ちびによって7時45分。11月も今日で最後。年末にかけて大学は怒濤の日々を迎えます。今年の年賀状ですが、当初はいつも使っている写真現像ショップに頼む予定でした。しかし、ちびたちにiMacを買ってやったので考えが変わりました。プリンターを買って自分で作成することにしました。去年の引っ越しの時に壊れたプリンターは、エプソンのPM770Cという機種。普段は(古い)レーザープリンターを使っているので、カラー印刷がある水準で出来ればよい、という趣旨で色々選んでみると、結局770Cと同系列の870Cあたりがちょうどよいのかという結論に達しました。新聞の折り込みに入ってくるチラシでは、870Cはだいたい19800円という2万弱の数字が出ています。念のためと思い、パソコン価格kakaku.comで調べてみると、最安で、\14090というのがありました。私が使ったことがある店では、マルゼン(洋書の丸善とは全く別)が\16,200で9位でした。税込み2万以下ならOKということで、近所で捜してみたいと思います。
おやつのあと、妻がちびどもを公園に連れ出してくれたので、私は、平井さんの「ルネサンスの種子の理論―中世哲学と近代科学をつなぐミッシング・リンク―」のために、その掲載されている『思想』(2002年12月号)の買い出しに吉祥寺に出かけました。思想は、駅ビルの本屋さんにあるので、すぐに入手できました。ついでに、上記のエプソン・プリンターPM870Cの様子を、T-Zone 、ラオックス、キムラヤで見てきました。示し合わせたかのように、どの店も19800円。ただし、サービスが若干違います。ラオックスは古いプリンターを2千円で引き取ってくれます。キムラヤは、一種のキャッシュバック(サービス券)が1500円分つきます。壊れたプリンターは粗大ゴミで、粗大ゴミを引き取ってもらうにはお金がかかりますから、ラオックスで買うことにしました。上記のように、通信販売で買えば、もっと安いのですが、個人的な趣味として私は買ったものは自分で運んでもって帰りたい、というのがあります。iMacも店頭にあれば、運んで来たところですが、ウェブのアップルストアにしかないものだったので、仕方ないとあきらめがつきました。ロンドン留学時代も、本棚を2つ地下鉄で運んだ記憶があります。駅から1キロ以上ありましたが、買った実感がそのことで味わえます。
夕食後、上の論文、平井浩「ルネサンスの種子の理論―中世哲学と近代科学をつなぐミッシング・リンク―」『思想』(2002年12月号),pp.129-152を読みました。講演でも、ウェブ でも聞いたことのあるストーリーですが、やはりまとまった論文で読むと迫力が違います。平井さんが最後に私の論文を引用してくれていることからも伺えるとおり、「鉱物の種子の理論家→ガッサンディ→ボイル」という筋道は私の視野にもはいっており、論文にも記述しましたが、それ以前についてはつながりがあるということはあまり考えてみることもなく、平井さんの仕事で、もとをたどったら、フィチーノに行き着くということを知ったときは本当に驚きました。ボイルとその直接の先行者だけを読んでいては、目に入ることのない源泉でした。平井さんは今回の論文では(恐らく与えられた紙幅という制限により)展開しなかった他の点でも、フィチーノはボイルの世代まで影響を与えています。ボイルやニュートンの世代において、創造的仕事は、機械論の枠組みを超越した領域、種子や力の働く領域でなされた、というのが私の見通しでしたが、思わぬ力強い援軍が現れたことになります。私個人としては、論文に書いたこと、まだ書いていないことを含めて、他にも多くの語ることがあるのですが、ともあれ、そういう個人的事情を別にして、この平井さんの論文は、近代初期の思想史や科学史に関心のあるものは全員が読むべき必読論文です。平井さんの論文を読むと、一部で神格化されているカッシーラーもこのあたりに関しては表面的な仕事しか出来ていないことがよくわかります。(学生時代、私はカッシーラーを愛読していました。その読書体験は私に貴重なものを残してくれています。しかし、その哲学史上の主著とされる『認識問題』も近代初期に関しては、はずしていることが少なくありません。→ちなみに私は、カッシーラーの邦訳を19冊持っていました。もしかしたら買い忘れもあるかも知れないので、20冊程度邦訳されていることになります。→リストを作ってみました。カッシーラー邦訳リスト。次の5冊を持っていないことがわかりました。
エルンスト・カッシーラー, その他『ダヴォス討論―カッシーラー対ハイデガー』岩尾龍太郎・岩尾真知子訳、 《リキエスタ》の会 、2001、1300円
『シンボル・技術・言語』篠木芳夫, 高野敏行訳、法政大学出版局、叢書・ウニベルシタス 、1999、3800円
『認識問題―近代の哲学と科学における ヘーゲルの死から現代まで』みすず書房 、1996、6800円
『デカルト、コルネーユ、スウェーデン女王クリスティナ―一七世紀の英雄的精神と至高善の探求 』工作舎 、2000,2900円
『理念と形姿―ゲーテ・シラー・ヘルダーリン・クライスト 』)
吉祥寺に出てびっくりしたのは、人の多さでした。だいたい西荻窪の駅でさえ、普段見ることのない人出でした。詳しい日時はわかりませんが、民間は恐らくボーナスが出たのでしょうから、クリスマス・年末商戦の開始といったところでしょうか。(直感的な数字では普段の倍程度の人出でした。)
ちびによって7時半。→最近ちびは、朝方目が覚めると必ず泣きます。ひどい日は、3時くらいから1時間起きに目が覚めてなく場合もあります。悪い夢でも見ているのでしょうか。こういうところは、本当にわかりません。→起きてしまったあとも、機嫌が悪く大騒ぎ。→寝不足だったようです。2時間ほどでまた寝ました。そのあとは、いたって上機嫌。ちびどもはこんなもののようですね。昨日大学生協で、奥出直人『アメリカン・ポップ・エステティクス:「スマート」さの文化史』青土社、2002、2400円を購入しました。
著者より次の本を頂きました。ありがとうございます。
