いつも通り、ちびが騒いで朝5時。(こちらはもう少し眠かったのですが、ちびは僕の顔を見ると遊んでもらえると分かるのか、にこっとするので、これは仕方ありません。)朝、郵便を出しに外出したとき、銀行をのぞくと、すごい人が並んでいました。そういえば、今日は4月の30日です。でも、地元にある銀行で、人があれだけ並んでいるのを見たことがありません。みずほは、今回は大丈夫なのでしょうか?
もう少し寝ていたかったのですが、ちびが運動しているので、今朝も5時。→ちびはやはり1時間程度で眠くなりました。私もあわせて一寝入り。5時の時点ではまだかなり肌寒く感じたのですが、次8時半に起きると日差しもあり、かなり気温が上がっていました。今日は、晴れたよい気候になるようです。夕方にはキリンカップがあるので、朝から昼にかけて、ちびを外に連れていってやります。
井の頭公園の動物園に連れていってやりました。意外なことに、今日は動物園の無料開放の日でした。ちびをつれた家族でいっぱいでした。うちのちびは、人が多すぎると緊張してうまく遊べなくなるので、一周してご飯をたべて早々に帰ってきました。キリンカップは、1対ゼロで日本がスロバキアに勝ちました。勝利は大切ですが、あまり面白い試合ではありませんでした。危ない場面は少しありましたが、でも全体としてスロバキアが日本を脅かすという雰囲気ではなく、緊張感が欠けたせいではないかと思います。
今朝は、5時。昨日の編集委員会でいっぱい宿題をもらってきたので、それの処理にかかります。(ちびはまだ寝ています。)
宿題(査読結果の通知、ならびに雑誌の表の作成)は、ほぼ丸一日かかりましたが、何とかこなしました。後は、事務局長と編集長の原稿を待つだけです。連休ですし、天気も良いので、3時過ぎに家族揃って吉祥寺まで出かけ、夕ご飯だけ食べて帰ってきました。夕ご飯と言っても、4時過ぎに駅前のラーメン屋さんでラーメンと餃子のセットをみんなで食べたというものです。どうもうえのちびが調子悪いようなのですぐに帰ってきました。うえのちびは帰ってきて少しぐずった後、2度目の昼寝。起きた後も、疲れて帰ってきたときの私のようにダラーとしてあまり動こうとしません。もしやと思い、額に手を当ててみると、37度前後の微熱があります。何のせいか、正確にはわかりませんが、風邪気味の症状です。妻によれば、この数日、夕方になるとぐずっていたようですが、ずっと体調が良くなかったのかも知れません。
今朝は変わって7時。このぐらいだと楽です。
学会の理事会・編集委員会は、午後1時半から青山であります。今日は割と天気も良いようですし、表参道には多くの方が集まっているのでないでしょうか。都会に出るのは久しぶりでした。まず、紀伊国屋さんによって、パンと菓子を買いました。次に、青山ブックセンターに赴き、次の2冊の本を買いました。
金森修+中島秀人編『科学論の現在』勁草書房、2002
『アソシエ』2002.N.9 、特集:資本主義に組み込まれる生と死、お茶の水書房
学会の理事会・編集委員会は、議題が多く、予想通り、6時ぐらいまでかかりました。結構疲れました。他のメンバーは夕食会に残りましたが、私はうえのちびの状態がいまいちなので、すぐに帰りました。
今朝も、ちびがわーわー遊んでいるので5時半。疲れがたまっているので、もう少しやすんでいたかったのですが仕方ありません。→一昨日、昨日と同じく、1時間遊んでまた寝ました。今日は蓄積した疲れで目の後方の頭が痛かったので、私もいっしょに再度寝ました。
寒い。これまでが暖かすぎたのですが、暖かさに慣れた体には、今日の気温はかなり寒く感じます。冬物はもう片づけてしまったので、部屋のなかでもジャケットを着ています。明日は、学会の理事会・編集委員会の日です。ちょうど次号の残り3分の1ほどのゲラが届いたので、ゲラの校正を行い、編集委員会の準備をしたら、およそ半日かかりました。
ちびが起きてわーわー言っているので、やはり5時半。→昨日と同じく、1時間でまた寝ました。いずれにせよ、リズムが固まるとこちらは対応しやすくなります。遅くなりましたが、2002年度総合科目II「表象文化とグローバリゼーション―その過去と現在」のシラバスをアップしました。初回の授業のときにお話ししましたが、これは、1996年以来行ってきた「20世紀表象文化の世界」の最終バージョンです。この形では一応今年で終了します。(来年度に向けては新しい形を検討中です。)
今朝は、ちびが朝の運動会を挙行していたので、5時半。→ちびは、1時間で再び寝ました。今日の委員会に提出する私の宿題は、半分は何とか出来た感じです。今日のところはたぶんこれで良いかと思います。(宿題は、 NIADに関するもの。これに関わっている大学教師は、みんな頭を抱えながら作文していると思います。)最後の会合は、会食会。その前の会議が終わってから時間があったので、一度自宅に帰って一休みしてから、吉祥寺の会場に出かけました。場所が分かりづらく、ばらばらに出向いた全員が迷ったようです。
ちびといっしょに6時起床。お腹はほぼ回復。したのちびを膝に乗せたまま、こうしてパソコンに向かっています。したのちびは、寝返りが出きるようになってから、手と指の動きが活発化し、今ではものをつかむのがずいぶんうまくなっています。右手から左手への受け渡しも結構上手に行います。起きて機嫌が良いあいだは、目の前にあるものをつかんで遊んでいます。今日の様子を見ると、妻はだいたいは回復したようで一安心です。明日は、委員会や会合があわせて、5つあります。そのひとつでかなりの量の宿題があり、今日の残りの時間はそれにかかりきりになる必要があります。
今朝はちびとともに6時。妻の風邪が直ってくれているといいのですが。
妻はともかく起きられるようになったので、したのちびを寝かしつけてから、大学へ。授業は普通にやって、授業終了後急いでうちに帰りました。妻はダウンはしていませんでしたが、エネルギー切れの顔をしていました。薄手の半袖を着て、お腹が冷えたせいか、夕食後お腹が痛くなり、早めに風呂に入り、9時過ぎには就寝しました。
ちびが朝騒いだので、今朝は6時半。仕方がないので1〜2時間遊んでやろうと思い、リビングにつれていくと、5分もたたないうちに再び騒ぎはじめ、だっこしてやると1分で寝てしまいました。いつもこのように寝付いてくれると本当にありがたいのですが。昼食後、妻が再びダウンして寝込む。症状からすると、風邪のようです。二人のちびの面倒を同時に見るのは、結構大変です。二人をお風呂に入れて、休む頃には普段はあまり感じない体の疲れを感じました。→ということで、いろんな仕事が少し遅れますが、ご勘弁を。
昨日疲れたため、今日は、7時半。ちびも7時半で、ちょうどよし。
昨日の疲れのせいで、家族全員12時前に昼寝。私だけ30分で起きて、昨日出来なかった仕事をこなしています。ビデオにとっていた日本対コスタリカ戦をやっと見ることができました。まずまずよかったと思います。とくに前半コスタリカが本気で試合に臨んでくれたのがよかったと思います。後半の後半の明神の得点はラッキーで入ったものですが、左サイドから何度も形を作っていて、あの形からは得点シーンが期待できると思います。その後の失点シーンは日本の弱点を明視化してくれました。
今朝も6時半。結局、そういうリズムになったようです。朝の10時前から1時間ぐらい、NHKの方が見えて、お話をしました。ちびは、お土産にもらったヤンチャルモンチャのぬいぐるみ2体がすごき気に入ったようです。話は、錬金術と元素転換に関するものです。
3時過ぎに、妻がどうも食あたり(と私は思いましたが、正確には不明)でダウンしてしまいました。2時間くらいの間は上のちびは、とても賢くしていましたが、まだ2歳2ヶ月、そんなに長くもつわけもなく、したのちびはだっこし、うえのちびの遊びにつきあってやりました。
したのちびは、夕方から就寝までがいちばん難しい時間帯で、眠くてぐずるので、だっこしてやると寝入る、でも布団においたとたん、目が覚めて泣き始める、というのを繰り返すことが多い。そうするとかまってもらえないうえのちびもぐずる、という悪循環にはまります。したのちびは、お風呂に入れてやると、機嫌がよくなり、風呂上がりにミルクを飲んで寝るので、まあ、それまでの辛抱かと思い、対応しています。両方が寝付くまでひとりで相手してやるのは、相当に疲れました。→親として、最も重要なことは、ともかく元気で健康でいることだと痛感します。3つ子や4つ子のお母さんが病気になった場合は想像するだに大変かと思います。
今朝は、昨日より1時間遅れて6時半。やはり風邪気味のちびが起きてわーわーいっていたせいです。授業は第2週目に入ります。先週は、紹介だけの授業でしたので、本格的には今日が開始日です。
