちょうどうまく外出できたことになります。
ひとりで4時50分。幾分か涼しい朝。→窓から気持ちのよい風が入ってきます。せめて朝夕は、このぐらいであるとよいのですが。会議の日。午後1時からと午後2時半から。これでやっと夏休みにはいることができます。→午後1時からの会議は私が司会者です。40分程度ですみました。午後2時半開始予定の大学院教授会は、2時50分から始まり、4時前に終わりました。実質1時間の会議でした。ちょうどよいので、本年度の研究費の事務処理を完了してから、帰ってきました。→終わったと思ったら、眠くなってきました。普段寝ている時間帯に起きて、3時間とか作業をしていることが多かったので、その疲れがでてきたようです。天気が良ければ、明日はちびどもを映画に連れていく約束になっていますが、台風接近のせいでしょうが、今にも雨が降り出しそうな雰囲気です。(午後7時現在)
アジアカップ予選、日本対イラク戦をみました。0対0の引き分け。サントスが以前の生彩を欠いているのが気になりました。原因は疲れだと思われます。見始める前は眠かったのですが、気合いを入れてみてしまったので、目が覚めてしまいました。仕方がないので、軽く片づけを行っています。
会議のあと、同僚の亀山先生から次の新著を頂きました。いつも、ありがとうございます。
亀山郁夫『ドストエフスキー 父殺しの文学(上)(下)』NHKブックス、2004。
上下ともに、310頁強の、たしかに「新書ばなれした」新書です。
おなかが空いたのと、蚊のせいで、夜半に一度目覚めました。本格的に仕事をこなすほどの元気はないのですが、ちいさいなことをいくつかこなしています。かぞくそろって、6時半。ちいさいちびが目の上と足を蚊に刺されていました。おねえちゃんは刺されていませんから、このぐらいの年齢の子が蚊には魅力的なのでしょう。目を刺されると、まぶたがはれて、けっこうかわいそうです。
ちょっと曇っていますが、相変わらずの気温と天気。
ちびどもがマック、マックというので(おまちゃがほしい)夕方駅前のマックへ。私はそのまま電車に。5時。ずっと準備をしてきた東京医科歯科での講義に向かいました。医科歯科は、お茶の水駅のまんまえにあるので、場所はわかりやすい。しかし、キャンパス内が迷路のようでした。講義をする建物の1階入口を捜すのに少し苦労をしました。
講義は、6時から2コマ連続。私が「脳死・臓器移植のはらむ諸問題について」およそ2時間強話して、1時間弱、討議をしました。受講者は、院長クラスの方を含めて、半数がお医者さんです。個人的には、現場のお医者さんの意見がどういう感じになっているのか知りたかったのですが、とても有益なコメントが頂けました。出席している20名前後の方全員に意見を伺いました。私の意見に近い、あるいは同じ方のコメントはすっと頭に入り、ちょっと観点の違う方のコメントは意識を集中して耳を傾けました。
おおきいちびといっしょに5時半。→牛乳がきれそうだったので、すぐにちょっと遠めのコンビニに。朝の6時前に自転車をはしらせるのは、気持ちがよい。→あさのうちににわか雨。雷も鳴っていました。9時にはほぼ上がっています。最近ずっと行っている作業で重要な進展がありました。火曜日の準備と同時進行でコピーを読み、ポスト・イットをフルに活用し、本とネットで調べものをしています。その最中にけっこう使えるサイトを見つけたので、報告します。
Liste de mises à jour du site Alchimique
フランス語(訳)の錬金術文書のテキスト・ファイルがいろいろあります。ベルトレやグラウバー等、有名なものもありますが、珍しいテキストもあります。ジップ・ファイルでダウンロードして解凍すると、ワード・ファイルがでてきます。午前11時から打ち合わせ。その前に、大学図書館によって、マイクロフィルム・リーダープリンターの使い方を教わりました。ちょびちょび見ているうちに、打ち合わせの時間となったので、総合文化研究所へ。1時間半ほど、今週の医科歯科の授業のための打ち合わせを行い、その後、再度図書館へ。プリントしてよいかと聞くと、自分のマイクロの場合、紙を持参して下さいというので、ともあれ、必要な箇所を見て確認だけ行いました。プリントアウトは東大のを借りようと思っています。
それから、東京学芸大へ。テレビで話題なっていた開かずの踏切を電車のなかから見ました。高架工事のために仕方のない事情があるようですが、踏切の端から端までの距離が非常に長い。お年寄りが途中でつまるのもよくわかります。学芸大でコピーをとったのは、ジョーダンの『鉱水論』。学芸大ではおそらく利用する人のいない書物でしょう。100頁に満たない小著でした。正確な書誌は次の通り。
Edward Jorden
A discourse of naturall bathes and minerall waters
London, Printed by T. Harper, 1631 ; Repr. New York : Da Capo Press, 1971
帰り着くと、郵便受けに、アマゾンから次の本が届いていました。
黒田浩一郎編『現代医療の社会学:日本の現状と課題』世界思想社、1995
ひとりで5時40分。今朝もむしむしします。東京の夏は、熱帯だと思った方がよさそうです。そう、そして、熱帯でも人は生きてはいける。昨夜は眠いのを我慢して、アジアカップ、日本対タイ戦を見ました。結果は、1対4で日本の勝ちですが、ちょっとした油断で先制点をタイに奪われています。夜8時になっても35度の重慶という立地もすごいのですが、前半の日本はかなり足が止まっており、これで大丈夫かと心配させる試合運びでした。
外大に勤めるものには少し気になるニュースが読売にでていました。
阪大と大阪外語、統合へ
2007年を目処に統合するのだそうです。噂では、統合の話はおじゃんになっていたのですが、復活したようです。いずれにせよ、悩ましい選択です。阪大のように大きなところとくっつけば、生き延びることはできるでしょう。しかし、看板を下ろす意味も大きくて、大海に飲み込まれてしまうかもしれません。けっこういろいろあって忙しいのですが、オリンピック壮行試合、日本対オーストラリアを見ています。前半は、0対0。後半、どうころぶかまったくわかりません。オーストラリアもしっかりとした技術をもつよいチームです。→1対0でオーストラリアの勝ち。よい試合でしたが、もう一歩でした。
