夜半に降り出した雨は、朝方にはあがっていました。ちびは、今朝も、朝早く起きて、うんちをして、わーわー言っていました。7時で妻から私にバトンタッチしました。→雨は完全にあがってはいませんでしたが、午前中にはあがるようです。ちびは、ちびは1時間強わーわー言ってから寝ました。小さいのに声だけはいっちょうまえで容赦なしです。今日はお昼からうえのちびの体験学習No.2です。ちびは、ABC、ABC、と言って喜んでいます。たぶん、私はしたのうるさいちびとお留守番。→寝付いたあと、ショーレムの『錬金術とカバラ』を読み始めました。彼の『ユダヤ論集4』の翻訳です。私は全く中を見ないで買いました。錬金術は、ほとんど関係ありません。2番目に収録されている論文が「錬金術とカバラ」と称するもので、(出版社の意向により)これを邦訳のタイトルに採用したものです。最初の論文「ヨーロッパ精神史におけるカバラの地位」は、短いものですが、見事に筋道がつけられています。カバラにとくに関心がなくても、ヨーロッパの思想史に関心がある方には、一読の価値があります。
&邦語のカバラ関係の書物の大半がそれにあてはまりますが、多くの言語でカバラと呼ばれているものは、ルネサンスから近代初期のキリスト教徒の理解=誤解、に基づくもので、カバラに魔術や自然の象徴的解釈の代表者を見ています。この点も、ショーレムを読むとよくわかります。
ちびが起きて、しきりに動いているので、今朝は5時。→私の書斎に連れてきたら、うんちをして、ミルクを飲んで、少し騒いで寝ました。ちびが寝た後、さすがに私も眠くなって1時間ほど寝てしまいました。ちびは、最近はいつも早朝にうんちをします。
無理して起きたのが効いたのか、一日に3回、昼寝をしてしまいました。大学に出たときに、『総合文化研究』の第4号の最終確認をしました。3月中旬に発行できます。
朝起きて、腹痛がなおっていてほっとしましたが、我が家では軽い腹痛には梅エキス、という伝統があり、起床後最初に梅エキスをお湯にといて飲みました。昨夜の腹痛は、食べ過ぎ、または食べ合わせという消化不良だったような気がしますから、これで大丈夫でしょう。妻とちびが買い物から帰ってきてから、うちの前の道で遊んでいると、近所のネコたちが会議を開いていました。ざっと数えても4匹のネコが集まっていました。私がサイドテーブルを買いに出て帰ってくると、そのネコたちは、隣家のまわりを追いかけっこしていました。数10メートル先に、ネコ屋敷があります。ネコをいっぱい飼っています。きちんと数えていませんが、10匹以上そのお家に居着いているようです。たぶん、そのネコたちの散歩ルートにうちが当たっているのだと思われます。
本日の朝日新聞朝刊に私のよく知っている方の名前が2件、ありました。
ひとつは、社会欄の青鉛筆で、我が師匠村上陽一郎氏の「死すべきものとしての人間」という文章が、本年度の東大入試国語で出題されたが、実は、直前に河合塾がおこなった東大直前講習の内容と重なり、しかも設問も2点的中したという記事です。河合塾関係者が大喜びとありました。それにしても、私の師匠の故大森荘蔵氏も村上師匠もよく入試問題に採用されます。
もうひとつは、訃報です。大化学者廣田鋼蔵氏(享年94歳)です。化学史学会で何度かお会いしています。ご冥福をお祈りいたします。
今日は入試の日。入試監督終了後、委員会が2つあります。→入試も、委員会も無事終了しました。入試監督は花粉症でくしゃみをして受験生の迷惑になることが心配だったのですが、鼻水はでましたがくしゃみは終了間際の1回だけで、ほっとしたというところでした。夕食後、冷蔵庫にあるプリンを食ったのがいけなかったのか、床についてから腹痛に悩まされました。久々の本格的な腹痛でしたが、がまんして寝ていると、朝には直っていました。
数日前に買った岡田哲『ラーメンの誕生』(ちくま新書、2002年1月)を暇なときに読んでいます。日本でラーメンが広まるのは、戦後(第2次世界大戦後)です。明治の文明開化のときに、日本は、牛肉は洋食として取り入れますが、豚肉を取り入れるのはかなり遅れて大正時代のようです。それはつまり、中華料理になじんでいく過程だったようです。ある時代以降、ほとんど肉食をしなかった日本人に、肉食文化がなじんでいくのはずいぶん時間がかかったようです。
昨夜は、途中から鼻が詰まり、結構苦しい思いをしました。最近あまり更新していなかった『化学史研究』のページを、目次を中心にかなりアップデートしました。
あわせて、昨日の編集委員会で持ち帰った編集実務をこなしています。編集委員会があると、編集実務担当の私は、その日、またはその明くる日、かなり多くの書類の処理をしています。一つ一つはなんてことのない作業ですが、それなりに時間と手間がかかります。昼食後、家族揃って、近所の児童館に出かけました。日曜日は、団体と家族の日ということですが、他に来ているメンバーはなく、ほとんど貸し切り状態でした。ドミノがあったので、僕は、ドミノで遊んでいました。気分転換にはドミノのような単純作業が最適です。ちびはちびで遊んでいたので、部屋の端から端まで並べて満足しました。家にも買おうかと思いました。したのちびがミルクを飲んで寝た時点で、買い物をして、帰ってきました。
就寝時の様子で、ちゃんとした花粉症が発症したことが判明しました。とほほ。今後は、ひどくならないように気をつけるしかないですね。今日は、化学史学会の理事会・編集委員会があり、駒場(東大先端研)に出かけました。先端研はあいかわらず活発に工事をしています。先端研を見ると、東大は予算が豊富だと言うことを痛感します。どんどん、立派な新しい建物が建っています。ひとつの建物で、外大の研究講義棟に匹敵するぐらいの規模でした。
編集委員会のメンバーの様子で、花粉症がかなりの程度一般化していることがわかりました。
化学史の年会は、6月22日23日です。もしかしたら、ワールドカップの日程と重なるのではと心配になり、本屋さんにある『ナンバー』を買って調べてみました。6月22日は、大阪で準々決勝です。年会会場は九州なので、会場周辺の混乱は受けずにすみます。ただし、私のように、学会よりもワールドカップのTV観戦を優先したくなる聴衆が一定の数でてくる可能性は残されています。
とうとう花粉症がはじまってしまいました。今年はでないですむかと期待していたのですが、やはりでてしまいました。数日前から就寝前に目が痒くなっており、もしかしたらと思っていたのですが、今日外出したとき、鼻水が続くようになって、あ、これは、花粉症だと確信しました。早速、マスク、目を洗う薬、鼻スプレーを買ってきました。現在は軽症です。ひどくならないといいのですが。→気持ちの問題もあるのかも知れませんが、花粉症を自覚してから目の痒みがひどくなった気がします。今日はうえのちびの歯科検診の日。この数日、一生懸命歯磨きをしていました。
着いて間もない新しいボイル書簡集を読んでいます。もちろん、ここは読んでみようと思うところを選んで読んでいます。15歳ぐらいまでは読みました。1627年1月25日アイルランドに生まれたボイルは、1635年の秋(10月)から1638年の冬(11月末)まで、すなわち、9歳から11歳の3年間、ブリテンのイートン校に親元を離れて通っています。その後、1639年から1644年まで、すなわち、12歳から17歳までジュネーブに留学しています。というわけで、親元を離れていて、父へ近況報告を定期的に送っています。その手紙の内容は、「私は元気です。」とか「親愛なる父上の健康を毎日神にお祈りしています。」とか、形式的なものがほとんどですが、ジュネーブ留学後は、「フランス王が兵を起こして、××」という政治・軍事情勢に関するニュースが混じってきています。ボイルが貴族の子弟だということをはっきりと分からせてくれます。手紙を読み限り、留学先ジュネーブで最初に一生懸命学んだのは数学のようです。
ちびが騒ぐので6時前に起床。私の部屋に連れてきて、仕事をしていると、何かいきんでいる様子でやはりうんち。どうも最近ちびのうんちづいているようです。あれあれ。→おしめを代えてやって落ち着いたかと思ったら、また騒ぎます。眠いのか、お腹が空いたのか、分からなかったのですが、泣き方からお腹だろうと思って、ミルクをあげるとおとなしくなり、ミルクを飲みながら寝てしまいました。まあ、だいたい、こんな日常ですね。2〜3日暖かい日が続くようです。→今日の昼間は本当に暖かい日でした。