3限の講義の授業ですが、AV卓の鍵(マイクを使うための鍵)の保管場所があまりに遠くなったため、マイクなしで行うこととしました。ちゃんと発声すれば、200人規模の教室までは声は通るはずです。ただし、まるで秘密のことを話すように、たまに声をひそめてぼそぼそというのはできなくなりました。
今朝は5時半。花粉症がわずかに残っていて、まだ就寝中に鼻がつまることがあるせいです。教授会の日。教授会の行われる部屋は、出来たばかりの事務棟の2階です。私は場所もあまりきちんと知りませんでしたが、よく知っている方について行きました。昔の教授会室より狭く、正方形に近い形になっていました。大いなる混乱が予想されていましたが、当事者が自重して、大きな混乱はありませんでしたが、議事の量が多く、結局終了したのは6時45分ぐらいでした。それから、また別の会議。そっちは8時半過ぎに終了しました。
長い会議が終わって帰ってきたら、そうだ、今日はサッカーの日(日本対コスタリカ戦、1対1の引き分け)だったと思い出しました。ほんとうに、やれやれ、でした。&アクセスカウンターが3万を突破していました。
したのちびが、朝の4時頃に目が覚め、ミルクを飲みました。その後、起きたまま運動会。仕方がないので、私がつきあっています。(このホームページの更新作業をしています。)→ほぼ1時間で寝てくれました。したのちびが運動会のときに声を出すので、うえのちびも起きたのですが、こっちも30分ぐらいぶつぶつ言ってから寝てくれたようです。助かりました。
新学期の2週目。晴れて暖かい日になるようです。シャツは半袖にしようかと思いましたが、もうすこし待つことにしました。→半袖の方がよかったかも知れません。それぐらい気温が高かった。まるで本当に初夏のような雰囲気でした。
ともかく、私のうけもっているすべて授業に関し、何とか無事にスタートしました。それだけで、少し、ほっとしました。
10日に日本のアマゾンに発注した次の2冊の本が、昨夜届きました。
*大塚善樹
『なぜ遺伝子組換え作物は開発されたか―バイオテクノロジーの社会学』明石書店、1999
*大塚善樹
『遺伝子組換え作物―大論争・何が問題なのか』明石書店、2001
3日で届いたわけですから、とても迅速です。しかも代引きで大丈夫なので、重宝します。
『遺伝子組換え作物―大論争・何が問題なのか』を先に読了しました。大変、勉強になります。食の安全に関心のある方には、非常に啓発的な書物だと思います。腰痛はかなりよくなりましたが、完全に直ったわけではありません。背中のいろんな部位が少しずつ痛い。
昨日、したのちびの予防接種のために、下井草まで歩いていきました。ちびは外に出ると機嫌が良くなるので、気分転換を兼ねてのことです。青梅街道までは、豪邸が目立ちましたが、一歩青梅街道を超えると、そこはほとんど郊外の雰囲気でした。ファミリーレストランがありますし、大型の外食屋さんがありますし、団地のようなマンションのような集合住宅があります。下井草の保健センターまでは歩いて30分程度の距離ですが、ほぼ15分あたりのところで、町並みが大きく変わっていたわけです。腰痛が再発。夜いつも世話になっているお医者さんにマッサージを受けに行きます。授業がスタートしたばかりでダウンするわけにはいきませんから。→痛いのなんの! もう少しで声をあげるところでした。背中のかなりの部分が凝っていたようです。
今朝は本格的な雨降り。おうちのなかにいても、雨の音がはっきりと聞こえます。4月5日にアマゾンに注文した次の本が届きました。1週間ですから、本当に迅速です。全体で190頁、11の論文を収める、予想より薄い論文集でした。ボイルに関する論文が2点、ニュートンに関する論文が2点、含まれています。
James E. Force and Richard H. Popkin eds.,
Millenarianism and Messianism in Early Modern European Culture
Volume III
The Millenarian Turn: Millenarian Contexts of Science, Politics and Everyday Anglo-American Life in the Seventeenth and Eighteenth Centuries
Dordrecht: Kluwer,2001, ISBN 0-7923-6848-7,
目次は次の通りです。
1. The Appropriation of Joseph Mede: Millenarianism in the 1640s
Sarah Hutton
2. Britain and the Beast: The Apocalypse and the Seventeenht-Century Debate about the Creation of the British State
Arthur H. Williamson
3. A Whig Apocalypse: Astrology, Millenarianism, and Politics in England during the Restoration Crisis, 1678-1683
William B. Burns
4. Robert Boyle on the Knowledge of Nature in the Afterlife
Margaret Osler
5. Robert Boyle, the Conversion of the Jews, and Millennial Expectations
Jan W. Wojcik
6. The Virgins, the Dynamo, and Newton's Prophetic History
James E. Force
7. "The Mystery of This Restitution of All Things": Isaac Newton on the Return of the Jews
Stephen Snobelen
8. The Occult Bible: Hebraic Millenarianism in Eighteenth-Century England
Devid Katz
9. David and Goliath: Jewish Conversion and Philo-Semitism in Late-Eighteenth-Century English Millenarian Thought
Jack Fruchtman Jr
10. Caveat Emptor: Pre- and Post-Millenariannialism in the Late Reformation Period
Reiner Smolinski
11. The Eschatology of Everyday Things, England, 1600-1800
Hillel Schwartz
→ボイルに関する2論文は、読みました。ボイルからの引用には役に立つ部分がありましたが、論旨そのものは予想した範囲内で、一安心といったところです。自分の書いたばかりの「ボイルとスピノザ」でボイルの周辺の千年王国論を扱ったので、そこで画期的に新しいことを書かれてしまっては、私の論文の意味が消えてしまう可能性があるわけですが、そういうことはなく、ほっとしたわけです。私には、むしろポプキンの序文の方が面白く読めました。良かれ悪しかれ、ポプキンは思想の流れを大きく描こうとしているからです。
2002年度の授業開始日は曇り。午後は雨の可能性もあるようです。まあ、それもよいでしょう。→ゴミを出すために外に出ると、わずかですが、雨が降り始めていました。→と思ったら、雨はおしめりにもならないぐらいで、上がってしまいました。空には晴れ間も見えています。3限の授業、教室に行く直前に変な方につかまって、危うく遅刻しそうになりましたが、ぎりぎりで間に合いました。教師の遅刻はさまになりません。
今日は午前中に委員会があります。分担で仕事をする委員会で、昨夜から今朝にかけ予習していますが、なかなか分かりづらいものです。See NIAD.大学の帰り道、出たばかりの『中央公論』と『文芸春秋』を買いました。私の専門に関係する記事、すなわち、『中公』の特集「社会問題としての「遺伝子」」、ならびに辻井喬・米本昌平「「個人情報保護法案」論議の未熟」を読みました。「社会問題としての「遺伝子」」は重要な問題を扱うので、2〜3倍の紙面で十分に論じてほしかったように思います。
さて、いよいよ明日から授業がスタート。出来るだけ新鮮な気持ちで、新鮮な内容を話せればと思っています。
ちびのオリジナル言語1:「ここ、何で、かわいそう?」
