ちいさいちびといっしょに5時15分。珍しいことですが、これは昨日、ちいさいちびが2時間も昼寝をしたせいでしょう。
明日から本格的な連休。本日の資料調査ですが、総武線乗り入れの東西線で、門前仲町までまずむかいました。3回目の東京海洋大でしたが、図書館は定期休館。半ば予想していたことなので、駅まで15分の道をすぐに取って返して、再度地下鉄へ。次に向かう場所は、国立極地研。板橋区加賀1丁目にあります。都営地下鉄の板橋区役所前から歩いて、約10分。一度も行ったことがない場所なので、門前仲町の駅内で少し考えて、新しいルートを捜してみようということで、都営大江戸線で春日乗換、都営三田線というルートを選びました。大手町で乗り換えるよりも乗換に要する時間は短くすんだと思います。板橋区役所前の駅をでると、地方都市によくあるような、狭い通路の商店街が続いています。極地研というのは、その商店街がつきるあたりにありました。誰も見あたらない1階部分には、宗谷の模型と南極から拾ってきた石がごろごろと展示されていました。図書館は4階。来館趣旨を告げるとすぐに資料を出してくれました。
見たかったのは、Captain Thomas James's strange and dangerous voyage in his intended discovery of the North-West Passage into the South Sea : in the years 1631 and 1632.です。ウェブキャットには、p. [480]-544 ; 39 cmとあるだけで、出版年は記されていません。実物は、フォリオの版型で、480頁から544頁がパンフレットのように簡易製本で綴じられていました。不審だったので、図書館の方に、入手の由来や経緯がわかりませんかと質問すると、丸善から古書で買ったという以外にはわからないと回答を得ました。フォリオの大きな本を、誰かが、このキャプテン・ジェームズの旅行記の部分だけを切って、綴じて、1冊の古書として売りに出したものと思われます。もとの本は、おそらく、紙質と印刷状態から見て、17世紀のものだと思われます。いますぐにはわかりませんが、しっかりとした書誌調査をすれば、もとの本を割り出すことはできると思います。
1時間ばかり必要な作業をしてから極地研にはおいとまをし、駅に向かう途中のそば屋さんでざるそば定食。その後、大学に向かうこととしました。おなかがくちると眠くなったので、その先は、巣鴨乗換JRというもっともわかりやすいルートをとりました。
大学には2時ぐらいに到着しました。連休前に処理しておきたい書類書きをすませた後、大学図書館へ。はじめて書庫にはいりました。AA 研の蔵書がまとまっておいてあり、そこにハークルート協会の旅行記集成がまとめて置かれていました。私が調査しているもののかなりの割合は、たとえば、アコスタもリンスホーテンもオラウス・マグヌスも本日の調査対象のキャプテン・ジェームズも、この旅行記集成に含まれています。ほんとは、英訳ではなく、原典がよいのですが、英訳だけでもないよりはあったほうが100倍もまし。様子がわかったところで、本日は、キャプテン・ジェームズのものだけを借りて帰ってきました。
東京をこれほど大きくまわったのは、ほんとうに久しぶりです。5年以上ぶりではないでしょうか。
おおきいちびが先に起きて、5時50分。昨夜いつもより遅くまで起きていたせいです。ただし、日本対チェコ戦は見ていません。見ていれば、また、がんばれ久保!の連載を執筆していたと思います。(1対0で日本の勝ち。チェコは世界ランク9位です。)連休中のことはまだあまり考えていませんが、今朝はちびどもがあまりにうるさいので、少し外に連れ出すことにしました。天気もよいので、新宿御苑を選びました。行ってみると、みどりの日ということで、御苑は入場無料。それはよかったのですが、滑り台もない公園はちびどもには退屈なようで、1時間程度で退散し、高島屋へ。おもちゃのコーナーで少し遊ばせてから、帰ってきました。ちびどもは、起きたときから少し疲れ気味で、小さいちびは、新宿駅で帰りの電車を待っている間に昼寝にはいりました。家に帰り着いても、よく寝続け、最近では珍しい2時間ちかくの昼寝となりました。
もしかしたら、開いていないかもしれませんが、明日も図書館に資料調査にでかけます。
ひとりで5時前。朝は曇り。ちびどもといっしょに家をでて、図書館での調査にでかけます。→本日も、越中島の東京海洋大に行ってきました。2度目ですので、スムーズに動くことができました。自宅からは、1時間強かかります。図書館では1時間半程度調査をすることができました。おそらく、海洋大の図書館で行うべき調査の半分までは済んだと思います。大学院教授会のまえに学生の書類にサインをする必要があって、早めに退出し、大学のすぐそばのラーメン屋さんで豚骨塩ラーメンを食べた後、大学へ。外大の図書館でも30分ほど調べものをしようと思ったら、月末休館日。研究室でほかに必要な書類の処理をしていました。
大学院教授会は、2時40分に開始し、4時10分前に終了しました。会議は5時までに終了するという習慣が定着しそうです。もう少し図書館での調査を行いたいのですが、あいにく、ゴールデンウイークに突入してしまいます。金曜日は休日ではありませんが、月末は整理のために休館になっていることが多いので、行っても開いていないかもしれません。
今月はここまで64枚。学期がはじまると、こんなものでしょうか。
一時小康状態をたもっていたウイルスですが、このところ、かなり活発化してきています。大学のアドレスに来るメールの9割以上がウイルスかスパムかという状態が再現しています。やれやれ。
