DOS/V機が入ったので、新宿まで、イーサーボード ( 10BASE-T LAN card)を買いに出ました。ビックカメラで、Laneedの製品が、1480円で売っているのには驚きました。一昔前(といって高々3年前ですが)の価格からすると嘘みたいな価格です。ちゃんと動くかほんの少しだけ心配だったのですが、IRQの設定をする必要もなく Plug and Play で動いてくれました。
6月にある学会(化学史学会)の発表用レジメを作成しています。まずは、部屋の中から関連資料(本とノート)を探しだし、机の上とまわりに集まることからはじめました。(いつもそうですが。)
田舎から帰ってきました。寒くてびっくりです。帰りは、久しぶりに新幹線を使いました。紀勢本線の特急の車両よりもずっと足下が広くて、快適になっていました。あの広さがあれば、外人さんでも大丈夫でしょう。
田舎のうちは、新築です。たぶん、出来て2年ぐらい。僕自身は2回目です。今回は、うちの中の様子を見てまわりました。思わぬところに思わぬものを作っています。居間に神棚を新築していました。仏壇をかなりの金額をかけてきれいにしていました。
そして、狭い庭には、ゲートボールの練習場が出来ていました。おもしろそうなので、やってみました。比較対象が間違っているのかも知れませんが、ゴルフよりずっとエコノミカルでエコロジカルなゲームだと思いました。結構楽しかったです。
今日から日曜日まで、田舎に帰ってきます。今回は、白浜空港まで行って、あとは田舎の両親に来るまで迎えに来てもらいます。東京-南紀白浜は、一日2便だけのルートで、朝の便で行きたかったのですが、空席がないとのことなので夕方(現地6時過ぎ着)の便で帰ります。
今日臨時の教授会がありました。何だろうと思って行くと、複数のエラーによる卒業判定の見直しでした。頭痛ーー。しかも、当事者側の説明に当たった先生(若干2名)の説明の仕方があまりにひどくて、2時終了予定が4時まで延びました。
新宿に出たときに、ソフマップを見てきました。内蔵ハードディスクが、IDEなら10Gで2万強で売っていました。(SCSIの半分くらいですかね。)当然、買ってきました。そのうち、DOS/V機で部屋の中にサーバーを立てます。
大変暖かくなりました。花粉症が出ています。そんなにひどくはありませんが、鼻と目に来ています。目は、おいわさんとまでは行きませんが、結構腫れていてなかなか変な顔です。
東京外国語大学総合文化研究所の雑誌『総合文化研究』第二号(1998)が本日発行されました。総ページ数240頁にものぼるものとなりました。去年の同じ時期に出した創刊号は、114頁でしたから、2倍以上です。特集は「東アジアの文化と文学」。そして、特別インタビューとして、ポルトガルのノーベル賞作家「ジョゼ・サラマーゴに聞く」が掲載されています。
全体の目次は次の通りです。
Trans-Cultural Studies No.2 (1998) Contents
- 「巻頭言」 西永良成 (2)
- 特別インタビュー「ジョゼ・サラマーゴに聞く」 岡村多希子 (4)
- 「学者の酒文人の酒:木村彰一寺田透両先生と酒」沓掛良彦 (8)
- 「終末のこちら側―反復と進歩、歴史と想像力―」鈴木聡 (13)
- 「バナナを食べたがったウサギ」上田広美 (23)
- "CRISE DU TEXTE, TEXTE DE LA CRISE", Akira MIZUBAYASHI (i)
(テクストの危機、危機のテクスト 水林章)
特集:東アジアの文化と文学
- 「朝鮮文学など読まなくてもいいわけ」 三枝壽勝 (25)
- 「「白蛇伝」映画閑談」 川島郁夫 (36)
- 「モンゴルの小説に描かれた日本人抑留者」 岡田和行 (40)
- 「一九九〇年代共和国文学の話題作金学烈」 (52)
- 「金允植申京淑対談 申京淑の作品世界」 (岸井紀子翻訳解説) (54)
- 「S.ドラム長編小説における心理主義について」(海野未来雄翻訳解説) ( 63)
- 「国字をめぐる文学者の構想―ハングル漢字ローマ字―」 和田とも美 (75)
- 「西洋の詩歌と和歌の無常観 」 Aドーリン (83
- 「『長恨夢』試論―その離別と和解の意味を中心に―」 李建志 ( 89)
- 「欠落―山の音と蘆刈の場合― 」 蕭幸君 (107
- 「<日本>文学としての安部公房―眼差しの戦略―」 柴田勝二 (119)
- (in french)『鏡の向こう側』 H.クーショー(liv)