2歳2ヶ月になるちびは、最近とてもよくしゃべります。9割方は、親のまねですが、たまにびっくりするような言葉を使います。そのひとつが、上記の「ここ、何で、かわいそう?」です。怪我したところや、体の表面でちょっと異変があった場所を指して使います。最初聞いたときは、その絶妙さに笑ってしまいました。授業の準備で、スティーブ・フラー『科学が問われている』(小林傳司・調麻佐志・川崎勝・平川秀幸訳、産業図書、2000)を読み始めています。いきなり、去年出来たばかりの日本のSTS学会の重鎮の名前が出てきて、びっくりしながら読んでいます。フラー自身は、私より1歳年下ですが、才気煥発といった感じの若手科学論者です。何らかの意味で科学論に関心のある方であれば、面白く読めると思います。
自然科学者のいない、完全な文化系の単科大学における私の地位や居心地が、フラーのいう、科学に対して「慇懃な無視」を常態とする人文系学者と、科学を一種のお手本と見なす社会科学者の、間にあるものという位置でかなり説明できるように思われます。
今朝も5時半。新学期開始の週。花粉症は完全には直っておらず、まだ就寝中に鼻がつまります。
あさいちで、ちびの検診。道のところまで送って出ると、小学生がもう学校から帰ってきていました。あこれから入学式だという服を着たお母さんと1年生の姿が見かけられました。
夜半から雨。5時半起床。
昨夜就寝前にしたのちびがはじめて寝返りをしました。座らせるとまずまず座るようになっていたのですが、どうもうつぶせが嫌いなようで、普通とは逆の順序になりました。うえのちびはなかなか座れるようにならなかったので、正反対のスタートと言えるでしょう。
2時過ぎに、うえのちびがどうしても散歩に出たいというので、サンダル履きでちびの行くところについていきました。いつも駅まで行って、電車に乗り、吉祥寺か荻窪まで行って来るのですが、今日は、駅のホームについたところで、殊勝にも「うちに帰って寝る」といいます。ホームの滞在時間1分以内で、とって返し、最初の交差点をわたったところで、だっこというので、おんぶしてやったら、1分も経たないうちに寝入ったようです。だっこよりはましだと思い、寝たちびを背負ったまま家まで帰りましたが、家の近くに来てかなり腰が痛くなってきました。何とか家まではもちましたが、結構汗をかいていました。(腰は、前に少し痛めていたのが、最近就寝中にちょっとまた痛みがぶり返しています。普段なら疲れはしてもあの程度で腰が痛くなることはないのですが。)ボイル研究の最新情報を伝える雑誌、ON THE BOYLE: a newsletter of work in progress on Robert Boyle (1627-91)の最新号(No.5(March 2002))が金曜日に大学に届いており、昨日全部読みました。目新しい情報が多く載せられています。
その第一は、紙媒体のこのニュースレターは、この第5号が最後ということです。ただし作業そのものは継続し、ウェブで展開されます。
第2は、ハンターが編集主幹をつとめた新しいボイル全集の電子版が出版されると言うニュースです。1999年と2000年に出版された全集の電子版は、今年中(数か月以内)に出版されるようです。(発売元InteLex. See http://www.nlx.com.)去年の夏出版された書簡集の電子版は、やはり今年中(今年の遅く)に出版されるということです。(発売元は同じInteLex. See http://www.nlx.com/pstm/pstmel.htm.)これが出るとある種の研究は画期的に進みます。
気になるので、InteLexのホームページを一通り見てみました。全集等は、Past Mastersシリーズとして、現在までに55タイトルが出版されています。アンセルム、アウグスティヌス、デカルト、フィヒテ、ヘーゲル、ヒューム、ライプニッツ、ロック、ニーチェ、スミス、スペンサー、マックス・ウェーバー等です。書簡集は、English Letters という形でシリーズ化されています。これは、スタートしたばかりのようで、ベンサムとディケンズは出ていますが、ボイル書簡集を含め後はすべて近刊( forthcoming) となっています。値段は、ボイル書簡集で$740。送料を含め今のレートでは10万強といった感じでしょうか。紙の出版物に値段的にはほぼ等しいあたりです。
第三は、私が出したばかりの論文「ボイルとスピノザ」におそらく内容的に関連するボイルをテーマとする論文が出版されていることです。 Jan W. Wojcik, ' Robert Boyle, the Conversion of the Jews, and Millennial Expectations', in James E. Force and Richard H. Popkin( eds.), Millenarianism and Messianism in Early Modern European Culture :Volume III,The Millenarian Turn: Millenarian Contexts of Science, Politics and Everyday Anglo-American Life in the Seventeenth and Eighteenth Centuries, (Dordrecht: Kluwer,2001), pp.55-66. です。このポプキンとフォースの編集する論集には、驚くことに、もう1点、ボイルを主題とする論文、Margaret Osler, ' Robert Boyle on the Knowledge of Nature in the Afterlife', in ibid,.pp.43-54 という論考が収められています。→これは仕方がないので、すぐにアマゾンに発注しました。→翌日発送したという知らせが来ました。アマゾンは在庫のある場合の対応は本当に迅速です。
ボイルは、アイルランド出身です。生まれた場所は、リズモアという地名です。ここは数年前に文化遺産センターが出来て、観光客が訪れる場所になっていた(lismoreheritage@eircom.net)ようですが、ボイルに関する展示が計画されているということです。(2003年4月オープン予定。)
今朝はうえのちびが一番に起き、私が2番でした。いつもよりずっとゆっくりめで、8時過ぎでした。(昨日との差は3時間!)今日は、来週スタートの授業に向けて、いろんな準備を行います。私の担当する授業時間割の作成がその第一です。
6ヶ月になったちびが、5時前に目が覚めて、ひとりで声をあげながら運動会をしています。すぐには寝そうにないので、私が相手することにしました。相手してやると完爾と笑います。仕方ないですね。
強風は、今日も継続しています。昨日ほどではありませんが、まだかなり強い風が吹いています。午後2時から会議。会議は5時半には終了。久しぶりに大学に出かけましたが、新年度の授業概要が配られていました。自分の担当する授業の教室を確認しました。ほぼ去年通りです。(時間割と教室は、授業の部屋にあげておきます。)
昨夜は嵐のように風の強い夜でした。そのうえ、ちびが起きあがって寝返りを繰り返すので、何度も目覚めました。→一日中、強風が吹き続けました。自転車で動いていると、押し戻されるほど、強い風でした。埼玉に住む妹がおいっこを連れてきたので、近所にすむ下の妹も呼びました。こっちはおいっこが2人。こどもは本当にロフトが好きなようで、うちに来るとすぐに2階にかけのぼりロフトに上がります。うえのちびにとっては、こども仲間はうれしいのですが、自分のおもちゃがとられるのではと心配でならないようです。自分のものだと思っているもので遊ばれると、そのうち、泣いてしまいます。公園とかで様子を見ていても、ちょうどそういう年齢のようです。「貸してあげなさい」と叱るお母さんの声がよく聞こえます。
朝一番でウグイスの鳴き声が聞こえます。繰り返しは多くありません。数回鳴くだけですが、ホーホケキョと確かにウグイスの声です。野生のものか、誰かが飼っているのかはわかりません。夕食後、ちびといっしょに近所を散歩しました。夏の夕暮れのような、気持ちのよい風がふきます。まだ新学期もスタートしていないのに、季節は一足先に初夏のようです。
昨日は朝方は少し寒く感じましたが、今日は朝からそうした寒さを感じません。今日も暖かい一日になりそうです。→正午に、25度を超え、今年最初の夏日となったということです。来週からはじまる新学期にそなえて、服の入れ替え作業をやっています。冬物をしまうと同時に、私は、見える場所にないものはわからないタイプなので、初夏ぐらいまでに必要なものは、目に見える場所に移す作業です。いつもより昼寝の時間が2時間遅れたちびが、「おとうさん、みみかき」というので耳掻きをしてやり、「おとうさん、つめきり」というのでソファに座ってだっこしたまま爪を切ってやっていると、寝ていました。ほんとうに眠かったのでしょう。
