ちびどもがおきて7時前。曇り。昨日、一昨日と暑かったのですが、今朝はわずかに涼しい。まだ7月。どういうわけだか、7月は長く感じます。
[ちいさいちび不調]
ちびどもは午前中、お母さんに近所のプールに連れていってもらいました。すると、いつになくはやく、迎えに来ての電話。どうしたことかと思ったら、ちいさいちびがプールで足をすりむいて、すぐにプールが嫌になり、外の公園で遊ぼうとしたら、ブランコから落ちて、家に帰りたいと言っているとのこと。まま、あることです。
洋服を中心とする子ども用品の安売り店が車ならば10分とかからないところにあります。午後ずっと家のなかにいるとちびどもがどうも限界に達しそうです。そのお店に行ってみることにしました。7台程度はいる駐車場がありますが、最初行ってみたときには満車で入れません。どうしようかと思ったのですが、すこし車を動かしつつ、ちびどもと相談し、沿線のデニーズでおやつにすることにしました。ちびどもはチョコレートケーキ。ちいさいちびは半分ほど、おおきいちびは全部平らげました。おおきいちびはさらにちいさいちびの残りも食べました。幼稚園児なのに、ケーキをほとんど2つ食べ尽くす勢いです。
そのお店にやはり行きたいと言うので、もう一度見に行きましたが、やはり満車。行きすぎて、大回りして再度帰ってきたときにも満車。3回行って3回とも満車ですから、今日はあきらめるほかありません。
しかし、ちびどもはそのまま帰宅では満足できないようで、どうしようかと相談しましたが、ともかく近所のスーパーに寄って、おやつを1つ買って良い、ということで妥協が成立しました。スーパーのなかに入っているモスバーガーでちびどもはおやつ。親は、冷たい飲み物で一服。
それで、やっと帰ってもよいということになり、帰宅。
お風呂に入り、テレビを見て休憩しているかと思ったら、ちいさいちびがドワーともどしてしまいました。最近はもどすときには、一階なら台所のシンク、2階なら風呂場に行って自分でもどすのですが、今回は間に合いませんでした。
たぶん、なにか体調が悪いのと、ミルクの飲み過ぎです。
いつもそうですが、もどしたあとは、けろっとしていて、むしろ元気です。床の上で、スイミングスクールで見て覚えてきたスイミングのフォームをしています。
これ以上疲れさせるとよくないので、7時に寝室に連れていき、就寝させました。わりとすんなり寝付いてくれました。
たぶん、今日合計で数十分は車を運転していた妻は、運転そのものにはいくらか慣れてきたようです。あとは、道を覚えることと、駐車です。教習場の路上練習でよく通った道は、覚えていて、楽に運転できるようですが、2回曲がると方向が定かでなくなるようです。
車を苦手にしていたおおきいちびも、ちいさいちびとおしゃべりしながら、お母さんの運転だと大丈夫な模様です。
今日はさすがに避けましたが、レインボープールにも行くことができそうです。
ちなみに、明日と明後日は、幼稚園の夏期登園日。助かります。私は、いっしょに家を出て、大学に行き、残った事務処理を進めてこようと思っています。机に向かうことができる時間は、平井さんとの共同研究論文(ボイル論)のチェックに専念しています。まるではじめて読む者になった気持ちで、一字一句チェックするようにしています。タイプミス等の校正ミスは最小になるようにしたいと思います。
ちびどもはおそらく6時半。私は7時。ちいさいちびは、おとうさんが寝ていると邪魔にきます。昨日は足下でくすぐりに来ました。今日は、乗っかってきました。[デスノートの夜]
昨夜、一通り仕事が終わったあと、買ってきたばかりで手元にあった『デスノート』の第5巻をつい手にとってしまいました。小さい文字が読むづらく、はやく眼鏡屋さんに行かないといけないなと痛感しつつ、その巻は最後まで読み通しました。午前2時。最近こんな時間まで起きていたことはありません。夏休みという気持ちになっていたせいでしょう。どうせ朝早くちびどもに起こされますから、第6巻第7巻はまたにして、午前2時で就寝しました。
本日、午前中と、午後のちびどものやってこない時間に、第6巻第7巻を読み通しました。これがなかなかおもしろい。学期の間に机の上、机のまわりに積み重なった地層を掘り崩し、すこしずつ片づける作業をしています。今日のところは、6割方進んだ感じです。