小松美彦(対論)『人は死んではならない』春秋社、2002、本体2500円。
笠井潔・小俣和一郎・市野川容孝・土井健司・福島泰樹・宮崎哲弥・最首悟・永井明氏との対談集です。夕方までで昨日届いた編集委員会資料の処理を終わり、返送しました。郵便局にもっていくと、郵便よりも小包の方が安い、ということで510円の送料でした。
ちびによって7時半。今日の3限の講義「科学思想史」は、イメージの中心的話題に入ります。写真の発明から話を始めますが、今回は写真の前身であるカメラ・オブスクーラに焦点をあわせ、その認識論的&文化史的意義を話します。→授業開始から15分間、施設のアンケートというのがあり、出席していた学生諸君にアンケートをやってもらいました。いかにもお役所文書のアンケートなので、学生諸君にはピントがよくわからなかったと思われます。
今回依拠したのは、次の2冊です。
*ジョナサン・クレーリー『観察者の系譜:視覚空間の変容とモダニティ』遠藤知巳訳、十月社、3200円
*ジョンH.ハモンド『カメラ・オブスクラ年代記』川島昭夫訳、朝日選書、2000
事実は以上の本に依拠しつつ、構成は私が考えたものです。著者の南さんより、次の新著を送ってもらいました。南さん、ありがとうございます。
南泰裕『住居はいかに可能か』東大出版会、2002、2900円
副題は、極限都市の住居論。『建築文化』の連載に、『10+1』の論文1本、書き下ろし1本で成り立っています。11月25日に発注したちびようの iMacですが、昨日発送したとの連絡がありました。海外の工場からの発送なので、やはりそれなりの時間がかかるようです。どうして14営業日もかかるのか不思議だったのですが、これで謎が解けました。海外から搬送する時間だったということです。
授業を終えて家に帰ると、学会編集委員会の仕事がどっさりきていました。明日、明後日はそれに集中することになります。
ちびによって7時半。昨日、機構に行く電車のなかで、ぬで島次郎『先端医療のルール―人体利用はどこまで許されるのか』(講談社現代新書、2001)を読み始めました。これはよく書けています。問題点を非常に明快に切り出しています。先端医療については、事実がある程度分かったら、この本を読むとよいでしょう。頭がすっきりします。
午後1時よりずっと会議。
ちびによって7時半。小さいちびは起きてからみんなを起こして回りました。>昨夜からの雨は上がっていました。昨夜から今朝にかけて、小西宏『不妊治療は日本人を幸せにするか』(講談社現代新書、2002)を読了しました。朝日新聞の記者として、現にある事実をどう考えるのか、ということよりも、どういう事実があるのか、当事者の感じたことはどういうことか、に焦点をあわせて、事実を紹介する本となっています。ジャーナリストの仕事ということになります。ということで、ポイントとなる数字を紹介しておきましょう。
1999年の数字。この年1年間に、生殖補助医療技術を使った不妊治療を受けた人数は、4万7716人。その結果生まれた子どもは、1万1929人。現在、1年間に誕生する子供の数は約120万前後だから、大まかに言って、生殖補助医療技術によって生まれた子どもは全体の約1%、100人に1人の割合になる。十数年後クラスに100人集めれば、平均して1人は体外受精児という数字です。(17頁)
累計としては、このような生殖補助技術によって誕生したこどもは約6万人。
日本国内での最初の体外受精児の誕生は、1983年。
人工授精そのものは、歴史が古く、1799年に英国で実施された。
夫以外の精子を使った人工授精(非配偶者間人工授精AID)は19世紀終わりアメリカではじめて行われた。
日本での非配偶者間人工授精AIDの最初は、1948年。(慶応大学病院)(p.29)
1978年7月25日、英国で史上初の体外受精児誕生。(ブラウン・ルイーズ。なお、次女ナタリーも後に、体外受精で誕生。)(日本初はその5年後。)
体外受精の技術革新:顕微受精、日本では1992年誕生。(透明帯開孔術は、1988年、卵細胞室内精子注入方が1992年10月ベルギーで開発される。p.52)
2001年5月、日本国内で初の代理出産(諏訪マタニティークニニック根津八紘院長による)
非常に微妙な問題ですので、すぐにああだ、こうだの意見は出てきませんが、まず一つ確実に言えるのは、(育児についても同じでしょう)当事者だけが孤立しないように、まわりが十分に配慮しなければならないということだと思います。誰にも相談できずに、夫婦だけで不妊治療に悩む方の孤独は、切ないものがあります。あるいは、当事者の側から言えば、孤立してしまわないように、ともかくまわりを巻き込んで、いっしょに考えてまらえばよいでしょう。「世間に迷惑をかけない」という日本の暗黙のルールが、深刻な問題において、マイナスに働くことが少なくないようです。健全な公を形成するためには、まず問題の共有が必要です。今日は3時すぎから、機構(大学評価・学位授与機構)による「「教養教育」に関するヒアリング」があります。うちの大学は総勢10名で、神田一橋にある「学術総合センタービル」に出かけます。同じ苦労をされてきた他大学の方々を見ることができます。→まずまずだったようです。どこの大学かはわかりませんが、少し前の大学の方が怒って出られたようです。
ちいさいちびといっしょに7時半。わずかですが、冷たい雨が降っています。本日の読売新聞に、グーグルの新しいサービスのことが載っていました。英語圏で開始して非常に好評だったニュースのポータルを日本語でも準備中ということです。グーグルがニュースポータルを開設してくれるとニュース関係は本当に便利になると思われます。(なお、今回の読売の記事は、正しく、「グーグル」と表示していました。昔の朝日のように、「ゴーグル」というカタカナではありませんでした。)
アメリカのアマゾンより本日次の本が届きました。
