アジアカップの決勝戦、後半は圧倒的に押されていましたが、つきと川口のファインセーブにも助けられて、1対ゼロで日本はサウジアラビアに勝利しました。この試合は、結果が重要な試合だったので、よかったと思います。(課題も浮き彫りになりました。)
少々寝不足のまま大学に行くと、研究室に発注していた液晶モニターが来ていました。これで部屋の片隅に押しやっていた G4 をやっと活躍させられます。
いきなり寒くなったように感じたので、暖房器具を出してきました。ガスファンヒーターです。真冬にはちょっと力不足かなと思いましたが、今の時期だとすぐに暖まります。
アジアカップの決勝戦は、30日(月曜日)深夜1時45分スタートです。この日は授業の日なので、睡眠時間を確保しないと苦しい私には、ちょっと苦しいことになりそうですが、ここまで来て最後を見逃すのは癪(しゃく)なので、27日深夜と同じ仕方で見るつもりです。予選の初戦を戦い、決勝戦で再度まみえるサウジアラビアは韓国戦を見る限り、かなりもとのサウジアラビアに戻ってきているようです。初戦の弱いサウジアラビアに勝って優勝してもそれほど喜べないので、復活した強いサウジアラビアに勝って是非優勝してもらいたいものです。
アジアカップ、準決勝の中国戦は結局、3対2で日本が逆転勝ちしました。キーパーと3バックの連携にも問題を感じますが、中盤で早くて強いプレッシャをかけられたときに苦戦するようです。中国のプレッシャは、後半のある時間帯からかからなくなったので、今回は逆転できましたが、オリンピックのアメリカ戦のように粘り強くプレスを掛け続けられると相当苦しいことになる、ということのようです。もちろん、ブラジルだってそういうプレスには苦しむでしょう。しかし、日本チームの弱点は、プレスをかけられたときミスパスが多くなりすぎる点にあるように思いました。
サッカーのアジアカップ、準決勝の中国戦は、午前1時45分からスタートです。普段12時前に就寝しているので、どうしようかと思ったのですが、やはり見たいので先に少し寝ておいて直前に起きることにしました。
昨夜のアジアカップ、日本対イラク戦は、4対1で日本の勝利。中東のチームはどこもきちんとチームとして仕上がっていないようです。テレビで見ていても安心して見ていられました。
愛読している『日経マック』が本年度12月号で休刊になるとの連絡を受けました。残念。失われた10年の間に私が愛読していた雑誌は、次々に休刊(実質は廃刊)になりました。そのかわりというわけではないのですが、つい数日前、Casa BRUTUS の年間購読を申し込んでいたら、今日1冊目が届きました。谷内田章夫(やちだ・あきお)の特集は、そう、自分もこういう部屋が欲しかったのだと気付かせてくれます。
いろいろ考えて、新しい研究室には座る(椅子に座るのではなく、地面に座る)スペースを作ることとしました。ソファとセットで使われることの多いセンターテーブルをおき何らかの敷物を敷いて座ったまたちょっとした作業のできる空間を用意します。結局横になってしまうかもしれませんが、・・・。
土曜日に郵便局から不在配達の知らせがあり、今朝荻窪郵便局まで歩いて取りに行きました。距離的には30分程度なのでたいしたことはないのですが、20キログラムの蜜柑箱と同じ大きさの箱を渡されてしまい、途方にくれてしまいました。結局荻窪駅まで歩き、持って運んできました。家に帰り着き、開けると箱の中に箱が入っていて、中身は7冊の本でした。(2週間ほど前にイギリスの出版社に直接頼んだ9月に出版されたばかりのボイル全集の後半7巻です。)電車でものを運ぶのには慣れていますが、入っていた段ボール箱の大きさは計算外でした。(思い出しました。イギリスに留学しているときも組立済みの大きめの本棚を地下鉄で持って運びました。)
買ったはいいが、全く使わずただの物置台になっていたスティールのパソコン台を大学に持っていきました。(電車で運びました。)大学の研究室だといろいろ有効に利用できます。持っていったおかげで部屋がずいぶんすっきりしました。
庭のミニ薔薇がまたひとつ小さな花を咲かせています。一年に何度も花をつけて、生命力に驚きます。
今日は、午後2時から始まって終了9時まで一日中会議でした。新しいキャンパスでは会議室がひとつしかないので、大抵は教室で会議を開いています。退屈なときには教室の窓から空や雲や木々を見ています。昨日は美しい夕焼けでした。