夏休みまでの授業日程を作成してみました。ワールドカップのある6月が、異常に忙しいことが判明しました。朝の1限から夕方の5限まで、丸一日授業をしていないといけない日があります。普段の週より4こま授業を多くもたなければならない週が2週あります。今年に関しては、6月30日のワールドカップの決勝を見て、力つきてしまうかもしれません。
新学期開始。予想最高気温が22度。うえのちびが、したのちびのもっているものを何でもほしがる日があります。なだめたり、言い聞かせたり、叱ったり、気をそらせたり、そういう日は大変です。今日は朝からそうなっていました。子育ての体験者の方は、おねえちゃんのフォローが大変ですね、といってくれます。
ちびが寝そうにないので、2年ぶりぐらいにスマップスマップを見ました。
今朝は曇り。午後雨が降りそうです。今日で3月も終了。うちのカレンダーは昨日から、もう4月です。1昨日、『ここいこ。杉並・武蔵野・三鷹2002』という情報誌が無料で配られていました。サンケイリビング新聞社が、やはり無料で配布している週刊武蔵野リビングという新聞の情報を1冊にまとめたものだと思われます。これが、結構便利です。日常生活のなかで、スーパーにないものが必要になることがありますが、どこにお店があるのか、わからないことがよくあります。そうしたとき、この種の冊子が役にたちます。
昨日残った床下工事を夕方やってもらいました。住宅を購入するときにはさすがに床下までは見なかったのですが、台所の収納庫から床下を見てみると、ものすごい状況でした。工事のお兄さんの薦めに従い、床下調湿剤を全面に配布し、耐震ホルダーをつけ、床下換気システム(吸気と排気各2台、計4台)を設置してもらいました。住宅購入費の12〜3%になり、ひえーと思いましたが、安心は安心です。今日は沖縄や台北で地震があったので、そういうことを考えれば、必要な措置ではあったのです。
日が暮れる頃から、ごろごろ雷が鳴り始めました。それと前後して、夕立のような雨が降りはじめ、夜の8時過ぎに、どんという大きなものが空から落ちるような音がしました。近所に落雷があったと思われます。
久しぶりに快晴の模様。花粉症は一時と比べて、楽になってきました。昼間鼻がつまっていることはあまりなく、夜の一定時間帯だけつまりやすくなっています。床下工事の日。→妻子は音を避けて、近所の公園に。私は立ち会わないといけないので、ずっといましたが、かといってほとんど私がすることもないので、『世界』4月号を読んでいました。『世界』は、当初より小泉構造改革に反対で、今回も「日本経済スローパニック:誤った「構造改革」路線からの脱却を」という特集を組んでいます。今、経済の記事を読むと、気持ちが暗くなります。『世界』では他に、越智道雄さんの「安全なくして自由なし!?―アメリカ社会を覆う抑圧心理」を読みました。越智道雄さんの文章は、今はなき『宝島30』で楽しみにしていたものです。
他に、届いたばかりの『科学史研究』と BJHSの書評欄だけを読んでいました。
今朝も雨。本格的な雨降りです。水曜日も3時から会議でしたが、今日も3時から会議。こんな雨の日はあまり外出したくありませんが、仕方ありません。→一日中、ずっと雨。本格的な雨降りでした。この時期にずっと会議をやっていると、新学期用の新鮮な気分の確保がけっこう難しくなります。4月に入ったらすぐに授業が始まるので、4月の第1週がポイントになります。
普段は寝ている時間帯ですが、特別に起きて日本対ポーランド戦を見る。2対ゼロの勝利もうれしいのですが、中田、小野がしっかり機能していたことが何よりもよかった、と思います。全体としてのスピードで日本が勝っていました。著者の方より、次の本を送ってもらいました。謝謝。
橋本毅彦『<標準>の哲学:スタンダード・テクノロジーの300年』講談社選書メチエ、2002
プロローグ 水晶宮の鍵と銃
第1章 ジェファーソンを驚かせた技術―標準化技術の起源
第2章 工場長殺人事件を超えて―アメリカ式製造方式の誕生
第3章 工廠から巣立った技術者たち―大量生産への道
第4章 ネジの規格を決める―互換性から標準化へ
第5章 旋盤とレンガ積みの科学―テイラー主義の出現
第6章 標準化の十字軍―国家による標準化とその限界
第7章 標準化の経済学―デファクト・スタンダートの功罪
エピローグ スタンダードの行方
先週の土曜日ですが、5ヶ月半のちびが、変調をきたしました。夜30分毎に起きて泣きます。妻がだっこしてやると一応寝るのですが、ベッドにおくと30分ぐらいでまた起きてぎゃーぎゃー泣きます。この状況が、朝の4時ぐらいまで続きました。交代ということで、4時過ぎからは私がだっこして、添い寝をしてやって何とか2時間ぐらいは寝ましたが、朝起きてからも、似たような状況が続きます。昼間妻とうえのちびが出かけている間、ぎゃーぎゃー泣くので何とかだっこして寝かしつけても、ベッドにおくとすぐに目覚める、そうしたことを数回繰り返して、やっと寝てくれたと思ったら、私が咳をしてしまし、再び、ぎゃー。
寝ている間はずっとだっこをしていないといけないというようは状態が続けば、私も妻ももたないな、と思ったのですが、夕方頃になってちびに鼻水が出てくるようになって、事態が判明しました。ちびは、生まれたはじめての風邪をひいたのでした。それほど高くはありませんが、熱もあります。(37度数分まで。)思い起こしてみれば、うえのちびもおよそ生後半年でうまれてはじめての風邪をひいています。
風邪とわかれば、せいぜい2〜3日の辛抱だと腹をくくることが出来ます。現実には月曜日のお昼頃からベッドでちゃんと2時間以上寝てくれるようになり、一安心。
どうして、そうした状態のとき、だっこだと寝て、ベッドや布団だとちゃんと寝ないのか謎ですが、まあ、病気のときでもだっこしてやれば寝る、というふうに考えるべきかもしれません。春らしい非常に変わりやすい天気です。今朝(午前6時)は、一応雨は降っていませんが、当分、雨が降ったり止んだりという天候が続くようです。
雨。今週号(昨日発売)の『アエラ』に「マイホームいまが買い時」という記事があり、ちょっと期待(今買ってよかったと少し安心したい)して読んだのですが、期待はずれでした。数字をしっかり追いかけた詳細な分析が読みたかったのですが、不動産屋さんがよく言っているような一般的な話でした。
今週号の『アエラ』では、「基礎学習でキレなくなる?」という記事が納得できました。副題は、「単純計算で前頭葉が活性化される不思議。難しい考え事より、単純計算を反復学習する方が、脳は全体的に働き、鍛えられる」。最近の脳科学の知見によれば、考え事をしているときの脳は実はごく一部しか働いていないが、単純計算や音読をしているときの脳は広い範囲にわたって活性化している、ということです。例えば、コンピュータゲームをしているときの方が、単純計算をしているときよりも、脳をよく使っていると想像しがちだが、現実に測定してみると、その想像とは逆の結果が出るのだそうです。実は、実感として、脳科学の結果の方が納得できます。今はやりませんが、昔コンピュータゲームにはまっていたころ、脳の一部だけが興奮していて、変に眠くならず困ったことがあります。集中力が必要な単純計算は、脳の一種の全身運動に似て、全体としてこころが落ち着きます。『アエラ』の記事は、この事実を、子どもの学習に適用して、「落ち着きのない子ども」が改善される、というふうに話をひっぱっていました。子どもだけではなく、大人にも十分当てはまると私には思われます。無意識ですが、考え事をしていて煮詰まったときには、集中力の要する単純作業を気分転換として行ってきました。この記事によれば、これを意識的に行えばよい、ということになります。例えば、1日に15分、(子どもといっしょに?)単純計算に集中してみたり、あるいは、音読をしてみたり、という時間を設けることは、頭を全体としてしっかり働かせるよい訓練になるのではないでしょうか。
音読は別の方面で流行っていますが、できるだけ多く子どもに音読の時間をとってやるだけではなく、大人も音読の時間をとることは、脳の健康法につながるように思われます。
昨日の夜、10年続いたアサヤンが終了しました。私は、96年あたりから見ていますから、後半の約半分は見たことになります。これは、モーニング娘。の前史を含みます。最終回では、アメリカに渡った歌手小林や、アメリカで目標を達成しなかったデザイナーごあきうえ、が今何をしているのか報道してほしかったのですが、そういう紹介はありませんでした。そういえば、私は東京12チャンネルびいきです。他局にはあまりない情報番組が気分転換にもってこいです。昨日の日曜日朝の医療番組も大変勉強になりました。(生活習慣病をわかりやすく教えてくれました。)