妻の自動車運転は今日が2日目。今日は、総走行距離にしておそらく3キロ。近所のスーパーに行って帰ってきただけです。駐車スペースに入れるのがいちばん難しいようです。
[ちび怒る]
昨日、妻のはじめての運転で夕食を食べて帰ってきたとき、ちびどもがそろそろ限界の模様だったので、先に自宅の前に車をつけ、ちびどもはテレビのハム太郎を見せておけばよいだろうと考え、そうしました。駐車場のスペースに車を入れるには、しばらく手伝いが必要な感じです。ということで、ちびどもには、二人でテレビを見ているんだよ、と言い残して、高々50メートル離れた駐車場まで行きました。いくらかスペース入れの練習をしたあと、私が先に自転車で帰宅したところ、家の前にちびどもが出ており、中学生か高校生のお姉さんが二人、ちびどもを見てくれています。気がついたら、お父さん、お母さんともに家のなかにおらず、不安になって出てきたようです。
とっさには、家の中にいなさいと言ったでしょ、と言い、ちびどもが泣いているので様子を見てくれていたお姉さんたちにはありがとうを言って、家に連れ帰りました。
ちびどもは、私がいっしょにいるものだとばかり思っていたようです。妻が帰ってきてからも、泣きながら抗議をします。
わかった、わかった、すまなかった、次はいっしょに動こう、となりました。
今日もお昼頃、昨日のことを思い出して、文句を言います。
駐車場には蚊が多く、駐車場でうろうろさせたくはないのですが、仕方ありません。当分、駐車場までいっしょに行ったり来たりすることになります。
ちびどもが起きて、6時前後。ちいさいちびは5時半に目覚めたということです。[水泳教室最終日]
ちびどもは2人そろって、火曜日からフジムラの水泳教室に通っています。もちろん、幼児の入門コースです。4日連続で、今日が最終日。
こわがりのおねえちゃんが、今日は行かないと朝方言い始めました。ほんとうにいやならば、幼稚園児ですからそれでもいいのですが、どうもそういうわけでもなさそうです。妻と二人で説得をして、見学だけでもよいから言ってみようという気にさせました。
帰ってきての報告では、ほかの子が楽しそうに水のなかで遊んでいるのを見ているうちに自分も参加したくなって、途中から加わったのだそうです。それでよし。
修了証をもらって帰ってきていましたが、それによればちいさいちびはあと2〜3日通えば泳げるようになるということです。ちいさいちびはこわいものしらずで、水にはいるのが楽しくて仕方がないようですから、むべなるかな。おおきいちびは、もうすこし水になれて緊張感が解ければ、泳げるようになるでしょう、とありました。まったくそのとおりでしょう。私の見積もりでは、あと1週間通えば、泳げるようになるのではないでしょうか。
まあ、いずれにせよ、今年は水になれるのが目標でしたから、これで OK です。[書類]
ひとりでいるあいだに、残っている書類を数点処理することができました。かかる時間ということではなんてことはないのですが、学期のあいだは、心のエネルギーが授業やいわゆる雑用でとられていて、元気なときにはすぐにすむ書類に手をつけることができません。同僚の先生方を見ていても、その種の書類をあまり処理せず、いろんな方面に迷惑をかけ続けている方もいます。
かかる時間そのものはたいしたことはないので、要するに、面倒くささで忘れる、さぼってしまうということです。
気持ちはよくわかります。私の場合は、意地でもその種の迷惑はかけたくないと思っているだけです。
ほかに、人間心理の一般的傾向というのもあります。私は最近手帳をごくたまにしか使っていません。机の右となりのカーテンレールにかけているカレンダーに用件は書き込んでいます。原則それだけです。あとは、今日はこれこれというふうに記憶していきます。記憶すべき案件が5件を超えると、あっちこっち動いているうちについ忘れてしまうことがあります。人間が一目で把握できる数は、3ないし4が限度だという話を聞いたことがあります。
もちろん、会議や人と会う約束がある場合には、その日の案件とスケジュールを紙に書き出して、忘れないようにしています。
書いたものを持ち歩かない場合には、自然と覚えていられるのは、3ないし4が限度だと感じます。[NOTE]
妻が自動車学校に通っている間に、実は自動車の購入もすませています。私以外の家族みんなが寝静まった夜、妻のコンピュータの隣に、自動車の雑誌がありました。ふと見てみると、目的別値段別の自動車購入の手引きです。