今日は、会議の日。3つ予定されています。→12時過ぎから、講座長、評議員、講座内委員、学部各種委員、研究所長の選挙を行いました。長は全員交代、委員は、8割方再任という結果になりました。出席者が30数人でしたが、委員は12の委員会のものを選出したので、結構集計に手間取りました。結構暖かい日になりました。帰り、電車のなかではマフラーをはずさないと暑くてたまらないほどでした。
ご飯を食べた後、下のちびを膝に乗せて、テレビを見ていると、ちびがいっぱいぷーをします。なんかうんちぽいな、と思ったら、やはりうんちでした。僕の膝の上は、うんちがしやすいのでしょうか。
今日は、上のちびの検診。→私は、今日は一日中家の中にいました。昨日は、おやつ前に、大学に出かけ、私の担当する全ての成績報告書を出してきました。書類の処理を済ませた後、ちびといっしょに見た椅子を買うために、再度、吉祥寺ロフトに向かいました。本当に片手で簡単に持てる軽い椅子だったので、買ってそのまま持って帰りました。お店の人は、結構びっくりされていましたが、私は持てるものは割と手で持ち帰ります。1994年、不況のロンドンに留学していたとき、向こうの人々はかなり重いものでも平気で持ち運んでいるのに感心し、まねることにしたものです。そのロンドン時代にも、棚が3つ、背の高さが人間の身長ほどの木の本棚を手でもって帰りました。ロンドンの地下鉄は、どんなに混んでも、日本の電車のようなことはないので、とくに問題なく持ち帰れています。イギリスが楽だったのは、彼ら/彼女たちは、ルールやマナーに反していなければ、少々のことは無関心でいてくれることです。
朝7時にゴミを出しに外にでると、地面が濡れています。夜半に雨が降ったようです。全く気付きませんでした。先週の寒さがゆるみ、暖かくなった気がします。新しいボイル書簡集の序文を読みました。ほんとうにしっかり編集しています。さすが、ハンターさんといったところです。
午前中、上のちびの体験学習ということで、家族全員で吉祥寺にでました。体験学習は1時間で、上のちびに妻が付き添います。その間、下のちびの面倒は私が見ました。体験上、動いているとおとなしいことが多いので、駅から結構離れている紀伊国屋さんまで行き、パンを少し買って、それから本屋さんにでも寄ろうかと思ったのですが、紀伊国屋さんを出る頃から泣き始めました。これは、感じで、おしっこだろうとわかったので、路上でおしめを代え、やれやれと思って、東急本店の方にベビーカーを押しって行ったら、途中でまた泣き始めます。眠くなったのかと思い、東急本店で少しあやしてから、ロフトに向かいました。ロフトの5階に入っているダブルデイにちょうどよい椅子(片手で簡単に持てる軽い椅子を捜していました)があったのですが、もうちびが限界で、片手でちびを抱っこし、もう片手でベビーカーを押す、ということになりました。ちょうど体験教室の終了時刻が近づいていたので、もう泣いても仕方がないとベビーカーに戻して、教室の前まで行き、そこで抱っこしてあやしていました。お腹が空いて&眠かったようで、お店に入って、ミルクを妻が飲ませるとすぐにすやすや寝てしまいました。
上のちびは、ベビーカーで動いていないと泣くという結構あって、あきらめて外をひたすらベビーカーで徘徊するという時期があったのですが、下のちびは、様子が違うようです。→昔読んだ何かの雑誌に、数ヶ月間、ベビーカーで徘徊を続けたという記事がありました。泣く子は泣きますからね。大学に出た帰り道、吉祥寺の駅ビルの本屋さんで、『室内』と『新潮45』を買ってきました。『室内』は、たまに、読みます。あの山本夏彦氏が編集兼発行人をつとめる(すなわち創刊し、発行し続けてきた)インテリアデザインの雑誌です。おじさん系の雑誌ですが、専門分野の情報にかなり役に立つものがあります。今回は、「転職 インテリアの仕事20社」という記事が、有名なインテリア関係の会社の就職情報をまとめていて、面白かった。普段は消費者の目でしかその種のお店を見ていませんが、たまに働き手側から事情をうかがうのは舞台裏を覗くようなおもしろさがあります。エッセイでは、嵐山光三郎の「下り坂の研究7 サッチーに学ぶこと」が面白い文章でした。
下のちびを膝に乗せて、この作業をしています。昨日は、膝に乗せている間に、ちびはうんちをしました。ぷーの音と、いきむ感じで、うんちはだいたいわかります。リビングに軽い椅子が1脚または2脚、書斎にローテーブルが1台あればいいな、と思って吉祥寺に出かけました。家族全員揃ってです。ですが、あまりいいと思うものはなく、ロンロンの地下で開店と同時にお昼ご飯を食べて、子どもの遊び場でちびを遊ばせて帰ってきました。帰ってきて、全員昼寝。
昨夜、採点を終了しました。成績の転記の作業が残っていますが、ともあれ終わってほっとしています。→おやつ前に、転記も終了しました。確認して、成績報告書を教務課に提出すれば、完了です。今日は夜から、卒業生の結婚披露パーティ。スピーチを頼まれているので、昼の間に考えないと! 場所は有楽町。これも本当に久しぶりに銀座方面に行きます。何かお上りさんのような気分です。→スピーチは、3番か4番を予想していたら、1番を当てられてちょっとびっくりしましたが、まあ、無事に終えました。新郎にお目にかかるのは初めてでしたが、お似合いのカップルでした。→パーティの場所は、時間がいきなり30年から40年逆戻りしたかのような、銀座によくこんなお店があったというような、そういう昔風のお店でした。新郎の方の趣味のようです。
坂田一則さん、加治未央さん、ご結婚おめでとうございます!!
昨日試験を行った「科学思想史」の採点を行っています。→現時点で約3分の2を終えました。良くできています。きちんとした数字は、全員のものを採点し終えてから出しますが、今年はここ数年でもっとも優の割合が高くなりそうです。&今年私のゼミと講義を同時に取っている学生が、全員、優の成績を取ってくれたことも、私にはうれしいことです。今朝はちびが少し早く起きすぎたようで、まだ朝の10時前ですが眠いようです。→というわけで、私も眠く、おやつの後、家族全員で昼寝をしました。私は、5分でも10分でも寝入ることができると、起きてずいぶん楽になります。最近は、15分から30分程度がちょうどよい時間となっています。
昨日、会議の開始を待つ2時間の間に、ゲルショム・ショーレムの「無からの創造と神の自己限定」『エラノス叢書6 1なるものと多なるもの』(平凡社、1991)所収、を読みました。同じ巻に収録されているアンリ・コルバンの「一新教のパラドクス」は昔読んだ記憶がありますが、ショーレムは読み忘れていたみたいです。神話の知らない「無からの創造」という神学的観念が、ユダヤ教、イスラーム教、キリスト教という3つの兄弟宗教の、とくに神秘思想家において、無=神、とするパラドクスを引き起こした道筋と様子が非常に明晰に分析されており、とても啓発されました。今日は、3限に試験があります。私にとっては、今年度最後の試験です。→試験監督はすることがないので、終了15分前に残っている学生の数を数えてみました。全部で26名でした。その中で、ゼミの学生が5名と約2割をしめていました。一般的に、最後まで粘る学生の答案の方が出来がよいので、ゼミの学生諸君が頑張ってくれている姿にはほっとします。→とくに問題もなく、無事終了しました。残るは、採点です。→試験室に、他の授業の試験問題が残っていました。他の先生の試験問題を読むのは結構面白いものです。試験問題から、授業の様子が彷彿とされます。また、私のよく知っている先生のレジメが残っていました。私は授業でレジメを配ったりはしないので、よくやっておられるな、と思います。詳しいレジメがあれば、話された内容がほぼつかめます。
今日は、会議が3つあります。最後の会議は、大学院教授会終了後とあり、何時に開始できるのかわかりません。ということで、終了時刻もわからないということになります。やれやれ。→3時開始予定の大学院教授会は、5時開始になりました。その結果、その後に予定されていた自己点検委員会は急遽延期になり、結局、私は7時15分には夕ご飯を食べていました。終了を9時から10時と予想していたので、ずいぶん楽です。もちろん、延期なので、また会議はありますが・・・。いろいろ気になることがあって、4時に目覚めてしまいました。1時間あまり、成績報告書への転記をして、また眠くなって寝てしましました。
やっと、新しいボイル書簡集が届きました。
Michael Hunter, Antonio Clericuzio and Laurence Principe (eds.),
The Correspondence of Robert Boyle, 1636-1691, 6 Vols.