ひとりで4時50分。朝焼けの空。→ちいさいちびが咳き込んで、5時半に目覚めてしまいました。ちびの昨夜の就寝が9時だったので、早すぎます。朝方にひとあばれしてもういちど寝ることになるでしょう。→曇っているから少し楽かなと思ったら、蒸し蒸しします。火曜日の準備に本格的に着手しました。あいまに行っている作業の方でも、けっこう重要な展開があったのですが、きちんと書き出す余裕がありません。
[100Kを超えた]
10時過ぎにちいさいちびが予想通り寝ました。ちょうどよいので、私の部屋にある3台のマシーンを駆使して、複数の仕事を同時にこなしています。その一つが、新しいマシーンによるガリカからのダウンロード。ガリカへのアクセスは久しぶりです。どうなることかと思いましたが、意外や意外、アクセス速度がぐんとあっぷしています。悪くても100K を超えた速度がでます。これはありがたい。以前は、ファイルの容量が500M程度になると途中でダウンロードが中断していましたが、100K の速度があれば、かなりの大きさまで行けそうです。「千のキミア」プロジェクトはだいたい1年を目処に考えた計画ですが、少し早めに到達できるかもしれません。10M までのファイルだと一瞬でダウンロードが完了する感じです。
どうして速くなったのか、原因は不明ですが、本来はもっと速度がでてもよい環境なので、J-COMのサーバーが更新されたとでもみておきましょうか。プリンターのインクが切れました。ちびどもが就寝するのを待って、吉祥寺まで買い出しにでました。まず、ユザワヤでポストイット4組を買い、次にラオックスでカラーとブラックのインクを買いました。両方で約3000円。なかなかよい値段です。帰りにお気に入りのドイツパンを買い、西荻に帰り着いてから駅前の本屋さんで、妻に頼まれていた『芸術新潮』と次の本を買いました。
斎藤貴男『安心のファシズム―支配されたがる人びと』岩波新書、2004
[千のキミア]
エラスムスを20点ほどと次のキール。エラスムスの情報の整理はおってまた。Keill, John,
Introductio ad veram physicam seu Lectiones physicae ,
Oxford, 1715 (3rd ed.)
Gallica[n094954]
ひとりで4時45分。昨夜は涼しくて、すなわち、クーラーを必要とせず、気持ちよく眠ることができました。「千のキミア」プロジェクトでダウンロードしたものを読み始めました。私には非常に興味深い内容のテキストで、ダウンロードは一休み中です。&暑いさなかですが、都内の大学図書館をふたたびあっちこっち尋ね歩く必要がでてきました。
ちびどもは朝一番で、プールへ。妻が連れていってくれたので、私は、作業をする時間ができました。おおきいちびは前回のプールでは、浮き輪があると思って、水中に顔を沈め、もうプールには行かないと言っていたのですが、予想通り、1週間で復活していました。ちいさいちびは、私がプールに連れていったとき、同じ目に遭いましたが、10分で復活しています。
私が以前、ちび二人を自転車に乗せて、ちょっとしたすきに自転車が倒れたときにも再度自転車に乗ってくれるまで1週間はかかりました。ためしに、クーラーをかけずに机に向かいましたが、15分で汗が噴出してきました。おそらく、34度〜35度ぐらいの気温です。仕事をしようと思えば、クーラーが必要です。
6時半。私が最後でした。ちびどもはおそらく、5時半から6時のあいだでしょう。空に雲がかかっている分、幾分か暑さが和らいでいます。外語では最後の授業の日。この暑さですから、学生も教師もたいへんです。まだ処理すべき案件は残っていますが、ちょびちょびこなしていきます。
少し早めに大学にでて、火曜日に1度だけ行った講義の採点(というほどのものでもないのですが)をすませました。レスポンス・シートのコメントを2段階に分け、最終的に、0(欠席)、1(普通)、2(優秀)という分けて、名簿に転記するだけなのですが、200枚近くあると、それだけで、かなり時間がかかります。面白いコメントが多く、有意義な授業だったのですが、いろいろと手間がかなりました。
おおきいちびが起きて、5時40分。今朝も良い天気です。天気予報によれば、昨日よりはいくぶんかましで、最高気温が36度の予想。会議の日。大学院のコース委員会が午後1時から3時までありました。クーラーのほとんど効いていない一般教室で行われました。なかなかつらいものがありました。
[千のキミア]
吉本秀之(hide.yoshimoto@jcom.home.ne.jp) ガリカは、全巻まとめてPDF でダウンロードできるオプションがありますが、マドリッド大学のデジタルライブラリー等は、見開き2頁分の画像を1点1点ダウンロードするしかありません。けっこう手間がかかります。そうしたダウンロードの手間を軽減するために、ダウンロードしたファイルを交換しようというのが、協力者募集の趣旨です。
授業がある間はほとんど手をつけることのできなかった、「千のキミア」プロジェクトに昨日から着手しました。ガリカを中心に、原典の画像ファイルを千点ダウンロードしようという計画です。春に、「3百のキミア」計画を立て、三百はクリアーしています。
この計画については、協力者を求めます。
連絡は、次にお願いします。
私がこれまでダウンロードしたもののリストは、次にあります。3百のキミアのリスト。
交換方法ですが、CD-R が便利だと考えています。何と言っても、CD-R は1枚40円を切った値段で入手できますから、郵送代をあわせても、200円以下ですみます。(正確な送料はできるだけ早めに確認したいと思います。)
ダウンロード先、すわなち、有用なデジタル・ライブラリーとしては次のようなサイトがあります。(他にもあるかも知れません。情報提供を歓迎します。)
ガリカ
Eighteenth Century Collection Online
Early English Books Online
BIBLIOTECA DE LA UNIVERSIDAD COMPLUTENSE DE MADRID
Biblioteca digital Dioscoidesのサーチ