我が家の基準は、5人乗りのコンパクトカー。
翌朝、妻に話したら、だいたい似たようなものが候補になっていました。
実際に購入するには、実物を見ておいた方がよい、ということで妻が仮免の検定を受けた翌日(6月26日日曜日)に近所のニッサンにちびどもをつれて見学に行きました。ただ、車の大きさ(外見と車内)を見てみるだけのつもりでした。
大きさ的に我が家にふさわしいのは、幅をとって見れば3種でした。しかし、目的あるいは用途との兼ね合いを考えると、ほぼ1種に絞ることができました。
妻はその1種でよいと言います。
すると残るは値段の交渉。私の妹の旦那がニッサンの系列会社に勤めています。親族割引の可能性も考えていました。
(記憶が正しければ、親族割引の率は、決まっていて、14%〜17%とのことでした。その場合は、機械的に処理すると言っていました。)
私はちびどもの面倒を見て、交渉そのものは車を運転する妻がしました。月末は、そこの営業所の達成すべきノルマとの関係でふだんよりまけてくれることがある、と雑誌にはありました。雑誌には値引きしてくれる目安も書かれています。
今月(6月)に車の登録が間に合うように手続きを進めてくれれば、雑誌に書かれている値引きの最大幅おまけしましょうとのことでした。担当者の方だけではなく、そこの営業所のトップのお二人も見えてそう言います。
私はだからといって急がなくてもよいと思ったのですが、逆に買う車種を決めたのであれば、その場で買っても同じだということも考えました。
手続きには、車庫証明が必要だ、残りはこちらでやりますとのこと。妻は、幼稚園のお友達のお母さん方にあらかじめかるく相談していました。そのお母さん方のおひとりが、町の不動産会社の代表取締役。急遽電話して相談すると、いいわよ、探してあげるということで、2件ほど近所で見つけてくれました。
駐車場のことまでは私は考えていませんでしたが、妻は車を持った場合の年間経費の見積もりを作っていました。駐車場を決める要因は、我が家からの距離、値段、妻がまったくの初心者だという3点です。
こちらが決めてしまえば、書類は、不動産会社の担当者とニッサンの担当者の間で処理してくれるということです。ニッサンのなかのキッドスペースでよく遊んでいたちびどももそろそろ限界に近づいいたので、一端帰宅しました。
不動産屋さんのおねえさんが後ほど現地を案内するために、我が家まで来てくれるとのこと。書類としてはもう1点、住民票(→05.8.1 間違いでした。実印を使うので、印鑑証明でした)が必要だということで、私はおねえさんが来てくれるまでの間に、住民票自動発行機が日曜日も動いている区役所の出張所まで行って住民票をとってきました。
最初案内してくれた駐車場は、我が家から、50〜100メートル。地面は砂利ですが、スペースには幾分か余裕があって、妻でも何とかなりそうです。もうひとつの候補も距離的にはほぼ同じですが、マンションの立体駐車場の一区画とのこと。それは、免許証取り立ての者にはこわいのではないかと考え、最初に案内してもらったところに決めました。
1時間後には、書庫証明書を作ってもってきてくれました。今度は私ひとりでニッサンにでかけ、住民票(→正しくは印鑑証明)と車庫証明書を係の方に渡し、1万円の手付け金を支払って帰ってきました。
ということで、見始めから数時間で、購入手続きは終了したことになります。
あとは、6月末日と7月の中旬以降の2回に分けて、代金を支払い、購入手続きは完了。7月中旬の日程は、もしかしたら免許が取得できるかもという日付でしたが、まあそんなに無理をする必要もなく、実際に免許がとれたのが昨日。
ということで、免許証を持って妻が帰ってきてから保険の契約を行い、担当者に電話して、今日の3時に車を取りに行きました。実は、チャイルドシートは、週はじめぐらいから2つなかよく玄関においてありました。(妻がネットで購入。)
ニッサンの担当者の方が、最近はやりの大きなボックスカーで迎えに来てくれたので、それにチャイルドシートも載せてもらって、ニッサンに。
チャイルドシートの取り付けは、その担当者の方がやってくれました。
車の説明は、妻が担当者の方から聞いて、たぶん小一時間で引き渡し作業が完了。ちいさいちびは、車が好きなので、うれしそうです。車がすこし苦手なおおきいちびも、それにつられていくらかうれしそうです。車酔いは、気分的なものもかなり大きい。お母さんが運転手ならば、まあ、慣れてくれるのではないでしょうか。