Pickering & Chatto Ltd
ISBN: 1851961259
£450.00
レビュ用に学会編集委員会に一部贈ってもらう約束になっていて、それが去年の11月に届いたのですが、中身が違いました。海外に荷物を送り返して、正しいものを贈ってもらうようにする手続きが面倒で、放っておいたのですが、ボイル研究者の端くれとしては自分で買うべきだろうと思い、1月末に出版社に直接注文したものが届いたものです。実物を見ると、ほっとします。→出版社のホームページのうたい文句としては、ここに収録された手紙の3分の1以上が、はじめて出版されるものであり、また過去出版されたことのあるものに関しても、より正確に、より十全なテキストとなっている、とあります。ボイルのような著名な科学者でも、書簡の3分の1は新しいというのは、ちょっと驚くべき数字だと思われます。
この1週間は、この冬一番寒い1週間になるんだそうです。部屋のなかでもいつもより1枚多めに服を着ています。あさいちで、書類を提出するため、税務所に行って来ました。朝早い時間帯は、9割方がおじいちゃんとおばあちゃんです。書類は結構難しいので、みなさん、苦労していました。私はほぼ用意していたので、確認をしてもらい、何点かさらに添付書類が必要だと言うことがわかりました。2つは、今日用意できますが、もう1点の書類がたぶん遅くなるので、本日中に全部提出しようと思ったもくろみは崩れましたが、たぶん、明日、明後日には提出できるのではと思っています。→片方は、郵送しました。もう片方は、言われた書類がどうも揃わないようなので、税務署でもう一度相談してくる必要があるかもしれません。
大学で会った二人の先生から、この日記を読んだというコメントを頂きました。最近私が日常的にインターネットで見るのは、実は、日記です。だいたい毎日更新されている方の日記ページを見ています。もちろん、検索をかけて調べたり、その他のページも見ますが、毎日見るようになると、結局毎日更新されているページを見ることになり、たまにしか更新されないページは、やはりたまにしか見なくなります。当たり前のことですが。
目の前には答案の山がまだ1.5センチ。できれば、今日中に終了したいと思っています。→めちゃ、さむい。本当に冬らしい気温の低い日です。→何とか、山の高さが0センチになりました。すなわち、採点が終了しました。→緊張がゆるんだせいかどうか、ずいぶん眠い。2度昼寝をしてしまいました。今朝の朝日新聞に同僚の写真が出ていました。小川先生です。オフィス・アワーで学生の相手をしているシーンが載せられていましたが、これは新聞記者の要望による演出写真でしょう。(「国立大の「変身」加速中」という11頁に掲載されている記事です。)→12日、大学に出たとき、ご本人の小川先生に偶然出会いました。ご本人はいたって恥ずかしがっておられました。
昼食後、近所の本屋さんで、『中央公論』『文芸春秋』『MEMO』『日経クリック』という4冊の雑誌を買ってきました。『メモ』は「新築を越えるリフォーム2」という「総力特集」を組んでいます。昨年末に購入した中古住宅ですが、価格と広さの点で満足していますが、やはり何か物足りない気がします。壁に絵を飾ったり、等はしていますが、もう少し踏み込んだ改造をしたくなっています。そのために、こういう特集は非常に面白く読むことが出来ます。いろんな宣伝を見ていると、もしかしたら、最近はリフォーム流行りなのかもしれません。(1月末に一応完了したリフォームは、全く実用的なもので、ここで考えている種類のリフォームとは別種です。)
昨日は、夕方から気温の下がる音が聞こえるかと思うほど、ぐんぐん冷え込みました。朝暖かかった分、夜の寒さが身にしみました。今日も寒いようです。ちびたちが鼻水を流していたのがちょっと気になります。採点中の答案ですが、はかってみると3センチの厚みがありました。苦行のようにひとつひとつ読んでいくしかありません。→現時点では、まだ1センチも減っていません。高い山です。
昼間ごくわずかに雪がぱらつきました。そのせいで、ちびをつれたお出かけを見合わせ。結果、ちびの機嫌が悪くなって、なかなか大変です。→眠いのに昼寝をせず、夕方大暴れをしてやっと5時過ぎから寝てくれました。ちびはよく寝るとにこにこしていますが、眠くて眠れないと大騒ぎです。何を言っても、やだやだ、いらない、です。いやだ、という否定の言葉は、ちびの自我の発展には必要なものですが、暴れられると親は大変です。
昨日新宿紀伊国屋で買ってきた、ドイツ神秘主義叢書10『ドイツ神学』(著者不詳)山内貞男訳、創文社、1993、の訳者解説 ( pp.243-312) を読みました。著者不詳、無題名の草稿を『ドイツ神学』として1516年に出版したのは、あのルターです。その後、この本は、もっと完全な草稿が発見されて、かなり複雑な刊行史をたどりますが、その複雑な事情が、この解説でよくわかります。訳者の方は、「『ドイツ神学』は、1冊の書物としては至って小さいが、一つの書物としては実に大きい」と言う言葉で、解説をはじめていますが、全くその通りです。ポプキンの言う「第三の勢力」の懐疑の危機を救ったのは、この小さな本でした。16世紀17世紀のあるキリスト者の深い乾きを癒した書物と言えば、わかってもらえるでしょうか。
ちなみに、1516年から1961年までの刊本の数は、190で、ドイツ語124、英語22、オランダ語14、ラテン語11、スウェーデン語7、フランス語6、デンマーク語3、ロシア語(写本)1、イタリア語、中国語、日本語各1、となるそうです。
昨日も割と暖かかったのですが、今日も比較的暖かいようです。この週末は採点を頑張ってやろうと思います。『スピノザーナ』の第3号(2001/2)がやっと届きました。昨年の冬のスピノザ協会での講演をもとに、秋に書き下ろした論文「ボイルとスピノザ」が掲載されています。 スピノザ協会のホームページに、目次が掲載されていますが、科学史に関心を持つものにとっても興味深い論考が含まれますので、ここにも掲げます。
工藤喜作「解釈における過去と現在」pp.1-3
上村 忠男「スピノザ・ヴィーコ・現代政治思想:ビアジオ・ デ・ジョヴァンニの考察の教示するもの」pp.3-22.