- 「当代中国亜細亜映画文化変遷」 張振華(Zhang Zhenhua)(lxvii)
(「現在の中国とアジアの映画文化の変遷」 張振華)
▽▽▽書評
- モラエス著(岡村多希子訳)『徳島の盆踊り』・・・中山和芳 (135)
- 上村忠男著『バロック人ヴィーコ』・・・ 鈴木聡 (136)
- 亀山郁夫著『破滅のマヤコフスキー』・・・ 西永良成 (137)
- 沓掛良彦『讃酒詩話』・・・小林二男 (139)
- 西永良成著『ミランクンデラの思想』・・・亀山郁夫 (141)
- アッタール著(藤井守男訳)『イスラーム神秘主義聖者列伝』・・・ 萩田博 (146)
- ▽▽▽所員活動報告 (147)
本日、新宿にでたときに次の本を紀伊国屋さんで買ってきました。ほとんどは、来年度のゼミのためのものです。
*バルト、ロラン
『ロラン・バルト映画論集』諸田和治編訳、ちくま学芸文庫、1998
*ニコルソン、M.H. 『円環の破壊:17世紀英詩と<新科学>』小黒和子訳、みすず書房、1999
*横江文憲(よこえ・ふみのり)
『ヨーロッパの写真史』白水社、1997
*ブルデュー、ピエール監修
『写真論:その社会的効用』山縣ひろし・山縣直子訳、法政大学出版局、1990
*ジョワイユー、オデット
『写真の発明者ニエプスとその時代』持田明子訳、パピルス、1998
*『批評空間』
20(1999)
最後の『批評空間』の最新号に出ているキトラーのインターヴュー記事「フリードリヒ・キトラーに聞く:メディア・システムの起源」を読みました。英語では、very exciting と評されるでしょう。わくわくしながら読みました。インタヴュワーの石光さんの「身体」に固執する質問は、私の観点からはずれているように思われましたが、ともあれ、大変興味深い内容です。「情報」または「メディア」に関心のある方にとり、キトラーは必読だと私は思っています。(なお、このホームページを探してくれれば、日本語に訳されたキトラーの論文のリストは見つけることができるでしょう。)
どさどさと雨が降っています。
気づいてみれば、新学期スタートまでもう1ヶ月もありません。学生の頃は春休みは十分な勉強する時間があって、よかったのですが、教師になってからは新しい授業の準備が結局終了しないまま新学期を迎えることが多くなりました。たった一つ新しいゼミを準備するにも本当は最低3ヶ月ぐらいはかかるのですが、・・・。
ずいぶん遅くなりましたが、本年度(98年度)の授業の試験結果をまとめました。たぶん、全国の大学の先生方が感じていることでしょうが、はっきりとした知的水準の低下が見られます。(私の場合、採点基準は私の中でほぼできあがっていて、ずっとほぼ同じ基準で採点しているので、経年変化が追えます。時間が出来たときに、きちんとした分析結果を載せますが、まずは簡単に記録が見つかった95年度と96年度のものも載せておきます。97年度はもう少し探します。)
98年度試験結果(3科目)
96年度試験結果(2科目)
95年度試験結果(2科目)
最近割と(若い世代にはたぶんその存在さえあまり知られなくなった)古い総合雑誌を読んでいます。文芸春秋とか中央公論とかです。雑誌は雑誌ですから、結構面白い記事もためになる論考もあります。
大学院の会議で大学に行って来ました。
会議が予定より1時間も早く終わったので、久しぶりに新宿によってソフマップを見、ABCで次の本を買いました。ともに来年度のゼミに関係するものです。
*松浦寿輝(まつうら・ひさき)
『知の庭園:19世紀パリの空間装置』筑摩書房、1999
*フルッサー、ヴィレム
『写真の哲学のために』室井尚解説、深川雅文訳、勁草書房、1999
フルッサーの本の室井さんの解説論文を読みました。大変興味深いものでした。9割ぐらいは、共感できる文章でした。来年度のゼミでは写真を扱いますが、僕自身はあまり芸術論には関心がなく、メディア論的文脈の中で、写真が持った意味を探っていきたいと思っています。そのためにかなり有用な視点を与えてくれるものです。ただし、室井氏自身認めているとおり、19世紀から20世紀にかけての写真、映画、電話、ラジオ、レコード、テレビ等々のニューメディアをどうとらえるかは、すぐに納得できる分類はまだないと言った方がよいようです。アナログとデジタルの区分は、表面的には便利ですが、よく考えるとそれほど意味のある区分でもありませんし、・・・。
委員会で、大学に行って来ました。