私がナヴィゲーターで、ニッサンから駐車場まで、妻の初運転。
一度帰宅して、一休みし、風呂を浴びてから、青梅街道沿いのファミリーレストランに行ってみることにしました。はじめての妻は、左側の自転車と歩行者がこわいとのことでしたが、ファミリーレストランまでは取り立てて問題なく行き着きました。広い駐車場スペースがあるファミリーレストランでまだ混んでない時間帯でした。自動車学校であまり練習しなかったという車庫入れ=駐車スペース入れをゆっくり行いました。
こどもたちもおなかがすいていたのか、よく食べました。
駐車場からの出車は、相当手間取りました。青梅街道のすぐ先に赤信号があり、目の前に車が数珠繋ぎになります。歩道の人、自転車の流れも見なければなりません。ひとり親切なドライバーの方が、間を開けてくれたので、数回目の赤信号でやっと車列に割り込むことができました。道を覚えるために、そこからはいくらか大回りで帰ってきました。購入した車はニッサンの NOTE です。
夏休み
といいたいところですが、もうすこし仕事が残っています。今月中に終わらせるなんていう無理はせず、8月の第1週まで持ち越すつもりです。おおきいちびが起きて、6時。ふだん、夜仕事をすることはないので、少し疲れが残っています。
吉祥寺のキムラヤで、CD-R 25枚組を980円で購入。
吉祥寺の東急で、『デスノート』第5巻〜7巻を購入。
大場つぐみ(原作)/小畑健(漫画)『デスノート』(集英社、2004)の1巻から4巻は、去年の12月9日にアマゾンから購入して、11日に全巻読んでしまっています。西荻駅前の書店で、『サイゾー』と『新潮45』の最新号を購入。
[ハイチュウ]
身体が疲れたときや、頭脳労働で疲れたとき、甘みが欲しくなることがあります。最近は、ハイチュウがお気に入りです。ちびどもがお店で買うことが多く、ものはためしとすこしわけてもらったのがきっかけです。飴は時間がかかりすぎます。ハイチュウはその点すぐです。しかも、口当たりといい、フレイバーといい、ちょうどよい。
昨日医科歯科の講義の前、御茶の水駅で降りたとき、駅前の売店で、レモン水とハイチュウを買ってカバンに入れました。レモン水は、こういう時期ですから講義のときにも教卓の上において、遠慮せずに飲んでいたのですが、ハイチュウはさすがに気が引けて、使いませんでした。しかし、御茶の水のプラットフォームで帰りの電車を待っている最中、2〜3個とつづけさまに口に放り込みました。
そういう具合に利用しています。[7月の原稿]
夕食後、今月締切の原稿を担当者宛添付ファイルで送付しました。400字詰め原稿用紙換算7枚(2800字)ぴったりに収めました。この長さだと、基本的には一つの話しか書くことができません。その他の点についても触れるだけは触れましたが、高々2〜3行で触れた程度です。また、書くことを見合わせた点も多くあります。
→添付で送付したと思ったら、添付するのをそもそも忘れていました。大学の事務から来るメールには、よく添付ファイルを忘れているのがあります。私は比較的そうしたミスはしないつもりだったのですが、添付用のファイルを作成した時点で、添付が終わったと勘違いしたようです。今回の担当編集者の方は、ほんとうにすぐに(感じとしては10分以内ぐらいに)返事をくれます。「添付ファイルがありません」。「すみません。わすれました。」で再度メールを送りました。[車の免許]
朝一番で妻は東陽町に車の免許のための試験にでかけました。本人の「ペーパー試験は大丈夫」という言葉通り、午後2時前に免許をもらって帰ってきました。6月の7日から一番近所の自動車学校に通いはじめて、ほぼ2ヶ月で免許取得です。私は生まれてこの方一度も免許の取得を考えたことのない人間なので、聞いた話以外には免許のことはわかっていません。実技で3回延長(つまり再練習が3回)になっただけで免許が取得できたのは、上出来かも知れません。
そういえば、思い出しました。いろんなときの身分証明証に免許証が便利なので、原付の免許を取ろうかなと思ったことはありました。薄い本を読んで、少し試験の練習をして、実際に試験を受けて、簡単な実技の講習を受ければ、わりとかんたんに取得できるということです。下の妹がそう言っていました。
