1999年に向けてこのホームページの模様替えを試みます。まずは、色を変えますが、ウェブ上の色は本当に難しいです。なかなか思った色が出ません。
My Bookmarks の地図の部分を3倍程度に増やしました。電子地図は、調べてみると大変面白いものです。
大学はもう休み(事務もお休み)ですが、今日、大学の研究室に行って来ました。少し片づけの用事があったためです。メールボックスに新しい学報(東京外国語大学 学報 第91号)が入っていました。普段あまり読まないのですが、今回は全部目を通しました。色々面白い情報が載っていました。特に、新キャンパス施設整備状況は、いろんな方の関心を引くかと思い、ここに引用します。新キャンパス施設整備現状
・研究講義棟の工事は、昨年(平成9年)9月26日に着工。10月末現在、5階までの鉄骨の組立と、1階部分のコンクリートの打設終了。これで、やく30%の工事進捗。2000年(平成12年)6月完成予定。
平成10月2日工事状況
・図書館については、この11月末に実施計画が終了し、来年(99年)2月末を目途に工事着工の予定。
図書館イメージ研究室には、注文していたハブが来ていました。いろいろ考えて、バックボーンに10BASE-2 と 10BASE-5 のポートを持つものを頼みました。(大学のLANの幹線部が10BASE-5 を使っているからです。)研究室に来ている端末は、10BASE-T で、最初ハブの使い方がわからず、私の部屋のマックから大学のネットワークに繋げることが出来ませんでした。そもそも説明書はいつもそれほど読まないですが、ともかく説明書を読んでみると、バックボーンの切り替えスイッチがある。バックボーンは、10BASE-2 と 10BASE-5 用なので、そのスイッチでバックボーンを使用しない設定にしました。でもまだ繋がらない。うーんと考えて、研究室に来ている情報端末は、ハブから分かれたものだから、ハブのカスケード接続と考えればいいのではないかと思いついて、カスケード用のポートを使い、そのポートのハブとPCの切り替えスイッチをハブに替えてみました。これで、OKでした。
説明書をよく読むと、クロスケーブルを使ってもよかったようです。クロスケーブルは、おいてあるので、またの機会に試してみます。(実はこれでやっと中の仕組みがわかりました。)
年賀状、9割がた、終了しました。8パターンほど作ってみましたが、使いやすいパターンはふたつになったので、主としてその2パターンの年賀状が届くでしょう。きれいに出来すぎると、自分で作成したものだと思ってくれない可能性がありますが、気にせず、そのまま使いました。アイディアは色々暖めていたのですが、今回は速度を優先して、あまりこることはしませんでした。
とある方から、私の年賀状は年々地味になる(手抜きになる)という指摘を受けていたので、その方の評価は少し戻せたのではないかと思っています。99年は、ウェッブにはウェッブ用の年賀状を用意しようと思っています。
27日にやっと、年賀状作成に着手しました。Epson Calario 770C でいくつか例を作ってみました。けっこうきれいに簡単に出来たので、出来ることだけ確認して就寝しました。
来年度(1999年度)大学院の授業シラバスを作成しました。次のふたつです。
ヨーロッパ歴史文化論 I
思想文化論研究
風邪をひいたまま、新しい話を2つ準備して話しました。
1つは、下に記事のある「20世紀表象文化の世界」で、外語の移転先に「ガレリア」が出来ることを枕にして、ガレリア、パサージュ、ギャルリー、アーケード、アトリウムの系譜をカラープリンターで刷りだした図版を駆使して紹介しました。これは、学生たちには評判が良かったようです。
( ただし、図版の準備が大変で、1年を通してずっとやれる種類の授業とはならないようです。下は、当日授業で見せた画像のリストです。画像そのものは、準備できたら見られるようにするかも知れません。画像リスト)
もう一つは、土曜日の2時から、上野の科学博物館で行われている「科学史学校」の1回限りの講演「新しいロバート・ボイル像」というものです。当日配ったプリントを下に載せておきます。
科学史学校レジメ
Books on Bolye after '90
講演そのものは無事終了しましたが、風邪は完治はしていなかったようで、終わった後、体力が尽きて、へなへなになっていました。講演終了後の主催者の方々との会食も1時間で切り上げさせてもらいました。でも、まあ、しかし、これで98年中になすべき公的な仕事は終了して、ほっとしました。