ひとりで5時前。日曜日に記した、アコスタ『新大陸自然文化誌』ですが、半分近くを読みました。長く重宝された理由がよくわかります。事実情報を非常に冷静にしっかりと記述しています。もちろん、驚異情報も多くありますが、筆が抑えられているので、これは原則信頼してよいだろうという気持ちになります。ざっと読んでいて、ああここはボイルが引用しそうだと思った箇所は、あとから、本当にボイルが引用していることがわかりました。ボイルがどういう話題にひっかかるか、だいたい勘がつかめてきたしるしです。
昨日から、リンスホーテン『東方案内記』(岩生成一・渋沢元則・中村孝志訳、岩波書店、大航海時代叢書8、1968)に移りました。800頁に近い大著です。日本のことも取り上げられています。(切腹という風習の、もっとも早いヨーロッパへの紹介のひとつということです。)もとのオランダ語は、かなり難しい読みにくいもののようで、ボイルが引用している内容と、邦訳が微妙に、しかしはっきりと食い違っている箇所が2箇所ありました。おおきいちびを迎えに行くのに同行して、そのまま、駒場に。非常勤控え室で外語の同僚お二人に会いました。図書館で調べものがあるので、挨拶もそこそこに嵐のような風のなか図書館に向かいました。何点か収穫がありました。ごくわずかにノートを取りつつ、本を読んでいると、授業の直前になっており、事務室で急いでコピーをとってもらい、隠れ家のようなセミナー室へ。
今日は、平井さんの思想論文「種子の理論」。圧倒的内容が凝縮されているので、学生諸子にはイメージの掴みづらい箇所が少しあったようです。
ますます嵐のようになっている中を帰宅。明日も午前中に調査にでようと思っています。午後は、大学院の教授会。
ひとりで5時25分。昨日と全く同じです。リズムが一定してきたようです。昨夜は、就寝前に、駒場の授業で取り上げる、
K.パーク&L.J.ダストン「反-自然の概念」『思想』1982年11月号、pp.90-118
を読み直しました。再び感心しました。よく書けた論文です。
ひとりで5時25分。[不審者]
昼食時にお隣さんから聞いた話です。朝方お隣さんの門をがたがたさせている不審者があり、警察に通報したら、警官が6人も駆けつける大騒ぎになったのだそうです。話によれば、泥棒ということではなく、ほんとうに不審な行動をとる人物だったようです。それが朝の4時とのこと。我が家では誰もまったく気が付かないで寝ていました。[作業]
金曜日から行っている作業ですが、ボイルが引用している箇所の同定作業です。今回行ったのは、アコスタです。新しいボイル著作集の一般索引は、全部で26箇所を取り上げています。(書簡集では、3箇所。)同定のしようのない一般的な言及を除き、昨日の時点で、ほとんどすべての箇所について、引用箇所を同定することができたのですが、一箇所どうしても同定できない箇所がありました。寝ている間ずっとこのことが気になっていて、そもそも本文もボイル自身の注もアコスタの名前を出していないので、アコスタだとする編集者の同定が間違いではないかと思うようになりました。起きてすぐに確認したところ、間違いだとわかりました。
ボイルが取り上げている話題は、カリブ諸島における砂糖の製法です。それをボイルは、フランス語の文献から引用している。その箇所を編者は、アコスタの『新大陸自然文化誌』の仏語訳(1598)から「明らかに引用している」と記しています。実は、アコスタの『新大陸自然文化誌』の仏語訳(1598)は、ガリカにあり、ダウンロードしてもっています。昨日の時点では、どこかにあるはずだと思い、一生懸命捜したのですが、それらしき箇所に出会いませんでした。おかしい、おかしい、と思い、ボイルの本文をよく見ると、「フランス語ではアンティル諸島、英語ではカリブ諸島と呼ばれているアメリカの島々の自然文化誌」とあります。頭の片隅に記憶があったのでしょう。今朝起きてすぐにしたことは、私の作成した引用リストで検索をかけてみることでした。ありました。
Cesar de Rochefort = Louis de Poincy, Histoire naturelle et morale des Antilles,Paris, 1658
でした。
しかも、このルイ・ドゥ・ポワンシの『アンティル諸島の自然文化誌』は、ボイル著作集の一般索引で索引化されており、6箇所をリストアップしています。つまり、編集者のボイルの引用箇所の同定は、ある割合ゲスワーク guesswork であり、同定作業を行わなくても、場合によっては間違いを指摘できる種類のものだということです。
もちろん、私自身の研究との関連で言えば、1箇所、同定ができなくても、それほど研究内容には影響はないのですが、他が同定できて、1箇所残るのは、気持ちが悪い。
ということで、ともかく、これに関しては疑問が解消して、すっきりしました。
ひとりで5時45分。→昨日と比べると寒い。朝8時の気温が12度ですから、それほど低いわけではありませんが、ここ何日か暑い日が続いたので、寒く感じます。→一日中寒く感じました。朝方、アマゾン(セカンド・ハンド)より次の本が届きました。
Barry Barnes & David Edge (eds.),
Science in Context: Readings in the Sociology of Science ,
Cambridge, Mass.: MIT Press, 1982
少し古いのですが、科学社会学の教科書として使うつもりです。ちびどもが寝た後、女子サッカー、オリンピック最終予選、日本対北朝鮮を見ました。3対0、で日本が勝ち、オリンピック出場権を得ました。気持ちのはいった、ほんとうによい試合でした。