原付に乗りたいというわけではなく、免許証が便利、という発想だけだったので、発想だけに終わりました。つまり、教則本を買うところまでも実行していません。
おおきいちびは(おそらく)6時半。私とちいさいちびは7時前。台風一過の青空といいたいところですが、まだかなり雲が残っています。今日は34度まで気温が上がるということで、一転して、また真夏です。→実際には35度を超えました。午後は、机にずっと向かって、今日の夜の講義(東京医科歯科大学大学院MMAコース「世界の文化と医療」)のアップデートの作業をしていました。去年が初回。今年が2回目目。基本的には同じテーマについて話しますが、臓器移植法改正法案(2案)がもしかしたら今の通常国会にかかるかもしれないという状況を無視することはできないので、その点に関するアップデートを中心に、その他、諸所の見直し、更新作業を行いました。
1例だけ挙げておきます。年度毎の脳死・臓器移植の実施件数です。
2005年、2月に3件、3月に2件。(現時点までで5件。)
2004年、5件。
2003年、3件。
2002年、6件。
2001年、8件。
2000年、6件。
1999年、4件。
ということで、現時点まででは、通算で37件。脳死・臓器移植を実施している国のなかではこの数字はとても小さいものです。(アメリカは、年間2千件程度。イギリスは、2〜3百件。ドイツは、数百件。)とくに、今回の改正案のポイントは、現在の日本の法律では15歳未満に関しては、そもそも脳死・臓器移植を行うことができません。その枠をいくらか広げる(1.線引きの年齢を12歳まで下げる案。2.家族の同意のみで実施しうるとする案)ことを主眼としています。通常国会はもうすぐ会期切れですから、今国会での成立はありませんが、今年度中に審議され、成立を見る可能性はあります。
→何とか、東京医科歯科の講義を無事終了してきました。さすがに、夜の6時〜9時10分は疲れます。有益な質問・コメント・意見があったので、私の方は満足です。やれやれ!!!午前中は、平井さんとの共同研究論文(ボイル論)のチェック作業にかかりきりになっていました。ラテン語で相当量の引用があります。それを、はじめて見るつもりで、一字一句つきあわせてみました。その結果、ボイルの著作の初版についている正誤表そのものが間違っている事例を1件見つけました。また、新しいボイル著作集がもとのものにはないミスプリを導入している例を1例見つけました。
ちびどもは6時半。私は7時過ぎ。台風接近にともなう雨。おそらく一晩中雨。今日もずっと雨の模様。台風は、今夜関東を直撃するようです。ちびどもは、朝から水泳教室。今日から4日間、吉祥寺に通います。こわがりのおねえちゃんは、去年は、行かない、行かないと言っていましたが、今年は妹といっしょなので行ける気持ちになったようです。雨のなか子連れは大変ですが、9時前に妻が二人を連れていきました。
私の方は、11時すぎに家をでて、総務課総務係に1点書類を出し、図書館総務係で到着したという報せのあった、科研費購入のCD-ROM (The Hartlib Papers, Second Edition, A Complete Text and Image Database of the Papers of Samuel Hartlib (c.1600-1662), Held at Sheffield University Library, Sheffield, UK. Published By: HROnline, Humanity Research Institute, University of Sheffield, S10 2 TN, UK ) を受け取りました。それから食堂で昼食をとり、このまえ成績をつけたものの処理、先週お願いしてあった IP アドレスの追加申請の結果を受け取りに行きました。
すぐに、1時からの会議。予定通り、2時間弱で終了しました。
すこしコンピュータのファイルの整理をしてから、帰宅。
こういう台風接近の日に動くと疲れます。帰宅してすぐに風呂を浴び、夕食をとり、一休みしてから、机に向かうことができるようになりました。