総合文化研究所のメインマシーン(PowerMac7600/132)が壊れたという報告を受けていたので、会議終了後、見てきました。起動の一番最後にハードディスクのアイコンがあらわれないと言うエラーでした。このエラーなら、特に問題はなく、Pラムのクリアーとデスクトップの再構築で直りました。(報告の文面からは、システムの再インストールを覚悟していたのですが、ずっと楽にすんでよかったです。)
来年度の大学の演習のための文献表作成をしています。まず、私のパソコン上で、所持本リストに検索をかけて、関連する書物をリストアップし、ついで部屋中を見回して関連する本を一カ所に集めています。今の所、段ボール二箱ぐらい見つかっています。作業が一定のレベルに達したら、このホームページに載せます。
杉花粉症は、発症しましたが、今の所、それほどひどくはなっていません。まあ、今日どうなるかはわかりませんが、・・・。
今日は、学会の編集委員会で神田(神保町)に出かけます。久しぶりに少し本屋さんを見てまわろうかと思っています。
春一番が吹きましたね。
春一番の嵐のなか、吉祥寺まで、自転車で行きました。井の頭公園の梅がちょうど見ごろでした。花は、今日の風でかなり散ってしまうでしょう。
杉花粉症によいというテン茶を発見して、買ってきました。4月に飲む甘茶に似た甘い味の中国茶でした。一種の漢方薬に近い感じです。
昨日の夜は、教授会終了後、大学の先生方6人で飲みに行きました。良く考えればほぼ3ヶ月ぶりぐらいに飲みました。去年の末に、僕は、お酒を必要としない&お酒を本の少しでも飲み過ぎると翌日体力をなくすことに気づいて、お酒のことはほとんど忘れていました。酒席で面白かったのは、一緒にいった6人中、車の免許を持っているのはたったの1人だということがわかったことでした。僕のまわりでは、免許の保持率が世間一般の基準に比べて異常に低くなっています。大学時代の友人達の間でも、免許の保持率は大変低かったのを覚えています。
今日は、教授会の日です。教授会終了後大学院の会議もあり、その後、研究所の飲み会があるので、長い日になります。外出するので、ともかく、杉花粉症が軽くすめばいいなと思っています。行方不明になっていた『ポケット』第四号を妹が発見して郵送してくれたので、『ポケット』の目次が完成しました。ポケット
暖かくなりましたね。暖かくなるとともに、また、杉花粉の季節となりました。私の場合、3月1日から、症状がでてきました。そんなに強い症状ではありません。目が少しかゆくなって、たまに、鼻水がでてくる程度です。軽くおさまればよいのですが。杉花粉のプロの方に、薄荷とテン茶が結構良いという話を聞いて、早速、ミントティを買ってきました。テン茶は、近くの西友ではちょうど品切れでした。(杉花粉の方が買っていたのでしょうか?)
2月は瞬く間に通り過ぎました。
昨日の日曜日、大学で仕事をしている合間を15分ぐらい見つけて、総合文化研究所のメインマシーンの内蔵HDの増設作業を行いました。これは、当初のHDが1.2Gの機種で、さすがに1.2Gでは足りなくなっていました。これには、あらかじめ購入していた4.5Gのもの(ロジテックの箱ものを買いましたが、中身は、Seagateでした。ディップスイッチはあらかじめSCSI ID=1 に設定されていました)を増設しました。時間がなかったので、フォーマットだけして、パーティションは切っていません。(これでやはり、ほぼ4Gになりました。)あのマシーンの用途からすると、プラス4Gあれば、当分大丈夫でしょう。
次に買うマシーンは最低、6Gぐらいでしょう(8Gまたは10Gぐらいが妥当な線かも知れません。)
超忙しかったのが、今日でやっと、一息つけます。
忙しかったのは、年度末の試験関連の業務です。木、金、土、日と4日連続で、試験業務があるかと思うとぞっとしましたが、金曜日の採点業務をみんなでがんばったおかげで、土曜日は、何とか休むことができて、大いに助かりました。木曜日の夜から軽い風邪気味で、金曜日は結構無理して仕事をしていたので、その日のうちに終わって、ああ、やった、という開放感がなければ、日曜日は風邪でダウンしていた恐れがあります。その休みとなった土曜日に、部屋の模様替えを極く部分的に行いました。パソコンを載せている机のまわりだけの模様替えです。カーテン(10年間一度も洗濯せず使っていたもの。はずしてみるとどろどろでびっくりして、新しいものと交換することにしました)を換え、机を動かして、掃除機をかけ、そしてずっとやろうと思って時間のとれなかった、今使っているマックへの内蔵ハードディスクの増設作業を行いました。増設したのは、マックワールドイクスポで買ってきていた6.5Gのもの。ハードディスクの増設は、電源ケーブルとSCSIケーブルを接続すれば、それで動くので、特に難しい作業ではないのですが、ケーブルをさし込む十分なスペースが用意されておらず、指を狭いスペースにさし込んで、ケーブルのプラスとマイナスの位置合わせに苦労しました。