同じ気持ちで、本番の3戦を戦ってほしいと思います。
ひとりで4時15分。→ちいさいちびが5時半に目覚めました。明らかに睡眠不足。ひとしきり暴れてから、昼寝(?)。今日は海洋大の図書館に調査にでかけます。→ちびを幼稚園におくってから、文献調査に出向きました。東京海洋大は、以前の水産大と商船大が合併してできたものです。いずれの大学にも私はまだ一度も足を踏み入れたことはありませんが、今回は、以前の商船大の方に行きました。東西線で、門前仲町駅から徒歩15分とあります。東西線と総武線は乗り入れをしているので、西荻からは電車1本で行けます。門前仲町の駅をでて、数分逆向きに歩いてしまいましたが、すぐに間違いに気付き、180度回転して、東京海洋大越中島キャンパスに向かいました。15分は、なるほど15分です。けっこう歩きます。
キャンパスはもちろんすぐにわかりましたが、キャンパスのなかで図書館がどこにあるのかが結構難しかった。結局、一服している学生さんに場所を聞きました。あれは、知らない人間には簡単にはわかりません。何も表示のない階段で2階にあがって、図書館に行き着くというふうになっていました。図書館そのものは、こじんまりとしていて、司書の方も親切で使いやすいものでした。
見たかったのは、17世紀冒頭に、英国だけではなく、フランス、オランダ、スペイン、ポルトガル等の探検航海記を英語で集大成した、『ハークルートの遺著、あるいはパーチャスの巡礼記』と称する、航海記・旅行記集成です。20巻の大きな集成です。
インターネットで検索して、ずいぶん目次を捜したのですが、見つけることができていませんでした。実物を見て、その理由がよくわかりました。あんなものの目次を載せるためには、論文1本打つよりもたくさんの作業が必要になります。最初の巻に全体の目次があるわけでもないので、第1巻から順番に本を繰っていきました。目的のものは、第15巻にありました。他にも使えそうな箇所を捜し、書誌事項をノートにとり、必要な箇所をコピーし、たぶん、2時間ぐらいの調査でした。
商船大は、ああ、これが昔の国立大という雰囲気が濃厚なキャンパスで、入ってすぐ右手にかなり大きな実物の商船がおかれています。その前に、クックロビンたちが餌をついばむ芝生の庭。ヨーロッパでよく見かけた風景です。全体にゆったりとしていて、世間の忙しさを忘れさせてくれます。シティバンクに用事があったので、帰りは、一駅すぎて、吉祥寺でおり、駅前の本屋さんで次の本を購入しました。
大橋良介編『京都学派の思想―種々の像と思想のポテンシャル』人文書院、2004
その後、コーヒー豆を買って、シティバンクのATMへ。桑木野君、申し訳ない、2回チャレンジしましたが、送金することができませんでした。また、別の銀行からトライするのでしばらくお待ち下さい。
ひとりで4時半。[卵子間核移植によるマウスの誕生]
読売(ネット)と毎日(ネット)は、東農大のチームが卵子のみを使ったマウスの誕生に成功したというニュースをトップに掲示しています。
読売
毎日
朝日(ネット)には、まだこの記事はありませんが、ウェブの更新が遅れているだけだと思われます。先ほど読んだ朝刊では、やはり、第1面にこのニュースがありました。
どの記事もほぼ同じぐらいの長さですが、3つのなかでは読売の記事がもっともしっかりと技術的内容を紹介していました。東農大チームの論文を掲載したネイチャーが、「もう男性は不要?」という見出しを採用したことから、各紙とも哺乳類で最初の「単為発生」として扱っています。
もちろん、クローン技術に非常に近いのですが、核移植を受ける方ではなく、核移植をする方の卵子に関して、複雑な手続きを経ています。遺伝子改変マウスをつくり、そのマウスの未成熟な卵母細胞を採取し、そこから卵子をつくり、この卵子の核を移植しています。この遺伝子改変マウスがどういうものなのか、どうして遺伝子改変マウスを使うのか記事には書かれていないのでわかりませんが、ネイチャーを読めばわかるのでしょう。→予想通り、朝日(ネット)にもトップにこの記事が掲げられています。アップは、8時3分のこと。
朝日
大学の生協で、次の2冊を購入しました。
白石孝・小倉利丸・板垣竜太編『世界のプライバシー権運動と監視社会』明石書店、2003
吉見俊哉『メディア文化論』有斐閣、2004
授業を終わり、自宅に帰ってくると、ISIS が届いていました。2003年の12月号と2003年度の Current Bibliography です。
ひとりで5時前。今日は本来は会議の日ですが、会議の開催通知が来ていません。ということで、珍しく自宅で仕事をしていられるようです。ありがたい。
[科研費、残念]
昨日、大学の方に、去年申請した科研費の結果が届いていました。私が研究責任者としてチームで応募したものも、比較的にこじんまりと個人で応募したものも、ともに、×。個人のものは通ると思っていたので少しショック。内容的には国際的にも意味のある研究なので、私の書類作成法が弱いか、あるいは審査員との相性が悪い(審査員の方に、意義がわかってもらえない)か、あるいはその両方か、でしょう。調査旅行は大半はあきらめ、高い資料はボーナスがでてから考え、でも、できることはできますから、結果をだしておこうと思います。
ということで(ほんとうは、そういうわけでもなく、今年の当初からの予定ですが)ゴールデンウィークに向け、春休みに行っていた研究に再着手しています。ずっと新学期の準備に追われていたので、最初は、資料を手元に集め、ノートを読み直しています。意識の真正面に研究内容をおいておくには、そのことを考え、取り組んでいるという時間が必要です。