Lloyd DeWitt and Lawrence Principe, Transmutations: Alchemy in Art : Selected Works from the Eddleman and Fisher Collections at the Chemical Heritage Foundation,Philadelphia: Chemical Heritage Foundation,2002
40頁のいわばパンフレットですが、錬金術の優れた図版と信頼できる解説があります。かなり考えて、ちびどもには、古い iMacを買ってやることにしました。インターネットのアップルストアのサイトで、すべて込みで11万ほどの Snow White のものを買いました。14営業日で到着ということですから、12月の半ばころに届きます。悩んだのは、12万8千円に値段が下がったiBook とどちらにしようかということだったのですが、ちびどもに壊されると悲しいので、壊す可能性の小さい方を選んだわけです。ちいさいちびは、ちょうど今の時期、ともかく何でもボタンを押してみたくて仕方がなく、しかも一度ボタンを押して何かはっきりわかる変化があるとうれしくて、同じボタンをすごい勢いで何度も押します。さすがに壊れそうになります。
これで、少し私の作業しているマックは安泰になるでしょう。
みんなそろって7時半。よく寝ました。外語祭ですが、今年はいまいち天候に恵まれなかったと言えそうです。まあ、でも長く雨が降ることもなかったので、その点はまずまずでしょうか。
外大の授業「20世紀表象文化の世界」(今年度は「グローバル化時代における表象とは何か」)でずっと建築関係のお話をしてもらっている南泰裕氏が、新著を出されました。
南泰裕『住居はいかに可能か』東大出版会、2002、2900円
面白そうです。→南さん、いつもお世話様です。
「外国人のニセ牧師が急増している。」本日の朝日新聞の第39面「青鉛筆」のコーナーの書き出しです。福岡の話ですが、チャペルは増えたのに牧師の数は増えておらず、外国人を牧師に仕立てて派遣する仕事が成り立っていると言うことでした。条件は、30分1万5千円。それなら私もやってみたい。
寒くなってちびどもはよく寝るようになりました。とくに大きいちびはずっとしなくなっていた昼寝を昨日、今日と続けてしています。まだ3歳になっていないので、まだまだ昼寝をしてもらった方がよいのですが、どうなりますことやら。
ちびが起きて、6時20分。ちびは起きていきなり笑っていましたが、相手してくれないと怒ります。仕方がないので、起きて相手してやりましたが、まだ少し眠いようでだっこだっこといいます。昨日買ってきていた『日経PC21』2003年1月号を読みました。特集の「史上最強の電子スクラップ」を読もうと思って買っておいたものです。2002年に発売されたキャノン製スキャナーには、自動OCRソフトが標準で添付しており、これを使えば、読みとった文書を自動でPDFとして保存してくれる、というものでした。テキスト部分が自動OCRによりテキストデータとして保存されるので、ウィンドーズについている全文検索でテキスト部分が検索できる、これを利用して、電子スクラップを作成する、これが記事の趣旨です。悪くはありません。あとは、実際にスキャナーでの読みとりの作業がどの程度かかるかが、この電子スクラップの実用性の決め手になると思います。記事にはその点への言及はありませんでした。人が雇える環境であれば、十分採用を考えてみてもよいのではないでしょうか。(たとえば、科研費とか。)
ちびの絶え間ない襲撃を受けながら、『生命倫理とは何か』を読み通しました。第5章「障害」と第6章「医療経済」は、単純に難しかったのですが、他の章は、良くできた辞書の項目といった感じで、勉強に向く本です。
ひとりで6時半。ちいさいちびは4時頃目覚めて遊んでいましたが、妻が何とか寝かしつけました。4時に本当に起きられると、全員寝不足になります。寝不足になるとちぼどもはものすごく機嫌が悪くなるので、ほとんど非常事態です。脳死臓器移植や先端医療の問題について、「科学技術と社会」の授業で文献表を1枚配ることにしました。昨日、その作成作業をほぼ終えました。この分野に詳しい方、学生への課題図書としてもっとふさわしいものがあれば、お教え下さい。お願いします。
科学史の部屋で、最近出たこの関連の書物をまとめておきました。吉祥寺に出て、次の5冊を買ってきました。
小西宏『不妊治療は日本人を幸せにするか』講談社現代新書、2002
ぬで島次郎『先端医療のルール―人体利用はどこまで許されるのか』講談社現代新書、2001
出口顕『臓器は「商品」か』講談社現代新書、2001
森岡正博『生命学に何ができるか』勁草書房、2001
市野川容孝編『生命倫理とは何か』平凡社、2002、本体2400円
最後の『生命倫理とは何か』は、小著ですが、私のように授業で使うという目的には非常によい本です。必要な情報がコンパクトにまとめられています。
ちびといっしょに7時半。よく寝ました。昨夜、日本対アルゼンチン戦(2対0でアルゼンチンの勝ち)を見た後、ごく短いものだったので次の本を読み通しました。
伊坂青司『市民のための生命倫理:生命操作の現在』御茶の水書房、2001
問題の状況をざっと見るには悪くありませんが、ある論点にこだわってしっかり考えようとすると欲求不満に陥る、その種の本です。
昨日、紀伊国屋では、小林傳司編『公共のための科学技術』も買って帰ろうと思ったのですが、本が見つかりませんでした。出かける余裕があまりないので、今朝日本のアマゾンで注文しようと思ったら、品切れとありました。いきなりたくさん売れたのでしょうか? もしそうだとしたら大変目出度いことなのですが。
お昼過ぎから読み始めて、日が暮れないうちに、昨日買った次の本も読了しました。
村上陽一郎『生命を語る視座―先端医療が問いかけること』NTT出版、2002年
口語体のわかりやすい本です。来年度のゼミに向けて、本腰を入れて、こうした分野の本を集めようと思います。上の村上師匠の本を読んだあと、ちいさいちびの散歩を兼ねて、近所の本屋さんまで行ってきました。目指す本はなかったので、岩波ジュニア新書の科学者伝3冊を買ってきました。
