ちびどもといっしょに、7時20分。快晴。明日から12月です。頭痛はほぼ消えましたが、体力の回復はまだです。体感的には、今日休めば明日は(いくらか弱ってはいても)普通に仕事ができそうです。
ひとり遅れて、7時半。快晴。風邪の状態は、ぼちぼちです。直ったわけでもありませんが、悪化もしていません。
ほぼ昨日と同じく、寝たり起きたり。
午後8時半にアマゾンより次の本が届きました。
Nabil Matar,
Islam in Britain, 1558-1685,
Cambridge: Cambridge University Press, 1998
次のものをダウンロード。
Hottinger, Johann Heinrich, (1680-1756)
Ministerium solennis expiationum diei juxta ductum legum Mosaicarum, maxime capitis XVI. in Levitico
InternetArchiveTenison, Thomas, (1636-1715)
Of idolatry a discourse, in which is endeavoured a declaration of, its distinction from superstition, its notion, cause, commencement, and progress, its practice charged on Gentiles, Jews, Mahometans, Gnosticks, Manichees Arians, Socinians, Romanists
London, 1678
EEBOAddison, Lancelot, (1632-1703)
The life and death of Mahumed, the author of the Turkish religion being an account of his tribe, parents, birth, name, education, marriages, filthiness of life, Alcoran, first proselytes, wars, doctrines, miracles, advancement, &c.
LOndon, 1679
EEBOAddison, Lancelot, (1632-1703)
The first state of Mahumedism being an exact account of Mahomed, the author of the Turkish religion, his prophesies about his coming, pedigree, parents, tribe, birth, education, marriages, filthiness of life, pretended revelation retirement, collections and composure of his Alcoran, of his conventicles at Mecca, where he gained his first proselytes, &c.
LOndon, 1687
EEBODu Ryer, André, ( ca. 1580-ca. 1660.)
The Alcoran of Mahomet, translated out of Arabique into French; by the sieur Du Ryer, Lord of Malezair, and resident for the King of France, at Alexandria. And newly Englished, for the satisfaction of all that desire to look into the Turkish vanities
London, 1649
EEBOMaurus, Johannes, (fl. 1654. )
The confusion of Muhamed's sect, or a confutation of the Turkish Alcoran. Being a discovery of many secret policies and practices in that religion, not till now revealed.
London, 1652
EEBOCartwright, John,
The preachers trauels Wherein is set downe a true iournall to the confines of the East Indies, through the great countreyes of Syria, Mesopotamia, Armenia, Media, Hircania and Parthia. With the authors returne by the way of Persia, Susiana, Assiria, Chaldaea, and Arabia. Containing a full suruew of the knigdom of Persia: and in what termes the Persian stands with the Great Turke at this day: also a true relation of Sir Anthonie Sherleysentertainment there: and the estate that his brother, M. Robert Sherley liued in after his departure for Christendome. With the description of a port in the Persian gulf, commodious for our East Indian merchants; and a briefe rehearsall of some grosse absudities in the Turkish Alcoran.
London, 1611
EEBO
ちびどもは6時20分。私はひとり遅れて、7時半。強い雨が降っています。昨日授業をやっていて、どこかで体力が切れた感覚がありました。今朝起きてみてはっきりしました。やはり風邪です。ひどい状態ではありませんが、風邪の初期のようです。頭痛があり、身体がしんどい。
ともあれ、今日はゆっくり休みます。昼食後、葛根湯を飲んで、布団にもぐりました。
夕食後も、葛根湯を飲んで、布団にもぐりました。ともに1時間半で目覚めました。
ちびどもといっしょに6時半。3歳男児もすぐに起きてきました。すこし図書館で仕事をしようと思い、10時に家を出ました。冷たい雨が降っています。次の2点の論文のコピーを取りました。
N. Matar, "Alexander Ross and the first English translation of the Qur'an", The Muslim World, 88(1998): 81-92
N. Matar, "THE REPRESENTATION OF MUSLIM WOMEN IN RENAISSANCE ENGLAND", The Muslim World, 86(1996): 50-61
その後すぐに特別食堂へ。やはり一番乗りでした。
それから、印刷センターで、3限の授業で配布する資料をコピー。
研究室で片づけものをしているとノックの音。結局、4名の学生とゼミについて面談。4人も昼休みに集中したのは、ゼミ登録の締切が迫っているのでしょうか。
休む間もなく、3限、4限、5限と授業。
帰宅するときには、雨は止んでいました。
ひとり遅れて7時。ちびどもは6時半。3歳男児は、7時半現在まだ寝ています。3歳男児はよくねて7時45分。
午後は会議。大学院教授会。先生方も外語祭呆けなのでしょうか、始まりが30分遅れました。まあ、でも、5時前には終了したので、よしとしましょう。
ひとり遅れて8時前。雨はすっかり上がって快晴。朝一番で大学へ。10時から、永年勤続者表彰式というのがあります。勤務しはじめて20年ということで、賞状と記念品をくれるようです。
5分前に集合ということなので、5分前に事務棟の5階の待合室へ。集まったのは、教員4名、事務官1名。
学長室で、賞状と記念品の授与式。5分で終了しました。
賞状なんてもらうのは、たぶん、大学の卒業式(卒業証書をもらったかどうか記憶は定かではありません)以来ですから、ほぼ30年ぶりかもしれません。
記念品は、何かと思ったら、銀の杯でした。うーむ、このあたりのことはよくわかりません。
日付は、勤労感謝の日ということで、11月23日。他にも、M先生、S先生、S先生、H先生等が永年勤続者ということでした。
今日は図書館も閉まっています。そのまま帰途へ。イトウヨウカドウに寄って帰宅。ちびどもはどこかに遊びに連れていってもらったようです。
[Alcoran revisited iii]
ドイツ語訳のアルコーランですが、検索をかけているうちに、ハブにあることがわかりました。Happel, Eberhard Werner (ed.),
Thesaurus Exoticorum. Oder eine mit Aussländischen Raritäten und Geschichten Wohlversehene Schatz-Kammer
Hamburg : Wiering ; Franckfurth : Hertel, 1688
ページに表記は次の通りです。要するに、別々のページのついたものが1冊に合冊された形をしています。
[9] Bl., 120 S., [1] Bl., , 192 S., [1] Bl., 112 S., [1] Bl., S. 113 - 160 [1] Bl., 288 S., [2] Bl., 115 S., [6] Bl., [21] gef. Bl.