BIUM(パリ、医学の間大学図書館)
Azogue(スペイン語の錬金術史のページ)
BIVIO
デジタルライブラリーのリストサイト
AN ANALYTIC BIBLIOGRAPHY OF ON-LINE NEO-LATIN TEXTS by Dana F. Satton (over 11,030 records 04.7.19)
LHでガリカ
例示。なお、私は昨日次の5点をダウンロードしています。
Sherley, Thomas (1638-1678) ,
A philosophical essay declaring the probable causes whence stones are produced in the greater world from which occasion is taken to search into the origin of all bodies, discovering them to proceed from water and seeds,
London : Printed for William Cademan, 1672
Webster, John, (1610-1682),
Metallographia, or, A history of metals wherein is declared the signs of ores and minerals both before and after digging,
London : Printed for A.C. for Walter Kettilby, 1671
Gaffarel, James,
Unheard of Curiosities,
Eng. Trans. Edmund Chilmead, London, 1650
Varenius, Bernhardus.,
A compleat system of general geography: explaining the nature and properties of the earth,
London, 1734, Vol. 1 of 2
Varenius, Bernhardus.,
Bernhardi Varenii Geographia generalis, in qua affectiones generales telluris explicantur,
Cambridge, 1712
昨日に続き、ちいさいちびは4時前後にげほげほ咳をして戻しました。おおきいちびは6時前後。6時ならば、オーライですが、なんにせよ忙しい朝が続きます。火曜日は、まだまだ仕事が残っています。駒場の授業に関しては、成績は郵送したのですが、授業評価票の提出が残っています。&外大で1度だけ行ったリレー講義「表象文化論」の採点作業が途中までしか進んでいません。さらに、来週、東京医科歯科での非常勤。
今日は、ちびの幼稚園の終業式。さて、夏休みをどうするんだ、という多くの親が抱える悩みが襲ってきます。
猛暑
38度までは確認して外出しましたが、帰宅すると夕刊には、39.5度の数字が踊っていました。電車のなかで人々が妙に押し黙っていたのが印象に残っています。
外出先は駒場。授業は先週で終わっていますが、授業評価票の提出と、EEBO で必要な1次資料をダウンロードするためにでかけました。私にとって重要な収穫がありました。夕方、日本のアマゾンより次の本が届きました。
黒田 浩一郎編『医療社会学のフロンティア―現代医療と社会』世界思想社、2001、 ¥ 1,995
山田俊弘氏の博士論文『17世紀西欧地球論の発生と展開―ニコラウス・ステノの業績を中心として―』について、私の関心を引いた点をコメントしておきます。
まず、山本義隆氏の大佛次郎賞作品『重力と磁力の発見について』との関連から。山本氏のこの浩瀚な書物を私はまだ読み通すことができていません。しかし、第3巻において大きな欠落があります。17世紀の磁気哲学、磁気論、磁気宇宙論を見るとき、中心的著作のひとつ、キルヒャーがまったく落ちています。1641年に初版の出版されたキルヒャーの『マグネス』(Magnes sive de arte magnetica, 1641, 1643, 1654) は、この時代の多くの思想家に大きなインパクトを与えた本です。デカルト、メルセンヌ、ガッサンディ、ホイヘンス、ボイルが読んでいたことは疑いがありません。純粋な学術論考であれば、レフェリーより必ず、キルヒャーが落ちているのは大問題だという指摘があったはずです。キルヒャーの脱落は、試みそのものを無意味化してしまう恐れがある、それぐらい大きなものです。ちなみに、山田氏の評価によれば、フックとウィルキンズ、とくにウィルキンズの扱いには、見るべきものがあるということでした。
さて、関心を引いた点の1つは、テヴノーです。テヴノーについては、私自身が調べてまとめたものをウェブに掲載しています。科学史のサイトにおけるテヴノーについてのまとめ。山田氏の博論の何カ所かで、テヴノーへの言及があります。364頁の注117-119 に次のようにあります。
テヴノーは学者サークルのパトロンであっただけではなく、すばらしい蔵書を有していた。彼の編集した旅行記集成の第3巻にはスワンメルダムのキャビネットへの言及がある。
ステノは、テヴノーのところで、たとえばピエール・ボレルと会い、ボルクとともにその化学実験に出席した。1664年12月9日の化学実験では、少量の水に、少量の硫酸とアンチモンのバターを付加した。するとその混合物はただちに、凝固した。
またステノは、テヴノー邸で行った講演「脳の解剖について」において、デカルト批判の立場を鮮明にした。(123頁。)
さて、このボルク(Ole Bork) がボイルと直接会っています。199頁によれば、ステノはオランダでボイルと読んだ可能性がある。ついで、ステノの師のひとり、オーレ・ボルクは、ライデンでしばらくステノと一緒であったが、1663年5月英国に渡りボイルと会見している。1663年秋にパリに移るが、翌年11月パリにやってきたステノと再合流する。ボルクは、パリ滞在中に『色の実験誌』を読みノートをとっている。
以上、山田氏の記述をまとめてみました。
