日垣隆氏の『偽善系II』には、書評的な欄もあります。私が読んでみようと思ったものに「地下世界」とでも名付けることのできる分野があります。紹介されていた本は、次のようなものです。
河合純枝著・宮本隆司写真『地下のベルリン』文芸春秋
内山英明『Japan Underground』アスペクト
4月の最終日。雨。午後には止むようです。
昨日の夜、『MacPower』5月号と、日垣隆『偽善系II』(文芸春秋)を買ってきました。『MacPower』5月号では、やはり、検索サイトグーグルの記事が目立ちました。(浦和レッズの岡野のけがの様子を知りたくて、「浦和レッズ 岡野 けが」と入力してみましたが、さすがにトップ30ぐらいまでに欲しい情報はありませんでした。そこまで期待するのは間違いというものかもしれません。)
ジャーナリスト日垣さんのものは、割と初期から読んでいます。『情報の技術』(朝日新聞社、1997)は本当に勉強になりました。今回の『偽善系II』では、特に長野5輪についてのルポが秀逸です。ほんとうにひどい地方政治の実例を知る上で、多くの人に読んでもらいたいものです。(私は割と、初出の雑誌で読んでいます。)東京スタジアムに一度行ってみようと思いましたが、雨なので中止しました。週末に東京スタジアムに出かけようとすると雨が降って中止というのが続いています。
私の勤めている東京外国語大学のホームページをざっと通覧しました。トップページのデザインがわかりやすくきちんとしているなとおもったページは、予想通り、学生(ある先生のページですが、現実に作ったのはたぶんゼミの学生氏)の作ったものでした。dreamweaver を使っていて、感心しました。私は、ちょっと気になるとソースを読む習慣があります。特にメタタグはよく読みます。(ウェブページを作るのにどういうソフトを使っているのか知りたくて。私は今のところ100%手書きです。)
近所の古本屋さんよみた屋さんが、店内全品2割引のセールを今日からやっています。(5月13日まで)古本屋さんのセールというのはあまり見たことがありません。上のホームページは充実していて、なかなか面白いものです。今日は、お昼過ぎから化学史学会の編集委員会があります。
ということで、駒場にある先端研に行って来ました。暖かい日で、ジャケットを着ていると暑く感じました。
ISISを発行しているアメリカの History of Sciece Society からNewsletterが送られてきました。副会長とカウンセル(理事でしょうか)の選挙で、候補者の紹介がありました。1名を除き全員の顔写真が出ており、私は名前だけしか知らない有名な研究者の顔をはじめて見ることができました。顔写真が付いているというのも見る側からは面白いものです。パソコンのモニターを変えた話は下に書きましたが、実は、古いモニターの処理について家電リサイクル法にかかったら嫌だなと思っていました。今日ネットで調べてみると、パソコンモニターはテレビという扱いからははずされたということで、区の粗大ゴミで出すことが出来ます。ほっとしました。
6時10分から会議がひとつあります。→金曜日の夜の会議というのは、なんとも嫌なものですが、仕方がないので、約2時間半参加しました。
朝4時半に起きて、日本対スペイン戦を見ています。前半は0対0。川口の好セーブに救われているという感じです。→結局、後半のロスタイムに1点を取られて、0対1の負けです。スペイン側も得点を取るまでいらいらしていたようですが、日本サイドとしてもボールを奪った瞬間にすぐにミスやまわりとの呼吸が合わずボールを取られるシーンを何度も見せられるのは、ああこりゃだめだ、という感じでした。攻める気持ちが弱かったように思います。→大学からの帰り道、スポーツ新聞のタイトルを見ると、2誌が「日本大善戦」と書いていました。スコアだけ見て、「大善戦」というのは内容を一体どう見ていたのだという気がします。(スペインのリズムがほんのわずかに変わっていれば、3対ゼロもありえた試合内容だと思います。)
昨日は、これも本当に久しぶりにお酒を飲みました。すると、朝の3時過ぎに一度目が覚めてしましました。ちょうどよいので、これ(ウェブの更新作業)をやっています。
昨日は、青山ブックセンターで次の5冊の本を買ってきました。このうち、4冊は授業の材料です。
*ジョン・ターニー
『フランケンシュタインの足跡』松浦俊輔訳、青土社、1999
*西垣通(にしがき・とおる)
『ペシミスティック・サイボーグ』青土社、1994
*越智貢・土屋俊・水谷雅彦
『情報倫理学』ナカニシヤ出版、2000
*沼野充義編
『ユダヤ学の全て』新書館、1999
*三瀬勝利(みせ・かつよし)
『遺伝子組み替え食品のリスク』日本放送出版会、2001大学への行き帰りの途中で、上の『情報倫理学』を読んでいますが、結構いろいろ勉強になります。予想していたより役に立つ論集です。特に私にとって面白かったのは、加藤尚武氏の「情報媒体の変化と教育方法論」という論考です。これは、近代教育学(方法論)の端緒をつけたコメニウスの教育の考え方が、大量複製技術としての印刷術をモデルとしており、現代の教育方法論はこの考え方の桎梏のもとにあるというものです。
今日は、午後から会議が2つあります。
→夜中に2時間起きて、朝も普通の時間に起きたら、3時からの会議ですごく眠くなり、途中少し寝ていたようです。
本日アマゾンから次の本が届きました。
Antonio Clericuzio
Elements, Principles, and Corpuscles : A Study of Atomism and Chemistry in the Seventeenth Century (Archives Internationales D'Histoire Des Idees, 171)
Dordrecht: Kluwer, 2000
私がここ数年来手がけているロバート・ボイルの化学について、再出発点となるような研究を行ったイタリア人化学史家の待望の書物です。17世紀の化学の様子がこの本によってこれまでよりずっと明らかになるでしょう。コピーライトの数字は2000年ですが、現実には2001年3月の終わり頃出版されたものです。
まず、私の研究にもっとも深く関連するボイルに関する章だけ、読み通しました。ほっとしたと言うのが正直な感想です。クレリクチオ氏のこれまでの論文と比べて新しい点はほとんどありませんでした。(たぶん、この本のポイントはたぶんボイルにはないように思われます。17世紀前半のミニマと精気の観念史が中心でしょう。)あるソフトをダウンロードしました。(J-edit 4 のニューバージョン)速度は最高で81k 出ていました。ケーブルテレビだと速度は、100Kというところのようです。
大学時代の友人と会うために、本当に久しぶりに六本木に出かけました。乗換案内で調べると、都営大江戸線が出来て、六本木はずいぶん近くなっていました。新宿で大江戸線に乗り換えれば、代々木、国立競技場前、青山一丁目、六本木と新宿から4駅目でした。以前は山手線に乗り換え、恵比寿で日比谷線に乗り換えていたので、ずいぶん近くなった気がします。(現在は、35分ぐらい。以前は、感じとして1時間程度。)