でもまあ、かなり埃のたまっていた内部の掃除と余っていたメモリーの増設を含めて、実質30分程度で終わりました。6.5Gといっても、フォーマットした途端に、ほぼ6Gになって、まあ、そういうものかという感じでした。ひとまず、2Gと4Gにパーティションを切って、2Gの方は、データ保管用にしました。95年からの仕事関係のファイルを年度毎に整理して、ここに収納すると、98年まででほぼ1.5G 使ってしまいました。この整理作業は、やろうやろうと思って手をつけていなかったことで、過去の文書を探し出すのが、これでかなり簡単になります。マックを使いはじめた頃、何度か、作成途中のファイルを(保存しないうちにエラーが生じて)なくして以来、バックアップは趣味のようにとっています。ただし、あまり体系的にとっているわけではなく、ちょっと暇なときにHDを丸々バックアップをとるという作業を行うと同時に、自分の作成したファイルは必ず、最低2重化するようにしています。毎日毎日のバックアップにはMOを使っていて、こちらで作業した内容をそのまま大学の研究室のマックに移すようにしています。ちゃんとそれができていれば、同じデータが3重化されてあることになるのですが、面倒くさくなって、大学のマックに移す作業はきちんと全部は出来ていません。でも最低2重化はされているので、ある時期から作成データをなくしたことはありません。(それがいつからかというのは、良く覚えていないのですが、・・・。)
同じく、マックワールドイクスポで買ってきたレトロスペクトをどう使うかは思案中です。ファイルサーバーを立てて、そこに保存するようにしたいのですが、サーバーをして使うマシンをどこにおくかが問題で、サーバーをどうしようかな、と思案中なのです。
寒い。今日は、外出すると、大変寒い日です。この2〜3日のように気温の変動が激しいと、風邪にかかってしまう人がまた増えるんじゃないかと心配です。
2月4日に実施した試験の採点がやっと終了しました。まだ、来週の月曜日に320人受講している授業の試験を残していますが、ひとまず、やれやれ、です。名前を書き忘れていたり、学年を書いていなかったり、学生を同定するための必須事項を忘れている学生の同定作業に結構手間取りました。なんだかな、困ったものだな、というのが正直な感想です。
居残り組(何らかの理由で留年している、あるいは、ストレートでは卒業していない学生たち)に割と面白い答案がありました。また、年齢が下がるにつれ、勉強不適格学生の割合が増えてきているような印象を持ちました。詳しい分析結果は追ってまた掲載します。
研究所の雑誌制作作業は終了したのですが、フォントのことが気になっていて、雑誌を色々買ってきて、勉強しています。難しいのは知っていたのですが、予想していたよりややこしいです。
『総合文化研究』2号の版下作成作業が終了したので、今日は、何年かぶりに幕張メッセで開かれているマックワールドエクスポに行ってきました。何年か前と比べると規模が半分程度に縮小されていましたが、買い物に出かけた私には楽しいエクスポでした。
ずっと買おうと思っていた内蔵HDを買いました。Seagate 6.5G SCSI を税込み3万7千円でゲットしました。良く探せばもっと安い場所もあるのかも知れませんが、私としてはこれで満足です。暇になったら、増設または付け替えをします。
ソフトもふたつ買いました。1つは、18日に発売になったばかりのRetrospect Express 4.1J。もう一つは、B's Crew 3.0。
そしておまけで、iCatch という iMac のマウスにかぶせて、iMac のマウスを少し大きくし使いやすくするおもちゃみたいなものです。
ソフトもまだ封を切っていません。2月4日に実施した「科学思想史」の採点が終了したら、オープンするつもりです。採点も枚数が多いとなかなか大変です。
2週間ほどこのホームページの更新作業を休んでいました。それは、大学の研究所(総合文化研究所)の雑誌(『総合文化研究』第二号)の制作作業に集中していたせいです。カラー写真をほとんど使用しない学術雑誌制作のノウハウは蓄積されたと言って良いと思います。折を見て、その成果はホームページに掲載します。ここにも載せますが、総合文化研究所のホームページ ( caper.fs.tufs.ac.jp ) に主として掲載しようと思っています。
