30代最後の日でした。会議が午後1時から連続して、4つあり、終了は7時前。体調不良のせいもありましたが、とても疲れました。私は、「会議が苦手」かもしれません。(こんなことを言うと、これまで、苦手じゃなかったのかと、強い反問にあうような気もしますが、・・・。)
インターネット&パソコンの世界に朗報がいくつかありました。
1つは、有名なロボット系検索サイトの goo がフリーウェアとシェアウェアのダウンロードサービスを開始しました。アスキーが提供する3000千本からスタートするようですが、1ヶ月に100本ずつ増やすことを予定しているとのことです。もちろん、これまでもこういうサービスを提供するサイトは、ありましたが、goo でやってもらえると大変助かります。
もう一つは、マックの世界のかなり強力なワープロソフトNisus Writerがフリーウェア化されるというニュースです。まずは、英語版4.1.6からですが、日本語版のフリーウェア化も計画されているようです。
英語版申し込み
いきなり、寒くなりました。長袖のシャツに替えただけではなく、その上に軽い上着を着ました。暑くなるときは、徐々になるのに、寒くなるときはいきなり寒くなるような印象を私は持っています。実際には、どうなんでしょうか?
40歳になる日に、大学の授業が再開されます。着る服から部屋中を探して、準備しなければなりません。部屋の片づけも終了していないというのに。10月半ばに学会で岡山の津山に4日ほど行ってきます。ということで、開始しても、まずは、2回という感じです。
昨日、これで終了だと歯医者さんに行ったら、歯型が壊れた、取り直しで、明日入れる、とのことでした。嗚呼!
ということで、今朝、歯医者に行って、やっと歯型を入れてもらいました。日がくれるまでは違和感がありましたが、寝るときには、その違和感も消えていました。これでやっと普通にご飯を食べることができます。
今日の午後、先週型を取った歯を入れてもらいます。これで、やっと、顔の右側でだけ飯を食う男から脱皮できそうです。
10月1日から大学の後期の授業が始まります。1週間で、頭と気持ちを授業用に切り替えていく必要があります。その日に40歳になりますから、出来るだけ、新しい気持ちで新しい話をしようと考えています。本当に出来るかどうかは、一に準備にかかります。「TMD(戦域ミサイル防衛)」については、テレビや新聞の報道とは全く違った角度から話をすることが出来ると思います。北朝鮮の「テポドン」発射以来の日本政府の対応も日本のマスコミの反応も、私からすれば、馬鹿みたいです。どうしてだれも、アメリカの地球防衛戦略に触れないのでしょう。アメリカのグローバルな防衛戦略という枠組みを背景にしなければ、こういう話は理解出来ないものとなるのに、ミサイルでミサイルを打ち落とすという技術論に焦点を合わせる、「ああ、馬鹿みたい」という論調になっています。
マッキントッシュ救済計画
私の身近で故障していたり、調子のおかしくなっているマッキントッシュは、全部救済しようと思います。去年の夏壊した Power Mac 7500/100 は自分で直したので、コメットさんも何とかしようと、今日、渋谷の日本NCR(クイックガレージ)と言うところに持っていきました。目の前で、全部を分解し、調子の悪かった3カ所をすぐに交換してくれました。 PC Card スロット、CPU クーラー、クリックボタンの3カ所を交換してくれました。PC Card スロットは、カードが刺さらなくなっていました。
非常に親切に、しかも、迅速に対応してくれて、もう少し早く来ればよかったと思いました。まだ、保証期間内なので、すべて無料でやってくれました。私がNCRにいる間に見えていたお客さんは、ほとんどがPowerBook で、保証期間が切れたら、アップルケアに入ろうかと思いました。ハードを見ると、どうしてもノートパソコンは故障しやすいように思います。
ああいう風に、親切に迅速に対応してくれる修理機関がそう遠くない場所にあるのは、大変心強いものです。お家に帰ってきて、早速、PC Card をさしてみました。問題なく使えました。私が普段使っているこのデスクトップ( PM 7600/200)とイーサーネットでつないで、コメットさんのなかの重要なファイルをデスクトップにつないでいるMOにバックアップを取りました。ファイル共有に必要なパスワードはいつも忘れるので、その都度設定しています。コメットさんで行っていたのは、翻訳の作業なので、その結果と 翻訳の時に一生懸命登録した日本語変換辞書(Atok )をバックアップしました。
歯医者さんに行ってきました。今日は、型をとりました。ついでに、麻酔の上、前歯の歯石を取ってくれました。こいつが結構たいへんで、治療がすんで1時間以上たった今でも私はへなへなのままです。しびれがまだ残っていますし。終わったあとは、少し頭も痛くなっていました。嗚呼。
5限に試験を実施するため大学に行きました。大変暑い日で、試験監督でただ教室にいるだけで汗が出てくる不思議な蒸し暑さでした。この夏、上海にいらした同僚の先生に話を聞くと、だいたい上海の夏は、こういう感じなのだそうです。ちょっとたまりませんね。今年の場合、上海の夏の気温は、体温を超え、地面の温度は50度近くまであがっていたそうです。畏るべし中国!