不況の影響なのか、ビルを丸ごと閉じていた建物が目立ちました。(ただの建て替えかも知れませんが。)
今朝の新聞では、ローマの中田が久しぶりに先発出場し、シュートを決めたという記事が一番に目にとまりました。5対0で負けたフランス戦を見る限り、中田は調子がよさそうだったので、ローマも本当に贅沢な選手層をしていると思います。テニスコートが完成したようです。私の研究室の近くから、テニスをしている人の姿が見えました。
授業があった日は割と早めに寝るのですが、9時に寝てしまいました。小学生並です。
昨日降っていた雨は上がりましたが、気温は結構低いままです。昨日、1996年のマシーンを問題なく使っていると書きましたが、その1年前に買ったモニターにどうもお陀仏の前兆があります。モニターがお陀仏になったら作業はできませんから、このパソコンを使った仕事が止まる(1日ぐらい)可能性があります。
突然お陀仏になると困るので、その前にと思い、新しいモニターを新宿で買ってきました。15インチの液晶です。(約6年間使ってきたのは、17インチのCRTです。)変えたのはモニターだけなので、机の上は見た目それほどキレイになったわけではありませんが、軽くはなっています。画面の大きさは、CRTの17インチが液晶の15インチにほぼ等しいとよく言われますが、確かにほとんど同じ大きさに感じます。1024*768に設定していますが、文字も全く問題なくしっかり見えます。
我が家は、テレビも液晶にしていますから、シャープ的に言えば、これで21世紀と言うことになります。電子銃を使ったブラウン管は、こういうわけで、うちからなくなりました。
今日パソコン関連の雑誌が2冊届きました。『日経デザイン』と『日経バイト』です。一時は(2年ぐらい前まで)は1ヶ月に10冊以上のパソコン関連の雑誌を定期購読していましたが、現在定期購読しているのはこの2誌だけです。『日経デザイン』は、ある時からデジタルデザイン(パソコン上のデザイン、パソコンを使ったデザイン)を中心とするようになりました。私はそういうパソコンに関わるデザインよりも、一般的なもののデザインを期待していたので、期待と違う方向に舵取りが行われたことになりますが、今の状況では仕方ないでしょう。『日経マック』が廃刊になってからは、マック関連の雑誌も定期購読するものはなくなりました。(以前は、最低5冊は定期購読していました。)今勉強や研究にパソコンは必要ですが、1996年に購入したこのマシーンで性能的には足りています。速度が必要なのはむしろネットワークで、現在はケーブルテレビの常時接続ですが、もう一桁うえの速度がでると良いなと思っています。朝起きると久しぶりに曇っています。天気予報ではこのままほとんど気温が上がらないようです。外出するとかなり肌寒く感じます。
最近は、春と言うより初夏の雰囲気です。
今日は最高気温が25度を超え、今年最初の夏日と言うことです。暑いわけです。でこれが明日からぐんと寒くなる(最高気温が10度下がる)そうで、服が難しい時期です。私が編集実務を担当している『化学史研究』という雑誌の2001年第2号のゲラ(初校)がまとまって届きました。柱とか、表とか、注とか、雑誌の形式に関する部分は、編集委員会の責任(権限)なので、そこは私の責任で赤を入れています。本文に関しては、明かなエラーを訂正しています。今回はおそらく全部で70数ページになります。この週末で編集部校正作業は完了したいと思っています。
よく行う赤入れとしては、注の形式があります。注は、英語方式ではひとつのセンテンスと見なします。ということで、注の冒頭は大文字になり、最後にはピリオドを付けます。日本語はいろいろで方針次第ですが、学術雑誌は、基本的に英語論文の方式を採用しているものが多く、その際は、上述のようになります。センテンスと見なすと言うことをご存じない方が非常に多く、冒頭を大文字に、最後にピリオドを付ける、という作業は相当多く必要になっています。
ちょうど帰宅時に降り出した雨が、朝起きると止んでいました。雨上がりはさっぱりした感じになります。→と思ったら、また雨が降り出しています。→大学に出かけるときには雨は上がっていました。大学の中も、大学に沿う道も新緑がきれいな季節になっています。
テレビはあまりちゃんと見ないのですが、木曜日夜12チャンネルのテレビチャンネルは割とよく見ます。今日は大食い新人戦で、たぶんマラソンを見るのと似た感覚でしょうか、大食い・早食い競争はすごいなと感心しつつ見ました。
相変わらず、総合雑誌を読んでいます。『中央公論』5月号の「売れっ子経済学者に騙されるな」という対談の森永氏の次の発言にすごく共感しました。
「改革派のいう構造改革は、弱者を虐げて、強者がカネを巻き上げる仕組みだ。経済を売り物にしている機関(マスコミも、金融機関も、政府機関も)は、全部ぐるだ!」(勝手に要約)今頃、構造改革をやっても明らかに遅い! しかも国民生活へのプラスはほとんど何もないと言ってよいのに、どうして構造改革か否か、という議論になるのか私には非常に不思議です。(私は大学改革にもほとんど同じ意見を持っています。制度をこれ以上いじってももうどうにもならないと思います。)今日は、会議の日です。教授会の他に、1つ会議があります。教授会は紛糾すること間違いなしで、気が重い。→予想通り、紛糾しました。終了は、9時15分。私は、終了を確かめた後、一番に多磨駅に着きましたが、9時以降の西武多摩川線は、20分間隔となり、そこで10分以上待つことになりました。さらに、中央線が吉祥寺駅の人身事故で止まっており、回復の目処がわからないまま駅で待つのも嫌だったので、タクシーで三鷹駅に向かい、三鷹から総武線で帰ってきました。遠くの先生は本当に大変な思いをされたのではないかと想像します。
近所のコンビニが2店、閉店になっていました。去年の秋、うちの近所にデーリー・ヤマザキが新しく誕生し、客をとられたせいかもしれませんし、もともとあまり調子がよくなかったのかも知れません。
コンビニに置かれている商品もほんとうに回転が速く、1ヶ月単位で入れ替わるものもあるようです。関心を引く商品があれば、買ってきて試すとと言うことを割としています。昨日は、「バニラ牛乳」なるものを買ってきました。飲んでみると、とけたアイスクリームのような味でした。売れるのかどうか? ちょっと分かりません。4月7日に作ってもらった眼鏡がやっとできたと言うことで、今日青山(表参道)まで取りに行きます。→原宿&表参道の変貌もなかなかすごいものがあります。マクドナルドまでがオープン・カフェの形式にしていたのは、笑えました。(外で、あるいは、窓が内というのは別にきらいではないのですが、オープンカフェ形式のものはそろいもそろってテーブルが小さすぎるように思いますが、いかがでしょうか? みなさん、不満がないのでしょうか?)