昨日の午前中、家の前の道を歩いていると、クリーニング屋さんでくれる青い針金製のハンガーをくわえているカラスを見ました。我が家の5メートルぐらいのところから、ハンガーをくわえたまま北に飛んでいきました。後で、妻に話を聞くと、どうもそのハンガーはうちのベランダに物干し用においてあるもののようです。黒は取らずに、色つきのものをとっていくんだそうです。カラスが針金ハンガーで営巣している姿は見たことがあったのですが、自分んちのものが取られるというのは想像していませんでした。今朝の新聞には、幼稚園から石鹸を盗んで食べるカラスの話が出ていました。都会のちょっとした泥棒さんは、カラスかもしれません。
花粉症による鼻づまりがひどく、朝5時に目が覚めてしまいました。で、こうしてパソコンに向かっています。昨日の昼頃から久しぶりの本格的な雨です。雨が屋根を打つ音がはっきり聞こえる室内でぼんやりしているとほっとします。雨が降ると落ち着いて仕事をする気になります。(そうじゃないと、この時期は、ぶらぶらと遠出をしたくなり、気持ちが落ち着きません。)
昼食後、ちびが散歩したいというので、サンダル履きで気楽に出かけたら、いつも通っている道をどんどん進みます。駅が見えると、電車に乗りたいというので、そのまま電車に乗って吉祥寺のユザワヤに行きました。ユザワヤは子どもの遊び場がいろいろあるので、子連れにはありがたい場所です。キャラクター付のポットのある場所でひとしきり遊んだ後、ちっちゃな組立式滑り台で遊んで、かっかい(お絵かきのこと)がしたいというので文房具売場で色紙を買って、それでやっと帰ってくれることになりました。西荻駅についたら疲れたようで、だっこしろと言います。半分ぐらいはだっこしてやって、半分ぐらいは自分で歩かせて、やっと帰ってきました。眠そうだったのですぐに昼寝をするかと思ったのですが、夕食まで機嫌良く遊んだ後、ふっと見るとすごく眠そうで、ごろっと横になって一息、二息、三息で寝入りました。三呼吸で寝息に変わったのは、ちょっと感動的でした。
ちびが寝た後、子ども部屋のために、ウォーホールのミッキーのポスターをちょこっとユザワヤに行って買ってきました。ちびといっしょに行ったとき見ていたのですが、ちびといっしょだと持って帰れないな、と思い、半時間ほどでさっと行ってきたものです。
頭痛は継続。花粉症もあいかわらずですし、やれやれです。
編集委員会のため、お昼過ぎに、神田に出かけました。久しぶりに三省堂によりました。めぼしい新刊書は出ていませんでした。新聞の新刊欄を見ていても、本当に、これぞという本の出版に出会うことが稀になっています。
帰ってきて、夕食後、あまりの眠さにちびといっしょに昼寝をしてしまいました。花粉症による睡眠不足がきいてきているようです。編集委員会の帰りに、駅前の本屋さんで、『サイゾー』と『MAC POWER』という2冊の雑誌を買って帰りました。『サイゾー』という雑誌を買うのは初めてだったのですが、これが結構面白い。たとえば、最初に20近く並んでいるショートコラムの01が、何と「保田圭」。保田圭のソロ写真集発売の記事からスタートする雑誌というのは、他ではあまり考えられません。また、現在大量淘汰の時代にはいっているPC・インターネット関連の雑誌業界に対するあの西和彦氏による毒舌批評というのも、その業界の様子がよくわかります。私自身、一時月に10冊以上定期購読していたPC・インターネット関連の雑誌ですが、今は、今日のようにごくたまにパソコン雑誌も見たくなって買ってくるだけになりました。パソコンはもう普通の道具になった、という感じでしょうか。
昨日からの頭痛が継続しています。昨日の睡眠不足と、教授会のせいです。→その頭痛をこらえながら、明日の学会編集委員会のための準備をなんとかすませました。
春の嵐とはよく言ったもので、すごい風です。近所を歩いてみても、満開の桜はけっこう見つかりますが、この風でかなり花が散ってしまうでしょう。ちびはその花びらを拾い集めて遊んでいました。鼻づまりがひどいので、汚れが目立つマスクの新品とともに、鼻洗浄薬を買ってきました。この春の嵐とともに杉花粉がすべて飛んでしまって、花粉症が終焉というふうになればよいのですが。
深夜、花粉症により完全に鼻が詰まり、目覚める。仕方がないのでこうしてパソコンに向かっています(午前3時半)。(起きている間は、何とか、鼻がとおります。寝てしまうとつまってしまうことが多い。)今日は本年度最後の教授会の日。その後2つ会議があるので、結構遅くなりそうです。→最後の会議ですが、2番目の会議が前回の確認と今後のスケジュールの確定だけで終了してくれたおかげで、何とか9時には終わりました。教授会のせいで、頭が痛くなっていました。教授会終了後、よれよれの同僚を大勢見かけました。本当に疲れる議論でした。
3月21日(祝)から23日(土)まで、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)でMacworld Expo/Tokyo 2002が開催されます。お台場も、ビックサイトも一度も行ったことがありませんし、時間があれば祝日に買い物に出かけたいのですが、たぶん無理でしょう。
Apple のExpo Page
IDG Japan のExpoページ国税還付金の振込みを確認しました。3月15日に振込手続きをすると通知書にありましたから、5日かかったことになります。これは、2月12日に郵送した確定申告に対するものですから、1ヶ月少しで決済という点では迅速な対応と言えるでしょう。その迅速さに対して、振込に5日かかるというのは許容範囲とはいえ、ちょっと不思議です。
花粉症は、あいかわらずで、夜寝ていると鼻が詰まり、息が苦しくなります。そのせいもあり、今朝は6時15分起床。天気予報では、かなり、暖かくなるということでしたが、それほど気温が上がっていないようです。風も結構強く、むしろ肌寒く感じます。昨日帰り道に買った『新潮45』は、日垣隆「封印された殺人の記録 覚醒剤使用中の惨殺ゆえに減刑す!」と、山折哲雄「さらば「宗教」」を面白く読みました。現行の刑法ならびに被害者家族への対応には、根本的な問題があるという日垣さんの主張に、同意します。現行の刑法では、被害者の家族のことは、きちんと考えられていないと言ってよいかと思います。いろんな事件の記録を読むにつれ、被害者家族の無念は、何とも言いようのないものだということがわかってきます。
丑三つ時、したのちびが2時間弱の運動会を挙行したので、他の全員が目覚め、仕方なしにつきあっていました。今日は、当人を除き、みんな睡眠不足の可能性があります。起きてにこにこしているのはかわいいのですが、眠くなるとびっくりするぐらいの大声で泣きます。私はいつも通りに7時前に目覚めましたから、どうせ、昼寝をすることになると思います。→昼寝はしませんでした。その代わりに、4時半から6時半で行われた会議から帰ってきて、夕食を済ませた後、30分程度座ったまま寝てしまいました。昨日買ってきた、宮台真司&宮崎哲弥『われらの時代に』を読んでいます。半分ぐらい読んだでしょうか。宮崎氏の前書きで、二人がともに、今はなき雑誌『アクロス』にかかわっていたことを知りました。『アクロス』は、大学の引っ越しのときに、ほしい方はどうぞ、という形でひとにあげました。大学の引っ越しのときにそうやって片づけたものは雑誌を中心に結構あるのですが、ちょっと判断を誤ったかな、という気もしています。(置く場所もなかったので、仕方がなかったのでもありますが。)あまり熱心に探し回ったわけではないのですが、『アクロス』がまとまってある古本屋さんというのもいいな、とその当時思ったのですが、私は捜しだすことが出来ませんでした。→本は全部読みました。賛否はいろいろだと思いますが、単純に面白い対談でした。著者がともに私と同世代だということが大きくきいていると思います。
部屋の片づけを続行しようと思います。→掃除もかなり進めることが出来ました。夕食前、本を買いに行ったついでに、千円札一枚限定で、UFOキャッチャーにチャレンジしました。コップ二つ、タオル1枚、ペット・ボトル・保冷袋1つをゲットしました。最近はちびのおもちゃ、または実用品という明確な目標があるので、ごく短時間ですんでいます。