今日から、大学の試験が始まります。私の場合、3限に「科学思想史」の試験があり、5限に「20世紀表象文化の世界」の試験があります。人数が多いと採点も結構大変です。今日はそのまえに11時から会議がありますから、忙しい1日になりそうです。
雑誌の編集のために、コメットさんを持ち歩いています。割と大きめのデータを数台のマシーンで同期させるためにはどうしようかと考えて、コメットさんをいわばMO代わりに持ち歩き、デスクトップマシーンとイーサー( 10BASE-T) でつないでデータのやりとりをすることにしたものです。コメットさんだと、持ち歩いている間それで作業が出来ますから、割と良いやり方かな、と思っています。
今日(2月1日月曜日)で、今年度の大学の授業はすべて終わりました。やれやれ。ほっと一息つける、と言いたいところですが、当分いろいろ忙しいようです。今日も、朝10時から会議があり、その会議の途中退席して、2限(10時40分スタート)の授業を行い、3限に大学院の最終授業を行いました。大学院の方は、学生の発表で、本日のテーマは明治から昭和初期にかけての「百貨店と音楽」というもので、昨日閉店した東急日本橋店(もと白木屋呉服店)の話が出てきたりで、大変、興味深いものでした。三越の「三越少年音楽隊」やら白木屋の「少女音楽隊」についてはまとまった論考を読んでみたい気持ちになりました。本人がレジメを送ってくれたら、このホームページに掲載しても良いと考えています。
今日授業を3コマ行いました。これで、今年度の授業は終了だ、と言いたいところですが、まだ月曜日(2月1日)の2コマが残っています。
5限の授業(「20世紀表象文化の世界」の最終回)で、1951年に出された江利チエミの歌う「テネシー・ワルツ」を流しました。その音が耳に残って、非常になつかしい気分になりました。英語で歌って、それから日本語の訳詞で歌う、というのも、嗚呼昔、という気分です。私の世代にとっては、父母の青春時代の歌だと思われます。話をしていて、日本の「コミック・バンド」のことをちゃんと調べたくなりました。
東京外国語大学で私の担当している授業のシラバス(1999年度)を "LECTURE"の部屋にアップしました。あげたファイルは次の通りです。東京外国語大学1999年度シラバス
- 総合科目III 科学技術と社会
- 科学思想史(講義)
- 科学思想史演習
- 科学思想史卒論演習
- 思想史特殊研究II
1999年度(平成11年度)の大学のシラバスを作成しました。2〜3時間かかりましたが、何とか完成しました。準備でき次第、このホームページにもアップします。99年度は、C&C (Computer & Communication) の話に時間を費やすつもりですが、最近の話題から入るとすぐに古くなるので、情報収集にかなり追われます。マックのことなら MacintoshWire を毎日読んでいるので、ほぼ把握していますが、PC(DOS/V)の世界の動きはとうていフォローし切れません。時たま、雑誌をざっと読みますが、安くなったな、と思うことが多いです。私がマックユーザーのせいか、富士通のマシーンも、NECのマシーンもデザイン的に格好悪いと感じます。昔のNEC98シリーズは、ハードの作りがしっかりしていて、それだけは大変気に入っていました。でも最近のNECは、なんだかなあ、と思います。私には時に不気味に感じられるデザインのマシーンを出したりしています。
普段、土日に働くことなんてほとんどないので、土日に働いて、月曜日の仕事は少々つらく感じます。午前中は授業。午後は、下の『総合文化研究』の編集作業。5時過ぎに、編集作業は終えて、新宿のソフマップに昨日発売された5色のiMacを見に行きました。アップルは、ブルベリー、ストロベリー、ライム等々と名付けていますが、日本語では赤、オレンジ、緑、青、紫色です。これで、15万8千円。前の第一世代(ボンダイブルー)の機種なんて、12万8千円。それで、今私の使っているシステムのだいたい倍の性能です(値段は半分以下)から、アップルもかなり思い切った値段を付けたものです。
とかして、帰ってくると結構ぐったりしていました。大学教師にとって師走(走り回らなければならないほど忙しい時期)は、12月ではなく、1月2月です。試験業務(センター試験、前期と後期の入試、大学院の論文審査、定期試験、様々な特別入試等々)がこれほどの量があるとは10年前は考えても見ませんでした。