朝7時に起きました。朝早いメリットは、午前中に一定の仕事がこなせることです。今日は、2限の授業(「科学技術と社会」)並びに3限の授業(大学院「ヨーロッパ歴史文化論」)の初回です。初回にはいつも初回の緊張感があります。
今日もとりあえず無事終わりました。昨日も今日も、朝から100%の快晴でした。新緑がきれいなキャンパスで、こういう感じは西ヶ原にはなかったものです。
体育の先生に話を聞いたところ、体育館はやはりもう完成しているのだそうです。今週、来週で荷物を搬入してそれで終了ということでした。
朝6時に起きました。お昼までがかなり長く感じられます。4月9日に買ってきた*山内一也『キラーウイルス感染症』ふたばらいふ新書(双葉社、2001)を読みました。勉強になりました。
1980年WHOは、「天然痘根絶」を宣言します。その翌年、エイズが出現。1994年にはエボラウィルスが出現、1999年にはウェストナイル熱が出現しています。昨日、MacOs X(テン)を買ってきました。我が家のマシーンにはOS X はインストールできないのですが、付属するOS9.1 をインストールしました。OS のアップグレードは実に久しぶりになります。私がふだん使っているアプリは、メーラー、ブラウザー、エディター、FTPsoft で、これが無事に動くことを確かめ、当分、このままOS9.1を使うつもりにしています。
買ったアプリはいっぱいあるのですが、結局使っているのは、フリーのものと安価なシェアウェアです。ワープロソフトもごくたまに必要に迫られて使っているだけです。(ワードもインストールしていますが、多くやってくるメールの添付ファイルを読むためだけに入れてあります。私がワードで作業することはまずありません。)
マイケル・ハンターの新著が出版元から届きました。これを機会に、1999年5月15日の来日記念講演会のときに作成したハンターさんの出版リストを更新することにしました。まず、私の手元にあるものをリストアップし、それから、アマゾンで検索をかけてみました。全部で76点が出てきましたが、Michael Hunter というのはあり得る名前なので、別人のマイケルさんが3人、さらに書名にhunter が入っていて、著者に michael が含まれるものが多数あり、結局マイケル・ハンター教授の関わるものは26点でした。ハンターさんは、科学史家のなかでも特に通常の歴史家にもっとも近い仕事をされている方で、資料の掘り起こしや資料の編集・出版作業を多くおこなっています。この26点の中には、私の全く知らないものも2点あり、ボイル全集・書簡集の編集主幹というものすごく骨の折れる仕事の他に、これだけ多くの仕事をこなされているのは、さすがだと思いました。(99年の講演会のときに、旅行につきあってみて、やっぱり体力が違うことを痛感しました。)追加分は、次の通りです。
ハンター著作(2001追加)2001年度の大学院授業 大学院ヨーロッパ歴史文化論 I :17世紀の科学と思想(4月16日開始)にあわせて、ポプキンの著作リストを作成しました。
ポプキン論文と著作リスト
アマゾンにあるポプキン本(34点)
今朝起きると、すごく良い天気でした。100%快晴といったところでしょうか。ここ数日、冬から春を通り越していきなり夏になったような天気になっています。
といって今日はそれほど高温にはなりませんでしたが、水曜日、木曜日の電車のなかはあつー、でした。
いよいよ今日から私の授業が始まります。木曜日は、私にとって授業が一番多い日なので、がんばらないと!