買った本は、宮台真司&宮崎哲弥『われらの時代に』(朝日新聞社、2002)、海保博之・田辺文也『ヒューマン・エラー:誤りからみる人と社会の深層』(新曜社、1996)&雑誌『世界』4月号です。新しい住居のまわりでも、少し花の咲いた桜があります。23日、24日の土日が、花見のピークになりそうです。一昔前は、入学式のころに桜が見られましたが、今年は、卒業式のころに満開ということになりそうです。桜が散るのにあわせて、卒業というのも悪くないように思います。
今朝は、家族全員が朝7時前にそろって起きました。かなり珍しいことです。昨日は、この春2番目に花粉症がつらい日でした。今日は少し収まるでしょうか。春らしいはっきりしない天気です。寒くもなく、昨日のように暑くもなく、どんよりとした曇り空。隠しておいたパステルがちびに見つかってしまったので、あきらめて、クレヨンを買ってやることにしました。お昼前に家族全員で吉祥寺のユザワヤに出かけ、「わくわくさん(NHK教育の幼児用工作番組のメイン・キャラクター)」用品を買いだしてきました。帰ってきてすぐに手をつけたのは、意外なことに張り紙で、買ってきたノリで画用紙に丸い色紙を張り付けていました。
お昼過ぎ、両方のちびが揃ってよく寝てくれたので、引っ越し以来ほっぽらかしていた部屋の片づけをかなり進めることが出来ました。うえのちびが起きているときに片づけをしようとすると、全部じゃまされます。こちらが動かしているものに関心を引かれて、それなあに、と言って遊びたがります。したのちびが起きていると、ぎゃーぎゃー言って、結局うえのちびが起きてしまうので、二人ともそろって寝てくれないと出来ないことがあります。うえのちびは2階、したのちびは1階と分かれて昼寝してくれ、ほんとうに珍しく二人とも3時間程度昼寝をしました。
もうひとつ、ちびの昼寝の間に、引っ越し後ずっと気になっていて手をつけなかった問題を解決しました。雨戸の鍵です。1カ所、雨戸の鍵がかからなくなっていて、取り替えないといけないかと思い、はずしてみたところ、鍵そのものは壊れておらず、単純に取り付け位置がわずかにずれていました。難しくはないので、すぐに直して、一件落着。小さなことですが、一安心です。
午前2時頃に起きたちびが、起きたままいろいろ遊んでいます。途中妻からバトンタッチして、遊んでやりました。そろそろ寝返りの時期に来ているちびは、目の前にあるものは何でも触ろう、つかもう、なめようとします。つかんでなめてみる、というのが新しいものに対する認知行動のようです。午前中は、飯田橋の印刷所へ出張校正。午後は、大学院の会議。東京を東から西に行ったり来たりです。→大学院教授会は、5時過ぎに終了しました。ずっと遅くなることを覚悟していたので、非常な好成績です。
『総合文化研究』の第5号が発行されました。南西アジア特集です。目次は次の通り。
特集:南西アジアの文化と文学
水野善文「インド文学に見る自己犠牲―ホーリー祭縁起譚を中心に―」
スヘール・アフマド・ハーン(萩田博訳・解説)「ナイヘル・マスウードの小説世界」
藤井守男「ヘラートの記憶:神秘哲学者サーイヌッディーン・アリー・ビン・トゥルカ・イスファハーニー(1432/3没)の弁明書に見る「異端」の相貌」
サドリッディーン・アイニーの『回想録』より(島田志津夫訳)「20世紀初頭ブハラの断食月」
菅原睦「チャガタイ文学とイラン的伝統」
佐々木あや乃「ペルシャ古典文学にみる表象:ハーフェズの「人間」への考察」
八木久美子「カイロっ子に託された夢:下町の民衆を信じたある作家の試み」
寄稿論文
マッシモ・リッツァンテ(陶山大一郎訳)「ある2重の修行の物語:I.カルヴィーノのアイロニーとM.クンデラの小説的笑い」
三枝壽勝「ガイコツジンなんかこわくない:複製時代のぼくら」
Yoshinari NISHINAGA: Reflexions ontologiques sur le roman: affinites et incompatibilites entre Kundera et Girard
Alexandre DOLIN: The Image of Russia in Japanese Poetry
書評
沓掛良彦「村尾誠一『新続古今和歌集』」
小林二男「岡田知子編『現代カンボジア短編集』」
三枝壽勝/厳基珠「宇戸清治・川口健一編『東南アジア文学への招待』」
加藤雄二「鈴木聡訳『ウルフ・ソレント』」
渡辺雅司「アレキサンドル・ドーリン訳『種田山頭火―詩と散文』
今日は、昨日の入試関係業務の続き&卒業・進級判定の教授会。年度末、ということですが、それにしても忙しい年度末です。(明日も会議が続きます。大学院の修士課程の修了判定会議です。)→教授会は、5時15分には終了しました。6時にはうちに帰り着くことが出来ました。いつもこうだとありがたい。妻が風邪気味なので、昨夜2時過ぎからしたのちびの面倒は僕が見ました。ミルクを飲ませて、添い寝をしてやって、運動会につきあって、寝かしつける、ということをしました。2時にミルクを飲んだ後、7時まで寝てくれましたから、まずまずです。
[ちびと風船]したのちびは、目の前で風船をぽんぽんしてやると、きゃはきゃはと声をあげて喜びます。どうも子どもはみんな風船が好きなようです。どうして、ちびはあんなに風船が好きなのでしょうか? いろいろ考えてみましたが、これぞという回答は見つかってみません。
昨日に続き、入試関係の業務。今日は、定刻ぐらいには終了するのではと期待しています。→6時過ぎには終了しました。思わず呻吟の声がもれる大変な作業でした。夜の2時過ぎ、かたかたする音がするので、何だろうと思ったら、したのちびの寝息でした。ちいさいくせに、大きな音です。それから目覚めて運動会をしていました。少し騒いでいたのですが、何かをつかみたそうな右手に私の指をつかませて、握手をしてやると数分で寝付きました。不思議なものです。
移転の部屋に完成したばかりの事務棟の写真をアップしました。一度中を探検してみようと思っていますが、まだ足を踏み入れていません。引っ越し作業は今週末がピークとなるようです。高々100メートル以内の移動ですが、それなりに手間はかかるのではと思われます。
今日は、後期入試の日。入試そのものは、午前中に終了しますが、その後、数多くの委員会。昨日より遅くなります。→昨日より1時間半遅くなりました。午後は、多くの方が会議続きだったようです。私でも5つの会議が12時から断続的にありました。
自宅のケーブル移設作業が全く進まないので、ネットワークを介して、自宅と大学の間を大きなファイルのやりとりが出来なくなりました。(不可能ではないですが、56Kモデムでは受け取りに時間がかかりすぎます。)大学の方で画像処理に使っているマシーンは、フロッピードライブがないので、大きな画像ファイルのやりとりをどうしようかと考えて、古いジップドライブを持ち出すことにしました。引っ越し後、どこにおいたのか覚えていなかったのですが、屋根裏部屋で発見しました。その探索の最中、2世代または3世代まえの眼鏡が出てきました。今見ると、でかくて、重くて、恐竜のようです。それだけではなく、ずっと行方不明になっていたマイクロフィルムが見つかりました。ニュートンもユングも基本的な錬金術集成として利用した、Theatrum Chemicumのマイクロです。大学の引っ越しの際に、紛失したかと思っていたものでした。片づけはしてみるものです。見失っていたものを復活させることが出来ます。花粉症は、よくなったかと思うと、出てきます。夜はともかく息が出来なくなるのが苦しい。ということで、ちびは騒ぎませんでしたが、今朝も6時台。
会議の好きな方が会議を設定してしまったので、今日は、午後会議!ああ。最も出たくない種類の会議ですが、あきらめて出るつもりです。→3時開始の会議ですが、6時前には終了しました。7時には、夕ご飯を済ませていましたから、まずまずです。お金と人事の話が出て、やっと何をやる会議かわかりました。わかってしまうと、一定期間にまとめないといけないということもわかりました。
年会(研究発表会)の要旨を受け付けています。大学のDOS/V機にコンバータソフトを導入して、ほとんどどんな機種のどんなフロッピーも読みとれるようにしたつもりですが、時たま、どうしても読みとれないものが混じります。現在、11件中、1件はどう試みても(マックの用語を使えば)フロッピーをマウントできません。不思議でなりませんが、マウントが出来ない以上、原因もわかりません。こういうときは諦めて、印刷所に任せることにしています。