ちいさいちびが4時に目覚めて、げほげほ。風呂場でもどしたあと、お風呂に入りたいと言いだし、風呂にはいりました。その後、おおきいちびが目覚めました。4時40分。やれやれ。少し雲がかかって、快晴のときよりは少しましだったので、昼食後、ちびどもを遊びに連れていってやりました。荻窪の駅ビル。西友の屋上が子どもたちの遊び場になっており、そこに行きました。少し雲がかかっていても金属の部分は、焼き付くような熱さになっています。西友の屋上にはおそらくアルミ合金の筒状滑り台があります。滑り台を滑り降りてきて、そのアルミ合金の部分に裸足でたったちいさいちびが、熱い、と泣いて、そこまで。3階の喫茶店で、おやつを食べてから帰ってきました。
私は、屋上にいるちょっとした合間に、UFO キャッチャーで、海水浴に使うビニールのバッグと、リモコン・カーをゲット。リモコン・カーをゲットするときには、男の子二人の熱い視線を浴びていました。久しぶりに、カリフォルニア大学古典学教授Dana F. Sutton 氏のサイトを尋ねてみました。サイトの引っ越しがありました。
新しいサイトは、AN ANALYTIC BIBLIOGRAPHY OF ON-LINE NEO-LATIN TEXTS by Dana F. Sattonです。挙げられている作品数は、1万1千を超えていました。サイトの構成等にとくに変更はないようです。山田俊弘氏の博士論文『17世紀西欧地球論の発生と展開―ニコラウス・ステノの業績を中心として―』を、午前中に読了しました。17世紀の科学革命に関心を持つものは、目を通すべき「地球論」に関する基本書となっています。章立てを紹介しておきましょう。
第1部 17世紀地球論の諸前提とニコラウス・ステノ
第1章 地学史のヒストリオグラフィとニコラウス・ステノ研究
第2章 ニコラウス・ステノの生涯
第3章 ニコラウス・ステノの地学的業績
第4章 17世紀西欧地球論の諸前提
第2部 17世紀西欧地球論の発生と展開
第5章 デカルトの地球論―機械論的地球論の登場
第6章 ウァレニウスによる地理学の構想
第7章 「ゲオコスモス」―キルヒャーの地下世界論
第8章 フックの地球論とステノ
第9章 エラスムス・バルトリンとステノ
第10章 スピノザとステノ―聖書解釈と地球論
第11章 ステノからライプニッツへ―地質学相伝の一経路
結論
附録 ニコラウス・ステノの地学的著作ならびに関連する著作の翻訳
1 『温泉論』(De Thermis, 1660)
2 『サメの頭部の解剖』(Canis, 1667)
3 『プロドロムス』(Prodromus, 1669)
4 『洞窟に関する書簡』(2通)(Grotto letters, 1671)
5 『装飾品に関する論説』(Ornamenta, 1675-1677)
都合がよいので、最近の山田氏の仕事をまとめておきましょう。
山田俊弘「地球論におけるデカルト対ガッサンディ:特にステノとの関係を考慮して」 『哲学・科学史論叢』第6号 (2004年),pp.131-167. 山田俊弘「ウァニレニウス『一般地理学』(1650)と17世紀地球論」『科学史研究』第43巻(No.229、2004年春),pp.1-12.
山田俊弘「君主と鉱物―ララスムス・バルトリンの『氷州石の実験』(1669)の含意するもの」『科学史・科学哲学』第17号(2003),pp.69-87.
山田俊弘「17世紀のエチカ:ガッサンディとスピノザの場合」 『生物学史研究』 72号 (2003年),pp.124-127.
Toshihiro YAMADA, "Stenonian Revolution or Leibnizian Revival?: Constructing Geo-History in the Seventeenth Century", Historia scientiarum, 13 (2003), pp. 75-100.
山田俊弘「ステノとスピノザ:自然の歴史と聖書の歴史」『スピノザーナ』第3号(2001/2),pp.47-68.
山田俊弘「ステンセンからライプニッツへ―地質学相伝の一経路」『地質学史懇話会会報』16号(2001),pp.10-12.
山田俊弘「人食い鮫と化石の起源―ステノの1667年論文「サメの頭部の解剖」」『科学医学資料研究』316号(2000),pp.1-15.
山田氏は知る人は知るように、かなり古くからステノに取り組んでおられます。2000年以前に関しては、次のような論文を出版されています。
山田俊弘「授業「濃尾地震をめぐる人々」を実施して−地学史と地震史をSTS教育の視点から教材開発する試み−」『地学教育』第51巻(1998年),pp.29‐39.
山田俊弘「地学史の原典を求めて−デリンジャー現象−」『浅賀正義先生退官記念誌』1998年,pp.105ー113.
山田俊弘「矢部長克の『房総半島』をめぐって」『千葉県立船橋高等学校 研究紀要』、第28号(1997),pp.1-9.
山田俊弘「ライエル・ハットン200年会議」『徳島科学史雑誌』第16号(1997), pp.64‐66.
山田俊弘「ニコラウス・ステノ『プロドロムス』の索引作成」『千葉県立船橋高等学校 研究紀要』第23号(1993), pp.43‐48.
山田俊弘「ニコラウス・ステノの洞穴に関する手紙(II)−モンコデノ洞穴について−」『徳島科学史雑誌』第11号(1992), pp.11-16.
山田俊弘「ニコラウス・ステノの洞穴に関する手紙(I)−グレスタ渓谷の洞穴について 付:翻訳−」『徳島科学史雑誌』第10号(1991), pp.5-10.
山田俊弘「ニコラウス・ステノによる結晶の面角一定の法則−『プロドロムス』(1669年)「図の説明」の紹介と翻訳」『地学教育』第43巻(1990), pp.1-7.
山田俊弘「ニコラウス・ステノの「地層累重の法則」−『プロドロムス−固体のなかの固体』(1669年)」『生物学史研究』第48号(1986), pp.23‐37.
山田俊弘「ニコラウス・ステノ『プロドロムス−固体のなかの固体』−試訳と研究ノート−」『千葉県立船橋高等学校 研究紀要』第16号(1985), pp.10-24; 17号(1986), pp.47-60; 第18号(1987), pp.15-29; 第19号(1988), 35-50; 第20号(1989), pp.13-26.