吉本秀之「ボイルとスピノザ」pp.23-46
山田俊弘「ステノとスピノザ:自然の歴史と聖書の歴史」pp.47-68
平井 靖史「スピノザにおける二つの平行論と観念の観念:必然主義のもとでの倫理学の可能性をめぐって」pp.69-90
松田克進「環境思想から見たスピノザ」pp.91-110
高木久夫「顧みられないふたつの翻訳」pp.111-130
<書評>齋藤 博「田島正樹著『スピノザという暗号』」
<書評> 柏葉 武秀「田島正樹著『スピノザという暗号』
1本を除き、全部読みました。山田さんの論文と高木さんの論文は、ずいぶん、教えられることが多くありました。科学革命期における「歴史革命」に関心のある方には山田さんの論文はとても参考になると思われますし、宗教に関心のある方には高木さんの論文で結構びっくりするような事実に出会うことが出来ます。本当に久しぶりに荻窪より東に行きました。つまり、新宿の紀伊国屋書店に行って、次の3点4冊の本を買ってきました。
*ドイツ神秘主義叢書10
『ドイツ神学』(著者不詳)山内貞男訳、創文社、1993
*日本哲学史フォーラム
『日本の哲学 第2号 特集:構想力/想像力』昭和堂、2001
*日下部吉信編訳
『初期ギリシャ自然哲学者断片集』1,ちくま学芸文庫、2000;2,2001
買おうと思ったのは2番目の雑誌です。吉祥寺の本屋さんで捜しても見あたらなかったので、紀伊国屋に行けばさすがにあるだろうと思って、新宿まで出かけたものです。1点ぐらいは、西洋思想史における「想像力」の観念の歴史に触れたものがあるかと期待していたのですが、それはありませんでした。ですが、資料にと思い、買ってきたものです。最初の『ドイツ神学』は、「ボイルとスピノザ」を書くときに非常に気になっていたものです。この書物の17世紀の宗教思想に与えたインパクトは絶大で、いつかはきちんと読んでみないといけないな、と思いつつも、買ってさえもいなかったのですが、ちょうどよい機会なので買ってきたものです。新宿では、紀伊国屋さんで本を買った後、東急ハンズでポスターと照明器具若干を買い、高島屋の地下でパンを買いました。高島屋の地下は人が多くてなんだろうと思ったら、バレンタインでした。そういえば、バレンタインでした。ほとんど忘れていました。
ハンズで買ったポスターは、クレーです。帰ってきて、ご飯を食べている和室に張りました。何か部屋がずっと寂しいなと感じていたのですが、このポスターでずいぶん明るく落ち着きました。空白な壁を埋め尽くしたいというという欲求を、アリストテレスの自然学の用語を借りて、「真空恐怖症」と呼ぶ向きがあるようですが、もしかしたらそれかもしれません。何もない空白は壁には、何か落ち着かなくなる気持ちを感じます。
今日は、上のちびの2歳の誕生日。最近少し風邪気味でしたが、元気に動き回っていることは動き回っています。→妻がちびのバースデーケーキを買ってきましたが、さすがにケーキはまだほとんど食べません。自分の皿の分をばらばらにして終わりでした。昨日の「20世紀表象文化の世界」の採点を開始しました。試験を受けたのは、おおざっぱに見積もって、1年生5割、2年生2.5割、3年生2割、4年生0.5割といった感じです。総数は350人ぐらいです。この試験に関しては、「オリジナルな視点」にもっともウェイトをおいて採点しています。→2.12 成績報告書によりカウントすると、受講者数は約450名です。もちろん、登録した学生の全てが試験を受けるわけではないので実際はもう少し低い数だと思いますが、でも400人程度という数になります。
教授会が3時からありました。議題を見て、6時までに終了するかと期待したのですが、こちらの予想しなかった問題(人事に関係する問題)で長引き、終了はほぼ8時になりました。
今日はかなり暖かい日でした。普通に歩いて20分〜30分の距離に荻窪税務署があり、朝ベビーカー2台で妻の確定申告のため、税務署まで行って来ました。(時間があれば、私の方もすませようと思いましたが、妻が機械に入力している最中にちびがお腹がすいたというので、私の方はまたの機会に回すことにして、ベビーカーの入れるお店でお昼にしました。その後、駅の反対側の保健所に出向き、ちびの検診を待ちました。開始時刻の1時間以上前についたので、整理番号1番でした。同じく早く来ていた方が、3歳の男の子を連れてきており、その子が上の子を遊んでくれたので、私はただ座ってちびたちを見ていればすみました。うちのちびは、その子のまねばかりして遊んでいました。今日は下のちびの2回目の4ヶ月検診。&5限に試験があります。→5限の試験は、「20世紀表象文化の世界」でしたが、こちらの予想より試験を受けた学生数が多く、解答用紙を再補給する必要がありました。終了10分前で、残っていたのは、男子学生4名、女子学生4名でしたが、女子学生は前の席に、男子学生は一番後ろの席に固まっていました。一種学生行動学のようなものが成り立ちそうです。
本当に久しぶりに会議のない水曜日。といって、今週は金曜日に教授会があります。月曜日に行った試験の採点を行っています。ちびの襲撃を受けなければ、今日中に終わりますが、ちびの行動は予測不可能なので、どうなるかわかりません。→ちびの襲撃を受けつつも、なんとか終了しました。講評は追ってまた。
下のちびの4ヶ月。ということで、今日は、荻窪保健所で検診です。昨日、一昨日と夜に目覚めて騒ぐので、妻がダウンしそうです。→検診なるものにはじめて立ち会いました。妻によれば、今回は上のちびのときよりもずっと来ている数が少ないのだそうです。我々が帰るときに、39番の方、という声が聞こえましたから、多くて50人ぐらいかと思います。その中で、お父さんは、私を含めて2名。私は上のちびの相手をしていましたが、もう一人のお父さんは、4ヶ月のちびを抱っこひもでだっこして、検診を受けていました。4ヶ月検診といっても、5ヶ月近くの子も混じっていますが、さすがに体の大きさも、首のすわり具合もほぼ同じぐらいの感じでした。昨日大学の帰り道、つぎの本を買ってきました。
*ソベル、デーヴァ
『ガリレオの娘』田中勝彦訳、DHC、2002
*工作舎編
『オデッセイ 1971-2001 工作舎アンソロジー』工作舎、2001
『ガリレオの娘』の帯には、「25カ国で出版。欧米でベストセラー。」とあります。「(娘である)マリア・チェレスタの手紙はまとめて紹介されてことはないが、(従来の)ガリレオの物語を書き換えるほどの内容を持っていた。17世紀に彼が引き起こしたカトリック教義との衝突は、今なお科学と宗教の分裂の本質を物語る代表的事例とされているが、・・・・・・マリア・チェレスタの手紙に見るガリレオは、生涯を通してこうした対立を認識していなかった。。彼は終生、祈りの力を信じ、常に科学者としての義務をみずからの魂の宿命と適合させようと努めた敬虔なカトリック教徒だった。」
今日は試験。→とくに問題もなく無事終了。最後まで粘った4人のうち、3人までは男性でした。真っ先に出したのは女性で、こういう場合は女性の方が思い切りがよい、あるいは男性の方が粘りのあるのでしょうか。記憶にあるすべての鉱物を目に見えるようにしました。天青石が行方不明だったのですが、ロフトにおいていました。この天青石は、今はなき神保町の不思議なお店で買ったもので、もともとは誰かのコレクションだったようです。買ったときはきれいな突起がたくさんある天青石という名前に負けないよい結晶だったのですが、突起部分が欠けやすく、最初の壮麗さをなくしていますが、でも、なかなか不思議な色合いの鉱物です。
ATM を使った振り込みというのをはじめて行いました。下のリフォーム代金の振り込みです。振り込み銀行が、大和銀行で、もし近所に大和銀行があれば、そこで振り込もうかなとも思っていたのですが、地図をじっと見てみて、この近所には大和銀行は見つかりませんでした。その代わり、ローンで世話になっているあさひ銀行は結構ありました。新しい場所で新しいことを、と考えて、あさひ銀行で振り込みしました。当たり前でしょうが、なんてことはありませんでした。
今朝も雨。最近はよく雨が降ります。天気予報では、明日の朝までに積雪の可能性があるということでした。金曜日にひとまず、リフォームが終了しました。ポストをつけ、テレビコンセントをつけ、ガス管口を2つ増設し、2階の部屋にちびの落下防止柵をつけ、風呂場の窓に面格子をつけて、しめて25万円でした。相場を知らないので高いのか安いのかわかりませんが、中古の住宅を買った以上、仕方のない出費かと思っています。