ドイツ語訳のアルコーランは、最後の 115 S. です。ダウンロードの便のために、画像ファイルの数字で言えば、829.jpg から 947.jpg までです。
この時代の(ヨーロッパから見た)ヨーロッパ以外の総合地誌と分類することができそうです。原典がきちんと記載され、地図も図版も多く印刷されているので、17世紀末におけるヨーロッパの地理・地誌概念を総覧するには適切な書物だと言えそうです。
グーグル・ブックからアルコーラン関係をダウンロードしているとき、速度が500Kに達していました。この速度が出るのであれば、手元のマシーン(HD)にストックしておく必要はほとんどありません。
千のキミアとして開始したプロジェクトですが、今は1800強に達しています。ここまでは、全部、HDにストックしていますが、これからは、サットンさん流にリンクだけにしようと思います。
おおきいちびが起きて、5時40分。まだ暗い。午後は雨の予想。おおきいちびは学校の習字で使う墨汁が欲しいと言っています。ちいさいちびは、欲しいとは言っていませんが、靴に穴が空いています。ということで、10時過ぎに家を出て、吉祥寺へ買い物へ。
まず、ユザワヤ。墨汁だけかと思ったら、3人分のシールを買う羽目に。まあ、ひとり100円で済んだので、まずまず。
それからヨドバシへ。ヨドバシのなかに靴屋さんのABCマートが入っています。私が3歳男児の相手をしている間に、新しい靴を履いてちいさいちびがやってきました。
ちびどもは出かける前によく食べていたので、あまりお腹が空いていないようですが、大人はばたばたしていて空腹。最上階の中華料理屋で、昼食。
大人のために、ラーメン2杯。ちびどものために、餃子5個、豚まん3個、野菜スープ。私の頼んだつけ麺が割と量があり、3歳男児とちいさいちびも適当に取って食べました。5人でちょうど完食。
ちびどもはまだ帰りたくなかったようですが、外に出ると、雨が近いという空模様。まっすぐに帰宅しました。帰ったら帰ったで、たまにけんかしつつ、子どもたちで遊んでいます。
[Alcoran revisited ii]
11月21日に何の解説もなく提示した「アルコーラン再訪」ですが、ヨーロッパのイスラーム研究(17世紀末まで)の整理を試みようとしたものです。まず、アラビア語のアルコーラン(クルアーン)ですが、17世紀末になってやっとヨーロッパは、印刷されたアラビア語のアルコーランを手にすることが出来ています。
1.ドイツのヒンケルマンよる出版(1694)。
Abraham Hinckelmann (ed.),
Al-Coranus, s., Lex islamitica Muhammedis, filii Abdallae pseudoprophetae ad optimorum codicum fidem edita ex museo Abrahami Hinckelmanni.
Hamburgi : Ex officina Schultzio-Schilleriana, 1694.2.イタリアのマッルッチによる出版(1698)。
Ludovico Marracci (ed.),
Alcorani textus universus : ex correctioribus Arabum exemplaribus summa fide, atque pulcherrimis characteribus descriptus : eademque fide, ac pari diligentia ex Arabico diomate in Latinum translatus : appositis unicuique capiti notis, atque refutatione : his omnibus praemissus est prodromus totum priorem tomum implens, in quo contenta indicantur pagina sequenti
Patavii : Ex Typographia Seminarii, 1698.翻訳は、前に記したようにアラビア語の原典の出版以前に出ています。
1.1143年頃ケトンのロベルトゥスによりラテン語訳されたアルコーランがテオドール・ビブリアンダー(ブッフマン)の手により、1543年バーゼルで出版される。
Machumetis Saracenorum principis, eiusque successorum uitae, ac doctrina, ipseque Alcoran,
Basel, 1543俗語訳の先頭を切ったのは、フランス語。アンドレ・デュ・リエが1647年パリでフランス語訳を出版する。これを重訳するものが英語、オランダ語、ドイツ語と続く。
2.アンドレ・デュ・リエによる仏訳(パリ、1647年)。
Le Sieur Du Ryer (tr.),
L'Alcoran de Mahomet,
Paris, 16473.アレキサンダー・ロスがデュ・リエの仏訳から英語訳を重訳(ロンドン、1649)
Alexander Ross, (trans.)
Alcoran of Mahomet,
London, 16494.デュ・リエの仏訳からGlazemaker がオランダ語に重訳(アムステルダム、1657)。
J.H. Glazemaker (trans.),
Mahomets Alkoran : door de heer Du Ryer uit d'Arabische in de Fransche taal gestelt;...
Amasterdam, 16575.オランダ語訳からさらにドイツ語に重訳(1688)。
Johann Lange (trans.),
Vollständiges türckisches Gesetz-Buch, oder, Des Ertz-betriegers Mahomets Alkoran
In Eberhard Werner Happel (1647-1690), Thesaurus exoticorum (Hamburug, 1688) ; Frankfurt, 1688.
ちびどもといっしょに7時40分。ゆっくりめの朝。曇り。約束により、昼食後、東京ドームシティへ。イルミネーションを見せるためです。ほんとうは3時過ぎに出かけるようにすれば理想的だったのですが、家の中にずっといるとケンカを始めるにで、昼食後連れ出しました。
家族連れでいっぱいです。ちいさいちびが乗り物に乗りたがります。しかし、3歳男児にはそもそも乗る資格のないものが少なくない。(たとえば、身長110センチ以上というのも多い。)みんなが乗れるものという選択で、観覧車。現地にたどり着いてみると、わー、1時間待ちでした。一人八百円。わが家の場合これだけで、4千円になります。
ほんとうは、夜景の方がきれいかもしれません。