山崎美和恵『パリに生きた科学者湯浅年子』2002
吉原賢二『科学に魅せられた日本人 ニッポニウムからゲノム、光通信まで』2001
山嶋哲盛『日本科学の先駆者 高峰譲吉:アドレナリン発見物語』2001
ちいさいちびは6時前後に起きて、ひとり遊んでいました。まず機嫌良く遊んでいるようだったので、ほっておいたら、6時半頃に私の背中に乗っかってきました。あきらめて居間に連れていき遊んでやることにしました。そしたら、うるさいこと、うるさいこと。ビデオのボタンを押させろ(ちびはあまりにも素早くでたらめに押すので、1台、壊れかけました)、食器棚を開けてなかの食器で遊ばせろ、とやらせてもらうまでぎゅやーぎゃー、うるさいこと、うるさいこと。本格的なやんちゃるもんちゃの誕生です。やれやれ。→寝不足でした。朝方1時間あまり昼寝をすると、うってかわって、機嫌が良く元気になりました。相手して疲れた私も30分いっしょに休憩。あいにく曇りですが、今日から大学では学園祭がはじまっています。
本当に久しぶりに新宿の紀伊国屋に出かけました。次の5冊を買ってきました。
林真理『操作される生命―科学的言説の政治学』NTT出版、2002年
村上陽一郎『生命を語る視座―先端医療が問いかけること』NTT出版、2002年
森岡正博『現代文明は生命をどう変えるか:森岡正博・6つの対話』法蔵館、1999
伊坂青司『市民のための生命倫理:生命操作の現在』御茶の水書房、2001
子安宣邦『新版 鬼神論:神と祭祀のディスクール』現代書館、2002
来年度のゼミは、こういう方面で行うつもりです。その準備として、最初の4冊を買ってきました。最後のものは、前から読みたかったものですが、絶版でした。それが、新版として出版されたものです。日本思想史の重要な問題を扱っていると思います。
ちいさいちびといっしょに7時前。夢を見ました。土日に参加できなかった学会に出た夢です。めちゃくちゃな発表者がいて、会長を困らせていました。
夕方、嫌な仕事が飛び込んできました。学会の郵便物です。
[早朝の運動会]
ちびどもが朝の5時前後に目覚め、二人で並んで遊んでいました。仕方がないので、布団にはいったままつきあってやりました。ちいさいちびが後ろを見ずにばったんしたところにおねえちゃんの顔があり、二人とも泣いたのをきっかけに、寝かせつけることに成功。それがほぼ6時。この時期、鳥たちが目覚めるのは6時前後です。夏は、4時ぐらいでした。→再度、7時半に目覚め、あとは通常の一日。授業の日。
東京外大は、明日が学祭の準備日、そして明後日から24日まで学園祭です。学生達によればキャンパスライフのメインイベントということです。今日は3限が開いたうえに、天気もよく暖かったために、工事中のグランドの様子を見てきました。西ヶ原キャンパスのグランドとは見違えるものが出来上がりつつあります。大きさや構造は近づいてみてはじめて実感できました。この種の情報は、新キャンパス情報2002に随時掲載しています。
キャンパスを半周ぐらいしたことになりますが、学生諸君は水曜日からはじまる学祭の準備に大わらわといったところでした。学生から不思議なサイトを教えてもらいました。侍魂です。一部では結構有名なようですが、私は全く知りませんでした。類似のサイトを集めたものとして、テキストサイト大全というのがあります。どういうふうに言語化してよいのかまだよくわかりません。
家族揃って7時。腹痛はぼちぼちです。ゆっくりめにやっていくことになります。→回復はしていませんでした。ひどくはありませんが、まだまだです。ということで、科学技術社会論学会も今回は参加できないことになりました。→お腹をこわしているとほんとうに力が入りません。3時に昼寝をしてしまいました。
今日は結局、昨日の編集委員会の宿題だけこなしました。あとはちびどもの相手をして終了、といった感じです。
ひとりで5時半。昨日夕方の5時からスタートした会議は、8時には終了しました。3時間で終わればよしとしようという会議でしたから、まずは予定通りに進行したと言えます。会議は、副学長室で行っていました。奥の学長室でやはり打ち合わせ会議をされていた学長が7時頃に夕食を差し入れてくれました。お腹をすかせたまま作業をするのはつらいので、こういう気配りは非常に助かります。>学長、ごちそうさまでした。
今日は午前中に編集委員会。またこの土日は、科学技術社会論学会が東大駒場で開かれています。余裕があれば顔を出してみようと思っています。
[腹痛]
お腹を冷やしたせいだと思いますが、お腹をこわしてしまいました。神田神保町に向かう電車のなかでちょっと悪い予感がしたのですが、お茶の水の駅に着くと、お腹が痛くなっていました。神保町に下る坂の途中にあるコンビニでトイレを借り、東京電機大についてもういちどトイレを借りました。編集委員会は、予定通り1時間ですみ、1時にはうちに帰ってきましたが、力なく、テレビをみて休んでいました。ジュビロ対サンガの前半を見て、その後ちびの散歩につきあってやり、ともかく夕食はしっかり食べて、早めに風呂に入り、早めに休みました。この状態ではとても学会に出るどころではありません。
ちびどもといっしょに6時前。昨日のゼミ(科学思想史演習)で担当者はハッカー文化を扱いました。ちょうどよいので学生諸君に質問してみて次のことが確認されました。携帯電話が学生に普及(たぶん97〜8%)したあとの状況ですが、パソコンを使用するかどうか2層分化が進行しています。片方の層は、ほとんどすべての連絡を携帯ですませるタイプです。もう片方が、パソコンも使うタイプです。質問した時は気付かなかったのですが、大学院進学を目指す二人の男子学生が自宅にはパソコンをもっておらず、レジメ等は大学のパソコンで打っているということでした。これはまずいので、大学院に行くなら親に借金をしてでもパソコンを自宅に備えるように勧告(!)します。>森本君、代田君、パソコンぐらい自分で買わなければダメですよ!