ちびどもが起きて、6時過ぎ。暑さのせいで、少し疲れがたまってきています。今年は夏ばては大丈夫かと思っていましたが、昨日、私の部屋でクーラーをつけずに仕事をしているとへなへなになってきました。やはり35度の熱気のなかで仕事をするのは体に負担です。昨日の反省から、今日は、ある程度暑くなるとクーラーをつけようと思います。
ちびどもはあさいちばんで、近所のプールへ。先週は私が連れていったので、今日は妻が二人を連れていきました。部屋の片づけを少し進めた後、先週もらって読みかけていた、次の博士論文にとりかかりました。
山田俊弘『17世紀西欧地球論の発生と展開―ニコラウス・ステノの業績を中心として―』(2003年度博士学位論文、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻、相関基礎科学系(科学史)、2004年3月)
先週もらった瞬間におよそ半分近くを読んでいます。私の今行っている研究と、とくに1次資料において重なり、非常に興味深い内容の博士論文です。昨日に続き、近所の小学校の夏祭りに。終了時刻(8時)の花火を見たいというので、7時ごろでかけました。最後はちいさいちびが眠くなっていましたが、花火は喜んでみていました。
おおきいちびが起きて、5時。少し早すぎです。今日は6時まで寝ていたかった。30分ソファーのうえで横になったあと、朝の散歩を兼ねて、近所のコンビニに買いだし。16日午後、青山ブックセンター倒産のニュース。これはきびしい。六本木に出かける理由がひとつなくなりました。
asahi.com
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yomiuri on line
早稲田の高橋世織先生より聞いた話ですが、夜の六本木ヒルズは、人通りもすくなく、ゴーストタウン化しているということでした。昼間は巨大な迷宮で、夜はゴーストタウン、というのは、探検心をそそります。いつできるのかわかりませんが、暇ができたら探検にでかけようと思っています。近所の小学校の夏祭りが、土日にあります。ちびどもの一番の楽しみは、最後の花火ですが、その時間までもつかどうかはわかりません。ともあれ、開始時刻の6時にあわせてでかけると、もう人がいっぱい並んでいました。ちびどもは、ようよう釣りに並び、綿アメに並び、チョコ煎餅に並び、魚釣りとパチンコのゲームに並びました。そうして、7時半。おおきいちびがおなかが空いたというので、花火を見るのはやめて、帰宅しました。並んで食べて、少しお友達に挨拶して、それで終わった夏祭りでした。それでも、楽しかったようです。
おおきいちびが起きて、6時過ぎ。下に降りると床の上にありこたちが。ちびが騒ぐので、調べたところ、雨戸の隙間から20匹ほどが侵入して餌をさがしていました。アリキラーを噴射し、あとでまた、掃除をすることに。2時半から雷。昨日と同じように、にわか雨の模様。と思っていたら、3時前に大粒の強い雨が落ちてきました。空はわりと明るいので、夕方には上がるでしょう。→夕方どころか、30分もしないうちに降り止みました。普通スコールというのは降ったあと涼しくなるのが通例でしょう。しかし、今日のにわか雨は、ものすごい蒸し暑さを連れてきました。クーラーなしでは耐え難いほどです。
[夏学期終了処理]
夏学期の終了処理を続行中です。今日は、火曜日5限に駒場で行った科学史特論の成績を郵送しました。
おおきいちびが起きて、6時前。でもまだ眠い。妻とちいさいちびが起きたあと、再度30分ほど横になりました。おおきいちびが幼稚園にいったあと、妻がちいさいちびを連れて荻窪まで買い物にでかけました。その間に頑張って、今日3限の講義の資料を打ち込みました。
3限と5限の授業は、今日で終了。4限の授業のみ、来週もやります。5限開始直前に大粒のにわか雨。一点俄にかき曇り・・・、となりましたが、予想通り、5限終了時には止んでいました。→ということで、残る授業は、来週木曜日4限のゼミ&再来週火曜日のMMAとなりました。
会議の方は、7月28日の大学院教授会が夏休み前最後になりそうです。今週、授業で配布した次の文書をアップしました。
「科学思想史」自由レポート
「科学技術と社会」自由レポート
科学技術と社会、参考文献リスト
今月は、ここまで、400字詰め原稿用紙換算40枚。
ちいさいちびが起きて、全員、5時半。朝方はすこし涼しい。会議の日。講座会議(1時〜2時)と学部教授会(2時半〜5時)。→議題が多かったため、教授会は6時5分終了。6時16分多磨駅発の西武線に間に合っていたのは、私の確認できた範囲では、2人でした。
昨日は、図書館で本を返したあと、医学哲学雑誌の「脳死特集号」からコピーをとりました。
The Journal of Medicine and Philosophy, Volume 26 Number 5 October 2001
Issue Title: Revisiting Brain Death
CONTENTS
B. Andrew Lustig:
Theoretical and Clinical Concerns About Brain Death:
The Debate Continues・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・447
D. Alan Shewmon:
The Brain and Somatic Integration: Insights into the Standard
Biological Rationale for Equating "Brain Death" With Death・・・・・・457
Michael Potts:
A Requiem for Whole Brain Death: A Responce to D. Alan Shewmon's
'The Brain and Somatic Integration'・・・・・・・・・・・・・・・・・・479
Amir Halevy:
Beyond Brain Death?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・493
T. Forcht Dagi and Rebecca Kaufman:
Clarifying the Discussion on Brain Death・・・・・・・・・・・・・503
Stuart J. Younger and Robert M. Arnold:
Philosophical Debates About the Definition of Death: Who Cares?・・・527
Courtney S. Campbell:
A No-Brainer: Criticisms of Brain-based Standards of Death・・・・・・509
日本対チュニジア戦を見ました。1対0で日本の敗北。そがはたのミスによる1点は仕方がないにして、やはり今野タイプが一人二人チームにいるとよいな、と思ってみていました。ともかく、球を早く動かすことがリズムを生みます。
ひとりで3時前。おおきいちびに寝場所を奪われました。ああ。→おおきいちびは、寝ているときに大きく動きます。私も子どもの頃、目覚めたらここどこ?体験を多くしました。180度回転していて、目覚めた瞬間、どこだかわからなくなる体験です。寝相が悪いということになりますが、そうした性質が遺伝するものなのかどうかはわかりません。猛暑
猛暑
猛暑
朝方大学に出ると、メールボックスに、春にだした原稿の2校と、次の本がはいっていました。
荒このみ『アフリカン・アメリカン文学論:「ニグロノイディオム」と想像力』東京大学出版会、2004
荒先生、ありがとうございます。きれいな本に仕上がっています。今日は駒場の授業の最終日。ゲストの方に講演をしてもらったあと、打ち上げ。→山田俊弘氏と三村太郎氏(三村氏ホームページ)に発表してもらいました。とても勉強になりました。打ち上げもなかなか盛り上がって面白いコンパとなりました。
コンパの後、9時半に帰宅すると、次の本が日本のアマゾンより届いていました。
ピーター・シンガー『生と死の倫理―伝統的倫理の崩壊』昭和堂、1998。
オーストラリア出版文化賞を受けたこの本が、どういう恐ろしい内容をもつものかは、実物を読んでみて下さい。キリンカップの最終戦、日本対セルビア・モンテネグロ戦の最後に間に合いました。1対0で日本の勝ち。セルビア・モンテネグロは、世界ランク48位とはいえ、なかなか良いチームでした。
ひとりで3時。夜少し涼しくなりました。月曜日は、今日が夏休み前最後。いろいろ渡す資料があります。
小雨模様のなか、帰宅すると、山田博士より次の博士論文が届いていました。山田さん、ありがとうございます。じっくり読ませていただきます。
山田俊弘『17世紀西欧地球論の発生と展開―ニコラウス・ステノの業績を中心として―』(2003年度博士学位論文、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻、相関基礎科学系(科学史)、2004年3月)
早速ちびどもの襲撃を受けつつ(かわしつつ)、読み進めています。とても勉強になります。(こういう表現になるのは、注からさきに読んでいるからです。)[暑さによるミス ii ]
またやってしまいました。大学の図書館でコピーをとったあと、本を返却しました。やれやれと思ったことは記憶にあります。しかし、コピー機のおなかに排出されるコピーそのものを持ち出すのを忘れました。帰りの電車のなかで気付きました。これで2度目。もしかしたら、大学図書館のコピー機とは相性が悪いのかもしれません。とほほ。[健康診断結果 ]
春に行った健康診断の結果が返ってきていました。検査した項目に関しては、問題なし。子育ての副産物かもしれません。子どもの相手をしていると、ある意味、超健康的な生活を送ることになります。なお、身長は、174.3センチ、体重は、69.2キロ、肥満度、+3%とあります。せっかくですから、±0にするのもよいかもしれません。
朝方、ちいさいちびが咳をしてもどし、一度起こされました。うとうとしていると、おおきいちびが起きて、6時。→ちびがひまそうにしているので、朝一番で、選挙の投票に。近所の小学校が投票所ですが、7時5分前につきました。私は、7番目。もう少し並んでいると思っていましたが、私の前には6人でした。投票後は、近所のコンビニで紙コップ、紙皿等々を買って帰宅。紙コップ、紙皿は、ちびが買って買ってといって買ったものですが、いったい何をするのかと思うと、いきなり工作をはじめました。そうだったか。昨日はすこしだけ涼しくなりましたが、今朝は快晴で、真夏の暑さになりそうです。→正午前後から、にわか雨が降ったり、晴れたりを繰り返しています。雨量はいずれにしてもわずかですが、止んだとおもったらまた降るという繰り返しでした。
[おとうさんの仕事]
前からの約束で、午前中に、ちびどもを近所のプールに連れていってやりました。9時半に家をでて、11時過ぎに帰宅するという時間配分です。ちびどもには1時間ちょいの水泳がちょうどよい。水温は、29度から30度。雲があったので、肩の日焼けはそれほどひどいことにならなくてすみそうです。
30分ほどしてから、おおきいちびの幼稚園のクラスの子がきました。ちびどもは大喜び。あっち、こっちと走り回っていました。私のもっているほとんどの授業は、来週終了します。終了処理は、ずっと前に準備できていたのですが、最後だからちょっと違った話をしようと思って、ずっと準備をしています。ほんとうは90分では話し足りない十分な内容のあるテーマを、1時間以内に圧縮して話すつもりです。テーマは、月曜日2限が「日本の安全神話の崩壊という神話の形成」について。木曜日3限が「人はいつ死ぬのか?」です。
ちいさいちびが目覚めて、全員が5時45分。もしかしたら、夕方に雨。体感では昨日よりわずかにましです。朝起きたときの気温で、1度程度低く感じます。化学史学会編集委員会が午後駒場であります。午前中は、その準備にあたります。→編集委員会は、1時から3時。順調に進行しました。3時過ぎに建物の外にでると、雨が少し降りかけていました。一雨、ざっと、くる感じです。→夕方にざっとにわか雨が降りました。1時間程度。たしかににわか雨とともに、幾分か涼しくなりました。
[人口減少]
昨日読み始めた、朝日新聞社経済部『日本縮小―ダウンサイジング社会への挑戦』朝日新聞社、2004、を読了しました。半分は、電車のなかや書類をとりにいった役所のなかで読みました。第1章「少子高齢化社会の衝撃」と第3章「欧州・アジア・アメリカの「人口問題」」が、新しく付加された部分です。ほかにもかなり付加されています。
少しだけ顕著な数字を紹介しましょう。
先進国のなかで、ほぼ唯一人口増が見込まれているのが、アメリカです。現在、日本の人口を100とすると、アメリカの人口は220ですが、2030年には282にまで差が拡張するということです。つまり、今のほぼ2倍から、30年後にはほぼ3倍となるわけです。ヨーロッパの諸国もほぼ日本と同じように人口減に見舞われるので、ますますアメリカの一人勝ちの構図が強化されるわけです。ちびどもが寝た後、今日の編集委員会の宿題を9割方こなしました。残り1割は、メールまちです。
ひとりで5時前。同じような蒸し暑さ。天気予報によれば、一昨日、昨日と同じく、35度を超えるとのこと。朝から暑い。お昼ご飯を食べているときに、日本のアマゾンから次の本が届きました。
Paula Findlen (ed.)