15分で一周。降りてきて、ちいさいちびはウォーターライドに乗りたいといいます。ともかく待っている場所まで行ってみました。三歳男児は身長制限にひっかかります。おおきいちびも乗りたくないと言います。ちいさいちびをなだめて、おやつ。うまく、席があいたので、テーブル席に着席。ケンタッキーで、おやつ。三歳男児はゆっくりゆっくりと食べました。お腹がよくなると、落ち着いて、ただの広場で喜んで遊んでいます。4時40分ぐらいに東京ドーム前の広場に移動。三歳男児はただ走り回って喜んでいます。ちびどもは、携帯でぴかぴかの撮影。そうこうしているうちに、5時になり、イルミネーションにいっせいに点灯。
おそらくイルミネーションにメインストリートと通って、入り口の方へ。三歳男児がホテルの中に入ってしまったので、ホテルのクリスマスツリーを撮影してから、外へ。ちいさいちびは、乗り物ひとつしか乗っていないとまだ乗りたかったようですが、妻が説得して帰宅の途へ。
予想通り、三歳男児は、途中で寝ました。
駅前のコンビニですこし買い物をして、帰宅。
ちびどもといっしょに6時半。冬晴れ。今日はちびどもの音楽発表会。9時から始まり、午前中に終了します。1年生が一番、3年生が2番。これだと3歳男児も何とか持つでしょう。
ちびどもはいつも通り学校へ。
3歳男児と私と妻は、8時50分に家を出ました。小学校の音楽会は9時に開演。9時1分前に会場の席に着きました。最初は、ちいさいちびの出番。3歳男児は、かなり大声で名前を呼んでいます。知っている部分は自分も歌いたがります。約15分。次に、おおきいちび。やはりまねをしたがります。途中から、席を立ち、コーンのまわりを回り始めました。あっちゃこっちゃうろちょろしましたが、何とか残り15分持ちました。おおきいちびたちの和太鼓の演奏が済み次第、とっとと退散。一度外へ出ると、なかなか素直に帰宅してはくれません。私が、猫の公園に連れていくこととしました。最近はそれほど相手をしてやらなくても、ひとりで遊んでいます。
ブランコを押すのと、砂でレールを造る(道をつくる)のだけ手伝ってやりました。
砂場で遊んでいるときに、砂の中に手を突っ込むとうんちが隠れていたようです。泣きようになって呼ぶ声がしたので、近づいてみると、手にぐにゅぐにゅが付着し、半べそをかいていました。
手洗い場に連れていき、水で洗い流したやりましたが、やはり気持ち悪いようです。公衆電話(!)で妻に電話し、自転車で来たもらうこととしました。帰宅して11時20分。ちょうどよい時間です。3歳男児は15分ほど、台所においている子供用液体石鹸で手洗いしていました。
その後、昼食。時間はかかりましたが、かなりよく食べました。
私は、荷物を背負って大学へ。大学は、学園祭(外語祭)とオープン・キャンパスの真っ最中。駅に降りたときから、ちょうど授業がはじまる直前の時間帯のように、混んでいました。大半は、外語祭にでかける人々です。
しばらく片づけをしていると、客人。今朝試験を受けたばかりの卒業生です。しばしの歓談。
帰宅すると、新しい『理科教室』が届いていました。2008年12月号。時代を切り開いた科学者のシリーズに、「医化学の改革者ファン・ヘルモント」を寄稿しました。パーゲルとディーバスによって、私が考える基本的事項を4頁にまとめました。執筆のためにパーゲルとディーバスを読み直してみて、ディーバスの記述がパーゲルによっていることがよくわかりました。昔読んだときには、そういう発想では読んでいませんでした。
「時代を切り開いた科学者第21回 医化学の改革者ファン・へルモント」
『理科教室』2008年12月号、pp.98-101
ちびどもは6時20分。私はひとり遅れて、8時45分。おおきいちびはすぐに学校へ。[Alcoran revisited]
Ross, Alexander (tr.) ,
The Alcoran of Mahomet, translated out of Arabique into French; by the sieur Du Ryer, Lord of Malezair, and resident for the King of France, at Alexandria. And newly Englished, for the satisfaction of all that desire to look into the Turkish vanities,
London : [s.n.], printed, anno Dom. 1649.
EEBORoss, Alexander (tr.) ,
The Alcoran of Mahomet, translated out of Arabick into French, by the Sieur Du Ryer, Lord of Malezair, and resident for the French king, at Alexandria. And newly Englished, for the satisfaction of all that desire to look into the Turkish vanities. To which is prefixed, the life of Mahomet, the prophet of the Turks, and author of the Alcoran. With A needful caveat, or admonition, for them who desire to know what use may be made of, or if there be danger in reading the Alcoran,
London: 1688
EEBOCourtilz de Sandras, Gatien de (1644-1712)
L'Alcoran de Louis XIV, ou Le testement politique du cardinal Jules Mazarin, traduit de l'italien
Roma : A. Maurino, 1695
GALLICADu Ryer (tr.)
L'Alcoran de Mahomet
Paris, 1647
GALLICADu Ryer (tr.)
L'Alcoran de Mahomet
Amsterda, 1734
Machumetis Saracenorum principis, ejus' que successorum vitae, doctrina, ac ipse Alcoran, quo velut authenico [i. e. authentico] legum divinarum codice Agareni & Turcae, aliisque Christo adversantes populi reguntur.
1550
GALLICASale, George (tr.)
The Koran; commonly called the Alcoran of Mohammed
London, 1825Sale, George (tr.)
The Koran; commonly called the Alcoran of Mohammed
London, 1867
ちびどもは6時15分。私はひとり遅れて、8時45分。パパ、おそー、と言われました。快晴。午後1番で出張校正。