ああ、しんど!今日は、久しぶりに教授会でした。2時開始で、終了は7時。疲れました。
美輪明宏さんの『紫の履歴書』を読了しました。大変面白い本でした。美輪さんの気っ風のよさには、暑い夏の日に信州の高原から涼しい林の風が吹いてくるような気持ちの良さがあります。なんだか、すっきりします。昭和43年に初版が出版されてから、若い人たちを勇気づけてきたというのも、よくわかります。私も気分が少しさっぱりして、不思議に元気な気持ちになりましたから。親しい友人によれば、美輪さんの本を読むと、部屋の掃除をしたくなるのだそうです。そのせいかどうか、私もアパートの部屋の片づけと大学の研究室の大掃除とを一生懸命しています。量が量だけに、当分かかりそうですが、少しずつでもましになっています。
敬老の日ですね。
今日は、お昼過ぎに去年壊してそのまま放置してあった私の PowerMac7500/100 を千円のカートに積んで、学校まで運んでいって、修理を試みました。千円のカートでも、カートがあるだけで、荷物の運送はずいぶん楽です。運んだマックは17キロでしたが、電車で運んで特にたいへんな場所はありませんでした。電車や液のプラットフォームで他人にぶつからないように気を付ける、その程度でした。
思ったより簡単に修理できました。HDや電池を含めてはずせるものははずして組み立て直し、それから、1年ぶりに通電しました。パワースイッチを押すと、HDが回転する音が聞こえ、ハッピーマックが画面に表れる箇所までは動きます。(去年壊したときには、最後、画面には何も表れなくなっていました。)これなら何とかなると思って、まず、シフトキーを押したままで強制再起動してみましたが、これは、起動画面の途中で必ずフリーズします。次は、システムCD−ROMを入れて、そのCD−ROMからの起動を試みました。やはり、起動画面途中でフリーズします。どうしても最後までいかない。
去年はここで終わりで、その先どうしようもなかったのですが、今年は、起動ディスクを含むCD−ROMが他にもいろいろ手許にあります。まずは、HDT( Hard Disk Tool Kit)のCD−ROMを入れて、これから起動させると、結構時間がかかりましたが、辛抱強く待つと何とか最後まで起動しました。
ノートン先生や、TechTool PRO で調べてみると、CD−ROMドライブそのものが少々おかしかったようです。HDのファインダーもおかしくなっていました。
再びHDから起動してみると、今度は普通に起動します。これまでの作業は、本体をあけっぱなしでやっていたのですが、これで少し安心して、カバーを掛けて(はめないでかけただけ)よしよしと帰ることにしました。やれやれ!!
そろそろ汚さが目立って来たので、このアパートで使っていた掃除機を今日大学の研究室用に持っていきました。学生たちに汚いと言われるまでもなく、私の研究室は1年に1度くらいしか掃除しませんから、かなり汚くなっていました。私は、目にはっきり見えるものしか見えないタイプなので、ほとんど気にならないのですが、床がカーペットということもあって、時には、がんばって掃除した方が良いようです。今日は暑かったので、お掃除は3時間ぐらいで帰ってきましたが、9月中は暇な時間を見つけてできるところまで、掃除をやります。
この部屋のためには、近所のドンキホーテで新しく掃除機を買ってきました。自転車で行けばそう遠くない場所に「ヤマダ電機」が出来たので、そこまで行こうかとも思ったのですが、箱の大きさを考えて、近所のドンキホーテにしました。ちなみに、ドンキホーテとは、安売りで有名な井の頭通り沿い(還8の少し外)のお店です。お客同士がすれ違うのが難しいくらい所狭しと多種多様な商品を天井まで陳列しています。そのごちゃごちゃの雰囲気が僕は割と気に入っていまして、(夜2時まで開いていることもあり、)よく遊びに行きます。
新しい掃除機はさすがに強力です。
『現代思想』のバックナンバー(98年度7月号と8月号)を買ってきて、金森修さんの「サイエンス・ウォーズ」の論文(2回に分けて掲載されたもの)を読みました。私は最近はあまり科学論関係のものは勉強していないので、アメリカで起きた「サイエンス・ウォーズ」そのものを知らなかったのですが、大変興味深く読みました。 これは、今、杉山さんが主催されている北大の科学史メーリングリストでも著者本人の金森さんをまきこんで、興味深い議論が展開されています。
北大科学史研究室のホームページ
これは、たとえば、アカウンタビリテイということばがひっかかていて、科学や学問や研究(しいては高等教育)の社会的責任(あるいは、科学研究や学問の政治的側面)に関心がある方は、科学論そのものには関心がない方でもずいぶん面白く読めるものだと思います。