本日のアジアカップ、日本対ウズベキスタン戦は8対1で日本の圧勝でした。名波の仕事ぶりを見て、オリンピックの時の中田の不調を考えたとき、ワールドカップに向けての日本チームの構成は、たとえば稲本&中田のダブルボランチという組み合わせもありかと思いました。(中田が状況に応じて、トップ下、またはトップにポジションチェンジする)
数日前からそこいら中で芳香を放っていた金木犀の星形の花が道路上に降り積もっているのが見られます。私の生活圏・活動圏には、庭木として金木犀が相当の割合で植えられていて、秋になると、あここにもあった、あそこにもあった、ことがわかります。
疲れているときは、ぼーっとテレビをつけています。ER V が終了してから確実に見る番組はあまりありませんが、最近は岡村隆(ナイティナイン)が気に入っています。とてもばかげていて、見終わった後何も残らない。テレビにはそういうのが一番かと思うようになりました。
(サッカーは見ます。昨日のサウジアラビア戦は、結果は4対1で日本の圧勝ですが、優勝候補と言われていたサウジが全然だめで、何だ!でした。あれだと、オリンピックの南アフリカやスロバキアの方が数倍も強かった。日本チームとしては小野が復活してくれると、中田抜きでも戦えるように思いました。)
2000年2月1日に開始したアクセスカウンターが5000を越えました。ちょっとうれしいです。今後は私の専門の科学史についてしっかりとした基礎情報を充実させていきたいと思っています。&科学史ではかなり誤った情報が一般に流布しているので、謬見博物誌のような形で、どういう謬見か、その原因は何かをまとめていきたいと思っています。(古代ギリシャのドクソロジー=同一のテーマに関する多様な見解(ドクサ)を体系的に収集し・記す=に倣うこと、を考えています。)
いきなり気温が下がりました。体調管理のなかなか難しい季節です。
予報では、最高気温が29度。10月になってこの気温はないよ、と思います。昨日も非常に暑かった。会議の間に別の先生の研究室に行くと、エアコンをかけていて10月にエアコンでもないだろうと思ったのですが、気温からすると妥当な対応だったのでしょう。
面白いのでGoogleの検索で遊んでいます。17世紀にあまり知られていませんが、スコットランド、イングランド、大陸(とくにボヘミア)を渡り歩き、知的交流に大いに貢献した人物にジョン・デューリーという人物がいます。検索をかけてみると、唯一私が昔(1996年)作成して忘れていた文書だけ(本当に1点だけ)がヒットしました。
同じく市民革命期のイギリスで教育改革にあたりおおきな影響力をもったハートリブも検索してみると、こちらはもう少し点数がありましたが、論文としては1点浜林正夫さんのものだけがヒットしました。
同じく、市民革命期のイギリスで、ハートリブ、デューリーと協力して改革に努力した人物にコメニウスがいます。こちらは、372件ヒットしました。近代教育史の重要人物という位置づけがあるために、ハートリブ、デューリーとはゼロが2つ違う数になったと思われます。
今度は現在の学者で、非常に重要な仕事をした・英語の『哲学史雑誌』の創始者の一人、ポプキンで検索してみると、41件がヒットしましたが、そのほとんどは別のポプキンで、学者のポプキンは6件だけでした。そのうち、2件がやはり私の文書で、残り4件も本(『懐疑の歴史』)の紹介でした。そうすると、ポプキンという人の内容のある紹介は私の作成した文書だけということになります。びっくりです。私は本当に重要な仕事をした人物だと思っているのですが、・・・。
下の10月7日に記した検索サイトGoogleでいろいろ試しています。その結果これまで知らなかった新しいサイトをいろいろ発見することができました。私の専攻する分野だと、たとえばガッサンディやヘルモントという単語で検索をかけると、ちゃんとした内容のサイトが見つかる可能性があります。(手近な辞書や2次文献からは孫引きが簡単ではない人名や事項)こうして発見したサイトはぼちぼちここに反映しようと思っています。
ともあれ、Google が最高に有効かどうかはわかりませんが、非常に有効な検索エンジンであることは間違いありません。