12時前に家を出ました。赤い電車を使ったので、すこし早めに飯田橋に着きました。前は新刊の本屋さんだったところに、本のリサイクルの最大手が入っています。ちょっと覗いてみることとしました。昼休みのせいもあったでしょうが、大盛況。ほんとうはビデオやDVDのコーナーを見たかったのですが、人文書(というコーナーはありませんが)を見ているうちに時間切れ。1時5分前に印刷所に着きました。引越作業の真っ最中。出張校正で使う階は、かなりきれいに片づけられています。仕事の引継のための挨拶もあり、1時間少しでお暇しました。飯田橋に来るのは、これが最後です。次は、池袋の近くの要町。
時間に余裕があるのは、滅多にないことなので、新宿で降りて、街をちょっとだけ見て回りました。西口から東口にまわりました。角のあたりが、ずっと金券ショップに変わっていました。あれだけ並んでいるのは、他では見たことがありません。(こういう世の中ですから、他にもあの程度のものは、もしかしたらあるのかもしれません。)
東口のサクラヤでコードを2本購入。もしかしたら、このサクラヤは持たないかも、という雰囲気でした。
帰宅すると、3歳男児はすやすやと昼寝。おおきいちびの友達が3人来ていました。ちいさいちびは怒りながら、コンピューターと格闘していました。ゲームが思ったようにならないようです。
家族そろって6時40分に廊下に出ました。目覚めたのは、6時20分。ちいさいちびがパパ何時と聞いたのがちょうど6時20分。
たしかに、昨日よりいくらか寒い。ただし、家の中は、さむーというほどは気温が下がっていません。きれいに晴れ渡りました。気温は、天気予報で繰り返されていたほど、低くはありませんでした。寒いと思い、冬のジャンパーを着込んで、あかんぼうを公園に連れていくと、日射しのあるところではむしろ暑いぐらいでした。
[わが家のダウンサイジング]
ちょっとしたわけがあって、秋に入ってから妻とわが家の家計の総点検を行いました。その結果、車を手放すこととしました。車の担当は、妻です。今日2件、査定をお願いしていましたが、1件目の方がこれだけ出してもらえれば、それでOK という数字を出してくれました。未使用に近いとまでは言えませんが、ほとんど近所しか動いておらず、全走行距離が3千前後だったおかげでしょう。あかんぼうが生まれる前の夏に購入したニッサンノートですが、3年半のつきあいでした。
ひとりで5時20分。まったく暗い。今夜から日本列島に寒波が襲来するようですが、昨日、今日(日中)と暖かい。昨日も、コートの必要性をまったく感じませんでした。
外語祭のため、一週間休みです。頑張って仕事をこなしておこうと思ったら、緊張の糸がほどけたのでしょうか、ひどい肩凝りが再来しました。しばらく状態がよくなっているかと思っていたのですが、仕事の緊張で知覚しなくなっていただけだったようです。スポーツの試合中、少々の怪我は痛みを感じないのと同じ現象でしょう。終わった後、ひどい痛みに襲われるというのは、すこしでもスポーツに熱中したことがある人はみんな体験があることだと思われます。
インターネットで検索をかけて、MacPro (Macintosh のNotePC)からレグザに画像を出す仕方がわかりました。
子どもたちがみんないる状況で試したので、画質の調整までは手が回りませんでしたが、ミラーリングというスイッチを押すだけでちゃんとマックの画面がレグザに出ました。YouTubeを映してみましたが、もとの画像の解像度が低いので、大きい画面で出しても、なんだこんなものか、という感じでした。子どもたちは、コンピューターの方がましと言っています。
ちびどもといっしょに6時半。雨は上がっています。ようやくすっきりとした青空を見られそうです。あかんぼうの3歳の誕生日。
3コマの授業のあと、ただちに帰宅。4時45分に西荻駅に到着しました。多磨駅発4時30分の電車にちょうど間に合い、中央線も待ち時間ほぼゼロで接続できたおかげです。駅前のコージーコーナーで、3歳男児のバースデーケーキを買ってから、帰宅。歯の状態を考えて、チョコレート味のシフォンケーキに生クリームを乗せただけのものにしました。ローソク3本。キャラクター3体。
帰宅すると、妻がダウン寸前。気分が悪いということですが、基本的には疲労の蓄積によるものだと思われます。
ちびどもは、ちいさいちび、おおきいちびと続いて帰ってきました。
お風呂、夕食がすんでから、ハッピー・バースデー。3歳男児が一番好きなのは、ローソクを吹き消すことです。ケーキは予想とおり、生クリームをすこしなめただけでした。そして、ゼリーのウサギさんをすこしだけ囓っていました。ちびどもは割と大きく切ったものを完食。さすがです。
夕刻、昨夜アマゾンに注文した“ラトックシステム VGA to DVI/HDMI変換アダプタ”というのが届きました。
子どもたちが落ち着いてから接続してみました。
ウィンドーズ側からは問題なく、レグザに出力されます。とりあえず、ちびどもの音楽会の写真を出してみました。予想していたほどの、あ、はありませんでしたが、みんなで見るのには向きます。
マッキントッシュの方からは、附属の変換ケーブルで接続はできるのですが、デスクトップの背景画しか映りませんでした。もうすこしきちんと調べてみる必要があります。
朝方に雨が降り始めました。しばらく降りそうです。
ひとり遅れて8時15分。ちびどもはママに言われて、自分たちの机とそのまわりの片づけ&掃除をやっています。普段は、なかなかひどいものです。すこしだけ手伝ってやりました。
終わったあと、ちいさいちびがせっかくの日曜だからお出かけしたいと言います。妻はでかける気力がないとのこと。明日3歳になるイーちゃんも連れて、新宿のイルミネーションを見に行くこととしました。
小雨。暗いのでイルミネーションにはちょうどよいかと、点灯時刻の4時に新宿に着きました。まず、西口から小田急の方に抜ける坂のイルミネーション。
ちびどもは、これより、サザンテラスの方がよいと言います。すごい工事中の交差点をわたってサザンテラスへ。え?、まだ点灯していません。
仕方がないので、橋を渡って、東急ハンズから高島屋地下に降り、ちょうど切らしていたコーヒー豆とパンを買いました。イーちゃん(にーちゃん、です。自分ではもうにいちゃんになったつもりです)は何を思ったのか、ガムシロップの袋を棚から取りだし、離しません。あっても使いますから、そのまま買ってやることとしました。
イーちゃんは、地下は嫌いのようです。イルミネーションまではたぶんまだ30分ありますが、小雨模様のデッキのところで遊んでいることとしました。ちびどもは、買ったばかりのパンをかじっていました。
イーちゃんがあっちこっちうろうろしたあと、やはり橋を渡って、奥の方へ。説明が書いてあり、11月いっぱいは5時に点灯とあります。数分待てば点灯です。点灯したあと、イーちゃんがまたとっとと駆けていきます。ちょうど駅の改札の方に向かったので、帰ろうと言いましたが、いやだ、の返事。諦めて、しばらく、まわりをぐるっと回ることとしました。南口でちびどもの切符を購入し、そこから東口へ。途中で、ストリートバンドをしばらく聞いていました。子どもたちはけっこう気に入っていました。