そこでの議論では主題にはなっていないのですが、私自身は、「科学者対科学論者」の戦争(サイエンスウォーズ)よりも、1980年代以降の人文学のいわば内部問題の方に関心があります。それは、私自身の所属する大学が、純粋の文科系(しかも単科大学)だということに関係があります(存在被拘束性?)。文科系の学問の多くにおけるポストモダニズムの浸透が、私に直接関わることがらとして、どう考えたらいいのか、決しかねているからです。そのポストモダニズムの最近の流行(?)としての「カルチュラル・スタデイーズ」は、私のよく知る当事者によれば、外語にその震源の一つがあるのだそうです。そもそも酒井直樹(漢字違っていたらすみません)さんがたった1年間とはいえ外語に席をおいているという点だけで、まあ、そう評価してもいいのかも知れません。
私自身去年若手の研究者にお願いして、私の関与している学会(化学史学会)で、「科学のカルチュラル・スタディーズ」のシンポジウムを企画・実行しています。個人的には、科学史家として特にメディア技術の社会的意味に関する研究に深い関心を抱いたのがきっかけですが、歴史の方で「ポスト・コロニアル」と呼ばれる状況にも関心がなかったわけではありません。
しかし、いわばあざとい「サイエンス・ウォーズ」を仕掛けたプロ科学者がある種の「カルチュラル・スタディーズ」に違和感を抱いたように、私もたとえば若手(大学院生を含む)の研究者のあまりにも安直な言葉使いには、違和感も感じますし、時にはもっと不信感を感じます。端的に言えば、こやつらは、格好の良いと彼らに写る流行の言葉をちりばめた文章を生産しているだけで、「自分のたつ文化や伝統への自覚からある種の体制学問の権力主義や権威主義を批判し、戦う」という「カルチュラル・スタデイーズ」のオリジナルの志を持たないままに、その志を足下から崩すことに貢献しているのではないか、という危惧と反感です。
隠れた利害関心(たとえば保身)をえぐり出すのに、言説分析は、時に非常に有効です。しかし、言説分析や本質主義批判や転覆的批判や侵犯的試みを唱える文章が、実は何の分析も批判もなしておらず、ただクリッシェを繰り返しているだけのものに見えることが少なくないのです。
私には、本当に大切なものをまるで間違った方向に導くものに見えるのです。体制マルクス主義に生じたことがそれだ、と言えば、反感を買うでしょうか?
そのせいで(?)かつて左翼知識人だった方々の大多数に、マルクスの当初の関心や目的がほとんど継承されていないように見えるのは、私には、無惨な光景に見えます。これは、思想史家としての発言ですが、ほんとうは、唯物論は歴史的には一瞬のきらめきとしてしか存在しなかったのかも知れません。(「人間存在の唯物論は、観念論や精神主義にすぐに崩れ落ちる」と言ってみたくなります。)
「カルチュラルスタディーズ」も一瞬のきらめきとしてしか存在しなかったと21世紀の人々(よほどのことがなければ、私も、21世紀の人になると思いますが)に診断を下されるようだとあまりに悲しいのではないでしょうか?
歯医者さんに行ってきました。あと2回だそうです。結局今月いっぱいかかりそうです。今日は、特にこわくもなく痛くもなかったので助かりました。G3 MT/300 のセットアップがだいたいできたので、CPU をとっかえてからあまり調子の良くなかったPower Mac7600/120 をきちんと動くようにしようと考えました。(前の方では、直ったように書いていますが、うまく動くこともあるし、CD−ROMからでなければ起動しないこともありました。)CD−ROMからは必ず起動できるので、HDの問題かと思い、HDをまず初期化しました。CPUが速いとどんな処理も速い。思っていたよりずっと速く初期化とシステムの再インストールがすみました。で、HDから起動すると途中でエラーになる。仕方がないのでともかく強制再起動してみると、やはり起動途中でエラーになる。前は、これで、嫌になってCD−ROMから起動していたのですが、エラーの画面が先程よりは先に進んでいる。もしかしたらもう一度強制再起動したらきちんと起動するのではないかと思い、もう一度強制再起動してみると、次は、問題なく起動しました。そのあとは、あまり多くの回数を試したわけではないのですが、問題なく起動するようです。そういえば、これに似た話をマッキントッシュトラブルニュースで読んだような記憶があります。ちょっと不思議ですが、そういうことはどうもあるようです。
美輪さんの本が面白かったので、もう1冊自伝的なもの『紫の履歴書』を買ってきました。若いころの写真はすごくハンサムで、男の僕でもうっとりします、・・・。
昨日、会議がふたつありました。疲れました。
偉い方々は、朝の10時から夜8時くらいまで、ひっきりなしに会議をこなしたようです。たまりませんね。私の大学の場合も一握りのしっかりとしていて熱意のある先生方に非常に多くの仕事が集中しています。
