梅雨になるかと思ったら、晴れて気持ちのよい日が続いています。ちょっと昼寝をしているときに、ふっと吹く風が気持ちよい。窓を開けておくと、蚊も入ってきますが。
晴れて助かりました。アパートの小さな庭の世話をしました。かなり頑張って、リゾーム(地下茎)を張り巡らしたドクダミと戦いました。引き分けぐらいまでは来たかもしれません。
夕方吉祥寺に出て、PBC(パルコブックセンター)で、佐藤良明氏の新著『J-POP進化論』平凡社新書、1999、を見つけ、買って帰ってきました。ぱっと見ると面白そうだったので、1時間半ぐらいで読んでしまいました。私は特に、すごくブラックの雰囲気の強い宇多田ヒカルの歌の構造(どこがどの程度ブラックなのか)が知りたかったのですが、よくわかりました。全体すごく面白い本です。みなさん、これは読んでおきましょう。
お昼ご飯を食べに出た時に、『トランステック』創刊号というのを本屋さんで見つけて、読んでみました。いろいろ勉強になりました。
トップページからのリンクははずしていますが、99年度のスケジュールを更新しています。99年度スケジュール
また、大学の総合文化研究所のウェブマシーンの更新作業も少しだけ行いました。 ICS Web
夕べは台風のような夜でした。雨が上がった今朝も、すごい風です。暑くなりそうです。
その台風のような風により、帰りは大変でした。中央線、総武線、東西線がすべて中野駅で止まってしまい(架線に風でとばされたがビニールのひもが複数巻き付いたせいとのことです)、仕方なく新宿まで戻って、京王線(新宿-明大前-久我山-徒歩)で帰ってきました。帰り着いて8時半。普段より1時間以上遅れました。それぞれにそれぞれの原因があるのでしょうが、最近の中央線の不安定さはどうにかならないのかな、と思います。
新しい『芸術新潮』を買ってきて、写真家アーネスト・サトウの特集記事を読みました。結構おもしろかった。とくに、アーネストが技術に徹底的にこだわった点が印象的でした。誰もが知っているとおり、写真技術とは、光学+化学、です。とくに、像の現像、定着、発色等は、すべて化学的プロセスです。その部分に徹底的にこだわるところから彼の「骨のある」写真は、生まれています。
午後1番の青焼き校正の仕事と午後6時からの大学の会議の合間に、本当に久しぶりに秋葉原をまわってみました。下の23日付の記載内容を自分の目で確かめてみました。さすが、秋葉原、下のリストよりもう少し先の価格付けがありました。
Freeway viP Xcute Micro366 17インチモニターセットで、\99,800。
Intel Celeron 366MHz CPU; 32MB memory; 4.3GB HD
DOS/V系のパーツの安売りでは有名な、TWO TOP で販売しています。
午前中に学部の授業を1コマ、午後に大学院の授業を2コマ行い、放課後(6時過ぎに)会議をひとつこなしてきました。まあ、なんとか、といったところでした。
下の価格のことまでは、やはり、話す時間がありませんでした。
明日の授業(STS=科学技術と社会)のために、パソコンの最近の価格を調べました。明日、ここまで話せるかどうか知りませんが、おもしろい情報ですので、ここに掲載しておきます。
- SOTEC Moniter もセットで \99,800
Micro PC Station 400 (CRTモニタ15インチセット)
Intel Celeron 400MHz CPU; 32MB memory; 4.3GB HD;
(朝日新聞、1999年5月19日水曜日、全面広告、
4月21日水曜日にも全面広告)- AKIA 15インチモニタセットで、 \99,800
MicroBook 6740c& RC150
Intel Celeron 400MHz CPU; 64MB memory; 4.3GB HD;
(日経バイト、1999年6月号、pp.34-35)- FREESIA (国内直販メーカ)
FJ-366CM は、やはり、15インチモニタとセットで、\99,800
Intel Celeron 366MHz CPU; 32MB memory; 3.2GB HD;
- FIC (台湾系) 15インチモニターセットでやはり、\99,800
Intel Celeron 366MHz CPU; 32MB memory; 4.3GB HD;
- エプソンダイレクト(エプソンの直販会社)
Endeavor VZ-300 本体のみ\83,300
AMD-K6-2/350 CPU; 32MB memory; 3.2GB HD;
15インチモニターはセット価格で\22,000。
Word98, Excel97, Outlook98セットで、\20,000
以上、全セットで\125,300- Gateway 15インチモニターセットで、 \119,800
GP6-366C
Intel Celeron 366MHz CPU; 64MB memory; 4.3GB HD;- Dell 17インチモニターセットで、\149,800
OptiPlex G1 400L
Pentium II/400 CPU; 64MB memory; 4.3 GB HD;- Compaq 15インチモデルで、\188,000 (17インチで、208,000)
All in One PC DeskPRO EP アドバンテージモデル
Intel Celeron 400MHz CPU; 64MB memory; 6.4GB HD;
LanCard; Excel97&Word98 バンドル
(日経バイト4月号、pp.50-51.)