一日中降り続く雨。この部屋ではじめて1冊本を読み通しました。しかも、珍しく小説です。30歳を過ぎたあたりから、小説は本当にたまにしか読まなくなっています。単純におもしろさをあまり感じなくなったせいです。
読んだのは、山口泉の『永遠の春』です。世上に出まわっている言葉に、飽きている、あるいはうまく表現のできない違和感を感じている方には面白いと思われます。
読み通せたのは、ちびが二人ともよく昼寝をしてくれたおかげです。
しょうもない話ですが、今日は、2のぞろめ。既にお気づきの方が大半だと思いますが、今回の私の家族の引っ越しは、住宅購入に伴うものです。参考になる点もあるかと思い、経緯を紹介しておこうと思います。
まず買った物件ですが、借地権付きの中古住宅です。築6年。
前提状況:子どもが2人になったことが一番大きい要因です。妻とは、結婚後、あるいは上の子が産まれた後、いろいろ相談していたのですが、マンションの価格を調べていると買うには高すぎるし、一生ローンを背負うのは心理的に圧迫感がある、ということで、ずっと賃貸でもよいか、と話していました。(諸外国ではそうした例は割と見られる。)しかし、2年以上住んでいた前のアパートは、2DK で占有が36.5Fしかなく、ちびが大きくなるにつれ、最低もうひとつは部屋数の多いところに、いずれ引っ越さなければならないことは明らかでした。
見学:ということで、散歩を兼ねて、近所でオープンルームの知らせがあれば、家族4人揃って見に行くということは、天気のよい週末にはたまにしていました。11月の末にも近所に出来たばかりのきれいなオープンルーム(これから建築するというマンションのオープンルーム。係のお兄さんは、このオープンルームの建設費だけで2千万すると言っていました)を見に行って、悪くはないがちょっと高いと思っていました。
家計の計算:でもまあ、近々引っ越す必要はあろうということで、妻と一緒に我が家の家計を一生懸命に計算しました。私は、その日に買ったものはきちんとレシートをもらって、ともかくその日のうちに、ノートの1頁に張り付けるということはしていました。妻の方は、レシートを袋にどばっと入れて、一定間隔で表計算ソフトに転記するということをしていました。この家計簿をしっかり計算して、分析したのです。我が家が、月ごといろんな品目にどの程度のお金を使っているのか、また1年間ではどの程度使っているのかを計算しました。(その結果、我が家はエンゲル係数が異常に高いこととか、僕がUFOキャッチャーに月に2万以上使った月が3ヶ月もあったとか、いろんな特徴がわかりました。)
ローンの計算:それから、買った場合に、いくらのものが買えるのかを計算しようと思いました。利子の計算が面倒だったので、最初はかなりおおざっぱに計算してみたのですが、インターネットにあるはずだと思い検索をかけると、日経のサイトに、こちらの税込み年収額、停年までの年数等を入力すれば、瞬時に購入可能額、借入可能額、諸経費を計算して出してくれるサイトがあることがわかりました。それで、だいたいの購入可能な住宅の金額がわかりました。
契機:12月の最初の土曜日、アパートから1キロぐらいの場所で、中古住宅のオープンハウスをやるというチラシが新聞に入っていました。家族の散歩を兼ねて、そのお家を見に行くことにしました。広さは、アパートの倍以上で、ちびが大きくなったときにそれぞれに子ども部屋を用意してやることが出来ます。日当たりがちょっと心配でしたが、広さと価格の点で、結構悪くないということで妻と意見が一致しました。
うちに帰って、いろいろ相談した後、自分たちの条件には合うので、次の日もう一度見て決めようということにしました。
決定:翌日曜日、朝9時に現地について、日当たりを中心にもう一度見せてもらいました。30分ほど見てから、1階部分の日当たりはあきらめることにして、2階の洗濯物干場は何とかある程度の日照があるようなので、申込をしました。そのときの説明では、ローンの審査等で時間がかかるので、入居は順調にいって1月末から2月上旬ということでしたが、手元に去年の源泉徴収票があり、それですぐに(1週間で)仲介する不動産やさんの提携銀行のローンが OK ということになりました。
取得経過:12月の2番目の土曜日に、手付け金100万で売買契約書を締結。
翌々週の週末、中間金を支払い、鍵の受け渡し。
12月25日、地主さんと土地賃貸借契約書を締結した後、銀行で住宅ローンを借受け、残金を売り主に支払い、売買行為の終了。
田舎のおじいちゃん、おばあちゃんが引っ越しの手伝いで上京し、この12月25日から新居で居住を開始しました。(引っ越しに関しては、12月から1月の日記に書いているとおりです。)新住居と同じ広さの新築マンションを買ったら、倍以上の価格になります。いろんな考え方があるとは思いますが、マンションはまだまだ高いと私には思われます。
ということで、最後の事務手続きとして残された税金関係の書類に頭を悩ましているわけです。(書類は何とか書けそうですが、100%理解できたわけではありません。フリーランスや自営業の方は、もっと面倒そうなので、そうした方々よりはましだとはいえ、やはり面倒です。仕方ありませんが。)
とうとう2月。昨日で、2001年度の講義はすべて終了しました。後は、来週から始まる試験です。税務署の書類ですが、記入しようと思うと、説明書がないことがわかりました。説明書がないと、ほとんどちんぷんかんぷんです。単純に言葉がわかりません。ちびの昼寝をまって、再度税務署まで自転車を走らせ、説明書をもらってきました。これで、90%ぐらいは、分かってきましたが、どんなものでも、マニュアルを読むのはなかなか苦痛です。
久しぶりに、UFO キャッチャーにチャレンジ。ちびのお土産を2点ゲット。
忘れていました。カウンターを設置して、今日で満2年です。現在の数字を見る限り、2年間のアクセス数は、だいたい25600といったところです。
とうとう1月の最終日。今朝は6時前。先日、電車のなかで帰り道が一緒になった同僚と眼の老化現象について話しました。彼は私より2歳年上ですが、眼の老化現象(要するに老眼)が進んでいるとのことでした。私も小さな文字は、特別な理由がない限り読む気がしません。単純に小さな文字は読むのがつらいからです。昨年特別講師に来てくれたまだ30代の後輩もそのようなことを話していました。同僚の彼は、「更年期障害」という言葉も口にされました。まさか、と思いましたが、もちろん個人差の大きな領域ですので、ありえない話ではないのかもしれません。(何かの記事で、男性にも女性ほどではないが、「更年期障害」と呼ぶべき症候群はあるとありました。私の昔の先生は、「老人性鬱症」というふうに説明していました。)朝日新聞のエッセイで、脚本家三谷が「厄年」に関して同じようなことを書いていました。その趣旨は、「厄年」=「男性の老化が明らかに肉体を浸食しはじめる年齢」。
まだもらっていない税金関係の書類が気になったので、朝一番に自転車で荻窪税務署まで走ってもらってきました。ついたのは9時10分ほど前で、申告は9時15分からということでしたが、書類だけ下さい、というとすぐにくれました。実物をみると安心します。
今朝は普通に戻って7時。今日は、会議の日。1時から2つ会議があります。片方は仕方がないので欠席です。昨日ついた2つの本棚のおかげで、やっと本がすべて本棚に収まりました。再配置の作業は、ぼちぼちやっています。
引っ越しの最後の手続きは、税金関係です。昨日税務署に確定申告用紙を郵送してくれないか、と電話すると、区役所の出張所においている(今月の22日からおいている)ので最寄りの出張所でもらってくれ、とのことだったので、朝1番に自転車で出張所に行って来ました。書類をそろえて、提出すれば、引っ越しの最終手続き完了になります。→手引き、並びに解説雑誌と見比べつつ、出来る部分を埋めてみました。自分で数値を計算してみて、やっと少し税金のことが分かってきました。私の場合、そもそも後2点税務署で書類をもらってこないといけないことがわかりました。過去確定申告は2度しかしたことがなく、その当時はめちゃ簡単な書類だったので、ちょっと立ち入った部分は理解していなかったことが今回よくわかりました。
[鉱物の復活 ii ]