かぞくそろって6時45分。台風接近中。気温は上がっていませんが、むしむしします。空気中の見えない水の薄膜が身体にまとわりつく感じです。それだけ湿度が高いのでしょう。→予報では最高気温が27度でしたが、30度を超えたようです。台風が運んできた熱と湿のせいでしょう。夏休みまであと一仕事残っています。明日の会議と明後日の夜の講義。(そして、原稿のチェック)。土日はばてていましたが、今日やっと力が回復してきた感覚があります。会議は私がばてていても進行しますが、夜の講義(連続3時間)は、体力が充実していないとできません。まあ、なんとか間に合ったかというところです。
[千のキミア]
最近ダウンロードしたものは、整理しました。現時点で総数971点。今、ガリレオ全集のダウンロードを行っています。それが20巻ありますから、ガリレオを完了した時点で991点となります。ほんとうに、はじめたときには、遙かな遠くの目標に思えた千がもうすぐです。もちろん、ガリレオは、キミア(化学=錬金術)とたぶんほとんど関わりはないと思われますが、広く科学史一般に関して重要なものもこのなかに含めています。[40肩/50肩]
夕方ちびどもがゴキブリを食卓の下に発見。虫がこわいおねえちゃんは大騒ぎ。我が家では虫取りはおとうさんの役目です。手近のティッシュの箱で、一撃のもとしとめました。やっつけたと思った瞬間、ああ、肩に激痛が走りました。2〜3分、あまりの痛さにうずくまっていました。おねえちゃんは、おとうさん大丈夫?と心配してくれましたが、ちいさいちびはまだそこまでの余裕がなく、はやくゴキブリが逃げ出さないようにやっつけてしまえとせかします。激痛がひいてから、ティッシュにつつみ、さらにちょうどよいビニールの袋に閉じこめきつく結びました。
こうした、ふとした動作で、まだ直っていないことを実感します。[杉浦日向子さん死去、合掌]
漫画家の杉浦日向子さんが死去されたというニュースがありました。合掌。
今手元にたぶん彼女のマンガはありませんが、『合葬』『百日紅』『百物語』は印象深い作品でした。美人漫画家という誉れの高い彼女が、知の怪人=巨人荒俣宏と結婚したころ、彼女が週刊朝日に連載していた人生相談をわりとよく読んでいました。「出戻りました。」という表現をよく覚えています。享年46歳。冥福をお祈りします。
かぞくそろって6時半。今日もまだ涼しい。→一日中曇っていました。9時半前に雨が降り始めましたが、すぐに小降りとなりました。妻がダウン気味だったのでの、お昼過ぎ、ちびどもをまず近所の図書館に連れていってやりました。それぞれ返す本が3冊ずつありました。
各自自分で3冊返したあと、2階の児童書のコーナーでお気に入りを物色。ちいさいちびはまだ文字を覚えていませんが、絵と文字のある本を選んで、まるで読んでいるかのようにけっこう上手にお話を語ります。おおきいちびはもう読めるので、いろいろとほんとうに探しています。
おねえさんたちにまじって、1時間ぐらい図書館に滞在してから、各自1冊ずつ借りて帰りました。
おうちで一休みしてから、今度は自転車に載せて、クィーンズへ。水をとるのと、おやつの買い物。大容器2パック分お水をゲットしたあと、ちびどもはパン屋さんでおやつのパンをとりました。それをもって、ジュースコーナーでもぐもぐ。飲み物が欲しいというので、別に紙パックのオレンジジュースと牛乳を買って、もっていってやりました。
ふたりともちいさいパンを二つ食べてしまいました。その後、もう少し遊びたいというので、2階の薬・雑貨売場で、食器や台所関係用品を見て回っていました。
4時半頃に帰宅。ちびどもの予想通り、妻は起きて、夕ご飯のしたくをしていました。
私が一風呂浴びて、机に向かっていると、階段で音が。ちいさいちびが階段で遊んでいて、足を踏み外し、転がったようです。我が家の階段は270度回転しています。その回転のおかげで、直接下まで転がらずに済んだようです。一番したまで転がる前に、妻にキャッチしてもらいました。ちいさいちびは2〜3回転したようで、階段の下で妻に抱っこされて泣いていましたが、幸い怪我はなし。
青ざめていた顔色も数分で回復し、そのまま風呂場に行きました。この前の肱の脱臼といい、やんちゃな男の子のようなトラブルが続きます。
身長も1メートルを超え、動きも一段と活発になっています。人怖じしない、行動力のある子なので、親がしっかり見てやらないといけません。疲れているときには、追いかけるのが大変です。夕食後ならびにちびどもの睡眠後、火曜日の会議の準備をしました。会議には2種類あります。ただ出席すればよいものと、準備が必要なもの、という2種類です。今回は、準備に数時間かかりました。目が弱くなっているので小さな活字のものはあまり読みたくないのですが、仕事だから仕方ありません。