<日本の代表的企業>
- FUJITSU モニターもプリンターもセットで、\213,000
FMV-CIX355 (FMVC93553)
15インチモニター、カラーインクジェットプリンター、
フジデジタルカメラ(85万画素)、
AMD-K6-2/350 CPU; 64MB memory; 6.4GB HD; 56kbps Modem
Word98 & Excel97 preinstalled. (1999年5月23日日曜日、朝日新聞、ホームショッピング全面広告)
- NEC モニターもプリンターのセットで、\218,000
PC-98NX VS30/47D
17インチモニター、カラーインクジェットプリンター、
フジデジタルカメラ(85万画素)
Intel Pentium II /300 CPU; 64MB memory; 4.3GB HD; 56kbps Modem
Word98 & Excel97 preinstalled.
(1999年5月23日日曜日、朝日新聞、ホームショッピング全面広告)
- Apple
iMac (一体型 all in one model) \158,000
(初号機は、1998年8月29日発売)
PowerPC G3/333 ; 32MB memory ; 6GB HD; 56kbps Modem
Claris Works ,PostPet, Kai's Photosoap ,Adobe PageMill etc.
分析結果。
今現在の価格の最前線は、モニター(15インチ)込みで9万9千800円。
その最前線をひっぱっているのは、直販系のメーカー(日本並びに台湾系)。
アメリカの直販系のメーカーは、価格の最前線を引っ張るほどの戦略的価格はつけていない。
私が全くの初心者の学生に勧める場合には、Memory 64MB以上という条件が優先事項だから、AKIA か Gateway。それに、アカデミックプライスで、ワード98(4800円)を買い、2万円程度のインクジェットプリンターを買えば、締めて、12万5千円程度(税別)。特別の用途でもなければ、これで十分だと思います。
近所を散歩していて、古本屋さんの店頭で、1982年の『別冊サイエンス 特集 パーソナルコンピューター』を入手しました。これが、大変、おもしろいもので、半分以上の記事を読んでしまいました。MS-DOSが一般化する前で、AppleII はすでに出ているが、Macintosh128K はまだ、という時代です。フロッピードライブが約30万円するとか、値段の部分が特におもしろかった。この当時、仕事に使えるパソコンはだいたい100万円程度したようです。
本日の朝刊(朝日新聞)に、大蔵省が国家の「バランスシート(賃貸対照表)」を作成するという記事が出ていました。やっとか、という気がしますが、やっとであれ何であれ、必要なものはできるだけ早くやった方がいい。特に、公共事業のあり方をきちんと再構築するためには、評価作業が絶対に必要です。
別に、国と歩調をあわすわけではないのですが、我が家の家計調査も開始しました。主として、我が家の経済活動を自己把握しておくためです。
index.htmlのページでは、おそらくほぼ毎日更新、と書きました。できるだけ、毎日更新しようと思っています。
今日3時からのマイケルハンター教授講演会(東大駒場、「新しいボイル像」)はうまくいき、ほっとしています。東大の岡本氏に借りてもらった部屋は、20人ぐらいのキャパシティの会議室で、実際に見えた参加者は16名でした。落ち着いて、話を聞き、質疑応答することができて、ちょうどよかったように思います。