イーちゃんは、5回帰らない、電車乗らないというあいだに、1度ぐらいおうち帰ると言います。もう眠いしるしです。うまくごまかして、プラットホームへ。
イーちゃんは、まだ電車乗らない、乗らない、乗る、といった調子でしたが、そのまま電車に乗り込みました。案の定、中野に着く前に寝入りました。手には高島屋で買ったパンの一切れ。
小雨のなかやっと家に辿り着いて、居間に入れた途端、目覚めました。ぐっすり寝入る前に目が覚めました。しばらく大いにぐずってから、また寝入ったと思ったら、30分もしないうちにまた目覚めていました。その間に、私とちびどもは、夕食とお風呂。
起きた後は、いつものあかんぼうに戻っていました。
ちびどもの報告。壊れたと思った15インチ液晶テレビですが、復活したそうです。ちいさいちびがおもちゃに欲しいというので、ちびどもの部屋の音声だけテレビとして使わせていました。それが、なんと、今日の夕刻、再度画面が出たということです。ずっと長く持つとは思えませんが、しばらくは使えそうです。
ちいさいちびといっしょに6時半。他は、7時過ぎ。ちびどもは朝からお汁粉。お昼ご飯を食べてから、ちびどもは原っぱ公園へ。3時頃小雨がちらつきはじめました。3時過ぎに帰ってきました。
[『中央公論』を読もう]
妻が子どもたち全員を外に連れだしていってくれている間、以前買って途中までしか読んでいなかった2008年12月号の『中央公論』と『文芸春秋』を読んでいました。もちろん、総合雑誌を代表するこの二誌はともに、今回のリーマンショックを特集しています。『中公』の方は、「アメリカニズムの終焉と世界不況」と題して、佐伯啓思/田中直毅/堺屋太一/加瀬みきの4氏が原稿を寄せています。『文春』の方は、総力特集:世界同時不況というタイトルで、高橋洋一/榊原英資/竹森俊平/渡辺喜美/水野和夫/田村秀男/宮崎哲弥7氏の対談を掲載しています。
今回は、佐伯啓思氏の「もはや成長という幻想を捨てよう」という論考がもっともよい見通しを与えてくれています。
ずっと総合雑誌を読んできた者として、現代社会で起きていることに見通しをもちたいと思うのであれば、『中央公論』を読もう、と言いたい。ちょうどよいレベルの論考がもっとも数多く掲載されています。
→基本的にはこの種の雑誌は保存しない(保存するだけのスペースがない)のですが、特集が重要だと思われたものは今年度に限り、部屋の片隅にそのまま積み上げています。それを引っ張りだせばよいのですが、ウェブがどうなっているのか一度見てみようと思い、ウェブを見ました。
何と、『中央公論』の英語訳は、Central Reviewでした。え? もちろん、このタイトルで、内容のわかる英語圏の人間はいないでしょう。まあ、でも、それはよいでしょう。英語圏の人間でこの雑誌を読んでいる人は、ほぼゼロでしょうから。
特集です。
12月号:1)「老後を壊す政治」 2)「アメリカニズムの終焉と世界不況」
11月号:1)「政治崩壊」
10月号:1)「大不況時代到来 あなたは生き残れるか」 2)「小沢一郎の研究」
9月号:1)「日本の医療は沈没する」
8月号:1)「中国、逆上する超大国」 2)「連続企画 知的生活への誘い 鉄道を愉しむ」
夜半に目覚めて、すこし仕事。ちびどもは7時半。私は、7時10分。晴れ。
宝町で、建築史家のK氏、中世氏家のO氏と待ち合わせ。
京橋プラザ区民館前。ちょっと不思議な建物でした。近くの喫茶店で、歓談。6時にO氏は講演会に。私とK氏は、やはり最寄りのラーメン屋さん。K氏は醤油ラーメン。私は味噌ラーメン。そこから、東京駅まで歩きました。東京駅周辺の再開発は知識としては知っていたのですが、建物を見るのははじめて。K氏に説明をしてもらいながら、まっさらぴんぴんの建物群を見ていました。もう、クリスマスイルミネーションがぴかぴかです。子どもたちを連れてくると喜ぶでしょう。しかし、帰りの中央線の込み具合を考えると、東京駅は、子連れには向かない場所です。
ちびどもといっしょに6時20分。しかし、疲労による頭痛があり、30分は布団から出ることができませんでした。やっとすっきりと晴れました。同僚の方の証言では、朝方大学から富士山がきれいに見えたそうです。冬の到来を告げます。午後に3コマの授業。
疲れがでました。ちびどもより先に睡眠につきました。
夜半に目覚めて、すこし仕事。一昨日、昨日と同じく薄曇り。ちびどもといっしょに6時半。寒くなってきました。昨日はこの秋・冬はじめて床暖房を入れました。
原稿作成作業がたぶん9割の半ばぐらいに達しました。ひどい混乱状態にある机の上を片づけました。『生物学史研究』No.80(2008年9月)とISIS, Volume 99, Number 3 (Sep. 2008) が出てきました。ISISの書評欄だけまず読んでみました。次の3点。
Hiro Hirai on Didier Kahn, Alchimie et paracelsisme en France à la fin de la Renaissance (1567-1625), Geneva: Librairie Droz, 2007.
Didier Kahn on Allen G. Debus, The Chemical Promise: Experiments and Mysticism in the Chemical Philosophy, 1550-1800, Sagamore Beach, Mass.: Science History Publications/USA, 2006
Lisa Roberts on Ursula Klein and Wolfgang Lefèvre, Materials in Eighteenth-Century Science: A Historical Ontology, Cambridge, Mass.:MIT Press, 2007.
リサ・ロバーツの書評は、今回の原稿に直接関係します。原稿の見直しに役立ちます。
会議の日。
学部教授会:2時半〜5時45分。
大学院企画・運営室会議:5時50分〜7時。
大学院??会議:7時〜8時25分。
帰宅して、9時10分。さすがに疲れました。
ひとり遅れて8時。ちびどもは6時15分に起こしました。そのあと、そのまま布団のなか。気付くと、ちびどもは出かけたあとでした。あまえんぼうになったあかんぼうが、何か叫んでいます。昨日と同じような薄曇り。午前11時にあかんぼうは歯医者さんへ。病院で辛かったことを思いだしたようです。泣いたということです。歯医者さんの見立ては、傾いている前歯は、抜けているかもしれない、その場合には抜歯するということです。3日間は硬いものを食べさせないようにしてください、金曜日にまた診ましょうということでした。
『化学史研究』の第3号に書いた編集後記です。
・[pdf 新時代]