ひとまず、初日は無事終了しました。木曜日の初日が無事終わると、ほっとします。
今日からいよいよ大学の授業が始まります。(私の開始は、明日です。)
お昼にひとつ会議があります。昨日撮ってきた写真をアップします。体育館とテニスコートの様子です。
今日は、午前中に1つと夕方(5時から)1つ会議があります。二つの会議の間に、研究室の片づけをしました。全部片づいたとはとても言えませんが、机の上に直に乗っていた書類の山だけは片づけました。これで何とか、研究室で授業ができる状態になったと言えるでしょう。
3時過ぎに体育館を見学してきました。私の見るところ、ほとんど完成しています。その隣のテニスコートもまだネットは張ってありませんでしたが、地面はだいたいできている感じでした。写真は追ってまた。
夜半に雨が降ったようです。朝ゴミを出しにでると地面がぬれていました。『論座』2001年5月号の特集「石原慎太郎研究」を読みました。私にはとくに青木保さんの「新宗教と共鳴する作品と言動」が面白かった。
ともあれ、かたや森首相、かたや石原都知事という対比が出来上がったとき、石原さんにひかれるのはよくわかります。(森さんの次の候補として名前が挙がっている方々と比較してもそうでしょう。)
『論座』では他に、坪内祐三「雑読系(23)」が面白かった。リニューアルした池袋のジュンク堂から話をふって、伝説的編集者久保覚について書いたエッセイです。そう言えば、大学が近所(30分だと本当に近所という感覚になります)に引っ越してからは一度も池袋まで行っていません。新宿で山手線に乗り換えるのが面倒で、結局、新宿で用事を済ませてしまいます。(本屋さんとしての紀伊国屋さんは実はあまり使いやすくないのですが、しかしなんと言っても場所が便利です。)4月1日にアマゾンに注文した、Paul Israel, Edison: A Life of Invention New York,1998 ( Paperback; $15.16)が本日到着しました。1週間での到着で在庫のある場合の対応は本当にはやい。まだ中身を見ていませんが、どうもこれがエジソン伝の決定版のようです。名和さんは、何でも書いてある、と評しておられました。
授業の準備を本格的にスタートしました。木曜日に配布する資料を1点作成しました。それから、ゼミに関係する文献を紀伊国屋で買ってきました。次の通りです。
*山内一也
『キラーウイルス感染症』ふたばらいふ新書(双葉社)、2001
*山内一也
『エマージングウイルス』河出書房新社、1997
*ローリー・ギャレット
『カミング・プレイグ:迫りくる病原体の恐怖』上下2巻、山内一也監訳、野中浩一・大西正夫訳、河出書房新社、2000
*調麻佐志・川崎勝編著
『科学技術時代への処方箋』北樹出版、1977
*スティーブ・フラー
『科学が問われている』小林傳司・調麻佐志・川崎勝・平川秀幸訳、産業図書、2000
*武田邦彦
『リサイクル幻想』文春新書、2000
*H.W.ルイス
『科学技術のリスク』宮永一郎訳、昭和堂、1997
そう言えば、先週末から明らかに新入生という子どもたちと親の姿が目につきました。いろんな新入生にとっては、明日から本格的な授業が始まるのでしょう。大学も本当に新鮮な気持ちで新学期を迎えることができれば、と思います。
眼鏡を更新するために、青山に行って来ました。帰り、表参道からラフォーレ原宿まで歩きましたが、人の多さにびっくりしました。暖かくて天気が良く、連休中のような人波になったようです。最強の検索サイトGoogleで、ヤフーJpn と Google が提携したという記事を読み、ヤフーの側から検索をかけてみました。ヤフーにキーワードが用意されていない場合、Google の検索結果をヤフーに出すという仕組みのようで、実際に学術的用途にもヤフーがずいぶん使えるものになっていました。(そんなに多くのキーワードを入れたわけではないのですが、間違いなくヤフーはずいぶん使えるサイトになっています。)
→BHの平井さんが、このことを確認してくれています。
今日は、暖かくなるようです。4月4日の低温にはびっくりしました。午前中に大学に行って来ました。野川公園や周辺地域の桜はまだ散っていませんでした。新キャンパスの体育館は外から見る限りほぼ完成したようです。運動場の整地もほぼ進んだようです。その様子をデジカメに取りました。
また、事務棟の建つ空間でも測地作業がはじまっていました。
午後1時半過ぎに無事に帰ってきました。日が暮れないうちに、旅行中にたまっていた仕事をこなしました。いよいよ新学期の準備にとりかかる必要があります。旅行はいい気分転換になりました。
今日からしばらくの間、旅に出ます。5日のお昼過ぎには帰ってきます。その間、このページの更新はお休みします。たまにはパソコンのない生活も、と思っています。エジソンについて日本人による日本語の研究を調べてみました。子供向けの伝記を含め、伝記はかなり本として出版されていますが、本格的な科学・技術史の論文は、非常に少ないことがわかりました。現在東大先端研におられる私の先輩橋本さんの論文だけがひとまず引っかかりました。
橋本毅彦「T.A.エジソン:発明と経営の間で」岡田節人他編『岩波講座:科学/技術と人間 別巻:新しい科学/技術を拓いたひとびと』岩波書店、1999所収
(これは、エジソンの仕事が非常に的確に整理・分析されており有用です。)
私は授業で学生諸君に「知っている科学者の名前を(ぱっと思いつくままに)あげて下さい」という質問をよくしていますが、たぶん、エジソンという回答が一番多かった印象があります。もちろん、エジソンは、厳密には科学者ではなく技術者ですが、そのエジソンについて研究している日本人科学技術史家がほぼゼロに近いというのは、結構驚きです。しかし、こういうことは、ままあり得ます。最も有名な科学者にニュートンがいますが、日本人でニュートン研究者という方を私は知りません。私も1点だけニュートンについての論文は書いていますが、ニュートン研究者ではありません。私が「○○研究者」と呼ぶのは、その人物についての研究論文・研究書を全部とは言わないまでも一定期間一定割合フォローし続けている方です。
ということは、修士論文または博士論文でエジソンに本格的に取り組み、今かなり整ってきた1次資料と2次資料を読みこなし、まとまった像 (picture )を描くことができれば日本ではすぐに第1人者になれるということです。