先週の土曜日に私がそんなに英語が話せないことに気がつき、どうしようかと思ったのですが、参加者の中には数名アメリカでPH.Dをとって見えた方が混じることに思い至り、私の能力に余ること(たとえば通訳)は、その場でそうした方々に頼めばよいと気づき、割と安心して、司会することができました。実際、ご質問は英語ででも日本語ででもどちらでもどうぞという私の言葉に対して、3名の方は英語で質問されましたが、1名の方は日本語での質問で、お隣に座っていた古川先生に急遽翻訳してもらいました。
当日、私が次の2点のコピーを全員に渡しておきました。
ハンター教授出版(本のみ)リスト
「新しいボイル像」レジメ(日本語)
ロンドン大学のマイケル・ハンター教授を羽田まで出迎えに行きました。お会いしたのは約5年ぶりで、日本人の間に混じると背の高さが際だちます。(190センチぐらい。)もって見えた旅行トランクの重さがすごく、あんな重い荷物は、初めてでした。40キロ近くに感じました。基本的に我々とは体力が違います。
キトラーの本は、本当におもしろい。一節を引用しましょう。
1882年3月「ベルリン日刊新聞」の記事
著名な哲学者にして作家であるフリードリッヒ・ニーチェは、3年前に眼病のためバーゼルの教授職を辞任しなければならなかったが、現在はジェノヴァに滞在しており、病が進行して完全な盲目になりつつあることを除けば、以前より状態はよい。タイプライターの助けを借りて執筆を再開し、彼の一番最初の諸作品と同じ形式をもった新しい著作も近々出版される。周知のごとく彼の最近の著作は、初期のきわめて重要な仕事とは、著しい対照をなしている。(p.312)
大学で授業を2コマやって帰ってくると、やはり寝てしまいました。約1時間半。私の体力はどこへいったの? という感じですが、なくなったものはなくなったのでないなりにやっていこうと思っています。(20年前にこういう事態は予想できませんでしたが、だいたい、人は自分が年を取った姿を本当は想像できないのかもしれません。)
今日、大学院の授業で、キトラーの発表をしてもらいました。これは、大変、おもしろいものでした。発表者の海野氏は、次の論文を発掘してきてくれました。
F.キトラー
「『われらの自我の幻想』と文学心理学」『ドイツ・ロマン派論考』
(深見茂訳、国書刊行会、1984)
早速、ベンヤミンプロジェクトの文献表を更新しました。電車の中で読むために、『アエラ』を買いました。そこに、最近気に入っているスメリーの記事が出ていて、びっくりしました。スメリーは、『たけしの誰でもピカソ』に出てきて、時に驚愕のパフォーマンスを見せてくれる存在です。生の顔が出ていましたが、なかなかの好青年です。
大学のサーバーの一部が、クラッカーにやられたようです。私がホームページの立ち上げの面倒を見た vanilla というマシンがお陀仏のようです。
お昼の3時から5時。(今です)。連休中に読み始めていたキトラーの『グラモフォン、フィルム、タイプライター』を読みながら、アナログのレコードを(ものすごく久しぶりに)かけてみました。時間が戻りました。10年、または20年時間が逆戻りした感覚を味わいました。過去の感覚。こういえば、よいのでしょうか? キトラーの本は、これまで味わったことのない・何ともうまく言い表せない不思議なおもしろさに満ちています。それまで忘れられていた切り口からある世界を構成している本が、exciting なら、このキトラーの本は、exciting というのとはちょっと違います。(なお、すぐに自己否定するようなことをいって申し訳ないのですが、科学史家の私のとっては exciting です。たとえば、これまで、軍事的起源があるとしか知らなかったテープレコーダーの起源が、1940年代のドイツ軍のマグネトフォンにあること、しかもそれを戦況報告のために量産したこと、等々がわかったことなど。)
この読書体験の戦況報告は、追ってまた。5:20pm.