ちびどもはおそらく6時半〜7時。私は8時前。昨夜は最低気温が21度。かなり涼しく、いつも網戸にして風を入れている窓を夜の10時には閉めました。
ちびどもがおきて、私が目覚めるまでの間に、夕立のように強い俄雨が降りました。私がちゃんと目覚めたときにはもう上がっていました。今日もすずしい模様。[採点]
朝ご飯のあとすぐに、6月7日に行った授業の採点の転記をすませました。採点そのものは授業がおわってすぐにすませていました。転記作業は、実は、木曜日の4限終了後からコンパまでの時間でやっていたのですが、そのときは時間切れで完了しませんでした。学籍番号順に並べ替える作業だけで半時間以上かかり、転記作業が7割から8割の時点で未完となっていたものです。
ひとり1回のリレー講義なので、採点結果を世話役の先生に渡します。[地震]
けっこう東京は地震の危険が高まっているようです。夕方、ちびどもが風呂に入っているとき、割と大きい地震がありました。震源地では震度5。私の住んでいる場所では、震度4か3といったところでした。ちびどもは風呂から飛び出して泣いていました。幸いなことに割と短く終わったので、すぐに泣きやみましたが、妻もいくらかショックだったようで、おなかが緊張して痛いと言っていました。
いろいろ予想されている大地震が来たときの備えをしっかりしておかなければなりません。[千のキミア]
ダウンロードそのものは、ぼちぼちやっています。ダウンロードしたファイルの整理は、それよりもぼちぼちやっています。アヴェロエス-アリストテレスのものが面倒でまだ放置していますが、アルベルトゥス・マグヌス(アルベール・ル・グラン)の情報は今日整理しました。総数としては、整理できていないものを含めて、おそらく900の半ば。千に達するのは時間の問題ですが、千を超える前後からもうすこし体系的に収集しようと思います。
例えば、かなり古い化学者列伝に、原光雄『化学を築いた人々』(中公自然選書、1973)があります。これは次の14名の化学者の伝記です。
ボイル;プリーストリ;ラヴォアジェ;ドールトン;デーヴィ;ベルセリウス;リービッヒ;ヴェーラー;ケクレ;メンデレエフ;ファント・ホッフ;アレニウス;ラムジー;フィッシャー
このなかで、ドールトン、ラムジー、エミール・フィッシャーについてはガリカにまったくファイルがありませんでした。そういう情報も、ダウンロードしたファイルのリストだけではなく、まとめて行こうと考えています。
ちなみにガリカに存在するフィアルの数ですが、次のようになっています。
ボイル:1(以前はもっと数多くあった)
プリーストリ:1
ラヴォアジェ:17
デーヴィ:4
ベルセリウス:32
リービッヒ:11
ヴェーラー:2
ケクレ:4
メンデレエフ:4
ファント・ホッフ:6
アレニウス:4
ちびどもはおそらく6時半。私は7時。昨夜はお酒のせいでしょうか、寝ているときいくらか汗をかいて、寝苦しく感じました。天気予報によれば、今日の気温は、24度〜28度なので、かなりすずしいうちにはいるのですが、昨夜はちびどもも少し暑く感じたようです。近所の酒屋さんが閉店セールをやっていると妻から聞いて、ちびどもが寝た後、ビデオを返すついでに見てきました。閉店セールということで、全品2割引となっています。残っていたのは、お酒と雑誌類で、その他のものは9割から10割なくなっています。見事なものです。
もともとコンビニ的な酒屋さんでしたが、店舗はコンビニに改装するのではないか、と勝手に推測しています。[涼しいのはいいな]
午後9時現在、気温は21度。すずしくて気持ちがよい。日中も日射しは強かったのですが、30度を超えることはなく、風が吹くと気持ちがよかった。
今週はいろいろあって、整骨医に行く時間がみつからなかったのですが、今日の夕刻、やっと時間ができて、行ってきました。夏なのにこのいくらかひんやりとした空気はほんとうにうれしい。治癒度という尺度を仮に考えるとすると、おそらく今は60から70といったところです。本当に夏休みにはいってしまえば、かなりよくなっていくのではと予想しています。