ひとりで6時。午前中に、アマゾンのマーケットプレイスでたぶん1年以上前に注文した次の本が届きました。
S. Merrow Broddle (ed.)
Alchemical Works: Eirenaeus Philalethes Compiled
Boulder: Cinnabar, 1994
平井さんに教えてもらって発注したものです。Eirenaeus Philalethes = George Starkey を歴史の暗部から掘り起こしたウィリアム・ニューマンも使っているに違いないのに、敢えて注では取り上げていない、貴重な書物です。全体で570頁の本ですが、ざっと目次を見ると、Eirenaeus Philalethes = George Starkey の主著は網羅されているようです。すばらしい。目次は次の通りです。
Eirenaeus Philopones Philalethes, The Marrow of Alchemy. Being an Experimental Treatise, Discovering The Secret and Most hidden Mystery of the Philosophers Elixir . London, 1654 : pp.1-116
Eirenaeus Philalethes, Ripley Reviv'd: or, An Exposition upon Sir George Ripley's Hermetico-Poetical Works . London, 1678 :pp.117-374
Eyrenaeus Philaletha Cosmopolita, Secrets Reveal'd: Or, An Open Entrance to the Shut-Palace of the King . London, 1669 : pp.375-442.
Eirenaeus Philalethes Cosmopolita, Three Tracts of the Great Medicine of Philosophers for Humame and Metalline Bodies. London, 1694: pp.443-552
Eirenaeus Philalethes, The Secret of the Immortal Liquor Called Alkahest, or Ignis-Aqua. London, 1683: pp.524-539.
もとの著作のノンブルが、[65] のような形で入っていますから、使える本です。なお、最後の短論考は、英語とラテン語の対照テキストとなっています。別の版で以前読んでいます。明晰さが印象に残っています。
S. Merrow Broddle の序文を読みました。当時、フィラレーテスの名前のもと英語でだされた全ての著作を収録したとあります。そして、フィラレーテスの名前のもとでだされた著作のうち、英語化されなかったものは2つのみ、すなわち Enarratio Methodica Trium Gebri Medicinarum ,
Vade mecum philosophicum,
この2著は、Opus tripartium de Philosophorum (London,1678) に収録されている。
表が2つ付いていますが、2番目の「フィラレテスのTime Line」というのは、たとえば、1626年ベイコン死去、1627年ボイル誕生、1628年スターキー誕生、1632年ジョン・ロック誕生、というふうなつながりがはっきり見えて、とても便利です。夕方、駒場の授業の2回目。今日は、もっとも基本的なもの、すなわちクーンの「物理科学の発達における数学的伝統と実験的伝統」を読んでもらいます。科学史を学ぶ方は全員頭のなかにしっかり収めておいてもらいたい必須論文です。→授業終了後、最近まったく体験したことのない人の流れに驚きました。新歓コンパの日なんだそうです。&授業が終わったばかりの1年生、2年生の大群なんだと思います。外語とは、母集団の大きさの違いを痛感しました。
起きる時間ではあったのですが、ちいさいちびがごほごほいって、もどして、5時。
2週目がスタートします。→書類のために、学内をあちこち行ったり来たり。忙しい一日でした。朝の間に、編集委員会の作業のうち、表作成作業をほぼ終えました。あとは、地図の到着をまって、地図の挿入方法を指示すれば完了です。
正確な確認をとれたわけではありませんが、昨日、古書店で買った本は重複した様子です。研究室においているような気がしてきました。そのことがはっきりした場合には、重複した方を適正な価格(たとえば、送料込みで2千円とか)でお譲りしようと思います。
ひとりで5時半。学期のあいだは、このぐらいがちょうどよい。昨日の編集委員会で持ち帰った宿題は少なかったので、昨日のうちにすませたのですが、夕刻、2号のゲラの全体が届きました。ゲラを見る作業は、かなり時間がかかります。たぶん、2時間ぐらい見て、一応全体の様子を把握することができました。
4月14日に追加した、英文での出版目録ですが、英文サマリーも順次追加していきます。ただし、現時点では、わずか2点のみ。
買い物にでたついでに、古本屋さんで次の本を買ってきました。
ジョン・アシュトン
『奇怪動物百科』高橋宣勝訳、博品社、1992
もともとの値段が3200円、古本屋さんの値段が2100円でした。