今日、明日と一日中試験監督です。ほとんどすることがないのに、拘束だけされるのは(特に何も活動していないのに)結構疲れます。
でもまあ、何もトラブルなく終わったのはほっとしました。
昼休み等、結構細かく休める時間はあるので、総合文化研究所の雑誌(『総合文化研究』第二号)の編集作業を一定の目途がつくまで、進めることが出来ました。去年は110頁程度でしたが、今年はどうも200頁を越えるか、という量の原稿が集まっています。特集は、「東アジアの文化と文学」。映画の話も多いようです。
久しぶりに授業を行いました。体力はまだ回復していませんでした。朝6時に目覚めて、昼の2時頃に「ああ体が重い」という感じになりました。
大学の同僚の体育の阿保先生に話を聞くと、(風邪等で体力は)ダウンするときは急降下でダウンするが、(もう年だから)戻るのはゆるい階段状にしか上昇していかないということです。子どもの頃を言っても仕方がありませんが、子どもの時には一晩寝れば翌日すごく元気になっていました。この年では、1ヶ月ぐらいかけてゆっくり体力を回復して行くしかないようです。
若い頃には、自分のからだを重いなんて感じたことはなかったのですが、こういうふうにばてたとき自分のからだを重いと感じるところを見ると、普段は、気がつかないからだの力が自分を支えてくれているのだな、と実感します。
明日から、大学の授業再開です。
着ていく服を探し出すのにやはり1時間ぐらいかかりました。
目に見えているもの以外は、ない、という私の「もの認識パターン」には大いなる欠陥があるようです。
風邪の回復には、結局まるまる1週間かかってしまいました。熱を出したのも10年ぶりぐらいでしたから、そのせいかもしれません。周りで聞いてみても、インフルエンザは、かなり流行っているようです。風邪をひいて寝込んでいる最中に次の本を読了しました。
*西江雅之
『ヒトかサルかと問われても』読売新聞社、1998、1600円
傑作です。誰が読んでも面白い稀有の本だと思います。
西江さんを良く知っている方には、いうまでもないことですが、西江先生は、一時期外語の文化人類学の先生をしていました(今は、早稲田)。早稲田に移られた後も、月曜日の2限に外語には非常勤で来てくれていました。私も月曜日2限に授業をやっており、都電(荒川線)で、永六助を少しスリムにした感じの方に良く出会うのでどなただろうと思っていたその方が、西江先生でした。残念ながら、話をしたことはありませんが、ともかく話が面白いという評判は良く聞いていました。『ヒトかサルかと問われても』というタイトルの自伝を読んでみて、御本人がそれ以上に大変面白い方だと言うことがよくわかりました。去年の秋か冬の『アエラ』に、西江さんの記事が出ていました。あわせ読まれると、興味深いのではないかと思います。
風邪にかかっていました。
6日の水曜日に大学で打ち合わせがありました。私は高々2時間だと予想していたら、5時間もかかってしまい、その最中に風邪だなというのを確信しました。
次の木曜日から寝込み、金曜日、土曜日は、38.5度の熱がでて、頭も腰や腹も大変痛い思いをしました。こんなに痛くて苦しかったのは、10年ぶりぐらいです。日曜日には、熱は下がりましたが、それだけのことで、頭痛と咳が残っていました。でも高熱が去って何よりありがたかったのは普通に眠れるという点でした。熱に浮かされている頭で、いま見ている夢は一体なんだろうと考えていて、白日夢に一番近いということに気がつきました。他者から見れば、寝ているのでしょうが、本人の意識では苦痛の中で変に明晰なイメージを見ています。この明晰なイメージは何なのか?ということに関心を持ったわけです。
今日は、火曜日です。近所を少し動くことはできるようになりましたが、何か作業をすると1時間で尽きてしまいます。明日には、8時間ぐらいは活動出来るのではないかと思っていますが、でも、無理をしないでおこうと思っています。皆様も風邪にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。
何といっても大陸から寒気がやってきていますから。
99年のお正月は、近年稀に見る良い天気ですね。
スケジュールの部屋を少し拡張しました。
明けましておめでとうございます。
1999年、平成11年は、己卯(つちのとのう)。
初日の出は、東京で6時50分。
1月2日、午前11時50分満月。