富士通が ScanSnap という高速スキャナーを出しています。A4 までの書類であれば、1分間に約20枚程度の紙を50枚程度まで一度にスキャンして、USBで接続したパソコン上に PDF ファイルで保存してくれます。コンピューターは、ペーパーレスに貢献すると言われたこともありますが、現実には会議の配布資料も含めてどなたの部屋にも処理しきれない紙があふれているのではないでしょうか。もう一度使う可能性は低いが、捨てられない書類は、思い切って pdf デジタルファイルで保存し、紙そのものは捨ててしまうという方針を貫くと、本格的な紙資料のダウンサイジングができます。設置面積がA4以下、重さが2キロ余り、4万円代の半ばの値段。Acrobat 8 Standard にはOCRが備わっていて、読みとった書類に関しては、(100%の認識率ではありませんが)文字検索ができます。資料の保存に関して、新しい時代の到来を告げていると言ってよいように思われます。
ちょうど今Adobe Acrobat 9アップグレードキャンペーンというのをやっています。ちょっと覗いてみました。
“文具王”高畑正幸氏に聞くScanSnap徹底活用術というシリーズが非常に興味深いものでした。2学期がはじまって私のScanSnap利用は止まっていますが、折りをみて、手書きの文章もScanSnapしておこうと考えるようになりました。
ちびどもといっしょに6時40分。薄ら寒い薄曇り。大学に共著者のひとりの高橋厚氏(Radboud大学、中世・ルネサンス自然哲学研究所ジュニア・リサーチャー)から、次の本が贈られてきていました。
金森修編著
『エピステモロジーの現在』
慶応義塾大学出版会、2008総ページ数で500頁、5600円の浩瀚な書物です。アマゾンに注文しようか、本屋さんで実物を見て考えようか、迷っていたさなかでした。高橋さん、ご高配、ありがとうございます。
目次は次の通りです。
金森 修「序論――現代フランスの主知主義的伝統 」
香川知晶「デカルト哲学のなかでの医学」
村松正隆「偶然の確率を計算する――クールノーの確率論」
近藤和敬「カヴァイエスと数学史の哲学――〈時間の外にある真理の歴史性〉というパラドックス」
三宅岳史「神経学とベルクソン哲学」
金森 修「或る実証主義の帰趨――フランソワ・ダゴニェ試論」
河野哲也「フランス心理学の誕生――なぜフランスでは「実験心理学」が成立しなかったのか」
山口裕之「生命の認識」
高橋 厚「「自然の作品は知性の作品である」――中世アリストテレス主義自然哲学における「生成」の論理」
荒原由紀子「地質学と起源の夢想――一九世紀フランスにおける文学と科学」
いつもとおり、2限、3限、4限と3コマの授業。
土曜日からの疲れが出たようです。帰宅すると、ぐったりしていました。
ちいさいちびといっしょに7時前。あかんぼうも7時20分頃、いつもとおりの様子で降りてきて、ザオー。まあ、大丈夫のようです。朝のうちは、ちびどもはふたりで仲良く遊んでいました。あかんぼうはいつもより機嫌が悪くなりやすい。まだいたい、と言っていますから、まあ当然です。
ちいさいちびが今日はどこかに遊びに行きたいと言います。どこがいいと聞くと、カラオケ。昼食後、図書館に借りた本を返してから、駅前のカラオケに。私ははじめてですが、ちびどもは以前ママといっしょに来たことがあります。どんどん建物のなかに入っていきます。5階に受け付け。2時間で千五百円強ということです。
私はいま作業の真っ最中である、原稿を持っていきました。
ポニョからはじめてちびどもは二人で、いろいろ歌っています。私は、しばらくは原稿のチェックをしていました。疲れた後は、ちびどものジャンパーを枕にして、しばらく横になっていました。寝入ることはさすがにありませんでしたが、休憩にはなりました。
ちょうど2時間で退出。でかけるときにわずかに雨が降っていたので、傘をもっていました。見事に忘れて部屋を出ましたが、店員さんがすぐに持ってきてくれました。
切れていたティッシュの箱と、ちびどものおやつ(ちいさいちびはキャラメル、おおきいちびは肉まん)を買って帰宅。寝ているかと思ったあかんぼうは寝ていませんでした。
ちびどもといっしょに6時半。ちびどもは7時になっても下に降りてきません。学校が始まる時間に雨が降り始めました。冬を感じさせる冷たい雨。→雨は長くは降りませんでした。
[あかんぼう、はじめての大けが]
夕食後、なかなかお風呂に入ろうとしなかったあかんぼうがやっとお風呂に入ってくれました。妻が入ってから10分ぐらい経っていたでしょうか。
お風呂には機嫌良く入って、いつも通り、飛び出してきました。バスタオルで全身をつつんで、まるでイワトビペンギンのようです。そのままぴょんぴょんして、自分の布団の方に行きました。と思ったら、布団のシーツで足を滑らせ、顔面から窓の下の桟にぶつかりました。
鳴き声と同時に、口から出血。いつもより前歯が3本前に出ており、歯が折れたのかもしれません。
お風呂から飛び出した妻が、様子を見て、すぐにいつも世話になっている歯医者さんに電話。あかんぼうは、しくしく泣いているだけです。歯医者さんは今日は矯正歯科の仕事をしているが、診てあげようということになったようです。
ちびどもに手伝ってもらって、あかんぼうの服を着せ、タクシーを呼んで、妻が抱っこした状態で歯医者さんへ。
しばらくすると、携帯から電話があり、大きな病院に行くことになったので、来てくれ。一番にお風呂に入り、パジャマでした。急いで着替えて、走って、歯医者さんの所へ。歯医者さんの説明では、骨折はしていないと思う、一分一秒を争う状態ではないが、口の中の様子が気になるので、口腔外科に行ってきてほしい、ということでした。西新宿の東京医科大に電話して、口腔外科の先生に話をしておいた、タクシーで行くのが一番速いというアドバイスです。
歯医者さんの前は、割と多く、タクシーが通る、ということで、歯医者さんの前の道路で待つこと、5分、タクシーが通りました。妻は心配だから家で待機しているちびどももいっしょに連れていくと言います。一度家まで行ってもらい、ちびどもをピックアップしました。急ぐので、パジャマの上に、冬のジャンパーを羽織らせました。
西新宿は、こちらから行くと、新宿の入り口です。思ったよりはやく着きました。救急外来かと思っていたら、夜間・休日外来でした。
しばらく待っていたら、名前を呼ばれて、診察室へ。
若い先生です。たぶん、国家試験に合格してまだ2〜3年といった雰囲気です。
折れてはいないが、左前の前歯の支えている部分が少しぐらぐらしている、また下の前歯の後ろ側の歯茎がめくれている、歯に関しては接着剤で固定したい、歯茎に関しては縫っておきたい、ということで、本来の口腔外科の部屋に行きました。
妻が抱っこしたまま、歯医者さんの椅子と同様の椅子に座り、私が押さえる役目。麻酔注射をするあたりから、からい、からい、からいのやだ、と泣き叫び始めました。首を左右に振り、全身をばたばたします。抱っこして寝ている妻が手と足を押さえ、私が首を押さえて、それでも何とか注射は出来たのですが、その先ができません。縫うためにはしばらくはじっとしてもらう必要がありますが、手の力で、100%固定することは不可能です。しばらく格闘して、お医者さんは縫うことは諦めました。あかんぼうも、もう我慢の限界です。やだ、やだ、やだ、おうちかえる、おうちかえる、と全身で暴れます。私も上着を脱ぎ、セーターも脱ぎました。さらに、看護婦さん1名が手伝いに来てくれました。大暴れするなか、接着剤だけやっと塗って、これで仕方がないでしょう、と処置は終了。