ひとりで4時。どうも、そのリズムができたようです。ちょっと早すぎる気がしますが、そのうちに正常化することでしょう。工学院大学の林真理氏の日記に、東京電機大学の「科学史・科学技術史」の教員募集の話がでています。化学史学会編集長の古川安氏が、この4月1日で東京電機大学から日本大学生物資源科学部に移られたせいです。我々は、前回の化学史理事会で教えられて、えー、でした。つまり、誰も知りませんでした。ご本人も締切直前に応募を決意されたということでした。
東京電機大学の古川研究室では、数多く、編集委員会の会場をお世話いただいています。神田神保町の古本屋街に接した場所(神田錦町)にあり、絶好のロケーションです。東京電機大学で編集委員会がある日は、1時間ばかり早めにでかけて、本屋さんによってこれるのが楽しみでした。神田神保町には、おいしい食事のできる場所もたくさんあり、都心にあることのメリットを満喫できると思います。
非常に個人的な希望としては、誰か知り合いが東京電機大学に採用されるといいなと思っています。神田神保町にでかけるきっかけとなります。まったく個人的な都合ですが、ただの希望としてそう思っています。
なお、本日、科学史MLで、当の古川氏より公募のお知らせがありました。
東京電機大科学史教員の公募のお知らせ
年齢制限は一切ないようです。[論文整理 ]
4月13日に決意した論文の整理ですが、やっと、本日午前5時10分、アルファベット順にまとめる作業は完成しました。駒場の授業のために捜していたものは、ほぼ見つかりました。これまでは、順序も何もなく、本棚の上の空間に横積みしていたのですが、今度は(全部をおくスペースはありませんが)本棚をいくらか開けて、縦に本と同じように並べようと思います。すぐに使うものは、その形で本棚に並べておくのがもっとも便利です。→著者のアルファベット順で、[e] から [j] の6つのアルファベットでちょうど棚一つが埋まりました。 [i] は、3つですから、平均して5つのアルファベットぐらいで、棚が一つ埋まるぐらいの感じかと思います。ということは、全部を収めるためには棚が5つは必要ということで、つまりは、本棚まるまる一本分ということになりそうです。なお、これは、純粋に欧語の論文だけの量で、日本語のもの、本をコピーしたものは別にしています。[下村寅太郎文庫 ii ]
望月さんから、再度、情報をいただきました。関西学院大学図書館編『下村寅太郎蔵書目録』が、2002年に発行されており、関東の大学では、一橋、学習院、中大に所蔵されている、ということです。一橋なら、ほんのすこし足をのばせば、見に行くことができます。694頁の大きな目録です。→望月さん、いつもありがとうございます。駒場で行われた編集委員会は、1時〜2時半でてきぱきと終わりました。会議が短く終わるのはいつもとてもありがたい。
ひとりで4時。4時なら、このまま起きていると思います。この時期は処理しないといけない書類や文書があるので、気になってこういうふうにいつもより早く目覚めます。明日、化学史学会の編集委員会があります。朝早く起きたおかげで、ちびがでかけるまでに明日の準備をすませることができました。なお、ちいさいちびは昨日おともだちがきて興奮していたせいか、朝もぎゃーぎゃーさわいで、ちょうどおおきいちびがでかける前に昼寝(?)。ということで、おおきいちびを幼稚園に送ってきました。外は、朝9時の時点で暑いぐらいでした。
3時半に目が覚めてしまいました。少し仕事をして、再度、就寝することとします。新学期は、いろんな書類を処理する必要があります。5〜10分ですむものもあれば、けっこう時間のかかるものもあります。2週間すぎてしまえば、あとは、わりとスムーズに流れます。
3限、4限、5限と授業。木曜日に関しては、今日が開始の日ですが、ほぼ見込み通りに推移しました。一安心。
自宅に帰り着くと、ちいさいちびは既に就寝中。おおきいちびは、私が夕食を食べている間、ごちゃごちゃいろいろ言っていましたが、夕食が終わるころにソファーの上ですやすや。気合いを入れて、2階の寝室まで運んでやりました。
ちびが寝ていたのは、おおきいちびのお友達が3人、お昼のときから遊びに来てくれてそれからずっと遊んでいたせいです。普段はすぐだっこ、と言ってしっかり歩かない子ですが、お友達と一緒だと、幼稚園から自宅までしっかり歩き、家のなかでもあまり我が儘もいわず遊んでいたとのこと。ともだちとあそぶのがほんとうに楽しいようです。[老眼]
昨日は、足の膝の痛みについて書きましたが、視力も落ちてきています。たぶん、眼鏡をかけた状態で、0.7 か 0.8 しか視力がでていないと思われます。日常生活にさしつかえはありませんが、小さな活字はつらい。ゼミの学生諸君にも、レジメのポイントは9ポイント以上にしてください、と依頼しました。[クロイツフェルト・ヤコブ病]
Wired News に、米国立衛生研究所(NIH)は、ヒト成長ホルモン製剤がクロイツフェルト・ヤコブ病の一因だと確認した、という記事がでています。アメリカ国内では26名がその結果亡くなったそうです。プリオンによる病気は、ほんとうに不思議なでかたをします。[下村寅太郎文庫 i ]
工作舎の十川さんから、故下村寅太郎氏の洋書は、関西学院大学に収納されたという情報を頂きました。十川さん、ありがとうございます。関西学院大学の OPAC で検索すると明らかに下村氏の所蔵書とわかるものがでてくるとのことでした。私は、その下村寅太郎文庫のリストを見たいと思っています。もしご存じの方がいらしたら、ご連絡頂ければ幸いです。
ひとりで5時45分。昨日に続き、寒い日。雨がすぐにも降り出してきそうな空模様です。今日も寒いままでしょう。会議の日。法人化によって、午後5時には会議を終了する必要が生じた(―ものすごく変な話ですが、今回は不問としましょう―)ので、早めにはじめて早めに終わるようです。会議が効率的に進むのはありがたいことです。→2時15分スタートの教授会は、なんと4時5分に終了しました。こいつは、ありがたい。