5日の演習の時に学生達に新キャンパスに何が欠けているか聞いてみました。エレベーターが足りない、ゴミ箱が室内にない(建物の外の廊下にあります)、公衆電話がキャンパス内にない、ということでした。エレベーターは仕方ない(すぐに増設できるわけではない)にして、ゴミ箱は私も早急に設置して欲しいと思っていました。
新しい検索サイトGoogleを試してみました。学術的な目的には、 goo よりも的確な検索結果が出るように思いました。 (それほど多く試したわけではないので、全体的にどの程度の差があるのかは分かりませんが、かなりよいようです。)
新しいキャンパスの新しい教室での授業が1サイクル終わりました。久しぶりだったので少々疲れましたが、まずは無事にスタートできました。学生達はエレベーターが少ない(全館で4台)と言っています。私は割と階段を歩いてしまうので、それほど気になりません。西ヶ原キャンパスの演習室が臭い・汚いだったので、きれいな演習室はありがたいと思います。
私の住むアパートの近所は、今、建て替えブームです。お隣さんが2軒、古い建物を壊して新しいのを建築中です。2軒はさんで別のご近所さんも建て替え中。お互いに話し合って同じ時期にしたのでしょうか。
大学の移転もともあれ無事終了し、後期の授業が新しいキャンパスでスタートしました。細かいトラブルはいろいろあり、把握し切れていません。荷物も(大きなものではありませんが)一部見つからないものがあります。
現在外語は、地図にない大学ですが、近くには地図にある大学がいっぱいあります。まず野川公園を挟んで、 ICU があります。西南西約2キロのところに電気通信大学、西北西約3キロのところに東京農工大、北西約4キロの位置に東京学芸大、さらに西北西約7キロの位置に外語の兄弟校一橋があります。東京外語、電通大、東京農工、東京学芸大、一橋は、多摩地区にある国立5大学です。後期の授業が本日から始まりました。2ヶ月の夏休みがあると、本当に久しぶりという感覚になります。新しい場所、新しい建物、新しい学期。ずっと新しい気持ちで授業に臨めれば、と思います。
インターネットで利用できる地図で、新キャンパスがでているかどうか調べてみました。さすがにほとんどまだ出ていません。私の調べた範囲では唯一「駅前探検倶楽部」の多磨墓地前に、(建設中)として東京外語が出ていました。紙の媒体ではどうなっているのでしょうか?
3日後の10月2日から授業が再開です。2ヶ月の夏休みがあると、前期に行った授業を思い出すのにも少し時間がかかります。気持ちの準備もすぐに整うというわけでもないので、頭と気持ちを授業に向ける助走作業をしています。引っ越しがあったので大学の研究室のなかでは資料を探し出すのにそれなりの時間がかかるのを覚悟しないといけません。(本や資料のレイアウトを古い研究室とかなり違うようにしました。)
せっかく場所も建物も新しくなったわけですから、気分も内容もできるだけ新しいものにしたいと思います。最近は誰も言いませんが、20世紀も後約3ヶ月。もうすぐ21世紀になります。失われた日本の90年代をはやく相対化して、しっかりと今立っている地点、向かうべき方向を見定めたいと思っています。
25日に購入した机が今日研究室にはいるので、朝一番で大学に出かけ、ちょっとだけ片づけを進めました。机は割と早めに到着したので、床だけあけて今日はおしまいにしました。研究室から富士山が見えました。(デジカメで写真を撮りましたが、はっきるわかるほどは映っていません。画像は別の機会にします。)
今日はいい天気になりました。朝夕はずっと涼しくなり、半袖では寒く感じます。残りのオリコンを片づけに大学に出かけます。
とりあえず、オリコンは全部片づけることができました。しかし、部屋のなかは、まだ出来上がっていません。オリコンからただ出しただけの荷物が結構転がっています。でもまあ、予定よりはずいぶんはやく部屋が使えるようになって、ほっとしています。
ついでに総合文化研究所の整理も行いました。本棚の棚の設置、パソコンの配置等約1時間仕事をしたら、少しばててしまいました。今日ははやく寝てしまいそうです。
(昨日)新しい研究室に入れる机を見つけた後、夕方、大学に行って3時間弱オリコンの開封作業を行いました。夜は、なかなかいい空間になります。残ったオリコンは18。もう少し手間がかかります。
昨日の日曜日も着いた荷物の整理のため(高橋尚子が金メダルをとったのを見届けた後)大学に出かけました。続けるとばてます。2時間で打ち切り、帰って休んでいました。