名和小太郎『起業家エジソン』(朝日新聞社、2001)を読み終わりました。「およそ『エジソン伝』というものは面白く書けている。そもそもエジソンという人物が面白いためであろう。」と著者は、258頁で記していますが、その通りです。自身現場の技術者であった名和さんは、その点にこだわって(着目して)この伝記を書かれていますが、専門の科学史家にはなかなか書けない面白い観点が多く出されています。
ごく一部、名和さんが紹介されているエピソードを紹介しましょう。1905年エジソンは2台の蒸気自動車を購入するが、それに「騒音号」と「災難号」という名前を付けている。(このときエジソンは電気自動車の開発に入れあげていて、経済的にも技術的にも非常に苦しい時期であった。)この何とも言えないユーモア。エジソンは成功もしたが失敗も多かった技術者&経営者だが、エジソンを憎めない存在にしたのはこのある意味では非常に俗っぽいユーモアであった、と言ってよいだろう。
章立てを記しておきましょう。
序章 エジソンの舞台 1.万国博覧会 2.特許制度
第1章 大化け 電信・電話の技術開発 1.電信の成熟期に 2.電話の草創期に
第2章 狂騒 蓄音機の開発
第3章 再び大化け 電力システムの開発 1.エジソンまで 2.ブレイクスルー 3.システム化
第4章 最初の挫折 電力システムの事業化 1.直流・交流論争 2.実用主義的化学観
第5章 再び狂騒 映画の開発 1.エジソンまで 2.エジソン参入
第6章 独善あるいは独創 選鉱の事業化
第7章 悪のり 映画の事業化
第8章 孤立 蓄音機の事業化
第9章 再び孤立 蓄電池の事業化 1.戻ってきたマッカー 2.晩年までマッカー
終章 エジソンの閃きと汗
ついでにインターネットでエジソンを調べてみました。さすがにアメリカのサイトが充実しています。次の2つのサイトからほぼ必要な情報は得られるようです。
Thomas Alva Edison
Thomas A. Edison Papers
日本語のエジソンサイト
この日本語サイトはエジソン展のなごりです。ここから、現在のNEC と東芝が工部大学校(現在東大工学部)を卒業後、エジソンのところで働いた人物(岩垂邦彦と藤岡市助)によることがわかります。
(エジソンについてはもう少し調べてみます。)
とうとう3月の最終日になりました。杉花粉症がほとんど風邪と同じ症状になってしまいました。とほほ、です。夜から降っていた雨が午前中に雪に変わりました。明日4月だと思えないぐらいの寒さです。久しぶりにテレビで、Jリーグの試合を2試合見ました。(アントラーズ対セレッソ、レッズ対アビスパ)。
3.28に記した山内一也(東大名誉教授)さんの「連続講座 人獣共通感染症」をプリントアウトして読んでいます。非常に勉強になります。「 人獣共通感染症」という言葉になじみがないかもしれませんが、ウィルス感染症全般を扱っていて、口蹄疫、牛海綿状脳症(BSE)、エボラウィルス、ハンタウィルス等有名なウィルス感染の状況がわかります。身近でも院内感染で結核にかかったという話を聞きますし、世界的な公衆衛生の再構築が求められているようです。
郵便を取るために、大学に行って来ました。うちを8時過ぎに出て、10時には帰ってきました。大学のキャンパスにもけっこう桜が咲いていました。そめいよしのではないような感じでしたが、それでも大木で咲いていました。近所の野川公園は桜の名所と言うことですが、この週末で散ってしまうかも知れません。曇りだったのであまりよく映っていませんが、桜の様子をアップしておきます。骨組みがほぼできつつあるAA研の建物もよくわかります。昨夜も花粉症で鼻がつまって2度目覚めました。なかなか苦しいものです。
アクセス・カウンターが11111を通過しました。
書評のために、名和小太郎(なわ・こたろう)『起業家エジソン』(朝日新聞社、2001)を読んでいます。大変面白い書物です。読み終えたら、しっかりした紹介文を書くつもりです。
2週間ほど前に、ウルフルズの「明日があるさ(ジョージアで行きましょう編)」というCDを買ってきました。歌詞カードを見ると、驚いたことに、作詞は前東京都知事の青島幸男氏で、作曲は中村八大氏です。昨日か、一昨日の朝日新聞にその青島さんのエッセイが出ていましたが、自分が作詞者だと明記されていませんでした。そういうこところが青島さんのよいところでもあり、弱い点でもあると思います。青島さんでは、子どもの頃テレビで見た「いじわるばあさん」がもっとも印象に残っています。あれはおもしろかったな!杉花粉症で鼻が詰まり、5時半に目覚めてしまいました。最近私は早起きですが、これはさすがに早すぎです。お昼前にいちどお昼寝することになると思います。ウェブで見ても、杉花粉症は猛威を振るっていると言ってよいようです。ヨーロッパでは口蹄疫が相当ひどいことになっているようです。この件については3月16日に『中央公論』に出たレヴィストロースの記事を紹介していますが、一度きちんと調べてみようと思っています。
→北大科学史MLで知った情報(2001.3.28)ですが、山内一也(東大)名誉教授による「連続講座 人獣共通感染症」が非常に有益な知見を与えてくれます。(3.29) →ところで、分かりづらい名称ですが、狂牛病というのはかなりミスリーディングな俗称であり、正確には牛海綿状脳症(BSE)というようです。信じがたいことですが、後4日で3月が終了してしまいます。4月になると、新入生がキャンパスにやってきます。西ヶ原の古いキャンパスを知らない世代がはじまります。
昨夜は杉花粉症がかなりつらかった。両方の鼻が詰まり、目が相当痒かった。いつ症状が強まるのか、予測があまりできません。日中はそれほど強い症状は出ないのですが、寝ているとき苦しくなることが私の場合多いです。1説によれば4分の1の罹患率なんだそうで、この時期どこでもマスクが目立ちます。11111が近づいています。おそらく一両日中だと思われます。11111アクセス記念プレゼントに関してはこの日記のページの2月27日をご覧下さい。