[膝の痛み]
会議の際に隣に座られた同僚の体育の先生に質問してみました。「最近、膝が痛いのですが、何かよい対応策はありますか?」 まず、痛くなっている理由ですが、老化、すなわち筋力の低下に由来するということでした。40を過ぎると知らない間に足の筋力が低下して、膝にくるのだそうです。トレーニングセンターの自転車をこぐとか、少なくとも3日間連続してしっかり歩くとかするとよいのだそうです。プールのなかで歩くのも効果的だとか。最近、仕事のない日は、一歩も外にでないで、机に向かっていることが多いので、そういう生活がきいたのかもしれません。bibliotheca hermetica を読まれた方はご存じでしょうが、必要があって、英文での出版目録を作成しました。論文と論文に準ずるものはリストアップすることができました。
おおきいちびといっしょに5時40分。→この時期の平均的な気温に戻ったようです。昨日が夏日だったので、寒く感じます。
風邪をひいているちいさいちびが、午前中に昼寝。ということで、幼稚園で午前中にあるお母さんの顔合わせ会にピンチヒッターで出席することになりました。こどもたちもお母さん方もほぼ顔は覚えているのですが、いかんせん、20人前後のクラスで父親はひとりきり。こどもたちはお母さんの顔をみて、みんな、完爾としていました。このぐらいの年齢の子どもは、親や親しい人に対して自然な愛情にあふれていて、少々こまったちゃんでも、ほほえましい。駒場の授業の第1回目。
「科学史特論VI」5限(4時20分〜5時50分)、12号館1223教室
ご関心のある方は、どうぞ。駒場の授業のために、製本セットでとじている論文のコピーを捜しましたが、ここ数年の2度の引っ越しのときに、配列はともあれ、積み重ねるという対応をとったため、全部を見ないといけません。ちょうどよいので、一念奮起して、著者のアルファベット順に並べ替えようと決意しました。大学にもっていっているものもあるので、完全なものはできませんが、それでもずいぶん論文サーチが楽になることでしょう。
少し作業を開始したら、ちいさいちびがやってきて、自分にもやらせろと言います。いっちょまえに、いっこだけいいか、と聞くので仕方なしに、いい、と答えると、せっかく分類した全てを混ぜてくれました。ちいさいちびのいないときにやるしかないようです。ということで、2時前に現地につくように、でかけました。教務課の後期課程担当部署でシラバス・時間割・便覧をもらい、端っこの方にある非常勤控え室で出勤簿に判子を押し、科哲の事務室にでむいて、授業の資料をいくらかコピーしてもらいました。事務室に見えた科哲の先生お二人に挨拶したあと、図書館にでむきました。古川さんからは、図書館の利用票を作ってもらうのがとても大変だ(窓口の対応が、これまでになく杓子定規のお役人対応だ)と聞かされていたのですが、窓口の方が非常勤講師名簿に私の名前を見つけるのに数分かかりましたが、すぐに作ってくれました。クレームが重なって、対応を親切にすることに変更したのかもしれません。地下の書庫にはいり、授業につかう論文のコピーをとり(私の部屋のどこかに必ずあるものですが、捜すよりもコピーをとり直した方が早いと判断したものです)、新着雑誌をざっと見てから、生協で一休み。生協にたむろしている学生諸君の様子から判断すれば、本格的に授業がはじまっている雰囲気ではありません。一応、金曜日にスタートしたようですが、本格稼働は今週の後半かと思われました。生協書籍部を覗き、ちょっとした文房具を購入し、再度科哲事務室にコピーを依頼し、授業の部屋に。隠れ家のように、わかりづらい場所にありました。
ちいさいちびといっしょに5時40分。おおきいちびは、7時前。今日から幼稚園がはじまりますので、よくねてくれたのはたすかります。ちびどもは、眠くなると見事に暴れたり、ごねたりします。
ちいさいちびとよく遊んでいた子が幼稚園の年少組に。予想していたことですが、ちいさいちびは、RSちゃんが幼稚園のなかにはいって、自分が入れないのが理解できず、幼稚園の入り口で暴れていたようです。納得できる、あるいは、諦めるまでには少し時間がかかるでしょう。いよいよ授業がはじまります。→無事、スタートしました。暑い一日でした。夜の9時になっても、21度もあります。いきなり夏、という雰囲気です。
学生にも聞かれましたが、大学が法人化して、何が変わるのか? 当面は学生の立場から変化はないと思います。しかし、1年、2年と経つと徐々に変化がはっきりしてくると思います。
ちいさいちびが目覚めてすぐに大きな声でしゃべったので、かぞくそろって5時半。ちいさいちびは、おこりんぼで、ささいなことでおおいにおこりますが、夢のなかでもおこっています。昨夜は、ちがう、ちがう、と大声をだしていました。それに対して、おおきいほうは、泣き虫さんで、ほんとちょっとしたことで、めそめそします。やはり、夢のなかでも(なにがあったのかはわかりませんが)めそめそ泣いています。
気温の変化についていけず、ちいさいちびがここ何日か、風邪気味です。咳の仕方が危ないなと思っていたら、夕方2度戻しました。2度目は、夕食後、ミルクを飲み、それを一気に全部戻してしまいました。明日からいよいよ2004年度の授業の開始。
授業のためにデータのアップデートを行っています。以下に、年度別の脳死・臓器移植の実施件数をまとめてみました。
(2004年、2月に2件)
2003年、3件。
2002年、6件。
2001年、8件。
2000年、6件。
1999年、4件。
法案の成立は、1997年。最初の事例は、1999年2月28日。1999年から2003年のあいだに、合計で27件の実施事例があり、1年の平均では5.4件。たった5年ですが、社会の注目の減少にあわせて、実施件数が減少しているように見えます。