昨日お昼休みに、大学の引っ越し以来1年半眠っていた研究室所蔵の鉱物を9割方救出しました。いまは、メインテーブルの上に全部展示しています。結構貴重なものもあります。一番ほしくて、ずっと捜していた、硫化水銀の赤いきれいな結晶もあります。(ただし、小さなものです。大きいものは、かなり高いので、手が出ませんが、イギリスに行って来たとき、小さいけれどもたしかに透明な赤色の結晶があったので、それを入手したものです。)
一生懸命集めたのは、まずは蛍石。ついで、石榴石です。石榴石は、1月の誕生石の赤いガーネットが有名ですが、類の名称で、いろんなものがあります。もっともよくお目にかかるのは、中国産の鉄礬石榴石です。サッカーボール状の鉄の塊のような結晶です。もちろん、赤い透明な結晶はガーネット。この石榴石に緑の結晶があることを知って、ずって捜していましたが、これもイギリスに行っていたときに見つけました。直径5ミリ程度の小さい結晶ですが、黄緑に近い緑色をしています。今朝は、ほっとしたせいか、8時起床。先週買った本棚が来るので、部屋が最終的に片づきます。
前のアパートの精算書が送られてきました。掃除代で1万5千円、クロス張り替えで5万円引かれていますが、これはちびがボールペンで落書きしたものなので仕方ありません。この金額が、先払いしていた部屋代の日割りの戻し金にほぼ相当するので、計算上は敷金がだいたい戻ってきたことになります。リフォーム代の8割方がこれでまかなえます。
[鉱物の復活 i ]
引っ越しのおかげで、これまで9割方冬眠していた我が家の鉱物コレクションが復活しました。つまり、人目に触れる場所に出してやることが出来ました。窓際の桟など、小さなスペースを見つけて展示(!)しています。水晶、瑪瑙、玉髄、透明石膏、蛍石、石榴石、月長石、天河石、天青石、方解石、電気石、魚眼石、ペリドット、等々、透明で色彩のきれいなものは、ネガ展示台(製品には、「ブライトボックス」とあります)の上に置いています。夜部屋を暗くして見ると、俗世のことを忘れられるほど、きれいです。ブライトボックスをお持ちの写真関係の方は、鉱物をそのうえに載せて下さい。鉱物をお持ちのかたはブライトボックスを買ってみて下さい。夜の最高の re-creation となることを保証します。1月の最後の週。今朝は少しゆっくりめで、7時半起床。
本年度最後の「科学技術と社会」の授業が無事終了。後は、来週の試験を残すのみ。もうあきらめていますが、授業後の質問が試験ことだけなのは、いつもちょっとした失望を味わいます。
朝まで相当の雨。夜通し、雨の音がしていました。引っ越しの本体的部分が終了してから、少しぼけてきました。すぐ眠くなりますし、朝もちびに起こされなければ、前のように早く目覚めることもなくなってきました。授業も、今月で終了(月曜日と、木曜日を残すのみ)。その後、大学は試験の季節に入ります。
午前中いっぱい降り続いた雨も、午後には上がりました。もし雪だったら、相当な量が積もっていたと思われます。
したのちびといっしょに6時半に起床。もう少しゆっくり寝ているつもりだったのですが、したのちびが朝早く目覚めて、一人でわーわー声を出している(遊んでくれと言う声です)場合があって、その場合は仕方なし。→ちびの声がちょっと変で、何か臭うと思ったら、やっぱりでした。うんちです。一昨日はこれで少し失敗した(ちびが自分のうんちをちょっとした隙にキックして、ちびの服にうんちがついてしまった)ので、今日は気をつけておしめを代えました。おしめを代えてもらうと気持ちよいようで、うれしそうに笑います。→結局、今日は、ちびのうんちの世話を3回することになりました。ずっと手をつけないでいた、引っ越し後の本の配置換えに着手しました。全部は無理なので、自分の専門に一番近いところから、同じ・近い棚に集めはじめています。(→どうも整理は苦手なようで、床に本が散乱しているまま、眠くなって寝てしまいました。)
試験日が昨日公表されていました。
総合科目III「科学技術と社会」2月4日(月曜日)2限227教室
「科学思想史」2月14日(木曜日)3限227教室
引っ越しのごたごたで、鉛筆が行方不明になっていたので、吉祥寺のユザワヤに鉛筆を買いに行きました。今でも私は、最初のドラフトは真っ白な紙に、鉛筆で書きます。筆圧が強くないので選ぶのは、2Bです。今回は、ステッドラー、ミツビシモノ、ファーバー-カステル、ダーウエントを1本ずつ買ってきました。一人で買い物は久しぶりだったので、駅の本屋さんによって、村上陽一郎・細谷昌志編『宗教―その原初とあらわれ』ミネルヴァ書房、1999を買ってきました。BHの東京集会でお会いしたパラケルススの専門家岡部雄三さんの「ヤコブ・ベーメにおける創造と悪」という論文が収録されていたので、読んでみようと思ったものです。(→読みました。大変優れた論考です。神秘主義に関心のある方だけではなく、人間世界における「悪」の問題に関心のある方には、大変興味深い思考が示されていると思います。)→岡部さんの他の論考を読もうとおもって、自分の所持本リストを調べてみると、パラケルススやヘルモントの翻訳を収めた『キリスト教神秘主義著作集16 近代の自然神秘思想』教文館、1993を買い忘れていることに気付きました。近所にこの種の本を必ず置いている本屋さんがあるので、急いで買ってきました。7725円。日本語の本としてはあまりに高いのでそのときは買うのを見合わせたのだと思います。
西荻に帰り着いて、やはり駅前の本屋さんで少し本を見ていると、『情況』2002年2月号が目に付きました。「科学技術とリスク論」という特集で、小松美彦・廣野喜幸/佐々木力・飯田哲也/廣野喜幸/林真理/金森修/直江清隆/藤垣裕子/堂前雅史さんほかが論考を寄せています。特集の著者の19名中、11名の方を存じ上げています。内容については、読んでから報告します。残っていた最後の方の卒論を読み通しました。マックス・プランクの黒体輻射研究を取り上げたものです。最近あまり新しい方のことはやっていなので、大変勉強になりました。
朝7時にゴミを出しに出たとき、はじめて、お隣さんと出会いました。何度か引っ越しの挨拶には出向いたのですが、いらっしゃらなかったようで、今日はじめて顔をあわせました。割と朝の速い仕事のようで、そのままお仕事に出かけられました。昼休みに会議の打ち合わせがあり、その後、3限続けて授業でした。5限の「20世紀表象文化の世界」は、当初の予定では、1月に3回僕が授業をやるはずでしたが、シンポジウムとゲスト講演が年末で決まり、いわば私の授業が2回浸食されたことになります。というわけでかろうじて1回残された分を今日行いました。出席者数200人強。300人のキャパシティの部屋に200人以上が入ると、見た目はほぼいっぱいといった感じになります。授業の最初に、テネシーワルツの日本語版をかけましたが、分かった学生はどのくらいいたのでしょうか。(ちなみに、授業の終わりには、ビートルズのサージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドをかけました。)
下のちびと一緒に5時起床。今日は大学院教授会の日。→さすがにすぐに眠くなり、午前中に30分ほど昼寝(?)をしました。その間に卒論を2本読了。発表では触れられていないトッピクスもあり、勉強になりました。1点だけ紹介しましょう。(松井さんの卒論から)有名なクィーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーは、1999年に、ボンベイ生まれのパールシー(ゾロアスター教徒)であり、高校までボンベイで過ごしたという隠された事実が明らかになったと言うことです。必要があって、近所の図書館で調べものをしました。2回目の訪問ですが、まだ配置がつかみ切れません。『日本書籍総目録』を見たかったのですが、図書、という分類でありました。(レフェレンスではありませんでした。)
2001年度総合科目 II 「20世紀表象文化の世界」試験問題をアップしました。なお、「20世紀表象文化の世界」は、1月31日に別の講演会を開きます。
講演者:すが秀美
講演タイトル:「<戦争>の表象をめぐって――1968年と現在」
日時:1月31日(木曜日)午後4時半〜6時
場所:101教室
この講演会は、授業「20世紀表象文化の世界」の一環として開催するものですが、授業をとっていない方の来聴・参加を歓迎します。暖かい。昨日の嵐のような雨が南の空気を運んできたようで、この時期にしてはかなり暖かく感じます。
先週注文していたソファーのような、椅子のようなものが届きました。読書にちょうどよい椅子ですが、まずは、リビングのテレビの前に置きました。当分、テレビはちびのビデオの占領されていて、ほとんど見ることはできないのですが。