大学に情報処理センターが立ち上がるまでは、全ての学生が学習・研究にパソコンを使いこなすという光景を期待していましたが、勉強にモチーフを持たない層に関してはあきらめました。確かにそういう学生にとって、携帯で十分です。私のゼミではやはり100%を目指したいのですが、学生の間に広まってしまった風習は、それがたった数年の歴史しか持たないものでも根強いものがあり、少し苦労しそうです。今日は、夕方5時から会議。会議はそれぞれ分担した作業結果をもちより練り上げるものなので、会議の行われる時間までに自分の分担を済ませる必要があります。これがけっこうな作業量です。数時間はかかると思われます。(私はそれでも比較的楽な方です。他の方では恐らく丸一日でも足りない量がありました。)→何とか会議開始までに私の担当分はこなしました。4時45分ぐらいに出来ましたから、15分前で間に合った形になります。
ちびどもといっしょに7時半。今日の3限の講義「科学思想史」は、錬金術の2回目。17世紀の最も有名な錬金術書のひとつ、マイヤーの『逃げるアタランタ』(フランクフルト、1618)によって、錬金術の寓意図ならびに錬金術的音楽を紹介します。その後は、錬金術の技術的、化学的側面を解説します。
昨日の教授会で、来年度の学年暦が配られました。それによると、
入学式4月9日(水曜日)
授業開始日4月11日(金曜日)
7月25日(金)28(月)29(火)30(水)31日(木)定期試験
8月1日〜7日集中講義
8月1日〜9月30日夏休み
10月1日(水)2学期開始
12月23日〜1月10日冬休み
1月13日(火)授業再開
2月12日(木)〜23日(月)定期試験
3月1日〜4月10日春休み
となっています。
行事としては、
学内ボート大会 5月14日(水)(ただし、日程変更の可能性あり)
外語祭 11月20日(木)〜24日(月)
ちびどもといっしょに7時半。
風邪の小さいちびは、昨夜1時か2時ぐらいに咳をしてその勢いでもどしてしまいました。最近咳とともに何度かもどしています。そのときは割とおとなしく寝たのですが、次は4時前後に目が覚めてしまいました。妻と大きいちびを乗り越えて私のお尻をたたくのであきらめてだっこしてやりました。30分あまりで寝付きました。風邪なので仕方ないのですが、昨夜といい今夜といい、けっこう起きてからしんどくなります。『科学技術社会論研究1 「科学技術と社会」を考える』を読み始めました。短いレビューなので、読みやすく、しかも勉強になります。私の知らない方のレビューはとくに勉強になります。
教授会の日。嵐の前の静けさなのでしょうか、教授会は今日も順調に6時前に終わりました。おかげで、6時16分多磨駅発の電車に乗ることが出来たので、6時40分には家に帰り着いていました。大きいちびは風邪でお腹をこわして、青白い顔をしています。やはり風邪のちいさいちびは、眠いのに遊び足りないようで、ずっと泣いていました。2回目お風呂に入れ、おねえちゃんといっしょにミルクを飲ませ、1時間以上かけてやっと寝させました。
ちびとともに7時15分。[夜中のお笑い合戦]
風邪でリズムがずれているちびどもは、午前3時前に目覚め、ふたりでお互いをまねしあって喜んでいました。いっしょに遊ぶと笑うのはよいのですが、なにぶん午前3時。ですがすぐに寝そうにないので、あきらめて遊ばしておきました。1時間あまり遊んだあと、ちいさいちびがミルクを飲んで水入り。その後も少しぐずっていましたが、何とか寝てくれました。→ということで、私は少し睡眠不足です。最近睡眠不足の場合は、左目の奥あたりに軽い頭痛があります。仕事の気合いも弱くなります。→昼間はずっと調子が悪かった。[上海蟹]
近所の魚屋さんで妻が上海蟹を2匹買ってきてくれました。噂に聞く上海蟹ですが、実物ははじめてです。夕食時に食べてみましたが、なかなか美味でした。歯に自信があればばりばりと足の部分もかじったと思いますが、私の場合歯はかなりこわいので、みその部分を堪能しました。
ちびによって7時15分。→私の授業の日は、燃えるゴミの日です。我が家はちびどものおしめがあるので、だいたい3袋ぐらいになります。右手に小さいちびをだっこして、左手でゴミ袋をもってゴミ置き場まで往復しますが、ちびがけっこう重くなったので、たったの3往復ですが、手が痛くなります。授業の日。→2限の講義「科学技術と社会」では、われわれが属しているこの大学とはどういう場所なのか、歴史的にとらえる話をしました。初回は、中世の大学で教えられていたリベラル・アーツの瞥見と、そもそも universitas と collegium が起源としては何であったかに焦点をあわせました。起源としては、universitas = 学生と教師の組合、collegium = 学寮、です。受験英語で習う university = 総合大学、college = 単科大学、はアメリカとアメリカの仕組みを導入した国におけるシステムであり、本来の区別ではない点をしっかり把握してもらうことが副次的な目的でした。