オリンピックサッカー決勝トーナメント第1戦、アメリカとの試合は、2対2の引き分け、PK戦5対4で敗北でした。非常に悔しいけれど、これがサッカーです。技術は日本の選手の方が上だったと思いますが、アメリカのチャレンジを受けてしまった。アメリカの選手の方が頑張って走っていて、その差がでたと思います。
夕方から(オリンピックサッカー)アメリカとの決戦です。
午前中は新キャンパスに出かけて、オリコン開封作業を継続します。→約4時間の作業で、やはり約3分の1のオリコンを開封・片づけました。結構疲れました。
ラウンジの様子をデジカメでとってきました。
ラウンジの様子1
ラウンジの様子2
今日は、新キャンパスの私の研究室への荷物の搬入の日です。朝9時過ぎに大学に着き、本棚の棚を付ける作業をしていました。日通の方は、11時過ぎに見えて、荷物を研究室に入れてくれました。オリコンの半分を共同研究室に一時的においてもらったので、オリコンの開封作業が実にスムーズにできました。今日の実質作業時間は4時間で、3分の1弱のオリコンを片づけることができましたから、後まるまる2日でたぶんオリコンをすべて片づける(開封する)ことができるでしょう。パソコンも設定変更して、学内 LAN に接続成功しました。
研究講義棟の諸所に設けられているラウンジに机と椅子が設置されていました。これは便利だと思います。
明日の委員会の準備のWGで、新キャンパスに出かけました。会議室なるものにはじめた入りました。見晴らしのいい場所に設けられていました。&その後、メンバーで大学会館2階の特別食堂ではじめて昼食をとりました。こちらも雰囲気はまずまずでした。
明日はいよいよ荷物の搬入です。
今日はブラジルとの決戦。相手が本気の本気なので楽しみです。
試合結果は、1対ゼロで敗北。南アフリカ対スロバキアが2対1でスロバキアの勝利となって、日本は結局予選通過です。不調とはいえ、中田英寿の存在感は大きいなと痛感しました。
次は、決勝トーナメントの第1戦、アメリカ戦です。どうも日本と同タイプのチームのようなので、気を緩めずに戦って欲しい。
書類の処理のために午前中大学(新キャンパス)に行って来ました。私の部屋(ということは最後の組の)書棚の搬入の真っ最中でした。引っ越しもいよいよ最終局面です。
大学のすぐ前に、コンビニができつつあります。スリーエフです。これまで全く何もなかったのでやっと一つといったところでしょうか。
やっと涼しくなりました。先週1週間の蒸し暑さでのどの下に汗疹ができてしまいました。汗をかくと結構ひりひりします。
オリンピックサッカー予選の日本対スロバキアは、2対1で勝利。ともあれよかった。ブラジルが南アフリカに3対1で敗戦したことが分かった後は、たぶんみんな思ったことだと思いますが、最初の柳沢や最後の平瀬等、決定的チャンスにちゃんと入れて欲しかったとか、中村俊輔の交代は解せないとか、できれば失点して欲しくなかったとか、いろいろ悔しい点はあります。
でも、みんながブラジルが南アフリカに勝つと(誰も疑わずに)決めてかかっていたのは決めてかかっていた側の不覚だと思いますし、そして、明らかに南アフリカは強かった。グランドに立つ選手達は水曜日までにブラジル戦集中の気持ちを取り戻してくれるでしょう。
NHK教育の番組(月曜日午前11時半〜11時45分)に「しらべてサイエンス」という15分枠の(小学校高学年を主たる対象にした)番組があります。10月16日の放映が「梅干しはなぜ赤い」というタイトルで、番組のプロデューサーの方から、「酸-アルカリの同定法」に関してボイルを使いたいと連絡があり、その部分を協力しました。「梅干しはなぜ赤い」か?ということを含め、結構普通の人間にも面白い内容になっています。ここでネタばらしはしませんので、関心を持たれた方は是非番組をご覧下さい。
湿度の高いのにはまいります。
昨日、午前中学会誌の青焼き校正のために飯田橋にでた後、西ヶ原キャンパスに向かって、部屋の最終片づけをしてきました。冷蔵庫の中を全部整理し、パソコン関係のケーブルを全部はずして、100%完了です。そのときの蒸し暑さは尋常ではありませんでした。ああいう環境で長く作業していると体調を崩しかねません。
南アフリカ戦は、予想通りタフな戦いとなりましたが、ともかく勝ててよかった。マッカーシー、フォーチュンといった南アフリカの選手の足の速さと技能の高さは目を見張るものがありました。