雨。天気予報によれば、本格的な雨が降るようです。
3限の大学院の授業が終わって、研究室のドアを開けると、すごい雨音。外をみると、まるで雪が積もっているのかと間違えるぐらい、真っ白に雨が降っていました。そうこうするうちに、雷もなって、まるで春の嵐のようでした。田中さん、松井さん、中山さん、3名の卒論を教務課で受け取りました。これからぼつぼつ読んでいきます。
今日はお昼休みに、アヴァンギャルド音楽家オノ氏と写真家ユキタコ大佐の訪問を受けました。お二人とも卒業生です。
理由はよくわかりませんが、帰ってきて夕ご飯を食べるとすごく眠くなり、15分ほど寝ました。15分でも寝てしまうと楽になります。
センター試験2日目。今年のセンター試験の日には雪は降りませんでしたが、結構寒くなっています。予定より少し遅れましたが、来年度のシラバスをアップしました。
2002年度大学院シラバス
「ヨーロッパ歴史文化論 I 」
「思想文化論研究」
2002年度学部授業シラバス
総合科目III 「科学技術と社会」
「科学思想史(講義)」
「科学思想史演習」
「科学思想史卒論演習」
センター試験の日。『新潮45』の世田谷一家殺害事件に関する記事を読みました。まだまだ不審な点は多いのですが、ありえる話だと思いました。記事は、連載でまだ続きます。小出しにしないで一挙に掲載してほしいものです。
早い昼飯後、また家族全員で、私の本棚を買いに吉祥寺の大塚家具に出かけました。他の店のカタログもいろいろ見て、考えあぐねていたのですが、大塚家具にちょうどよいのがありました。やはり、実際の品物が多く展示されているところが一番便利です。背の低い本棚を2つ買いました。配送は今月末。
昨日のシンポジウムの後は、講師の先生方を招いて飲み会になりました。(正確には、歓迎会や懇親会ということになるのかと思います。)引っ越しでずっと働いているのがよかったのだと思いますが、お酒を飲んでもほとんど影響を受けず、無事うちに帰ってくることが出来ました。今朝も、全く残っていません。午前中にリフォームが1件終了しました。2階の部屋で、ちびが落下しないように柵をつけてもらったものです。その後、家族全員で荻窪に出かけ、両面接着テープとお魚を買って帰ってきました。
イギリスの銀行に出した移転通知が、形式不十分で帰ってきました。私がサインを間違えたせいです。イギリスではサインがちゃんとしていれば、書類として成立します。(日本のいろんな機関のように、自分のところの用意した書式で、押印せよということはありません。)その銀行に、どういうサインをしたのか忘れて、違ったサインを出したら戻ってきたものです。ということで、私自身、サイン(署名)が ID だという意識が薄れていたことに気づきました。サインを忘れるというのは、向こうの社会では自分を忘れるようなものです。はんこ社会の日本で、イギリス的な自己意識が弱まっていたという出来事でした。
昨日は久しぶりの雨。今朝も地面がぬれています。本日5限の総合科目授業「20世紀表象文化の世界」の一環として次のシンポジウムを開催します。
『戦争と文化のグローバリゼーション』
高橋世織「日露戦争100年――日本にとっての<野蛮>と<文明>」
亀山郁夫「<越境>と想像力」
野谷文昭「ゲリラとグローバリゼーション」
小谷真理「ハイパーテロリズム」
なお、司会は私がつとめます。授業を取っていない方の来聴・参加を歓迎します。
非常に面白いシンポジウムになりました。我々教師の側は、授業終了時の6時でそれまで出席していた学生が大勢席を立って帰ってしまうことを心配していたのですが、大半(たぶん、7割から8割)の学生諸君はそのまま最後(7時5分)まで熱心に話を聞いてくれました。ほっとしました。非常に興味深いお話をして下さった講師の先生方、並びに熱心に話を聞いてくれた学生諸君、ありがとうございました。本日示唆されたものを発展させる形で、来年度の授業を構想したいと思っています。
朝早く、旧居の粗大ゴミを片づけて、旧居の片づけは最終的に終了しました。こちらは、もう少し時間がかかります。
まずは朝ご飯と思い、朝ご飯を食べた後、新居に残る資源ゴミ(つまり段ボール箱)をひもで括ってゴミ置き場に持っていきました。これで、段ボール箱も終了です。ゴミがなくなると、気持ちのうえで少しすっきりします。今日は教授会の日。学部長選挙があります。情勢を全く聞いていないので、行き当たりばったりで対応することになります。(普通の委員会委員を選ぶときと同じやり方で、候補者もなく、いきなり投票します。不思議な仕組みですが、伝統のようです。)→現学部長は、自分が次期学部長に選出されなくて、心底ほっとされたようです。→教授会は議題の数が多く、終わったのは結局9時前でした。私は準備万端本当に一番で外に出ましたが、30秒差で電車に間に合わず、17分駅で次の電車を待っていました。教授会は最後までつきあうけれど、終わったら真っ先に飛び出すという何人かの先生と一緒になり、電車のなかで話しながら帰ってきました。
今朝は下のちびが早く目覚め運動を始めたので、6時前。→今日からポストのデビューです。接着剤でくっつけただけですので、いきなり重いものを入れられた場合が心配です。郵便屋さんが無茶をしないことを祈るばかりです。→右肩の痛みはまだかなり残っています。痛みが引くまでには、今週いっぱいかかりそうです。
旧居でのJ-COM の器機の撤去ですが、午後の予定でした。我々は鍵を渡してしまったので、不動産やさんに任したのですが、行き違いがあったようで、私が大学から帰ってきた時点では部屋が開けられない状態のようでした。ですが、この日の最後のぎりぎりで何とかなって、ほっとしました。来年度のシラバスを作成中。今日か明日にはアップできると思います。
昨日のマッサージが効いたようで、今朝は8時15分。ゴミの日だと気付いてあわててゴミを出しました。腰の痛みはかなりよくなりました。肩は別の痛み(マッサージによる痛み)です。
明日から本格的に仕事が始まります。シラバスもそろそろ準備しなければなりません。引っ越し関係の手続きや作業はまだ少し残っていますが、もうでもそれほど負担になるほどでないので仕事に集中できると思います。
今日は、旧居の引き渡しの日。→鍵を戻しただけで、引き渡しはすぐに終わりました。インヴェントリ・チェックをするのかと思っていたのですが、そういうのは一切なく、鍵を戻し挨拶をして帰ってきました。何だか拍子抜けです。昼間、散歩のつもりで自転車で荻窪まで出かけました。荻窪は駅に近づくにつれ、歩道に駐車している自転車の数がとても増えます。ということで、駅周辺は結構通行に困難を覚えます。吉祥寺と比べると、町そのものは小さくないと思いますが、おしゃれな家具屋さんとかはなく、実用的な町かと思いました。タウンセブンの地下の魚屋さんで簡単な魚を買って帰ってきました。帰り道、これまで通ったことのない道を通ってみて、普段行くのとは逆方向に1軒、am.pm. を見つけました。ここいらは、第1種住宅地域なので、お店はほとんどありませんが、ごく一部それからはずれる場所があるようです。
予約が取れたので、去年腰痛のときにお世話になったマッサージやさんに行ってきました。5時で時間がとれたのですが、かなりひどく凝っているらしく、肩が痛いこと痛いこと! 涙目で痛みをこらえていました。今回は右肩がとくに凝っているようで、一番丁寧に(つまり一番長く痛く)やってくれました。終わったあと、吉祥寺にちょっとした買い物に行くつもりにしていたのですが、止めて、すぐにうちに帰ってきました。横になると、30分程度寝てしまいました。肩ががちがちです。今日はすぐに寝てしまいそうです。
昨夜は疲れて9時に就寝しました。で、今朝は7時。3月中旬の陽気になるとの天気予報で、実際天気も良く暖かくなってきたので、家族全員でお出かけをしました。パルコでちびの遊びにつきあったあと、東急裏の子連れには結構有名なお店に入ろうと思いましたが、どういう理由がエレベーターがうまく動かず、その1階下のコパン・コパンで子連れでもよいかと聞くとよいとの返事だったので、そこで昼飯にしました。久しぶりに食べるピザは割と美味しかったのですが、上のちびが飽きてきて、早々に退散し、東急の子ども用品売場で遊ばせました。ちびは帰りたくなかったようですが、昼寝の時間が迫っていたので、無理矢理ひっぺがして来ました。