授業を終えて家に帰ってくると、大きいちびが鼻水を出していました。ちび同士はほんとうに風邪がうつりやすい。うつったのではなく、新しくかかったのかもしれませんが、当分大変です。眠いとき、体調の悪いときは、機嫌が悪く、いろんなトラブルを引き起こします。
ちびといっしょに8時。みんなよく寝ました。とくに大きいちびは、夜8時過ぎに寝て、8時半すぎに起きましたから、12時間を超える爆睡です。寒くなってくると外に遊びにもあまり行きたがりませんし、少し冬眠モードなのかもしれません。最近ちびどもはあまり外出していないので、昼食後、荻窪に連れていきました。タウンセブンの屋上を考えていたのですが、大きいちびが行きたくないというので、なかをうろうろしていました。大きいちびがお腹が空いたというので、駅前のマックに行って、チキンとポテトを食べさせました。小さいちびが飽きたようなので、先に外に連れだし、店の前で好きに遊ばせていました。店と道路との間に20センチ程度の落差があり、そこに段差を埋める金属台(日常非常によく見かけるものですが、名前を何というのかわかりません)が設置されていました。ちびは、そこを滑り台のようにして遊んでいました。すると、見かねたアルバイトのお姉さんが、滑り台に腹這いになっていたちびを助け起こしてくれました。
[総合雑誌]
『中公』『文春』の代表的総合雑誌の最新刊を買ってきました。&ものすごく久しぶりになりますが、『日経ソフトウェア』12月号も買ってきました。これは、秀丸エディターの特集をしていたからです。私は、日常的にはエディターユーザーです。(マックの世界の代表的エディターJ-Edit というソフトの古いバージョンを使っています。)大学に必要があって入れたDOS/V機ですが、秀丸エディタを導入して少し使いこなしてみようと思ったわけです。科研費の書類等、文部科学省関係の書類はワードが多く、仕方なしにワードを使っていますが、私には使いづらい。日常的にエディターを使っている方は、ほぼ私と同じ感じ方をされているのではないでしょうか。
ちびといっしょに7時。→ひとしきり、わーわー言ったあと、9時過ぎにまた寝ました。少なくとも1時間寝てくれるとこちらは助かります。→恐れていたとおり、30分で起きてしまいました。ちびの風邪が直るまで、また嵐の日が続きます。ちびはやはり風邪です。起きているときは鼻水だけですが、寝ると大変です。昨夜も1時間おきに起きて、ぎゃーぎゃー泣きました。風邪でたぶん息が苦しくて起きるので、簡単には泣きやみません。いつもは少々のことでは目覚めない大きいちびも起きてしまったので、今日は家族全員睡眠不足です。やれやれ。
[実用品キャッチャー]
今週は2回、UFOキャッチャーにチャレンジしました。1回目は、700円で5体、2回目はやはり700円で2体ゲットしました。そのなかに、ちびマフラー2枚、ちび手袋2手、ちび毛帽子1つがあります。これがちびどもには人気で、妻から手袋をもうひとつゲットするように指示がありました。ビニールに入ったこの種の景品は、ひとえにとれる位置にあるかどうかが決め手です。取れる位置にさえあれば、ほぼ確実にゲット出来ます。→郵便を出しに行ったついでに、チャレンジ。600円で、手袋2つ、箸2セット、ゲットしました。50過ぎのおっちゃんが私の前に一生懸命景品を集めていたのが印象的でした。次いで中学生の女の子が一所懸命やっていました。ゲームセンターですから、一番多いのが中高の男の子。次いで、大学生や一般サラリーマン。女子高生も割といますが、ほぼプリクラの前。UFOキャッチャーのコーナーは少し集まる人種が異なり、子育て中のおかあさん、よくわからないおっちゃんもよく見かけます。まあ、私もそのひとりということになるのでしょう。
ちびといっしょに6時。昨日は寒い一日でした。仕事に出る前に、シャツ一枚でいるとお腹をこわし、よれよれ状態で大学に行きました。少々どんな状態でも講義は出来ますが、ゼミの間、力が入りませんでした。今日は、昨日と比べるとましなようです。最高気温で前日比5度アップとありました。やはり、この気温の変化ですから、風邪を引かれている方も多いようです。→うちの小さいちびも鼻水を少し出しています。ちびが風邪を引くと大変なので、引かさないように気をつけないと。
科学技術社会論学会(略称:STS学会)の最初の雑誌『科学技術社会論研究1 「科学技術と社会」を考える』(玉川大学出版部、2002年10月)が届きました。先に、来年度の年会費を支払うようにという案内が届いてきたのですが、1冊の雑誌も会員に届けないうちに、次年度の会費を請求するとは不逞輩だと思っていたのですが、年会の1週間前に雑誌が届きました。まあ、よしとしましょうか。30編の短論考が掲載されています。→いわば、STSの大きめの教科書といったところでしょうか。STSに関心がある方は、持っていて損はしないと思います。買った場合、4400円と結構高い。