西荻のメインストリートの3番目のゲームセンターが閉店になったことは、前に、記しました。その代わりというわけでもないのでしょうが、ずっと閉まったままだったパチンコ店が昨日ゲームセンターへ衣替えをする作業をしていました。様子からすると、4月頭には完成すると思われます。UFOキャッチャーも結構おかれるようです。もと「移転情報整理」のページを、「外大新キャンパス情報」として刷新し、移転後の新キャンパスならびに周辺地域(特に東京スタジアム)の整備情報をまとめておきます。
昨日は、東京スタジアムの見学を兼ねて、そこで行われている大フリー・マーケットを見てこようと思っていたのですが、雨が降ったのであきらめました。ですが、春休み中に一度自分の目で見てきます。
サッカー日本vsフランス親善試合は、5対ゼロでフランスの勝ちです。実力差が出た、と思います。昨日、青山に出かけたときに、久しぶりに紀伊国屋さんに寄ってみました。混んでいてびっくりしました。パンだけ買って帰ってきました。→さすがになかなか美味しいパンでした。
今日は、化学史学会の理事会と編集委員会で青山に出かけます。
サッカー日本vsフランス親善試合のライブ中継がどこかの局であるかとおもって調べましたが、どこも7時半放映でした。唯一インターネットでライブがありましたが、ウィンドーズのみの対応。仕方がないので、明日7時半からのを見ることにします。
春になりました。部屋の中でもほとんど暖房を必要としなくなりました。近所の桃畑で一本だけ桃の花が咲いていました。東京では梅の花が散っています。
用事があって、渋谷に行きました。その後、代々木公園に行きましたが、1本だけ桜が咲いていました。帰ってくると近所でも1本桜がほぼ満開状態でした。気象庁は、本日東京でも桜の開花宣言をしたようです。Amazon.comで"History of Chemistry" と入れて検索してみました。320冊がヒットしました。ずっと見ていくと、同じ本が何度か出てきたので320は、実数ではありませんが、私の知らない概説書が結構ありました。近刊も入っており、たまにこういう大きな枠で検索をかけて、ずっと見ると意外な出版物に気がつきます。(320のうち、何冊かは明らかに手元に置いておくべきものでした。)
西武多摩川線の駅名変更については次のページに詳しい説明があります。
西武多摩川線の駅名変更
新駅名 after 2001.3.28
「多磨」(現・多磨墓地前)
「白糸台」(現・北多磨)
もう少しで、もう少しで、春休みです。新学期がはじまるまでに、いろいろ片づけておきたいことや準備しておきたいことが山積みです。本日お昼過ぎの会議で、私の本年度の会議スケジュールは終了しました。ほっとしました。(本日の会議の司会者は実に名司会者で、てきぱきと会議が進行し非常に助かります。)
今日は、本年度最後の教授会があります。これでやっと終わりと言いたいところですが、もう少し会議が残っています。やれやれ。
→いろんな会議が終わって、定年退官される方の送別会が始まったのが8時半。会場が9時半までと言うことで、何と1時間の送別会でした。明日もうひとつ会議があって、私はとりあえずそれで本年度は最後の会議です。大学なのに、まるで、小学校のようなスケジュールです。
腰痛はひどくはなっていませんが、収まってもいません。でもまあ前よりは少し楽になりました。と思ったら、花粉症が悪化してきました。夜寝ているときに鼻が詰まり、息ができなくなく時間帯があります。これは苦しい。
科学史の部屋の更新を再開しています。科学史の部屋にパラドクスの部屋と分室として追加しました。
この部屋は、どう考えても日記の部屋なので、名称も「ニュースの部屋」から「日記の部屋」に変更しました。名前を実態にあわせたわけです。
PC倶楽部 (編) 『インターネット読む・学ぶ・調べる―文学・歴史・思想・芸術』 (毎日ムック、毎日新聞社、2001.3.1、\1600)をやっと近所の本屋さんで見つけて買ってきました。西荻駅前の本屋さんですが、たぶん、私の持っている本の総数よりもおいてある本の数が少ない小さな本屋さんなので、あるかどうかわからなかったのですが、1冊コンピュータ雑誌の棚にあるのを見つけ、最新号の『中央公論』(あのレヴィストロースが「狂牛病の教訓―人類が抱える肉食という病理」という非常に面白い論考を載せています)とともに買って帰り、すぐにざっと読み通しました。
役に立つ情報はかなりあり、1600円の価値はあります。ただし、不満もあります。この種の情報本としては、このムックにも2つ有益なエッセイを寄せている二木麻里さんによる『調査のためのインターネット』(ちくま新書,1996)『思考のためのインターネット』(ちくま新書,1999)があり、新書形式の方が長期的に使うには便利だという点がその1(ムックは本棚に置くときに結構困る)。その2は、編集をしたPC倶楽部がどういう集団であり、このムックがどういう仕方で編集されたかという情報が(前書きの形でも、編集後記の形でも)全くないという点。不満の第3点は、エッセイを書いている方が有名人ばかりで、新鮮味がなかったことです。そのうち、何名かは明らかにずれていました。
ただし、本当に有用な情報は結構あり、買う価値は十分あります。
一例だけあげておきましょう。
フランスの有名は『百科全書』がCD-ROMとして発売されたことはこのページでも触れましたが、シカゴ大学にその『百科全書』を検索することができるサイトができていました。Encyclopedieです。 →実際に見てみると、現在使えるのは第1巻だけです。ですが、最終的に全て使えるようにする計画ということです。
その他有用なサイト情報は、ブックマークの欄に反映していきます。
12日(月曜日)の入試からはじまった怒濤の1週間がやっと終わりました。腰痛はぼちぼちです。(激痛はなくなりましたが、痛みは残っています。)3月10日(土曜日)15時から、京王バスが「飛田給駅〜東京スタジアム〜東京外国語大学〜多磨墓地前駅〜飛田給駅」という循環バスの運行を開始しました。運賃は、前線200円均一(小児半額)で、1周約20分の路程です。
詳しいルートは、「飛田給駅〜東京スタジアム南〜東京スタジアム入り口〜調布福祉園〜府中養護学校〜東京外国語大学裏門〜武蔵野の森公園〜多磨墓地前駅〜東京外国語大学前〜朝日町〜白糸台〜飛田給駅」です。
多磨墓地前駅の時刻表を示しておきます。