こちらも少し休み、ちびがちゃんと昼寝したのを見届けてから、旧居に最後の片づけに行きました。これが、本当に最後の片づけで、台所の周辺を簡単に拭き掃除し、粗大ゴミを2点外に出し、バケツや箒をもって帰ってきました。明日の午前中に引き渡しです。来週の水曜日に残した粗大ゴミを出して、旧居には、本当のおさらばとなります。腰と肩がかなり痛くなってきています。この連休中に、去年腰痛に苦しんだときにお世話になったマッサージ屋さんに一度マッサージをしてもらおうと思っています。そういえば、髪の毛もかなり伸びてきており、木曜日の授業は、何と帽子をかぶったままやっています。学生諸子には、次の授業のときまでには切って、帽子なしでやると約束したので、来週中には散髪屋さんに行こうかと思っています。
今日は、リフォームの日。やっと郵便受けがつきます。(これまでは郵便受けもなく、郵便配達の人に郵便受けがないと郵便を持って帰りますよ、と嫌みを言われていました。)→午前中に、ポストはつけてもらったのですが、接着剤でくっつけただけなので2日間は使用しないでくれ、と言われました。ということで、ポストが無事使えるのは、明後日からになります。やれやれ。
その他のリフォームも、今日の分は無事済みました。午後のガス管の増設工事がこちらの予想よりずいぶん時間がかかり、終わったのは結局5時前でした。
補講の日。1日に連続4限は、ちょっときついかもしれません。20代のときは、別になんてことありませんでしたが。→無事終了しました。4限連続は、少しきつかった。→次の日も少し疲れが残っています。正午になる前に、昼寝をしてしまいました。肩も腰も痛い(これは、引っ越しの疲れかと思います。)
今朝も7時。旧住所で1袋、新住所で3袋燃えるゴミを出しました。こういうゴミの出し方も、今週で終了です。
昨日の大学の手続きですが、書類が足りないとのメールが来ました。かなり苦労して必要な書類を探し回りましたが、見つかったような、見つからなかったような、結果になりました。言われたとおりのものはなかったのですが、たぶん、類似のものはあり、それで何とかなるだろう、と判断したものです。実際に事務に提出してみて、もしダメなら、また駆けずり回ることになります。→気になるので、ちびが昼寝をしてから大学に出かけ、書類を提出してきました。とりあえず、OK だったようです。ほっとしました。今朝は7時。普通に戻ったようです。今日は資源ゴミの日で、大量の段ボール箱があります。
2001年度総合科目 III 「科学技術と社会」試験問題を大学の授業の部屋にアップしました。明日の「科学技術と社会」補講(2,3,4,5限。102教室)にそなえてのことです。
今日は、引っ越し関係の仕事は一休みして、明後日から始まる授業にそなえることにします。ということで、緊張を少しゆるめたので今朝の起床は7時半。まあ、ここいらが普通でしょう。私はよく寝ていたので気付きませんでしたが、昨夜雨が降ったようです。朝外に出たとき地面がぬれていました。冬の東京はあまりに乾燥するので、もうちょい雨が降ってくれた方がよいと思います。部局長懇談会に陪席せよとのお達しで、大学に行って来ました。3時前に大学について、2つの課で住所変更の手続きをしたあと、午後4時半から懇談会に出席しました。陪席というのは、ただ座って聞いておくだけのシート・ウォーマーです。
朝一番で、旧住所で7袋のゴミ、新住所で9袋の燃えるゴミを出しました。水曜日の資源ゴミを出せば、量としての引っ越しゴミは処理できます。そのあとは、粗大ゴミが残りますが、それほど大きくないもの2点なので、こちらはあまり大変ではないでしょう。区役所に行って、住民票の変更をしてきました。ついでに住民票を4通もらいました。これをいろんな機関に提出して、いくつかの手続きを行えば、引っ越しは完了です。あと2週間程度時間がかかるかもしれません。
日曜日はちょうどよいだろうと、近所の方に引っ越しの挨拶に回ることにしました。カステラを7箱買ってきて、朝の11時ぐらいに回りましたが、お家にいらしたのは2軒だけでした。12時過ぎにもう一度回るとさらに2軒の方がいらして、残り3軒です。上のちびがカステラを渡してくれたので、初対面の緊張がほぐれて、助かりました。少し疲れがたまっているようです。今日は、疲れる仕事は休みことにしました。必要書類を探し出すことだけしようと思っています。
今回の引っ越しですが、元のところから近い(たぶん1キロぐらい)という事情もあって、大きな引っ越し業者には頼まず、赤帽さんと身内でやってしまいました。赤帽さんには3回来てもらいました。前の引っ越しのときに頼んだ赤帽さんが有能で、かなりの荷物をさっと荷台に積めてくれたので、今回もそれを期待していたのですが、最初の方はてきぱきと荷台に積めてくれましたが、2回目と3回目の方は、かなり戸惑っていました。立体パズルのような感じになって、あまり、慣れていない雰囲気でした。最後はこちらからこうすれば入るという指示をして、まあ何とか積み込みことが出来ましたが、正直期待はずれでした。(たぶん、赤帽さんにプロの技を期待してはいけないと言うことなのかもしれません。)ということで、私の体験では、頼りになる方と、そうでない方の割合は半々です。最後の搬送は、妹の旦那にハコバン(ワンボックスカー)を借りてもらって運びました。ハコバンは、私の予想よりずっと中が広く、大量の荷物が運べます。あと細々したものは、妹の乗用車で5〜6回、近所に住む・100年お世話になっている卒業生の乗用車で3回ほど運んでもらっています。布団は、自転車で運びました。手伝ってくれてみなさま、ありがとうございました。
で、かかった金額ですが、赤帽さんが1回8820円で、計26,460円。ハコバンのレンタル料金が1万5千円。段ボール代が2,499円。以上合計で、43,899円になります。10万は覚悟していましたから、好成績と言えるでしょう。実は、前回の引っ越しのときも、1キロぐらいのところでの引っ越しだったので、台車を買って、ほとんど自分で運びました。最後1度だけ赤帽さんに運んでもらって終了でした。ですから、1万円以下で終わっています。もともと原始的な人間なのかも知れません。
今朝は6時半。少し引っ越しの疲れがとれてきました。一番は腰で、今でも少し痛いときがありますが、前のようではなくなりました。次は握力で、こっちの筋肉も結構疲れていました。
今日は、燃えないゴミの日。新居で6袋、旧居で6袋ありました。朝一番で旧居に出かけゴミを出してきたあと、新居に戻り6袋を出しました。引っ越しにゴミはつきものですが、今回は段ボール箱がもっともかさが大きくなっています。
年賀状ですが、妻にも手伝ってもらって本日中に何とかなりそうです。→何とかしました。一部住所の読めなかった方のものは、返事が遅れますが、それも別のもので住所を捜します。年賀状が終わったら、この部屋の片づけです。まだ半分ぐらいしか片づいていないので、結構時間がかかりそうです。→本の配置を除き、9割方出来ました。本の配置にはかなり時間がかかると思われます。
年賀状の手書きに奮闘しています。ともあれ、明日中には終わると思います。田舎に帰るおじいちゃん、おばあちゃんを新宿まで送って来ました。私はちびを連れて、下の妹は次男を連れて新宿のリムジンバス乗り場まで送りました。下の妹の次男(私の甥っ子)は、バスに乗りたかったようで、おじいちゃんおばあちゃんがバスに乗り込んでからぐずっていました。仕方がないので近所のハンバーガーショップで、一休み。フライドポテトを買ってもらって機嫌を直していました。年賀状が残っている私はそれでそのまま帰ってきました。
明けましておめでとうございます。引っ越し荷物が堆く積み上げられた書斎の片隅で、パソコンに向かっています。今朝は6時。朝起きて肉体労働をしていないのは、久しぶりです。今日は、プリンターを接続して年賀状を作成しないと!
年賀状作成用のプリンターは、どうも、引っ越しの最中に壊れたようです。かなりいろいろ直そうとしましたが、結局紙送りが出来ませんでした。日常的に使っているレーザープリンターは、かなり前に葉書印刷がうまく出来なくなっています。新しくプリンターを買うという選択肢も考えたのですが、ネットワーク環境が2世代もとに戻ったことでもありますし、全て手書きにすることにしました。ということで、3日まで頑張って手書きします。若干遅れますが、ご海容のほどを。おじいちゃんが新しい大学を見たいというので、朝、ちびと3人で大学に出かけてきました。さすがにほとんど人はいませんでした。研究室でおやつを食べてすぐに帰ってきました。