[総合雑誌]
出たばかりの『世界』最新号(2002年12月号)を買ってきて、特集「大学―「改革」という名の崩壊」を読みました。コメントは、・・・、・・・です。
ちびといっしょに7時。昨日撮ってきた工事中の運動場の写真を新キャンパス情報の欄にアップしました。昨日体育の先生に聞いたところ、完成はやはり年度末になりそうです。雨が降ったら、ある程度地面が固まるまで工事が再開できないので、時間がかかるのだそうです。早くできるとよいのですが、こればっかりは仕方がないですね。
今日の3限、科学思想史の講義は、錬金術の1回目。ずっと人間の視覚の問題を扱ってきているので、今日は、人間におけるイメージという視点から錬金術を扱います。(錬金術の化学的技術的側面は、来週の2回目に扱います。)
この講義には、とくにオリジナルはありません。私の構成です。中心として使う図版は、ヴァレンティヌスの『12の鍵』です。
The Golden Gameを授業で見せようと思って持っていったのですが、すっかり忘れてしまいました。代わりにというわけでもないのですが、ちょうど研究室においていたエルンストのコラージュ・ロマンは1頁のみ見せることが出来ました。
(本日改訂版)錬金術邦語文献はこちら。
ちびといっしょに7時20分。会議の日。大学院関係の会議が午後続きます。
科研費の書類ですが、お金の記入の仕方が若干指定からずれていたようで、事務の方から書換要請がありました。罫線を入れたり、カッコをはずしたり、等なのですぐに修正できました。面倒だったのは、両面印刷で8部製本するという要請でした。日常的に両面印刷は使っていないのですが、研究所のコピー機が両面印刷に対応しているので、それで両面コピーをとり、8部糊付けしました。この糊付けがけっこう手間どり、結局1時間程度かかりました。→02.11.8. いろいろ同僚に話を聞きましたが、科研費の書類ではみなさん苦労されているようです。
ちびどもといっしょに7時30分。すっかり冬です。今年は、秋を通り越して、冬がいきなりやってきた感じがします。[カラスとネコ]
東京近辺の都会では、カラスと野良猫にどこでも困っているのではないでしょうか。うちのまわりも、カラスはぼちぼちと、野良猫はどっさりいます。そのほとんどは人間のせいです。実は、私は犯行現場を目撃しました。前に住んでいたアパートの近くでは、酒屋さんのおじさんが、余ったパンをカラスにあげていました。こっちでは、近所のおばさんが野良猫に飼いネコ用の餌をたっぷりあげていました。餌をあげる人が百人に1人でもいれば繁殖するのは当たり前です。10月に入ってから、3ヶ月のトライアルで、朝日と読売の両方の新聞を取っています。本日の読売新聞の朝刊ですが、TOKYOホームページという欄で「すきっぷ通り」を取り上げています。JR中央線武蔵境駅北口の商店街です。東京外大は2000年の夏に府中に移転していますから、丸2年が経過したことになります。大学の最寄り駅、西武多摩川線の多磨駅は、小さな駅で、あまりお店もありません。ちょっとしたコンパのときは、たいてい武蔵境に出ることになります。去年のゼミの学生は、最初のコンパ会場に、そのスキップ通りの焼き肉やさんを選んでくれました。そのときから、何か中途半端な商店街だと思っていたのですが、今回の記事でその思いが補強されました。現在の「すきっぷ通り」は、1987年の東京都モデル商店街事業でそれまでの「武蔵境駅前商店街」が改装されてなったものだそうです。いちばんの催し物は、1989年にスタートした「境へそ踊り大会」だそうです。この「境へそ踊り大会」を目にする機会はまだありませんが、町づくりのコンセプトがずれたかな、と思いを抱かせるに十分でしょう。
駅の南側のイトーヨウカドウは、大きくて単純に便利です。とくに3階の子どもフロアーはちびどもを遊ばせておくには非常によいスペースです。でも、通りという感じの通りはありません。通りがあるのは、駅の北側ですが、もしかしたら、街の歴史の深度の問題かもしれません。歩いていて、何この店!、という驚きがありません。
記事には、武蔵野市内のJR3駅のうち、最も開発が遅れている、とありますが、吉祥寺は別格にして、三鷹駅も駅前通りということではあまり魅力を感じません。実用的ではあると思いますが、実用以外のものではっとするようなものがあまりありません。[総合雑誌]
『論座』と『現代』の最新号を買ってきて、読もうとおもった記事はだいたい読みました。
ちびといっしょに7時20分。『生命科学の近現代史』勁草書房、2002
を読んでいました。役には立つのですが、もしかしたら力の出し惜しみではないか、と思われる節がありました。著者のみなさん、いかがですか?