6時 42 58 7時 09 21 34 45 55 8時 05 15 25 35 45 55 9時 05 15 25 39 50 10時 05 25 45 11時 05 25 45 12時 05 25 45 13時 05 25 45 14時 05 25 45 15時 05 25 45 16時 05 25 45 17時 05 25 45 18時 05 25 45 19時 05 25 45 20時 05 25 45 21時 05 25 45 22時 05 25 ちなみに、東京外国語大学前は+1(分)、朝日町は+3(分)、飛田給北口が -9(分)です。
腰痛がきちんと収まるまで、いろいろ予定していた作業の進行をかなり遅らせています。このページの更新作業も、ぼちぼち(ポコアポコ)です。
他の場所にも記しましたが、『総合文化研究』の最新号(第4号、2000年度、2001.3.25発行)は、エーコやクンデラの原稿を載せることができたというだけではなく、本当に面白いものとなりました。ついでに『総合文化研究』のバックナンバーの目次も掲げておきます。
『総合文化研究』第3号(1999年度)
『総合文化研究』第2号(1998年度)
『総合文化研究』第1号(1997年度)
腰痛のせいで、折に触れからだの各所がちょっとずつ痛くなります。どうしも腰をかばった動きをするので、別の箇所に負担が行くようです。
朝一番で近所の整骨院に行って来ました。1時間近くからだの中心線に沿ってマッサージをしてくれました。背中、腰、お尻の数カ所がすごく凝っていると言うことで、その凝っている場所のマッサージは相当痛かったのですが、まずはこれで大丈夫だろうということでした。何日か様子を見ないといけませんが、くしゃみをすると激痛、と言う事態は収まったので、一安心です。
なんやかや言っている余裕がなくなったので、近所の医者に行ってみます。腰痛はほんとあたたたた、です。寝返りを打つのも結構しんどいとは。
近所の医者に電話すると、空いている時間は教授会とぶつかるので、明日の朝一番に診てもらうことにしました。
大学の業務で一日中、座っての仕事でした。ハックションとくしゃみをしたら、腰の痛みが爆発し、少し横になった後、半分立ったまま作業を継続しました。くしゃみが一番辛い痛みを誘発するとは、予想していませんでした。
あたたたたー。腰が不良債権化しそうです。1週間ぐらい前から痛くなっていたのですが、今日は本格的に痛く、長く、同じ姿勢で座っていられません。かと言って、ずっと立っているわけにもいかず、かばいながら作業しています。早く医者に行かなくては!
日本国には明らかに多くの場所に不良債権がたまっています。首相からしてそうですが、大学の中にも不良債権は存在します。
私個人の不良債権としては、発注されて本ももらったのに手を着けていない書評が2点存在します。両方ともにオリジナルの英語の本はノートを取ってちゃんと読んでいるので、何となく翻訳を読む気がしないのが理由ですが、やりますと引き受けた以上は私に起因する不良債権です。今年度の早いうちに処理したいと思っています。明日からはまた入試関係の仕事が続きます。
杉花粉症が進行しています。鼻にはそれほど来ていなかったのですが、鼻づまりと鼻水の襲撃にあっています。昨夜も9時半に寝てしまいました。今日はJリーグの開幕戦。FC東京とヴェルディ1969との東京ダービーだけテレビではじめから終わりまで見ました。アマラオのうまさが目立ちましたが、まわりのサポートが途中から弱くなりました。結果はロペスの延長VゴールでFC東京の勝利でしたが、ツットのスピードが懐かしい。NHKBS午後9時からの番組で、浦和レッドに移籍したツットのプレーを見ましたが、(試合は負けたとはいえ)さすがでした。ツットのスピードと突破力は見ていて本当に気持ちがよい。
けっこう花粉症がつらくなってきました。目が痒いと言うより痛くなってきました。やばいぞ、これは! 昨夜は、つかれたせいか9時に寝てしまいました。本日の朝日新聞の夕刊に検索サイト Googleの記事が出ていました。10の100乗を意味する言葉だとありました。英和辞書をひいてみると、googol なら確かに、10の100乗です。googleのスペルでは、喉仏と(クリケットの)グーグリの2つが上がっていました。アメリカ人らしいジョークで、10の100乗もかけているのだと思いますが、スペルもサイトアドレスも記されていない記事で、かなり不親切で、ミスリーディングだと思います。
思いついて、Googleで "グーグル"と入力してみました。もちろん、トップはグーグル自身ですが、2位に次の記事が出ていました。グーグルで失われたサイトを復元(グーグルのキャッシュを利用)このために、グーグルでは、数テラバイトのディスクスペースを使っているのだそうです。数テラバイトはすごい!
3位には、グーグルの応用的(advanced )使い方が出ていました。大変有用な情報です。
なお、日本語グーグルのスタートは、去年の9月だと言うことも判明しました。
2000年度外大授業「総合科目III 科学技術と社会」の答案についてコメントします。優秀答案は、武渕史(1年)、堀陽一(1年)、表具真也(4年)、赤塚紀彦(4年)、庄子ひとみ(4年)、森島久雄(4年)でした。個々の答案へのコメントは、授業の部屋に掲載しています。ここでは概評のみを記します。
今回の答案に、最優秀答案(100点)を付けたものはありませんでした。ちょっと残念です。また、私の授業内容を本当にしっかり理解して、鮮やかにまとめた答案がとても少なくなっているのも残念なことでした。人の話をしっかり聞くこと、他者の議論を自分の頭で再整理して示すことは、人間の知性の働きや能力として非常に重要なことだと言えるでしょう。その訓練が総じて弱くなってきているように見受けられます。
今日はほぼ晴れていましたが、風が非常に強く、外出すると杉花粉症が強まりました。ずいぶん目が痒くなりました。部屋に帰ってくるとまずまずのレベルまで収まりますが、大変な方はたぶん本当に大変な一日だったのではないでしょうか?大学から過去全ての業績について、200字以内の概要を付した業績一覧を提出せよとの指示がありました。200字なんてたいしたことがないと高を括っていたのですが、いざ実際に概要を書き始めるとけっこう時間も手間もかかります。研究業績といってどの範囲までを書けということか不明だったので、とりあえず論文と論文に準ずる論考の業績一覧を作成しましたが、400字詰め原稿用紙換算で8枚になり、思ったより大変でした。