連休明けで、久しぶりに授業を行いました。1日に3コマやると、結構疲れます。なんと、帰ってきて9時過ぎに寝てしまいました。今時小学生でも9時には寝ていないでしょう。小学生以下でした。
連休の最終日です。晴れてよかったです。私は明日から怒濤の日々になります。夏休みまで、何とか、がんばろう、と言う感じです。
連休中に、あまりに古くなっているページのリニューアルを行いました。
EVENT '99 の部屋には、私がロンドンで大変世話になったマイケル・ハンター教授の日本での講演会の日程をのせています。5月15日(土曜日)には、東大駒場14号館208号室、午後3時〜で「新しいボイル像」についてはなしてもらいます。司会は私が行います。講演は、英語ですが、あらかじめ講演用の原稿を頂いているのでそのレジメは私が日本語で用意して当日お配りします。時間のある方、是非、足をお運び下さい。
EVENT '99
LECTURE の部屋では、ゼミ関係の文書を更新しました。私も学生に読んでもらう文献をぼちぼち読んでいますが、これは非常におもしろいテーマです。
机の上を片づけていたら、未開封の『ちくま』が出てきました。あけて中を見ると、キトラーの翻訳者による自翻訳書の紹介記事が出ていました。
石光泰夫『ちくま』1998年5月号、12-13頁
そこで、石光さんは、キトラーの次の言葉を引用しています。
「メディアの隆盛が芸術をどう変えたかというようなことばかりを問うのではなく、むしろメディアが技術時代の芸術そのものになってしまったんだという風に考えてみてはどうか」
連休中でちょうど都合がよいので、大学に出て、研究室の片づけと掃除を3時間ぐらいやってきました。ついでに、積み上げてあった古いマック(今使っているものの前に使っていたもの。PowerMac7500/100) のチューニングをしました。CPU を 233MHz のものに変え、2Gのハードディスクを増設しました。起動したものを見ると、188MHz となっていて、ちょっと不思議でしたが、そういうこともあろうかとあまり気にしないようにしました。ということで、今私が使っているものとほぼ同性能のマックができあがりました。もったいないので、有効活用を考えます。(数字で出すと、7500/188 4G HD 58MB Memory )。今年のマックの分解・組立の遊びは、後、G3 カードを購入し、ジャンク品のガワを買ってきて、使えるものを作りたいと思っています。
先輩(旦那が先輩)と後輩(奥さんが後輩)の結婚披露パーティに出席してきました。お二人の性格をよく反映したパーティでした。知っている顔が4分の1もなかったので、私はそそくさと帰ってきました。
下のTRISTAN ですが、解説本には、私の全く知らなかったテクニックが出ていて、大変有益でした。早速試してみると、これがなかなか、楽しい。新しいテクニックを試してみるだけで得点が一桁上がりました。
昨日、大学の帰り路、新宿によって、ずっとほしかったTRISTAN というピンボールゲームを入手しました。1991年にリトルウィングが出したパソコン用ピンボールゲームの記念すべき第1号です。私がマッキントッシュを初めて買ったのは1995年で、その年に、Loony Labyrinth (1994発売)という英語版のピンボールゲームを買って以来トリスタンはずっと探していたのですが、さすがに見つかりませんでした。それが、今度、本のおまけ(?)として復活したものです。
リトルウィング編
『TRISTAN Pinball 』BNN, \1500
1500円というのは非常に安いですし、私はこういうレトロな感じのものが気に入っています。少しやってみましたが、まだうまくボールをコントロールできません。役(フィーチャー)もまだちゃんと覚えていないので、ま、あ、ぼちぼち慣れていきます。
本日の大学の授業(総合科目 III 「科学技術と社会」)で、出席している学生にアンケートを採りました。携帯の普及率、パソコンの普及率を知りたかったのですが、結構おもしろい結果が出ました。総数が73名と母数が少々少ないのですが、学生の一定の傾向はわかると思います。
アンケート形式
電話
固定電話しか使っていない。20名=27%
携帯を使っている。 40名=55%
PHSを使っている。 14名=19%
私の予想は、携帯使用率が半数以上になっている、ということでしたから、だいたいあたりでした。きちんと調査をしても5割は越えているのではないかと思います。
パソコン
自分でもっている。 29名=40%
家庭にある。 24名=33%
なし。 20名=27%
私の希望では、自分でパソコンを持っている学生の割合が早く5割を越えてほしいと思います。
パソコンの機種
NEC 11名
Fujitsu 7名
IBM 6名
Apple 5名
Sony 3名
Toshiba 2名
自作 2名
Epson 1名