Athanasius Kircher: The Last Man Who Knew Everything
New York: Routlege, 2004
アメリカのアマゾンにずいぶん昔に発注したのですが、こないので、日本のアマゾンに注文し直したものです。2日できました。値段も \3,374 とおそらくアメリカから取り寄せるよりお得となっていると思います。→これまでは、基本的にアメリカのアマゾンより取り寄せていましたが、日本のアマゾンにも入荷している種類の本に関しては、日本のアマゾンに発注する方が、金銭的にも時間的にも得だということがはっきりしましたので、日本のアマゾンも愛用していこうと思います。キリンカップ、日本対スロバキアを見ました。3対1で日本の勝ち。まずまずのチーム状態に仕上がっています。
[人口減少]
何日か前に入手した次の本を読み始めました。
朝日新聞社経済部『日本縮小―ダウンサイジング社会への挑戦』朝日新聞社、2004
新聞連載時に読んでいるのですが、たしかに、大幅に加筆されています。新聞連載としては非常によいものだったと思います。しかし、本としてまとまった場合には、もっと深い分析が読みたい。ないものねだりかもしれません。むしろ、学問の出番かもしれません。ただし、どういう分野になるのか、私にはすぐには見当がつきません。
おおきいちびといっしょに5時過ぎ。梅雨はどうしたのでしょうか? 7月に入ってからちゃんとした雨は降っていません。→昨日は都心でも35度を超えたそうです。早朝の気温からすると、今日も昨日と同程度あるいはそれ以上に暑くなりそうです。少し動くだけでたまのあせ。[紛争の実状]
5日に入手した次の本を昨夜から読み始めています。
加藤 健二郎『攻撃か、それとも自衛か―自衛隊・米軍・戦場最前線からの報告』現代人文社、2003
→短い本(262頁)なので、いろんなあいまに、読んでしまいました。正直に言えば、もう少し分析がほしいのですが、それでもかなり紛争の実状を知る手がかりが得られます。そのうち、何点か有用な情報を紹介しましょう。
「東西冷戦構造の崩壊以降、紛争が増えている」という論評が出されることが少なくないが、実態に反している。1999年メリーランド大学のカウントでは、冷戦構造崩壊後、26の紛争が沈静に向かい、7つが激化した。つまり、トータルでは、−19ということです。(214頁)木曜日は授業の日。午後3コマの授業。
[暑さによるミス]
暑いとミスをしやすくなります。今日は、名簿やレジメを綴じているファイルバインダーを間違えました。駒場用と本務校の外大用の2つを用意していますが、間違えて駒場用のものをもっていってしまいました。実害はありませんが、ぼけています。
ついでに、大学図書館にプリニウス『自然誌(博物学)』(邦訳)を返しましたが、図書館のなかで手元に残しておきたい一部をコピーしてから返却しました。無事できたと思って研究室に着くと、コピーをもってきていません。すっかり忘れていました。2度手間になって面倒だったのですが、仕方がないので再度図書館にでかけ、コピーをとってきました。誰かが作業用の机の上においておいてくれていました。授業前だったので、事務で書類の処理を2点こなし、印刷センターで先ほどのコピーをそろえたあと、直接、3限の教室に向かいました。
おおきいちびといっしょに6時前。七夕の日は、珍しく、快晴。ここ2〜3日は梅雨が明けたような雰囲気です。午前中に、日本のアマゾンより次の本が届きました。
William R. Newman
Promethean Ambitions: Alchemy and the Quest to Perfect Nature
Chicago: University of Chicago Press, 2004
値段は、¥ 3,717。アメリカのアマゾンから取り寄せる場合より安いようです。
章立ては次の通りです。
Introduction
From Alchemical Gold to Synthetic Humans. The Problem of the Artificial and the Natural.
Chapter One
Imitating, Challenging, and Perfecting Nature. The Arts and Alchemy in European Antiquity.
Chapter Two
Alchemy and the Art-Nature Debate
Chapter Three
The Visual Arts and Alchemy
Chapter Four
Artificial Life and the Homunculus
Chapter Five
The Art-Nature Debate and the Issue of Experiment
Afterword
Further Ramification of the Art-Nature Debate
題名を読んで、一体何の本か最初は見当がつかなかったのですが、とくに錬金術を主たる材料とした、自然-人工の区分の問題を扱った書物でした。なお、ニューマンにはこのテーマを扱った次の非常によい論文があります。
William Newman, "Technology and Alchemical Debate in the Late Middle Ages", ISIS,80(1989),423-445.
おそらく、Promethean Ambitionsは、この論文の拡張版です。関心のある方は、こちらの論文も読まれるとよいでしょう。
ひとりで6時前。少々腰が痛みます。夜中にわずかに雨が降ったようで、気温が少しだけ下がっていました。と思ったら、昨日とほぼ同じぐらいの蒸し暑さ。これで、集中力を保って2時間仕事を続けるのは難しいと思います。朝の最初のカウンターが、88879。今日中に、88888を通過します。→外にでて、野暮用を処理している間に通過していました。個人的には、88888は何かめでたい数字のような気がしています。→88888を踏んだ方からメールがありました。実は、11111以来です。その意味でもなんかめでたいような気がします。
[夏にはライチ]
昨日も駅前でライチを買って帰りました。なんと、夕食のあいだに、ちびどもだけで全部食べてしまいました。妻によれば、台北では同じ値段で10倍の量があるということです。ライチは冷たいけれども体を温める食品なので、食べ過ぎに注意しなければならないということでした。日本で食べ過ぎは、まず、ありえないでしょうが。[駒場の日]