重要なテーマなのでもう1冊、という感じで出されたのでしょうか。久しぶりにサッカーを見ました。ナビスコ杯の決勝、レッズ対アントラーズです。アントラーズにわずか試合運びの長があり、1対0でアントラーズの勝ち。レッズは最高のフォワード陣だと思いますが、中盤が欠けていました。
ちびによって7時。ちびは、だいたいリズムが決まってきたようです。7時ぐらいがちょうどよい。今朝新聞受けを見ると、次の本が入っていました。
廣野 喜幸・市野川 容孝・林 真理編著
『生命科学の近現代史』勁草書房、2002、\3,400
篠田さん、林さん、廣野さん、ありがとうございます。
前書き、後書き、そして金森さんの論文をまずは読みました。来年度のゼミに使うのにちょうどよい内容です。(おわりに―読書案内、は学生諸君にはとても有用です。)クリアーファイルの中身の整理をしていたら、大きいちびが1歳のころ、家族3人でとったプリクラが数点出てきました。小さいちびの今とそっくりです。記憶がなければ、区別がつかないくらい似ています。うえのちびの方が少し頭が大きい点と赤いほっぺが左右別だという点が見分けるポイントになります。
[液晶テレビ ii ]
当初の予定では、新宿のビックカメラかヨドバシまで出かけて購入機種を決めようと思っていましたが、家族全員で出かけたので、吉祥寺の電気屋さんをまわり、ラオックスで購入しました。前のはシャープ製だったので、今度はパナソニックのものにしました。15型でもっとも安かったという理由も大きい。消費税や延長保証費を入れて、7万5千5百円となりました。(店頭表示価格は、例によって6万9千800円。)
帰宅してすぐにテレビを設置しました。もちろん、全く問題はなくテレビもDVDも映ったのですが、ビデオ入力の2つ目がD端子の入力となっていました。うちにはD端子のケーブルがないので、一息ついたあと、駅前の西友に片方がD端子の画像用ケーブルを買いに出かけました。1020円。
帰ってきて、ちびたちがビデオを見ている間はケーブルの付け替え作業は出来ないので、ちょっと思いついてパソコンにつけていたアクティブ・スピーカーをテレビの方に移すことにしました。私の場合パソコンがAVであるべき理由はとうの昔に消滅しています。夕食時、ちびどもが食事に夢中になっている間、ケーブルの付け替えとスピーカー接続の作業をしました。音は、それだけで全く違います。とくに、中国語の発音がとてもよく聞き取れるようになりました。
ちびどもといっしょに7時すぎ。ちびの幼稚園入園のための書類をもらったあと、駅前のジョナサンで朝食兼昼食を食べ、吉祥寺に出かけました。私がユザワヤに用があったので、簡単に買い物を済ませたあと、井の頭公園に連れていってやりました。滑り台、ブランコ、鉄棒、鴨への餌やりと、一通り遊んだころ、小さいちびが眠そうになっていたので、帰宅。ちいさいちびは、夜はあいかわらず一定間隔で泣きますが、昼寝はちゃんと2時間程度寝るようになりました。
[液晶テレビ i ]
我が家の液晶テレビがどうも壊れたようです。夕方、ピーという大音量を出したあと、不定期に画面が見えなくなっていましたが、夜の7時過ぎにすべてがピンクの画面になって、何も出なくなりました。不意の出費は重なるものです。ちびの幼稚園の入園料(いわば入学金)8万を来週中に支払う必要があります。そっちは、妻が出しますが、テレビは私が出すしかないでしょう。冬、ちびどもにパソコンを買ってやる予定がこれでパーになりました。ショック。
この液晶テレビは、うえのちびがテレビの存在が分かるようになった頃あまりにブラウン管テレビに近づくので、目に悪いと思って、思い切って買い換えたものです。いつ買ったかは正確には覚えていませんが、2年と少し前であることはちびの年齢からわかります。2年数ヶ月で壊れるのは、負担が大きすぎます。
テレビはなくてもとくに不都合はないのですが、ちびどもがビデオを見たがるので、明日買い出しに行かざるを得ないと思います。ネット(¥kakaku.com 価格情報¥)で値段を調べました。15インチならば、安いのは7万弱からあります。普通は、10万前後でした。PCボンバーやら家電の王様という激安店が安いようですが、交通の便によってビックカメラやヨドバシといった駅前の量販店を利用することになると思います。
ちびによって7時前。今日は、ちびの幼稚園の面接の日。→10数人来ていたと言うことでした。そのなかで、面接時にただひとり泣いたのがうちのちびです。泣いたくせに、そのあとの挨拶はふざけた口調でこんにちわ、と言いました。泣き虫のくせに、こういうところはちびです。 (あとで妻から聞いた話ですが、ちびはずっと幼稚園に行かないと言っていました。それを、昨日一日かかって、幼稚園に行くと楽しいと説得することに成功したということでした。同時に、面接の練習をしたということでした。)
ちびようの机が来ました。先週、吉祥寺の大塚家具に見に行って、決めたものです。いろいろ見て回って、幅105,奥行き45,高さ59のサイドテーブルにしました。椅子もちびようのものを2脚買いました。ひとつだと、したのちびが怒ってケンカになるからです。2階の窓際に置いたら、ちいさいちびは上にのって遊んでいました。こういうところが大人にはなかなか予想できない点です。
[税金の季節]
税務署から年末調整のための書類が送られてきました。税金の季節の到来です。去年ほどではありませんが、慣れない書類と格闘することになります。→説明書を読みました。去年とは比べようがないほど簡単なものでした。この言葉はどういう意味だと考え込む必要もありませんでした。最初が大変、ということのようです。→02.11.2 ちびどもが具合良く9時前に寝てくれたので、説明書をきちんと読んで、記入を終えました。計算しないといけない箇所は1カ所、考えこまないといけない箇所はありませんでした。ほんと、去年とは雲泥の差です。
送られてきた書類は次の4点です。
「給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書」(税務署より)
「住宅所得資金に係る借入金の年末残高証明書」(銀行より)
「課税所得控除損害保険料証明書」(保険会社)
「火災保険損害保険料控除証明書」(保険会社)