NEC と Fujitsu がやはり強いですね。
(大学が発行しているもの以外に)E-mail addressを持っている。18名。
大学が発行した e-mail address を使っている。9名。
これも私としては早く学生全員が E-mail を使うようになってほしいのですが、まだ5割にも達していません。まずは、5割到達が目標となるでしょう。(なお、大学はこの春から学生全員に e-mail address を発行するようになっていますが、学生たちはまだあまりこのことを知らないようです。総在籍者数4千人に対して学生が自由に使える端末の数が50台に足りませんから、ここがボトルネックとなっています。)
雨の中、久しぶりに、東大駒場に出かけました。まだ連休前ですから、さすがに学生が多く歩いていました。私が在籍していた頃とは、いろんな点でずいぶんかわってきています。
生協で、待望のキトラーの新しい翻訳を見つけ、早速購入しました。
*フリードリッヒ・キトラー、
『グラモフォン、フィルム、タイプライター』
石光泰夫・石光輝子訳、筑摩書房、1999
大学の授業も2週目に入りました。今日は朝7時に目覚めました。朝早いと午前中多くの仕事ができてありがたいのですが、夕方になると眠くなります。
暖かくなってきたので、夕ご飯を終わってすぐにお風呂に行って来ました。風呂上がりに、まあ、一仕事、という感じです。
今日は雨が降っていましたが、気分転換に荻窪までバスで出かけました。荻窪では、次の本をいつもの古書店で購入しました。
*ベンヤミン
『複製技術時代の芸術』川村二郎・高木久雄・高原宏平・野村修訳、紀伊国屋書店、1965
*アンドレリッチ、ドラゴスラフ
『自転車の歴史』古市昭代訳、ベースボールマガジン社、1992
*田中雅夫
『写真一二〇年史』ダヴィッド社、1959
*朝日新聞社編
『カメラ面白物語:エピソードでつづる日本の写真150年』朝日新聞社、1988
*『芸術新潮』
1994年8月号、ファッション写真の冒険
*『朝日グラフ増刊』
1995年7月、朝日グラフに見る戦後50年
特に元々1万円もする『自転車の歴史』は、傑作で、自転車の形態がこれほど想像力を刺激してくれるものとは思いませんでした。
大学院のシラバス(ヨーロッパ歴史文化論 I )で、このホームページを見てあらかじめ必要な知識を得ておいて下さい、と書いて、url を記すのを忘れていました。ここにその url を書いても無駄ですが、前に作ったベンヤミンプロジェクトの文献表を若干更新したので、次にあげておきます。
ベンヤミンのメディア論(99年4月文献表)
吉見氏の著作
印刷所に行って学会誌の仕事を済ませた後、実に久しぶりに表参道に行って来ました。お茶を飲みながら通行人を見ていると、自転車に乗っている方はみんな見事におしゃれな自転車に乗っていて、感心しました。西荻の西友の自転車置き場では見たこともないような自転車ばかりでした。品揃えが豊富で値段が手頃な鉱物のお店が出現していたのはうれしかったことです。
ひとまず、大学の第1週の授業が無事終了しました。一安心です。
特に、木曜日は、3コマ(来週からは4コマ)あるので、かなり大変です。今年のゼミ(科学思想史演習)は、テーマが関心をよんだのか、最初は20数名集まっていて私も少し驚きました。そっちは、まあ、ぼちぼちやっていきます。
午前中大学で事務仕事を処理した後、帰りに新宿によって、本日発売になったばかりにポケモンピンボールを買ってきました。こういう方面はまるで無知なので、店員さんに何か本体が必要なのか聞いて、GameBoyが必要だと言われたので、ポケモンピンボールのソフト(カートリッジ)と本体を買ってきました。あわせて1万円強でした。説明書を読まずに早速2回ほどプレイしてみましたが、慣れないせいか僕には画面が見づらかった。実体のピンボールゲームは、西荻窪のゲームセンターからは消滅してしまっているので、せいぜいGameBoyで習熟しようかと思っています。さて、どうなりますやら。
今日、次の本を買いました。
*吉岡斉
『原子力の社会史:その日本的展開』朝日新聞社、1999
*辻茂
『遠近法の発見』現代企画室、1996
*岡田猛・田村均・戸田山和久・三輪和久編著
『科学を考える』北大路書房、1999
*『季刊 iichiko』
No.48 (Summer 1998) 特集・科学技術の文化学
No.49 (Autumn 1998) 特集・音楽の文化学 I
*『AXIS』最新号(1999年4月号)
*『Mac Fan internet』最新号(1999年5月号)
木曜日のゼミの準備のために、吉祥寺のパルコ・ブックセンターに行ったのですが、上の通り、私の専門関係の本が中心になりました。
泥縄ですが、ゼミの準備では今は、写真関係の本を読んでいます。おもしろいです。知的には、かなり豊かな鉱脈だと思います。