買ってきた総合雑誌のうち、読んで感心した記事のみ紹介しましょう。第一は、『文春』に掲載されている日垣隆氏の「朝日新聞「紙面批評」私が潰した:批判原稿をめぐり書換えを求める真夜中の電話」です。そういえば、「紙面批評」が朝日からなくなっていました。ちょっと辛口の批判をされたら、社内にむねおちゃんてきな人物が数人現れて、書換えを要求する(あんな文章、うちには載せられない!)ありさまがよくわかります。単純に情けないです。(具体的には、2001年7月24日に起きた中国自動車道での少女転落・死亡事件に関して、その被害者の「少女が父親から日常的に性的暴力を受けていたと家族二人が別々に証言している事実を無視し続けるべきではない。」と最初書いた部分について、全面書き直しを迫られた経緯が記されています。こういう場合いつでもそうだということですが、新聞記者は全員その事実を知っていたにもかかわらず、新聞社の方針として記事にしないとしているようです。)
『中央公論』の二つの特集「支持率急落 小泉政権、正面突破か妥協か」&「日本はアルゼンチン化するのか」の記事をすべて読みました。抵抗勢力の野中氏、古賀氏、麻生氏、亀井氏を読むと、ある共通性は明らかに見られるものの、抵抗勢力の言い分は様々です。また、向かうべき方向性や目標の点で聞くべき論点もあるように思います。そのうえで、今の経済情勢に対して何をなすべきか? それぞれの論考の言い分は理解できます。グローバリズムの恣意から国民経済を守る必要はあるように思いますが、あまりじたばたせずに、自分たちの持ち分を見直して、止めるべきはすぐに止め、価値あるものに集中するというので、いかがでしょうか?(これだけではあまり具体性はありませんが、人口も減るし、老人社会になるんでもあるし、絞り込みはどうしても必要かと思います。)
それにしても『総合雑誌』を読んでいると、バッジをつけていない政治家になって、日本の経済の心配ばかりしないといけなくなるようです。やれやれ。
こんな話ばかりでは何なので、息抜きに。『文春』の関川夏央氏が「わが「ローン繰り上げ返済」奮闘記」を寄せています。それによれば、彼は、1994年都心の2K(55F)のマンションを6500万円で買ったんだそうです。(本人の評価によれば、現在の実勢価格は2500万円〜3000万円。)2Kで、6500万円というのは、いくら都心とはいえ、今では信じられない価格です。変化の速さ、大きさを痛感します。
花粉症で、関節が痛い、頭がぼんやりするという本当に風邪と似た症状になったので、昨夜は9時頃に風呂にも入らずに寝ました。外出していなかったので、夜の症状は前夜よりは楽でした。でも、まあ、風邪で熱がある時の感じです。今日もできれば外出しないでおこうと思っています。
といって、外出してしまいました。『中央公論』『文芸春秋』『すばる』の3雑誌を買ってきました。数日前に買った『論座』『現代』とあわせて、この種の雑誌を5冊買ったことになります。『すばる』では、中沢新一「緑の資本論―イスラームのために―」を読みました。あいかわらず非常に読みやすい文章です。ラカンの象徴界、想像界、現実界という枠組みを使い、一神教と資本主義の関係を分析しています。簡単にまとめれば、キリスト教が、その三位一体論によって、貨幣が貨幣を生む資本主義への道をつけた、ということになるでしょうか。それをもっともよく相対化するのが、利子を厳密に禁止しているイスラームの経済だ、ということです。→最近の総合雑誌の中心をしめるのは、小泉政権の経済政策ですが、私にはどう考えてもよくわかりません。ずっと前にここに書いたように、今のようなデフレはよくないと思います(中心的には、正当な価値を失墜させ、働く場を奪ってしまうという理由です)。といって、現政権が打ち出しているデフレ対策は、まったくわかりません。(この「わかりません」は、反対だという意味のわかりませんではなくて、本当に単純に効果があるのか、どういう効果を見込んでいるのかわからない、というものです。)
昨夜は、夜の運動会はありがたいことにありませんでしたが、花粉症が爆発しました。眼がすごく痒く、寝付くのに苦労しました。何とか寝付くと、夜半、両方の鼻がつまり、目覚めてしまいました。いろいろ試して、片方の鼻の気道は確保しましたが、苦しい夢も見て、大変でした。→朝は普通に起きましたが、まるで風邪のときのように不調です。ちびよりも先に昼寝をしてしまいました。当分出来るだけ外出を避けようと思っています。[空想旅行] 本日、定期購読している『カーサ・ブルータス』が届きました。世界の博物館建築ベスト100という特集で、ちびが寝ているのを見守る間に、全部眼を通しました。昨日は、『フィガロジャポン』を買ってきて、「楽園のホテル、デザインホテル」という特集記事をやはりながめていました。まあ、一生に一度いけるかどうかという場所ですが、モーリシャスやセイシェルの海の色は絶品です。外出出来ないとなると逆に、こういうものを読んでしまいます。紹介されているホテルは、めちゃ高い(一泊10万以上するものが多い)ので、こういう雑誌を買って読んでいる人間が現実に行くことはほとんどなく、こういう場所に行く人は(雑誌とかを見ずに)行くのでは、と想像しています。
今朝も、したのちびが、早朝に目覚めて運動会。5時過ぎぐらいだったでしょうか。5時、6時となってくるとしたのちびの運動会の声で、うえのちびが起きます。これは一番困った事態です。両方のちびに朝から騒がれると、親は泣きたくなってきます。昨日届いた国税還付金振込通知書ですが、裏を読むと、「還付加算金は、「雑収入(雑所得)」として、課税の対象になる」とあります。これは、びっくりです。取りすぎた税金が戻ってくるのは、所得でも収入でもないのに、課税対象にする、というのはすごい税制です。
今日のような日がもっとも花粉症の激しくなる日です。昼間からかなりきています。→今日は眼がひどい。すごく痒くなっています。
邦語におけるコメニウスに関するホームページのアドレスを教えてもらいました。次の場所です。日本のコメニウス;雑誌『日本のコメニウス』目次
したのちびが、真夜中の2時に目がさめて、一生懸命体操をしています。あ、う、と声を出しながら、キックできるものはキックし、つかめるものはつかんで動かそうとします。声が大きく、目が覚めてしまったので、半時間から1時間ほど添い寝をして、遊んでやりました。どうもそろそろ寝返りを打ちたいようです。→早朝ももう一度同じことをしていました。早朝は妻が相手してくれました。→朝は、普通の時間に起きたので、花粉症とあわさり、寝不足兼軽い頭痛です。税務署より、住宅ローン減税の還付金の通知が来ました。かなり頭を悩ませましたが、オーライだったようです。住宅ローン減税の額は、前年度末のローン残金の1%とあります。しかし、計算してみると、戻ってくる額は、単純に1%とはいかないようです。たぶん、すでに行われた年末調整との兼ね合いで、こういうことが起こるのだと思います。(正確には調べていません。説明書に基づき、計算だけしっかり行いました。)
これで、アパート時代と比べての、住居にかかる金額の計算がしっかり行えます。住宅手当の減(住宅手当は2千5百円になりました。なんか不思議な数字です。)、住宅ローン減税等全てを含めて、月当たり3.85万円の支出増になりました。見込んでいた範囲内に収まりました。著作『教育思想とデカルト哲学:ハートリッブ・サークル 知の連関』を贈っていただいたお礼に、『スピノザーナ』をお送りしたところ、相馬伸一さんより、1)『日本のコメニウス』第9号、2)『コメニウスのパンソフィアの総合的研究』(平成14年3月発行の科研費成果報告書)という2冊の雑誌が贈られてきました。大いに感謝!です。『日本のコメニウス』第9号には、相馬伸一氏の手になるリチャード・ポプキンの「17世紀思想における第三勢力―懐疑主義、科学、千年王国論」の翻訳が収められています。相馬さんの著作で、この雑誌の存在を知った私は、 Webcat=国立情報学研究所全国大学図書館検索サービスで、検索をかけてみましたが、今のところ所蔵している大学はないようでした。春休みになったら、編集者のところに直接連絡して、入手方法を教えてもらおうと思っていたところなので、非常にありがたい贈り物でした。
『バイオテロ―細菌兵器の恐怖が迫る』を読み進めています。
ブッシュが使って、世界に嫌な思いをさせた「悪の帝国」ですが、1981年に大統領に就任したレーガンが、旧ソビエト連邦を指して使った言葉でした。この本を繙くまで忘れていました。
またアメリカ軍の秘密生物兵器研究所は、1962年、この前冬季オリンピックが開催されたソルトレイクシティの近くに本部をおいていました。またユタ州の砂漠ではいろんな生体実験も行われています。今朝はちびのせいではなく、花粉症による鼻づまりのせいで、5時半起床。息が出来ないのは(当然のこととは言え)大変苦しい。
科学史メーリングリストで、イギリスの科学史家ロイ・ポーターが交通事故で死去、というニュースが流れました。一度だけ、講演を聴いたことがあります。まるでラテン系の人のような、表情豊かでわかりやすい話し方が印象的でした。(合掌!)