まとわりつくような蒸し暑さのなか、駒場にでかけました。先週とおなじく、駒場駅前のコピー屋さんにコピーを依頼してから、非常勤講師室で判子を押し、図書館にでかけました。本を1冊返したあと、書庫で調べもの。+の発見ではありませんが、-の発見がありました。新しいボイル著作集の編者注にある、エラーのおおもとをひとつ見つけました。それ自体は、とくに価値のある発見ではありませんが、ボイル著作集の編者たちがどういう作業をしたかの手がかりになるという点で有用です。この暑いさなか、少しのあいだ、やぼようでかけまわらないといけなくなりました。
おおきいちびといっしょに6時15分。今朝は、とても蒸し暑い。湿度がそうとう高いようです。→蒸し暑い一日でした。3コマの授業を終えて汗まみれで帰宅すると、古書で買った次の本が届いていました。
Edward Brown, Account of Some Travels, Arno Press: New York, 1971 (Originally published 1673)
旅行者としての医師、というちょっと変わったシリーズの1冊です。夕方の6時半頃に、3日に頼んだ次の3冊の本が届きました。
朝日新聞社経済部『日本縮小―ダウンサイジング社会への挑戦』朝日新聞社、2004
加藤 健二郎『攻撃か、それとも自衛か―自衛隊・米軍・戦場最前線からの報告』現代人文社、2003
森岡 正博『無痛文明論』トランスビュー、2003
蚊の襲撃をうけて、夜半に目覚めました。ちょうどよいのですこし仕事をすることとします。おおきいちびといっしょに6時前。今日も、気持ちのよい朝。ちびがコンビニに行きたいというので、近所のコンビニに。ちびはどうもマンガ(単行本)を買いたかったようで、料理少年のコミックを1冊手にとって満足していました。私は、『アエラ』と“夏の遊び場特集”の雑誌と、ポテトチップを買いました。ちびどもにも、遊び場はわかるようで、写真を見ては、行きたい、行きたいと言っていました。
[夏]
午前中に、妻がちびどもを近所のプールに連れていきました。天気予報ではわりと低めの気温ということでしたが、朝から夏本番の日射しでした。こどもというこどもはたいてい水遊びが大好きです。ちびどもも満足して帰ってきました。およそ1時間半。さて、勢いをかって、次の本を読み通しました。
小松美彦『自己決定権は幻想である』洋泉社新書Y、2004
時間があれば、具体的なコメントをします。古い大学の友人達とコンパ。6時から銀座松坂屋屋上のビアガーデンで。
1年に1度、アメリカで働いているメンバーの帰国にあわせてやっています。銀座にでるのは、最近ではこのときだけで、1年に1度、となっています。少しはやめについたので、有楽町駅前のビックカメラで最近のパソコンの様子を見てきました。
集まった6人中、3人が松屋と間違えたと言っていました。間違える人が多いようで、松屋の側の案内がとてもスムーズだとのことでした。
明日午前中の授業があるので、私は、2次会でおいとましました。ちょうど12時ぐらいに就寝することができました。
おおきいちびといっしょに6時。昨日に続き、気持ちのよい朝。気温が適度で、湿度が低いのがおおきいのでしょう。うちの大学の場合、7月ほぼいっぱい授業がありますが、でもたとえば月曜日は7月12日で終了ですから、そろそろ終了処理にかかる必要があります。といって、私は、学期末試験なんか行いませんから、自由レポートの告知とまだ配布していない文献リストを用意するだけなのですが。
なお、正式な終了日ですが、月曜日は7月12日、木曜日は7月22日です。駒場でやっている火曜日は、7月13日が終了日で三村氏と山田博士に特別出演をお願いしています。しかし、火曜日は、医科歯科の1回限りの講義が7月27日にあり、そこが私の行う夏学期の授業の最終日となります。妻が朝方ちびどもを外に連れだしてくれたので、次の本を読み始めました。
小松美彦『脳死・臓器移植の本当の話』PHP新書、2004
ずっとこの問題に取り組んでいる著者ならでの、好著です。おそらく、今脳死・臓器移植問題に関して第1に読むべき本に仕上がっていると思われます。また、小松氏がこれまで書いてきたもののなかで最良の本となっているように思われます。
この問題を考えるために必要な広がりにおいて、細部をしっかりと追究しています。
ちびどもは、5時半から45分。私は、ひとり遅れて、6時前。昨夜から涼しく過ごしやすい。秋のはじめのようなさわやかさです。たぶん、遠からず、梅雨があけて、夏がやってきますから、夏の一休みといったところでしょうか。
大学に書類を提出して、幾ばくかの事業費をもらう書類作りに着手しました。去年からの継続事業なので、去年の書類に必要な変更を加えて提出すればよい、と気楽に考えていたら、その去年の申請書類が見つかりません。検索をかけると、思いもしないディレクトリー(フォルダ)のなかにありました。ちびがフォルダごと、移動していたものです。ちびが怒るとうるさいので、私のパソコンも使わせてやっていますが、こういうリスクがあります。おそらく、私のまだ気付いていないそうした事例はけっこうあるのではないかと思っています。
ちびどもがそろって、昼寝をしてくれました。私は、久しぶりに、駅前を一周して、UFOキャッチャー少々、切れていた電球、明日のパン、ライチとバナナ、雑誌3冊を買って帰りました。雑誌は、『サイゾー』『新潮45』『eyeco』です。最後の雑誌は、スローとエコに焦点をあわせたリクルートの新刊です。なかみは、女性向けの通販雑誌でした。
夕食後、ちびが DVD を見たいというので、DVDプレイヤーのメディアの入れ替えをしました。そのとき、手が滑ってCDのプラスティックの箱を落としてしまいました。運の悪いことに、その箱の角が足の薬指を直撃してしまいました。こういうのは、痛い!ちびどもはおとうさん泣かないで、と言いましたが、うなってしまいました。けっこう血が出ていたので、ドラエモンのばんそうこをさっそくもってきてくれました。たいしたことはもちろんないのですが、痛いのは痛い!
ひとりで4時半。とうとう7月です。→すこし仕事ができるかとおもったら、10分とたたずにちいさいちびが目覚め、その15分後ぐらいにおおきいちびが目覚めました。なんと全員が5時前に起きることになりました。こうなると朝の時間はただただ混乱です。大学に行く途中、おなかをすこしだけですがこわしました。3コマの授業そのものは問題なくこなしましたが、おなかをこわしていると力がでません。脱力したまま、仕事を行いました。
春に提出した紀要論文(「ロバート・ボイルの読書/引用/執筆―ボイルのマージナリアの分析―)の初校が帰ってきていました。校正刷りを見るときと、教壇にたっているときだけ、しゃきっとしていました。スポーツで、少々けがをしていても、試合中は痛みを感じないのと同じです。少々の不調であれば、緊張感で補うことができます。もちろん、大いなる不調は、緊張感でも補うことはできません。
校正の作業はちびに邪魔されたくないので、夜半に起き出して、2時間ほどかけました。100%ではありませんが、ほぼ見ることができました。残っているのは、調べものです。