本日も晴れていて、割と暖かい。近所の建築ブームはまだ去りません。いろんなところで立て替え、リフォーム、新規建築工事をやっています。どうしてこの時期に集中しているのか理由を知りたいと思います。昨日、西武多摩川線に乗っていたら、多磨墓地前駅の名称が4月から変わるという車内放送がありました。確か、「多磨駅」に変わると言っていたと思います。確認して、もう一度お知らせしますが、まず間違いないでしょう。(もうひとつ駅名が変わる駅があるようですが、覚えていません。)
ずっと凍結されていた都市計画道路も凍結解除に向かうかも知れません。多磨墓地前駅東口(外大方面)の空き地の整備は、最近かなり進んでおり、キャンパスの入り口に昨日やっと信号が整備されていました。朝日通りと都市計画道路の交差するところに数カ所信号が設置されています。近々、画像をとってお見せできると思います。都市計画道路を挟んで北側は、都市整備用地となっていて、旧関東村の建物(つまり、米軍の宿舎)がいくつか残っています。写真を撮るなら、今のうちでしょう。
外大キャンパスの東側は、北から「武蔵野の森公園」「朝日サッカー場」「府中市スポーツ施設」「東京スタジアム」というふうに続いています。すでに「武蔵野の森公園」の北側の一部は、開放されているのだそうです。全然知りませんでした。この東側の並びは、たまっている仕事をこなしたら、実際に見てきて、レポートしたいと思います。(本当は3月10日のJリーグのオープニング戦FC東京対ヴェルディ1969の対戦は、東京スタジアムに行って見たいのですが、たぶん、無理でしょう。)
今朝は昨日とはうってかわって良い天気です。朝7時現在、雲一つない快晴です。3月は、平均して3日に1日雨が降るんだそうですが、雨の後の晴れ間は春らしい明るさで輝いています。
今日は、3月に3回ある教授会の最初の教授会があります。ついでに、書類の整理等事務的な用事を済ませてこようと思います。
定刻3時開始の教授会は、5時半に終了しました。いつもこのようだとありがたいのですが。今日は、風が非常に強く、教授会終了後研究室に戻ってみると、西の空に富士山の姿がくっきりと見えました。最近は、デジカメを持ち歩いていないので、撮影は出来ませんでしたが、本当に鮮やかな姿を見せていました。
天気予報によれば、今日は日本全国春の嵐で、南方から湿った空気が日本列島に吹き込んでずいぶん雨が降るようです。東京朝6時現在、しかし、湿っていて暖かいという以外に、まだその様子がありません。
→雨は10時ぐらいから降ってきました。天気予報とは違って普通の雨降りで、2時ぐらいには上がりました。雨が上がった後は、ずいぶん暖かくなりました。なるほど、南から暖かい空気を連れてきたのだと納得できます。今年のはじめ、スピノザ協会で行った講演「ボイルとスピノザ―ポプキンの仕事を下敷きに―」の要旨(と言って、原稿用紙換算23枚になりますが)が『スピノザ協会会報』第35号(2001.3.3)に出ました。この発表は、発表者である私にとって非常に有意義なものでした。いろんな刺激を与えてくれました。ずっときちんと調べようと思って、ちゃんと手を着けないでいたリサーチをちゃんとやるきっかけとなってくれました。成果の一部は、このページでも公表していきます。
今朝は、6時に起きました。ですが、さすがに眠く、もう一度寝ました。あ、そういえば今日は雛祭りでした。節句のすべてに言えることですが、こういう季節のお祭りごとは旧暦で行った方がよいように思います。旧暦だと、雛祭りの時には、桃の花が咲いています。五月晴れは、梅雨の合間の晴れ間と言うことがはっきりします。新暦は、季節的には新年のはじめからしてあまり意味がありません。多くの文化において新年は、普通は、冬から春への変わり目に設定されていました。太陽の動きにあわせるのであれば、それは、春分の日がちょうどよいでしょう。実際、ヨーロッパの旧暦(ユリウス・カエサルに由来するユリウス暦)では、ほぼ春分の日が1年の始まりにあたっていました。(そもそも January に1月の意味はありません。ヤヌスの月の意味です。他の月名もすべて同様です。地球のもっとも基本的なリズムは、太陽と月の動きで形成されています。もちろん、季節はそれに応じて動きます。暦も本当は、太陽と月の動きにあわせたものがふさわしい。現在の太陽暦は、太陽暦と言いつつ、めちゃくちゃです。)
朝目覚めると、雪でした。ずっと降り続いていた雨が昨夜のうちに、雪に変わった模様です。雪といっても、道路に落ちるとすぐとける雪で、車の上には少しつもっていましたが、積雪は0センチでした。最近は、11時前には就寝し、7時前に起きています。
→雪・雨は朝早いうちに上がり、晴れてきました。晴れたはいいのですが、風が強く吹いています。今日も朝から昨日の作業の続きをしています。お昼までで、終了の形が見えてきたように思います。
→整理したファイルをワーキング・グループの仲間に送っています。下り(ダウンロード)と登り(アップロード)では、速度に相当の差があります。下の600超Kのファイルでは、登りに10秒程度、下りに数秒かかりました。一昔前だと、600Kのファイルを送るのは迷惑以外の何ものでもなかったと思いますが、私の部屋で数秒ですから、フロッピーはいよいよ out of date な存在になったと言えるでしょう。ただし、他の方とのデータの受け渡しには、まだフロッピーは欠かせません。同僚の先生方にはワープロ専用機を使われている方もいて、これは当分仕方がないようです。
そういえば、最近私は、(以前はいつも持ち歩いていた)MO もほとんど使っていません。ファイルのバックアップは、無料で利用できるサーバースペースは多くあるので、そういう場所を利用するのが一番便利だと思います。
今日は一日中、自宅の机に向かい、大学の委員会の仕事をしていました。アンケートの整理・分析作業ですが、アンケートの回答をひとつのファイルにまとめると、645kになりました。純粋のテキストファイルで、この大きさのファイルは普段はあまり接することのないものです。昨夜から、雨です。久しぶりの普通の雨です。結構朝方は気温も高く、いつもは朝一番に入れる暖房も今日はつけないままです。→日中気温が全く上がらず、夕方からいつも通り暖房を入れました。本格的な春、まだ遠し。
2月はあっと言う間に終わってしまいました。昨日は、春一番が吹いたのだそうです。