教授会の日。→6時半には終了しましたから、まずまずでしょうか。
事務局より、事務局棟が完成したので、引っ越しを3月16日から18日の間に行う旨の連絡が来ました。(例外は、研究協力課の3月28日、並びに入試課の4月6日です。)
1昨日買ってきた『バイオテロ―細菌兵器の恐怖が迫る』を読み始めています。とくに、旧ソビエト連邦の生物化学兵器の開発状況の部分がすごくて、びっくりします。今朝は6時半。妻がちびのうんちを処理した後、引き継ぎました。→今日は、1時間ほどで寝てくれたので、楽でした。
昼間、ちびの日光浴を兼ねて、家族全員で外出。本当はクリスマス・プレゼントという約束になっていた上のちびの自転車(3輪車のこと)を、ちびがほしがったので買ってやることにしました。キティちゃんやミッキーやら、キャタクターがついているのは僕の趣味ではなく、ちびに選ばせてもわからないようだったので、結局、僕が一番格好良いと思うものにしました。完成車をもらえるかと思ったら売場のお兄さんは、いきなり、段ボール箱を(配送にしますか、と一言も聞くことなく)パッケージし始めました。その箱が、フランス語でした。3輪車の組立が難しいとも思えなかったので、そのまま持って帰り、20分ほどで組み立てました。ということで、ちびの最初の車は、フランス製です。安いものと比べると倍以上しましたが、あるいは西友で売っている自転車よりもずっと高いものですが、後ろ側からの補助操作もしやすく、僕は満足しています。ちびは、組み立てる前からサドルに座っていましたから、気に入ったのでしょう。
気に入ったのはいいのですが、部屋の中でもやると言って聞きません。まだ自分ではうまくこげないので、押す羽目になっています。3輪車は、こちらがやってみせることができないので、自分でマスターしてもらうしかありません。
昨日、夕食後、近所の本屋さんで次の本を買ってきました。
冷泉彰彦『9・11 あの日からアメリカ人の心はどう変わったか』小学館、2002
村上龍『だまされないために、わたしは経済を学んだ』NHK出版、2002
ジュディス・ミラー、スティーヴン・エンゲルバーグ、ウイリアム・ブロード
『バイオテロ―細菌兵器の恐怖が迫る』高橋則明・高橋知子・宮下亜紀訳、朝日新聞社、2002
それから、『サピオ』と『諸君』という2冊の雑誌。『サピオ』は、小林よしのりの「さらば、新しい歴史教科書をつくる会」を読みたくて、購入。賛成反対は別にして、よしりんは、個人として考えているのに対して、「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーは、ほとんどがやはり党派としてしか考えていません。よしりんは、その点を「バッジをつけていない政治家と化した!」とうまく表現しています。だいたい、「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーではなくても、最初から「バッジをつけていない政治家」でしかない論壇人は大勢いますから。
冷泉彰彦氏の『9・11』は、JMMでずっと楽しみに読んでいたものが本としてまとめられています。学生時代、政治学の授業で、アメリカの2大政党制を学びましたが、共和党と民主党の差異がわかりませんでした。国際関係論や政治学の学者が感覚的に嫌いだったせいもあると思いますが、私の方にアメリカに対するリアルな知識が全く欠けていたせいでもあると思います。その後、20世紀にとっても21世紀にとってもアメリカが重要だということで、少しは勉強しましたが、アメリカの共和党対民主党の構図について納得のいく理解は得られませんでした。一般的に普通のアメリカ人、多様性を前提としたアメリカについて、私がリアルさを感じることのできる言葉にも出会うことが出来ていませんでした。そうした中で、冷泉彰彦氏のJMMのメールは、アメリカのリアルさに出会うことのできる本当に数少ない窓でした。
今回、本を買ってきてみて、新しく付加された部分以外は、読んだ記憶が鮮明だということがわかりました。私たちは、圧倒的な影響力のもと、アメリカとはつきあっていかざるを得ません。「新しい歴史教科書をつくる会」のように、自ら精神的奴隷になるのでないとしたら、アメリカの多様性にわけいり、丁寧に対応していくしかないと思われます。雛祭りですが、うえのちびの機嫌が悪く、対応に追われています。
今朝もちびがおきてわーわー言っているので、5時半起床。昨日は、睡眠不足のせいか、夕方すこし妻がダウンしたので、妻の睡眠時間を確保してやる必要があります。ひとしきりわーわー言って、2〜3時間でまた寝ます。→今日は、5時前に起きて、7時前に寝ました。寝る前に大声で泣くので、結構大変です。うちのちびは高々15分程度で寝ますが、よく泣く子は、1時間以上も泣き続けるのだそうです。ほんと、親も泣けてきます。やはり、私も1時間ほど寝てしまいました。
うちのちびが昼寝をうまくできず、夕方近くになって、ほんのちょっとしたことで泣きます。それにびっくりしてしたのちびも泣き始める、という悪循環。普段はそれほどでもないのですが、うえのちびがある限度を超えると、嫉妬心(お母さんをしたのちびにとられるように感じるようです)にとらえられて、妻がしたのちびを抱っこすると泣きます。したのちびが泣くと妻が抱っこすると言うことを知っている上のちびは、そうすると、したのちびが泣き始めると、泣く、という循環になります。こういう場合には、頑張ってどちらかのちびちゃんに寝てもらうしかありません。これがなかなか大変。どの親もたどる道かと思いますが、年齢が近い間に子どもが多いと、大変だと思います。二つ子、三つ子と近い年齢の子ども、という家庭は、どういうふうになっているのでしょうか。明日は雛祭り。ちびは、二人とも女の子なので、昨日桃の花を買ってきてやりました。お雛様は、私自身に体験がなく、パス。(どこからかぎつけるのか、お雛様のセールスの葉書はやまほど舞い込みます。)
今日はJリーグの開幕日。昨年末に依頼したJ-COMのケーブルが音沙汰なしなので、当分はあきらめています。
もう3月です。今朝も、したのちびがおきてわーわー言っているので、6時半。よく寝た後は機嫌がよく、ひとりで遊んでいます。顔を合わせるとにっこり笑います。→と思っていたら、やっぱりうんちをしていました。うえのちびも朝一番にうんちをして、ちびは二人とも朝からすっきりです。せっかくですので、ショーレムの邦訳リストを作成してみました。網羅的かどうかはわかりません。(NII のWebcat で検索できるもの、並びに日本のアマゾンで購入できるものは全て含んでいます。)
平井氏のBibliotheca Hermeticaで、出版を知って注文した次の本が届きました。(目次は、平井さんのサイトにあります。)
Christoph Luthy, John E. Murdoch, & William Newman (eds.),
Late Medieval and Early Modern Corpuscular Matter Theories
(Medieval and Early Modern Science, 1)
Brill: Leiden,2001
600ページを越える大冊です。まずは、マードックの「中世とルネサンスにおけるミニマ・ナチュラリアの伝統」を読んでみました。デュエムとマイヤー女史に始まるミニマ・ナチュラリアの研究史の部分は、非常に有益でした。&中世の展開は、きっちりと整理されていました。&先行研究の多くが、本来は別々の問題系であったミニマ・ナチュラリア系とミクストの問題系を混同している、という指摘も重要です。ただし、同じ問題系のなかに位置づけることで始まる新しい展開というのもありえますから、科学革命期の化学のダイナミズムは、それではとらえることが出来ないでしょう。(元々とは、違った問題の文脈におかれることで、古い概念の新しい展開は生じます。)