この数字は、日本社会は結局、脳死・臓器移植を深層において受け入れていないということを意味しているのではないでしょうか。新学期開始にあたり、ともかく、部屋にある資料は全部見えるようにしようと思って、これまで手をつけないでいた本棚に2段に置いてある部分もできるだけ、表にだすようにしました。その途中、次の本がでてきました。
小泉義之『生殖の哲学』河出書房新社、2003
普通の新書よりも量的には少ない本で、一気に読んでしまいました。読む前は胡散臭い本なのかと思っていましたが、生殖をほんきで哲学する面白い本でした。予想したよりずっと多く著者に賛同していることに気付きました。どうして脳死だと判定できたのかは書かれていませんでしたが、子どもの脳死者のうち、一割以上が虐待死の疑いがあるというニュースが、読売と毎日にでていました。
読売のニュース
毎日のニュース
[紛争は増えていない]
授業のために、普段より広くホームページを見て回っています。日垣さんの本の紹介のページに非常に納得のできるものがありました。
日垣氏のサイトにおける加藤健二郎氏の本の紹介
冷戦体制崩壊後、紛争が増えているような印象をもたらす、メディアの報道や論評が多くありますが、実態としては、紛争の数は減っていて、戦争による犠牲者の数も減っている、ことがしっかりと指摘されています。
これは、日本の治安悪化をあおる人々の言とは裏腹に、現実として、数十年のスパンでみれば日本社会では凶悪犯罪は激減しているという事実に対応していると思われます。
いずれにせよ、メディアにもたまに信頼に足る統計数字がでることがありますが、メディアは目の前に起きている事件の印象で、紛争の増加や凶悪犯罪の増加をイメージさせる表現をとることが多い。ホッブズ的に冷酷に分析すれば、増えてくれた方が(正確には増えているという認識が広まった方が)得をする人々がいるということです。
おおきいちびは、5時半。私は6時前。妻の喉の腫れですが、手術は免れたようです。顔色が7割方もとに戻っています。ほっとしました。あまりよくなっていなければ、今朝も無理矢理にでもお医者さんに引っ張って行くつもりでしたが、その必要はなくなりました。患部を直に見るために、昨日、鼻から内視鏡を入れられたのがよほど苦しかったようで、もういやだ、もういやだ、と言っていました。
桑木野氏からのCD-Rが届きました。桑木野君、どうも、ありがとございます。
おおきいちびといっしょに、5時40分。いやがる妻を説得して、朝一番で耳鼻咽喉科へ。ずいぶん痛がっていたので、喉が腫れているというのは予想していたのですが、気管にかなり大きな腫れ物ができていました。数時間遅れていたら、呼吸困難になっていた可能性があると言われました。普段の2倍の抗生物質をだすから、午後様子を見てくれとのこと。薬のおかげで、呼吸困難は免れたようですが、夕方になっても痛がっているのでもうしばらく様子を見る必要があります。
突然、ウイルス・メールが減ったようです。多くのサーバー上での駆除が功を奏したのか、ただの小康状態なのか?
主として、自分の授業スケージュールの管理のために、今年度の月曜日と木曜日の授業スケジュールを作成しました。
月曜日スケジュール
木曜日スケジュール
ちいさいちびが騒いで、6時前。ちいさいちびは再度眠り、私と大きいちびはいつものように6時。雨が降っています。事務処理のために、大学に足を運ぶ必要があるようです。→単位認定の締切が今日ということで、十数件の単位認定の申請に対して可否の判定を行ってきました。入学式の日なので(入学式は別の場所を借りて行われます)、キャンパスはひっそりとしていました。
妻は、快癒とはいきませんが、ぼちぼち回復してきています。ちびどもは久しぶりの幼稚園で、走り回っていたようです。(ちいさいちびは、おねえちゃんのクラスの一員のつもりです。お友達の名前を呼び捨てで呼んでいます。)
[Why? Why? Why?]
ちいさいちびは、今、なぜ?どうして?の時期に入っています。おねえちゃんともどもよくしゃべりますが、昼間、小1時間ほど自転車(自分の3輪車だとあまりスピードがでないことに業を煮やして、おねえちゃんの自転車をほとんど強奪しています)につきあってやったときには、その時間のあいだ、95%ほど、「なんで、虫さん来るの?」「なんで、お水は穴からでてくるの?」「なんで、・・?」「なんで、・・?」の連続でした。いい加減に応えると怒るので、ともかく、何か答えてやっています。「そうか」と納得することもありますし、同じ質問を何度も何度も繰り返すこともあります。
どの育児書にも載っていることですが、見事にその現象が現れています。
おおきいちびといっしょに6時。妻の風邪は、よくはなっていますが、直ってはおらず、従って今日もちびどもの相手。→ちびどもはそとにでているあいだは、たいてい、機嫌がよく、ただつきそってやっているだけでOKなのですが、家に帰ってくるといろいろわがままを言い始めます。仕方がないので、私のパソコンとちびどものパソコンで遊ばせていたら、画面を調整するボタンを適当に押したようで、焦点がぼけたようになっていました。日常的に、画面の調整をすることはほとんどないので、困ったのですが、適当にボタンを押したら、自動で再調整してくれました。やれやれ。
ちびどもは去年のクリスマス会のビデオと見ながら、7時に寝付きました。7時ちょうどにソファーの上で、おおきいちびが入睡する瞬間を目撃しました。ちいさいちびは、その2分後、抱っこしたまま寝付きました。おねえちゃんは一息で睡眠にはいり、ちいさいちびは数十息で睡眠にはいるようです。直前になりましたが、2004年度夏学期に駒場で行う授業:駒場「科学史特論VI」のシラバスをアップしました。7月20日はもう夏休みで授業が終了している点の修正等、若干の手直しをしたスケジュールを当日に持参します。関心のある方の参加を歓迎します。