新しく研究室に入ったG3 MT/300 のセットアップが9割方終わりました。自宅では、Power Mac 7600/200 を使っていますが、体感速度が確かに全く違います。たくさんファイルの詰まったフォルダー(ディレクトリー)の情報を見る時間は、大げさには10倍ぐらい違う感じがします。セットアップしたあとぼちぼち添付の書類を読んでいますが、3つある PCI スロットには、あらかじめWIDE ULTRA SCSI ボードが刺さっていました。説明書には、WIDE ULTRA SCSI ボード、または、グラフィックボード、または、100Base-Tボード、が刺さっていると書いてあって、どれだろうと思ったのですが、別に入手したカタログにより、ワイドウルトラスカジーだとわかりました。速いはずです。同じ型番で、グラフィックコンフィグレーションでは、上の3つが全部刺さっているので、PCI には空きスロットがないようです。値段が30万違うのもむべなるかなでした。(メモリーも倍違いますし、HDも倍違います。)
大学の帰りに新宿によって、電源ケーブル(タップ)1本、本2冊、ビデオ1本を買って帰りました。本のうち1冊は、美輪明宏さんのもので、大変面白く読みました。
今日大学に出ると、研究室にG3 MT/300 が届いていました。部屋の片づけをしながらセットアップをしました。パソコンは、起動した画面を見るまでは、どうも心配で、でもまあ、問題なく起動したので、すぐに、メモリーを増設しました。64M+64Mで、128Mにしました。もしこれで足りなくなったら、128Mを増設して256Mにします。前と同じ環境を整えるのは少し時間がかかります。でも、それまで使っていたHDのまるまるのバックアップを外づけHDに取っていたので、まずはネットワーク関係だけコピーしました。それでただちに学内LANにはつながりました。プリンタードライバーは、ちょうどよいので、コピーではなく、新たにインストールしました。イーサーネットがつながって、プリンターがつながって、ともかくそれで仕事はだいたいできるので、あとは、またにして、部屋の片づけをしました。これは、パソコンの寿命だと言われる5年間は使うつもりです。前の台のようにあまり無茶な使い方はしないでおこう思っています。
日本語のE-TEXT
日本語のE-TEXTに関しては、「青空文庫」(http://www.voyager.co.jp/aozora/)というのを発見しました。ヴォランテイアグループで、日本の版権の切れた文学作品を中心にかなり精力的にE-TEXT化を推進されています。
青空文庫
協力できる人は、みんなで協力しましょう。夕方、新宿に買い物に出たついでに「さくらや」で iMac に触ってきました。「さくらや」では、6〜7台並べていて、そこだけ人だかりでした。でもちょうど一台あいていたので、キーボードとマウスの使い勝手を確かめました。No Problem. です。確かにマウスは小さいのですが、それは全然気になりません。また、キーボードはちょうどいい具合でした。コメットさん( Power Book2400)に慣れてからは、日本人の手には少し小さめのキーボードが合うという確信を得ています。特に女性の方には少し小さめのキーボードがちょうどよいのではないかと思います。ともあれ、さすがにG3 で、動きもきびきびしていますし、ちょうど良い感じでした。
歯の治療は、体力に影響します。今日2回目の作業を受けに行きます。前回は穴を掘って仮埋めしただけですから、たぶん今日は型を取ってくれるのでしょう。今の状態では知的な作業には向かないので、大いなる片づけをしています。
春以来見失っていた(この部屋の中で行方不明になっていた)『東京人』のバックナンバー(1995年3月の東京サウンドスケープ特集)が見つかりました。歯医者さんの結果→今回は麻酔は使いませんでした。でも、帰ってきたら、3時間ぐらいはへなへなになっていました。あの診療台に座ると過去の痛さの記憶が甦ってくるので、こころに葛藤が生じて疲れるようです。へなへな。
ああ、頭がくらくら、くらくら!”#。
9月になりましたね。ずっと調子の悪かった左下の奥歯が、とうとう、昨日から耐え難くいたくなりました。風が当たるだけで痛い、という状態です。
ということで、今朝、電話をして、ここ7年間ぐらいお世話になっている近所の歯医者さんに行ってきました。麻酔を前後ろに打たれて、1時間以上、手術(?)を受けていました。ああ、くらくら。くらくら。まだ、麻酔が残っていて、息はぜいぜい、頭はくらくらします。これでは、今日は、使いものになりません。手術は終了したわけではないので、3日ほどおいてまた行きます。歯の治療は、何度受けても慣れないですね。