しばらく下で待っていて下さいということで、ちびどもが待っている場所まで戻り、しばらく待っていました。もう嫌な思いはしなくてよいとわかったのでしょう、あかんぼうは上機嫌でいろいろしゃべっています。おねえちゃんたちに、怪我したときの様子まで説明しています。
10分ぐらい待ったでしょうか、書類を抱えたお医者さんが降りてきました。こういう状況のあと、たぶんおおきいちびであったら顔を見ただけで泣いたでしょう。しかし、あかんぼうは、にこにこと対応しています。お医者さんが若いので、イーちゃん(おにいさん)みたいだと笑っています。痛み止めの薬だけもらって帰途に。
病院の入り口=出口のところに、タクシーが3台並んでいます。9時過ぎに帰り着きました。
ちびどもは、9時15分には布団に入りました。興奮したせいでしょう、あかんぼうは10時過ぎまで毛布にくるまったまま、テレビをみていました。気持ちが落ち着く時間が必要だったのでしょう。10時過ぎには、横になって寝入りました。口のなかはまだ痛いようですが、もう泣いてはいません。
どのぐらいかかるかはわかりませんが、時間が経てばなおるでしょう。私は腕に力が入りません。妻は全身が脱力したようです。
教訓。
歯医者さんの説明では、いきなり救急車を呼ぶとどこに連れて行かれるのかわからない、そして、連れて行かれた病院にその分野の専門医がいるかどうかはもっとわからない、医者同士で連絡をして、信頼できる専門医のいる病院にタクシーで行った方が確実だということです。なるほど。納得です。救急車は予想できないときに必要になります。あらかじめ準備を整えておくわけにはいかない。しかし、可能であれば、歯医者さんのアドバイス通りに動くのがもっともよい対応策だと言えるでしょう。
東京医科大は、おそらく、基幹病院だと思われます。しかし、実際に行ってみて、東京でも救急医療は危機にあるという報道が実感できました。
口腔外科の若いお医者さんは、いやだという子どもの相手はもう手に負えないとなるまで、広い処置室でずっと一人で頑張ってくれました。私が救急車で運ばれたときには、処置が終わるまで看護婦さんが二人ついてくれました。ああいう状態では、そばに人がいてくれるだけでずいぶん安心です。
単純に人数が足りていないのが、危機の最大の要因でしょう。
2兆円を配っている場合ではまったくないように思われます。
夜半に目覚めて、すこし仕事。2回目(?)の起床は、ちびどもといっしょに7時20分。小雨が降っています。
ちびどもは、先週の土曜日の振替休日で休み。
[Yona Siderer's presentation on Kikuchi's Ph.D. dissertation]
東大駒場で、古川安氏が日本化学史の授業を開講しています。余裕があれば全部に出席したいと思っていたのですが、やっと今日、はじめて顔を出すことができました。ちょうどよいので、早めに家を出ました。定例になった感がありますが、駅前のマックでフィレオフィッシュを食べた後、図書館へ。ちょうど橋本氏とお会いし、14号館のところまで雑談。私は、建物には入らず、図書館へ。DSBの必要な箇所を調べ、一人分コピーを取りました。図書館では、「顕微鏡にみる科学の歴史」という展示を行っていました。明治のはじめ、今の東大に繋がる諸機関で使われた顕微鏡の実物が一番迫力がありました。ずっと実物を見たかったレーウェンフックの単式顕微鏡も展示されていましたが、惜しむらくはレプリカでした。(ライデンのブールハーヴェ博物館製のレプリカ。手の平に収まる小ささを実感してもらうためには、もちろん、レプリカも重要な役目を果たします。)
その後、おおきいちびが小学校で、プラスティックにも描ける油性マジック(8本、10本、12本組のいずれか)が必要だと言われたので買ってきて欲しいと言っていたのを思い出し、生協によって、8色セットのマジック(油性マーカー)を買いました。
それから教室へ。308室には、DSBの新旧が揃っています。授業がはじまるまで、新しいDSBを調べていました。
私の次には、D1の留学生、それから古川先生ご本人。発表者のヨナさんの都合で、15分遅れてスタートということです。今CHFにいる菊池氏の博士論文より、最初の2章の発表でした。東大の橋本氏も、東工大の梶氏も来ました。ヨナさんは、まだ日本語が十分ではないということで、英語での発表&質疑応答。
私も日本化学史の勉強はしていますが、プロではありません。日本語の組織名や人名といった固有名詞を英語でどう表記するのかが難しい。おおよそ見当がつきますが、確認を取らないとはっきりしたことがわかりません。
工部大学校を The Imperial College of Engineering と表現するとは思いませんでした。(前後の文脈から、ICET は工部大学校であろうという推測はできましたが。)
また、日本ではフルベキ(あるいは、フルベッキ)と表記するGuido Verbeck ですが、ヨナさんは100%英語式の発音です。このあたりは、知識がないと、繋がらないところです。
15分遅れてスタートし、30分遅れて終了しました。終了後は、橋本さんのおごりで、お茶会。梶さんは、これから明日明後日と大阪で開かれる日本のSTS学会に行って来ると、喫茶店について席につき、一口コーヒーを口にした途端、大阪に向けて出発。いちものことですが、梶さんの旅行体力には驚嘆します。
4時に散会。
ひとり遅れて7時半。ディズニーの入場者数。アメリカ大統領選挙のニュースに隠れて、ディズニーランドの入園者・売上高が過去最高になる見通しというニュースが小さく出ていました。
それによれば、2009年3月期の入園者数が2650万人、連結売り上げ高が3750億円となる見通しだそうです。まさに1日10億円の世界です。午後、3コマの授業。
3限は、途中でマイクの調子が悪くなり、肉声(マイクなし)で話していました。
4限は、プロジェクターを使った学生の発表。壁に映写しましたが、十分によく見えました。
5限の発表は、妖怪。H君のおかげで、不思議な話の展開になりました。私の全く知らないホラーゲームに話題が展開しました。
ちびどもといっしょに6時半。寒くて暗い。暖房を入れるほどではありませんが、冬が近づいてきていることがよくわかります。会議の日。大学院諸会議。
大学に出る前に散髪屋さんによりました。もうすこしはやめに髪を切ってもらいたかったのですが、うまく時間がとれませんでした。
武蔵境10時半の電車。2限に走る学生が大勢乗っていました。
私はまずは事務棟4階。年末調整の書類を提出に行きました。1点忘れていたものがあり、その場で記入。それから、事務においている台車を借りて、印刷所からきた段ボール箱を運びました。
台車を返しに行った足で、特別食堂へ。貸し切りかと思ったら、すぐに私の他に2人の客が来ました。研究室に帰ってから、雑多な片づけ。
オバマの勝利をネットで確認してから、大学院の会議へ。途中で会ったT先生に、オバマとマケインの演説を聞いた、マケインの敗北演説はなかなか立派だったと教えてもらいました。