本日の読売に気になる記事が2点。
米で13人がヤコブ病で死亡か
中絶胎児の細胞で再生治療、中国で
きちんとコメントをする余裕がありませんが、真実であれば、重大なことがらです。
なおアメリカのヤコブ病については、朝日にも同じ内容の記事がでています。明日は、幼稚園の始業式。きちんとはじまるのは、来週の月曜日からですが、幼稚園が始まると我が家は、かなり平和になります。トラブルのもとは、9割方ちいさいちびですが、家にひとりだとそんなにひどい悪さはしません。
おおきいちびといっしょに6時。妻の風邪は、直っていません。→外で遊んでやっているときは機嫌がよかったのですが、うちに帰って、疲れてくると、だめでした。お姉ちゃんはソファーの上ですぐに寝息。ちいさいちびは、風邪ひきの妻にむかって大暴れ。
おおきいちびといっしょに6時。ちいさいちびもすぐに起きてきました。授業の部屋を2004年度バージョンに更新しました。ここは、扱うファイルが10前後あるので、更新作業といっても手間がかかります。
片づけをしているうちに、本の堆積から出現した、東浩紀『動物化するポストモダン:オタクから見た日本社会』(講談社現代新書)を手にとり、読み始めました。一気に最後まで読んでしまいました。よくできています。
おおきいちびの風邪がうつったのか、妻が夕食前に風邪でダウン。おねえちゃんはもうお母さん風邪だからと言えば、かなりわかってくれますが、母親の追いかけ期に入っているちいさいちびは、かえって暴れます。風邪の妻がさきに寝ていると、ひとしきり暴れて寝付きました。
ひとりで5時半。ちびどもは6時半。このぐらいなら、許容範囲です。→冷たい雨がしとしと降っています。おおきいちびが風邪気味(喉が痛いと言っています)なので、今日は外出せず、家のなかで遊ばせる予定。西村三郎『文明のなかの博物学:西欧と日本』の下巻を読んでいます。上巻は先ず西欧から読み始めましたが、下巻は日本の部分をまず読み通しました。色々、気になる点、もっと調べてみたいと思う点が多くありました。→第10章(東と西の博物学)を除き、読み通しました。→全部、読みました。
江戸の日本に与えた影響ということでは、植物学ではドドエンス、動物学ではヨンストン、が筆頭と言ってよいようです。この選択は、西欧の研究をしているものには、かなり意外なものです。もちろん、そこには歴史の偶然が大きく働いたのでしょう。
しばらくお休みしていたガリカ・プロジェクトですが、ちょうどよいので、この西村さんの著作に基づき、ぼちぼち進めていくこととしました。
ちいさいちびが起きて暴れて、5時。まあ、でも、起きる時間ではありました。片づけ作業ですが、やっと目処がついてきました。→机の上だけは、何とか片づけました。やれやれ。つぎはあしもとです。
このホームページの2004年度対応の更新作業ですが、まずは、スケジュールのページから着手しました。次は、授業の部屋です。
3月25日に新宿紀伊国屋書店で買ってきて、3月30日に読み始めた、西村三郎『文明のなかの博物学:西欧と日本』(上・下、紀伊国屋書店、1999)ですが、上巻のみ読了しました。西欧の部分に関しては、それほど新鮮な情報があったわけではありませんが、江戸時代の博物学・博物趣味をあつかった第2章「花ひらく江戸の博物学」が圧巻でした。平賀源内を扱った部分なんか、源内の熱に感染したかのように、ことばが踊っています。この本に関して惜しむらくは、図版です。もう少し良質の図版(博物図の採録)を載せることができれば、最良の博物学(史)入門書となっていたでしょう。
片づけが一段落したところで、読みかけの本にむかったのでした。
ひとりで6時。昨夜はちいさいちびが戻し、おおきいちびはかなり苦しそうに咳をしていました。暖かくなると直ると思っていたのですが。
雨が上がったあと、とても暖かくなりました。シャツの上にカーディガン1枚羽織っても暑いぐらいです。片づけを続行中。論文や本の一部をコピーしたものは、昔は、確実にその日のうちに製本セットで製本していたのですが、最近は、ただ読んでそのままいろんな仕方で放置してありました。そうした山を整理する必要があります。
先月、追っかけていたテヴノーのファイルを科学史の部屋で整理しました。日記のページにはあげなかったおまけもつけました。
ひとりで4時20分。とうとう4月。今日は朝の11時から、大学法人化にあたり、学長説明会があります。→大学執行部は、本日は、15分刻みのスケジュールのようです。学長挨拶も、1時間ぐらいかと思ったら、15分でした。私の方は、2つだけで終了しましたが、執行部の方々は、列席すべき式や会議が二桁にのぼるようです。
予定より早く終わったので、時間はあったのですが、自宅の机の片づけが先だと思い、早めに帰ってきました。大学のキャンパスにも桜の木は相当数あり、いまがちょうど満開という感じでした。新鮮な顔々が印象的でした。起きてまっさきにしたことは、昨日のワールドカップ1次予選、日本対シンガポールの結果を見ることでした。2対1で辛勝とありました。よもや負けることはないだろうと思っていましたが、チームの熟成度が足りないので、苦労するだろうと予想していました。
とりあえず、机の上面が見えるまでは片づけました。そこいらにただつっこんだり、つみかさねたりしているものがあるので、今日中に全てを片づけることは不可能です。→一生懸命、一生懸命片づけていますが、なかなか進みません。日頃のつけの大きさを痛感します。100%自分の責任とはいえ、泣けてきます。