東京都知事は、石原さんに決まってしまいましたね。ほかの候補がもう少し善戦すると私は予想していたのですが、・・・。
今日から、新学期がスタートします。心地よい緊張感があります、と言っておくのが公的にはよいのでしょう。(本当は、朝の6時に目が覚めてしまいました。朝方いろいろ仕事ができたのはいいのですが、帰りの電車でぐーぐー寝てしまいました。)今日夜、近所の本屋さんで次の本を買いました。
*小沼純一他編
『サウンド派映画の聴き方』フィルムアート社、1999
*W.パネンベルク
『自然と神:自然の神学に向けて』標宣男・深井智朗訳、教文館、1999
本体3200円、ISBN4-7642-6620-2
*諸星大二郎
『六福神』集英社、1999
*『文芸春秋』最新号(1999年5月号)
*『世界』最新号(1999年5月号)
『文献春秋』は、「初試算 日本国のバランスシート」が読みたくて買いました。なんかおかしいな、と思っていたことがこの記事でとてもよくわかりました。元々は、日本国の債務額を正確に知りたいと思ったのですが、国全体として、単年度のお金の出入りしか(これまでずっと)数えておらず、きちんとしたバランスシートに基づく債務額が算出できないという驚異の事実がわかりました。えらいこっちゃな!!著者の加藤秀樹さんたちの試算では、現在の日本国の債務は900兆円です。一人あたりに直すと、約900万円となります。これは、かなりすごい数字だと思いますが、みんな、平然としているのが不思議です。900兆円の債務のうち、780兆円は厚生年金分で、著者も指摘しているように年金に関しては別の考えが必要ですが、それにしても金額が大きい。赤字国債の金額の約250兆円で、これも、国民一人あたり250万円という相当の金額になります。こういう数字を見ていると、日本の豊かさというのは、次の世代の搾取のもとに成り立っているのではないか、あるいは端的にウソなのではないかと思えてきます。誰か、経済か財政の専門家の方、この辺をどう考えればよいのか教えてくれませんかね。
駅前の富士フィルムのDTPに初めてデジカメのスマートメディアを出してみました。ふつうのフィルムよりも時間がかかりました(5日ほど)が、出来上がりは十分満足のいくものでした。16メガのスマートメディアに48枚の画像をとって、全部出力(要するにふつうの写真と同じようにプリント)してもらって、3000円でした。フィルムと値段的にほぼ同じです。(きちんと計算する習慣がないので、正確なことはわかりません。)出来上がりの色合いは、ふつうのフィルムと微妙に違いますが、おかしいと感じるような差ではなく、こういうふうな色が出るのか、という差です。A4の写真画質紙に自分のカラープリンターで出力するのもおもしろいのですが、小さくて高画質なものがほしいときは、これからは、このデータ入力を利用しようと思います。入力媒体は、MOでもよいようなので、今後は、MOで入力する予定です。
本日、新宿の紀伊国屋で次の本を買ってきました。ほとんどは、木曜日のゼミの準備のためです。
*荒俣宏
『20世紀雑誌の黄金時代』平凡社、1998
*大林信治(おおばやしんじ)・山中浩司編
『視覚と近代:観察空間の形成と変容』名古屋大学出版会、1999
*亀井武(かめい・たけし)編
『日本写真史への証言』上下、淡交社、1997
*『InterCommunication』No28, Spring 1999
We are the ROBOTS
*『別冊宝島』
97:わかりたいあなたのための現代写真・入門、1989
EX :写真の新しい読み方、1992
最後の『別冊宝島』の2冊は、入門書として結構役に立ちそうです。
DOS/V機のために、調べた範囲でもっとも安かった4千円前後のSCSI ボードを買ってきて、取り付けてみました。もう少し苦労するかと思ったのですが、ボードはすぐに認識し、さらに、(前にマック用に買って今は)使っていないZIP ドライブをつけてみたところ、これもそのまま認識してくれました。ちょっと拍子抜けでした。 業界標準のADAPTECのスカジーボードは、量販店でも2万円以上するので、4千円という値段は不安だったのですが、問題はありませんでした。
少しの間、東京を留守にします。来週後半には帰ってきます。本年度のゼミ(東京外大、科学思想史演習)の文献表をアップしました。まだ作成中で、完成していませんが、新学期がスタートしたので第0次のものとしてあげてあります。 99年度科学思想史演習文献表(0次)
大学に行って来ました。学会関係の郵便をとってくるのが主目的でしたが、シラバスももらってきました。重いこと! 旧カリキュラムと新カリキュラムがもう少し共存するので冊子の数も2倍になります。大学院を含めて全部で6冊。学生諸君も読むのが大変だろうと思います。自分の関係するところだけは確認しました。
やっと暖かくなりました。むしろ、あつくなったと表現した方が正確でしょうか。