大学院教授会は予想通り紛糾しましたが、時間通りには終了しました。5時18分多磨駅発の電車に間に合い、帰宅。
夜遅く、オバマの特番をやっているかと思ってテレビをつけたら、いつも通りの番組でした。ひとつのアメリカ、にあわせて言えば、ひとつの世界、です。いいもわるいも、アメリカのあり方が日本に与える影響は甚大です。特番のひとつぐらいあってもよいのに。
ちびどもといっしょに6時20分。ちびどもは、学校のある日は、6時20分に起こせと言っています。ちょうど目覚めました。日付の変わる頃、ちいさいちびが寝言で叫んでいました。何かストレスがあるようです。子どもの場合、ストレスがあると、ひとにあたります。ちいさいちびの場合、あたる相手はあかんぼうです。ほんの些細なことで、怒っています。
ちびどもといっしょに7時。ちびどもは下に降りてこず、昨日買ったマンガ(『チャオ』と『なかよし』の最新号)を読んでいます。あかんぼうはすぐに起きてきて、ディズニーチャンネル。10時前に妻が子どもたちを全員、荻窪に連れていってくれました。助かる。何はともあれ、まずは、片づけをしないといけません。先週の授業の資料がそのまま堆積物のなかに埋まっています。すくなくとも11月の間は授業がきちんとできるように、資料の所在を確かめ、すぐに取り出せるようにしておく必要があります。
ひとりで5時50分。ワー。くら。もちろん、薄明ではあります。しかし、暗さを感じます。[プーシキン・メダル]
新聞を繰っていると、次の記事がありました。亀山郁夫学長にプーシキン・メダル
木曜日の沼野先生歓迎会のときに、今度ロシアに行って、大統領に会ってくるとお話されていたのは、この件だったようです。いろいろ話をお伺いしましたが、正確な記憶が残っていません。[ブラック・レグザ]
あかんぼうを筆頭に、ちびどもがテレビが見たいと騒ぎます。私もサッカーの中継以外にも、夜ひとりで30分程度報道番組を見ていることがあります。わが家の場合、設置場所の問題があり、横幅が56センチを超えると置くことができません。(おけるのは、横56センチ×縦57センチまで。)昨日、ネットで検索をかけてみて、22インチタイプまでであることを確認し、値段も調べました。そうすると、東芝のレグザ 22AV550 というのがちょうどよさそうだと判明しました。最安値が6万800円。そのまま、ネットで買う手ももちろんありますが、実物を一度確認してから買った方が安全です。
ということで、早めの昼ご飯を食べた後、11時過ぎに、久しぶりに車で吉祥寺に出かけることとしました。一時のガソリン価格の急騰がウソのようです。途中のガソリンスタンドの値段を見ると、まったくもとに戻っていました。
12時前にヨドバシに着きました。駐車場に空きスペースがないほどではありませんが、混んでいます。
妻とおおきいちびとあかんぼうがお手洗いに行っている間に、ちいさいちびと二人で22インチを捜しました。ありません。30とか40とか大型のものはいっぱい置いていますが、そして、20インチのものも15〜6インチのものもそれなりにありますが、22インチがありません。と思って、売場を一周すると、レジの真横に2種だけありました。シャープのアクオスと、東芝のレグザ。レグザの方には、値段は相談という表示しかありません。と思っていたら、ちょうどあかんぼうが我々を発見してくれました。
ネットの価格表は持ってきています。それを手に妻が店員さんと価格の交渉をしてくれました。責任者に相談してくるということで、係の方が提示してきた値段が6万7千円。ポイントバックが1割あります。その分を引くと、たしかにネットの最安値よりも安くなります。アマゾンの価格が\63,511 。持ち帰れるのであれば、個人的には、この価格程度であれば買って帰るつもりでした。ということで、交渉成立。
受け取った荷物は、車の荷台に載せて、こどもたちのために、東急の屋上へ。
なんとおねえちゃんは、東急の紀伊国屋さんで、マンガをママに買ってもらい、腰掛けてマンガに没頭。私が座って見守るなか、ちいさいちびとあかんぼうが二人で遊んでいました。途中で、パンダに乗るおカネ400円をもらいに来ましたが、あとは、二人で滑り台をしたり、ぐるぐる走り回ったりして遊んでいました。その間、妻は地下で買い物。こどもたちも、新しいテレビを見たいようです。吉祥寺のヨドバシは、2万円以上の買い物で2時間無料になります。無料の時間が切れる15分ぐらい前に、駐車場に辿り着きました。
帰宅して早速設置。最近はマニュアルを読むのが面倒です。マニュアルを読まずに、古いたぶん15インチの液晶テレビを取り外し、新しい22インチを据えました。リモコンを自分のものだと思いこんだあかんぼうの邪魔は入りましたが、なんとか、J-COMとビデオは映るようになりました。あかんぼうがうるさいのは、眠いせいです。地上波の設定は、あかんぼうが昼寝をしてからということにしました。
と、案の定、あかんぼうはソファに座ったまま昼寝。
マニュアルを引っ張り出してきて読むと、同軸ケーブルの差込口を間違えたようです。同軸ケーブルを別の口に差し替え、マニュアルを読みながら地上波の設定をし直しました。アナログもデジタルもともに映るようになりました。ひとまず、これで、満足。
だいたい、前のテレビが死にかけていました。死にかけのテレビと比較するのも、公正ではないでしょうが、ずいぶんきれいになりました。
地上波デジタルの方では、番組表も出ます。日曜日には志村動物園を楽しみにしていたちいさいちびは、番組表に志村動物園がなくなったといって怒っていましたが、ないものはない。8時からの行ってQの珍獣イモトだけで諦めることとしたようです。そして、アア、今晩は珍獣イモトも放映されませんでした。
ちびどもが寝付いたあと、ウェンツの出ている報道番組をしばらく見ていました。西武が負けたせいでしょうか、ウェンツは涙目で解説をしていました。たしかに、前よりずっと細部がわかります。発色も鮮やか。
日曜日ですが、昨日の幼稚園入園のための面接結果がもう届いていました。面接試験とは言え、たぶん、幼稚園が世話ができるかどうかを見るだけのものだと思われます。よほどのことがなければ、そこで不合格はあり得ないでしょう。
まあともあれ、これで、あかんぼうも来春からは、幼稚園児となります。
ひとりで5時45分。夜明け前の雰囲気はあるものの、まだ暗い。秋が深まりつつあります。土曜日ですが、今日はちびどもの学校開放日(昔の学校参観日)。それだけではなく、なんとあかんぼうも幼稚園入園のための面接日です。あかんぼうは学校が大好きなので、喜び勇んで出かけることでしょう。
なお、小学校の振替休日は、月曜日がもともと休日なので、金曜日になります。つまり、ちびどもは7日、8日、9日と3連休になります。妻は、幼稚園と小学校を何度も行ったり来たり。私は、あかんぼうを連れて、幼稚園に一度、小学校に一度。妻はぐったり。私も相当疲れました。
11月になりました。どうも風が強いなと思ったら、木枯らし1号が吹いたそうです。寒さを感じたので、昨夜からセーターを着ています。
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