いよいよ明日、オリンピックの対南アフリカ戦があります。自分が参加するわけでもないのに何だか少し興奮してしまいます。3対ゼロとはいわずともあれ勝ってくれればいいと思います。
普段12時前に就寝していますが、昨夜はあまり眠くならず午前3時まで起きていました。よく見るサイトの定期訪問のようなことをしたあと、いろんな検索サイトで自分の名前「吉本秀之」を入力して、何が出てくるのか見ていました。ヤフーの科学史科学哲学のコーナーに登録されているのは前から知っていたのですが、結構意外なところでもリンクされていました。この春に新入生に向けて書いた「外大ニュース」の記事が(国立大学の)独立行政法人化反対のサイトで引用されているのは少しびっくりしました。独立行政法人化のことにも触れましたが、趣旨は、日本のいろんな社会システムを、アメリカのシステムをしっかり研究した上で、根本的に見直す作業が必要だ、ということでした。与えられた紙幅に余裕がなかったこともありますし、うまく考え切れていない点も多くあって、自分でも補足する作業が必要かな、と思っていたのですが、どうもちゃんとやった方がよいようです。JMMを熱心に読んでいるのは、この関心に基づいています。
JMMで村上龍氏も漏らされていましたが、日本のマスコミは誰かに情報操作されているのではないかと深く疑いたくなるほど、タブーと固定観念に覆われています。また、日本の知識人の多くにある反米感情もわかりますが、アメリカを冷静に認識する努力なくして今後の日本の社会設計をきちんとしえないことも明白だと思われます。
自分の名前の検索に戻りますが、日記を集めたあるサイトにリストアップされていたのにも少し驚きました。
また、私の中心的な研究対象である17世紀イギリスの科学者ロバート・ボイルについても検索してみましたが、ちゃんとした文章を作成してアップしないといけないな、と痛感しました。あまりこういう場所で揚げ足取りはしたくないのですが、たとえば、金沢工業大学(科学史の所蔵本は非常にすぐれている)のホームページでは、ロバート・フックの『ミクログラフィア』という本が、『微生物誌』と訳されていました。科学史家にとっては、びっくりの訳です。微生物= microbe は、フックの後に、フックの顕微鏡のほぼ10倍の解像度をもつ顕微鏡を自分で開発し駆使したレーフェンフックが史上はじめて見出したものです。ということで論理的にレーフェンフック以前に「微生物」という言葉はあり得ないのですが、この訳語! 訳すなら『ミクログラフィア』は、(20〜30倍の顕微鏡で得られる)『微視の世界』といったところでしょうか。(現在の顕微鏡に慣れている方には、この訳語も誤解を引き起こすと思いますが、一定程度いたしかたのない点もあります。あるいは、その副題: Some Physiological Description of Munute Bodies made by Magnifying Glasses を素直に訳して『顕微鏡による微小物体の自然学的記述』がもっとも誤解が少ないかも知れません。)こういうことは、部屋を分けてぼちぼち書いていこうと思います。
今朝は、すごい雨が降りました。気温はそれほど高くならなかったようですが、湿度がずっと高くちょっと活動すると汗が噴き出してきました。それで、1日に3回シャワーを浴びることになりました。盛夏と同じです。
相変わらず、おなかの不調が続いています。
総合雑誌『文芸春秋』と『中央公論』の最新号を買ってきて読みました。よく読めば役に立つ記事や論文が見つかります。今回の号では、『中央公論』の連載記事「昭和・平成世相史」第8回「住まいと家財―「物持ち」の変貌」(加藤秀俊氏による)が面白かった。日本の庶民の住まいにものがあふれてくる過程が的確に描かれていました。私の住んでいる西荻には骨董屋さんやリサイクルショップが多いので、よく見て回り、適宜利用していますが、売ってみたときにつく値段がなかなかのものです。要するにある種のものはほとんど無価値になっています。たとえば、数年前に30万円近くで買ったパソコンが、CPU、メモリー、ハードディスク、モニターの高性能化と低価格化によっていまではほとんど価値がなくなっていることは、(納得できない思いにとらわれている方もいるかと思いますが)割とわかりやすいと思います。しかし、現状では我々の住まいのなかにあるほとんどのものがそうなっています。たとえば、新品のテレビを10万円で買ったとして、しかしそれをすぐに中古で売ったとしたら、驚くべき低い価格(実際に確かめたわけではないのですが10分の1以下になるでしょう)でしか引き取ってもらえません。ものは新品として店頭にあるときは、10万円の価値があるが、買ってうちに持ってきたとたんに交換価値をほぼなくすということです。私には納得できないと言うよりも非常に不思議に感じられます。