風邪はまだ完治していませんが、近所の本屋さんで最新の『中央公論』(99年1月号)を買ってきて、西谷公明氏の「さらばキエフ、さらば長銀」を読みました。ソビエト連邦崩壊後、ウクライナの通貨の立ち上げに関わった当事者として最近の経済情勢へのリマークが記されています。大変面白い記事でした。是非、1冊の本で読んでみたいと思う内容でした。
私が関わっている大学(東京外大)の授業の今年度の試験問題を公表します。
98年度試験問題
- 20世紀表象文化の世界
- 科学技術と社会
- 科学思想史
今日は、2コマ授業を行いました。その後、風邪を引いていることに気がつきました。火曜日、水曜日は、休んで、起きていることの出来る時間帯に授業の準備をすることとしました。
授業準備でカラー印刷するものがけっこうあるので、2台のマックをイーサーネットでつないで、片方はカラー印刷専用マシーン、もう一方は授業ノート作成マシンとして作業しようと思っています。
12月17日の授業で必要なので、新宿のビックカメラで Epson Colario 770Cを買ってきました。早速、デジカメでとってあった写真やスキャナーで取り込んでいた画像を印刷してみて、その画質の良さに驚きました。使っているデジカメは、130万画素のもの (Olympus C840L) で、これをA4カラーに印刷しました。良く見るとまだわずかにぎざぎざが見える箇所もありましたが、これは、デジカメの撮影モードを「超高画質」で撮影すれば、消えるのではないかと予想しています。(まだ試していません。)スキャナーで取り込んだ画像はさすがにそういう小さなぎざぎざもなく、非常にきれいにでます。本当に、びっくりです。
ただし、印刷には、1枚約2分ほどかかりますし、1200円のカートリッジが40枚ぐらいでなくなるので、ランニングコストはそれなりにかかります。(スーパーファイン専用紙を使うとして、1枚あたり、約40円。)しかし、自分で好きに出来ることを考えれば、この1枚40円は特に高いとは思われません。
特に、白黒写真をカラーで印刷したときの画質感は特筆ものです。かなりかっこいいものができあがります。
外大の移転先調査プロジェクトを勝手にスタートさせます。
2001年からの新入生がアパートや下宿を探す場合の基礎情報、ならびに現在西ヶ原キャンパスの在籍者が2000年の夏の移転時に引っ越すべきか今と同じ下宿にとどまるべきか、その判断の基礎材料を提供しようとするものです。まずは、新キャンパスへのアクセスから調べてみました。
基礎事実
なお、このファイルは、どう表示するか、けっこう難しいのですが、考えて、大学のページにいずれ載せようと考えています。いろんな関連情報(たとえば、武蔵野台から普通に歩くと17分かかるとか、○○駅で2分の乗換は不可能だ、とか)を歓迎します。- 新キャンパス住所:東京都府中市朝日町3-780 (旧関東村)
- アクセス:1)中央線方面から&2)京王線方面からの2通り
- 中央線方面からのアクセス
武蔵境駅で乗り換えて、西武多摩川線を利用する場合、武蔵境駅で乗換時間平均5分、西武多摩川線武蔵境―多摩墓地前約7分、多摩墓地前駅から新キャンパスまで徒歩5分として、武蔵境駅からは15分を見ればよいだろう。
中央線快速電車の所要時間は、東京―武蔵境、も、高尾もともに35分なので、中央線の東京―高尾間は、どこも、1時間以内で新キャンパスに通えることとなる。- 京王線方面からのアクセス
地図で見る限り、最寄り駅は、武蔵野台駅。そこから徒歩で、約20分(足が強い方なら15分)だろう。(現在の巣鴨―現キャンパスとほぼ同程度の距離)
京王線は、特急、急行、各停の別があるが、高尾山口からは約1時間10分、京王八王子からは1時間弱、橋本からも1時間弱、新宿からも約1時間でキャンパスに通える。
乗換は、計算が面倒なので、次のファイルをご覧下さい。
新キャンパス1時間圏
次は、私が今日近所の本屋で買った本です。
*村上陽一郎 『安全学』青土社、1998、1800円 *江畑謙介(えばた・けんすけ) 『兵器の常識・非常識』下「空軍・ミサイル兵器」並木書房、1998 *『月刊 高円寺本舗』創刊号、1998年4月、500円 *『月刊 吉祥寺本舗』創刊号、1998年10月、500円 *『論座』1999年1月号 *『BRUTUS Casa』Brutus増刊1999年1月号最初の村上陽一郎氏は、私の師匠です。正確に語れば、大学院時代の指導教官です。この本は、買ったばかりでまだ読んでいませんが、非常に重要な分野を開拓しようとするものだと言ってよいと思います。
最後の『ブルータス』の増刊号では、フィリップ・スタルク氏というフランスデザイン界のスター(?)が、東急ハンズを探検して、商品を選び出す記事が私の想像力を大変刺激してくれました。そのスタルク氏の最近の言葉が、 "Le design est mort. "(「デザインは死んだ」 )だそうです。いいですね。