ちなみに、私の部屋にあふれている種類の本は、それなりの交換価値を持っています。要するに高くて(あるいは専門的であるという理由で)あまり売れない本が集まっていると言うことです。
昨夜以来、おなかの調子が悪くなっています。おなかの調子が悪いと、力が入らない、根性がない、やる気がしない、のないないないになってしまいます。
先日次の本を買ってきて読みました。話題の本なので、もう読まれた方もいるでしょう。
*佐藤俊樹
『不平等社会日本:さよなら総中流』中公新書、2000、660円
これからの日本の社会政策をどうするのか? 誰が見ても日本政治は目標を見失い、混迷の中にありますが、現状把握をまずは優先する必要があります。実態に基づかない「改革」は、一種の熱病で、混乱と体力の低下を招くだけでしょう。機会の平等とセイフティネットをどう確保していくかということを考えるうえで、この本はひとつの必須の視点を提供してくれていると思います。
お昼過ぎに旧キャンパス(西ヶ原)に出かけて引っ越し前の最後の片づけをしてきました。残るは、電話とパソコンだけです。(電話機は、移転にあたり新しく買ってもらえるのだとばかり思っていましたが、新キャンパスにはどこにもそれらしきものがなく、結局古い電話機を持っていくことになりました。)パソコンはぎりぎりまで使える状態にしておきます。
ということで、詰めたオリコンは当初の目算(200個強)よりも若干少なくなって、合計で157個でした。
ゴミ箱を新キャンパスの研究室に持っていきました。郵便物が届いているとの通知があったので事務スペースに行って見ると、事務はもうしっかり引っ越しが完了していました。
昨夜のオリンピック壮行試合日本対モロッコは、まずまずよかったと思います。細かいミスも散見されましたが、建て直し方が分かってきているようです。
8月4日と10日のところに記しましたが、現在の日本の状態(特に、金融を中心としる経済の在り方と経済政策)を知るために、村上龍氏が編集責任者をつとめるフリーのメールメディア(ウェブ: http://jmm.cogen.co.jp/ メイル: jmm-info@cogen.co.jp)を読んでいます。とても勉強になります。
少年法の改正問題を含め、最近の教育問題の論じられ方にも私は心を痛めています。実態に基づかない俗論があまりに多いので、本当に心配です。この方面に関してもJMMは有効な情報源の一つとなってくれます。
今日も真夏と同じ姿で寝ていたら朝方はちょっと寒く感じました。曇っているせいもあるかもしれませんが、やっと真夏日から解放されたか、という気分です。暑い最中に引っ越しの片づけという肉体労働をしていたので、身体は暑さに慣れましたが、頭を使う仕事に暑さは大敵でやっと何とか仕事が普通にできるようになりました。
目覚めたら、やっと秋らしくなっていました。昨日の暑さがウソのようです。
目が回るほど暑かった。どうもこの夏一番の暑さだったようです。新聞報道によれば都心で最高37.8度を記録したそうです。午後2時から6時過ぎまで、化学史学会の理事会と編集委員会で某都心部の大学にいましたが、暑い+蚊の襲撃を受けるという二重苦でした。
オリンピック壮行試合で日本はクエートに6対ゼロで圧勝しました。仕事から帰り着いて午後8時で、ちょうど後半が開始する直前でした。途中からクエートは明らかにやる気をなくしていましたが、たまに圧勝するのも見ていて気分のいいものです。
とうとう9月です。古い方の大学に出かけて、最後の片づけをしてきました。引っ越しそのものは9月20日前後ですので、次に行ったときに完全に最後の作業をしたいと思っています。
新宿に出たとき、ピカチュウの一員を300円でゲット、帰ってきて西荻で1700円で一つ(おもちゃのハーモニカ)ゲット。無理だと思われるものにトライしたらやっぱり無理でした。たぶん、アームと獲物の関係をもっと立体的に考える必要があります。