かぞくそろって7時半。涼しいとよく寝ます。いつもは夜中によく起きるちいさいちびもそれほどは起きませんでした。つまがちびどもをあさいちばんで近所のプールに連れていっている間に、一昨日下書きを書き上げた書評に手を入れました。最初の2パラグラフをばっさり切って、ほかもかなり手を入れ、2800字ちょうどにしました。まだまだ推敲作業は続けますが、一安心と言ったところです。
夏休み前最後の授業&打ち上げコンパの日。→吉祥寺の線路下のお店を幹事の学生たちは予約してくれました。なんと隣は、国際関係論ゼミのやはり打ち上げコンパでした。学生諸君は当然ですが、知り合いがけっこういるようで、挨拶をしていました。私は、先生と簡単に挨拶。3年生のコンパでしたが、4年生が3人乱入してきました。
1次会で解散は私を含め3人。残りの学生諸君は、カラオケに向かっていました。
帰宅して、風呂に入って、しばらくテレビを見ていました。人民元の切り上げと、ロンドンでの再度の地下鉄爆弾事件を報道していました。人民元の切り上げですが、いつかは実施されると思っていました。しかし、2%という姑息ですが、変動相場制に移行すると見れば、この変化は大きい。
ロンドンは、秋に行こうとおもっているので、かなりいやな感じです。
ちびどもはおそらく6時半。私は7時。
今日も比較的過ごしやすい一日でした。最高気温が30度に達するか達しないかぐらいだったようです。→29度だったようです。最初の会議:12時半〜1時。
次の講座会議:1時〜2時。
私の司会する会議:3時15分〜4時40分。
会議を終えて帰宅すると、妻もちびどもも疲れた顔。ちびどもがおおげんかをしたとのことでした。子どもは子どもですから、疲れてくると、どうしてもよくけんかをするようになります。
[ウェブの変貌]
インターネットが一般に普及しはじめたのは1995年です。今年で10年。ネットワークの変化は予想を遙かに超えて速い。
1.メールですが、私のようにウェブ上にメールアドレスを出していると、驚くほどのジャンクメール、迷惑メール、詐欺メールが来ます。最近の感覚では、9割方はそうした無意味な、あるいは悪意あるメールです。善意の前提の上に成り立っていたシステムが、悪意の存在に対して無防備だったというしかないのでしょうか。
2.私は、いまでもまだなお、ホームページの毎日更新を続けています。しかし、いわゆる日記サイトと呼ばれるものには、ピーク時にはスリリングで面白い文章が見られたのに、すっかり更新が滞っているサイトが少なくありません。
ウェブで更新が滞ると、物理的世界の感覚では店じまいに近い。最近の日記サイトは、まるで地方都市の中心街のようだといえば言い過ぎでしょうか。
自分でも理由はよくわかりませんが、私は、10年はがんばりつづけようと思っています。ただし、以前のように、自分の更新と同時に日々他の日記サイトを巡回するのは止めています。更新が止まったのが確定した時点で定期的に見るのも終わります。ちゃんと更新されているサイトは、3日に一度ぐらいは見ていますが、まあ、その程度です。(なお、2ちゃんねるはもうすでに終わっているという説を聞きました。そうかもしれないと思いました。「電車男」の流行は、2ちゃんねるの挽歌だとその説を唱えた人は言っていました。それもそうかもしれないと思いました。)
→コミュニティ化。日記サイトに代わって、mixi のようなコミュニティタイプのものが人気を集めているようです。コミュニティに移行するのは、気持ちとしてはよくわかります。今はなきパソコン通信時代のフォーラムがやはりコミュニティでした。
うまく表現できるわけではないのですが、ホームページのオープンさは守る価値があると思っています。
ちいさいちびといっしょに6時。2日目の夏の朝。7月末締切の原稿ですが、400字詰め原稿用紙換算7枚=2800字の指定です。ちびどもが幼稚園に行ってから、迎えに行くまでの間で一応下書きは書き上げました。字数は若干オーバー。とある雑誌から依頼された書評ですが、重要な本です。むしろこの程度の字数におさえることが難しく、あと1週間強、盛り込む内容の取捨選択を繰り返して、ぴったりのものに仕上げたいと思います。
なお、先月末締切の原稿に関しては、校正刷りを昨日返却しました。細かく推敲を重ねました。一気に書き上げたものでは、そんなに細かく赤を入れることはないのですが、今回は細切れの時間をつなげて書き上げたものなので、かなり細かく手を入れました。梅雨明け2日目は、いくらか楽な日でした。空に雲が多く、30度を超えたとはいえ、たぶん30度そこそこにおさまったせいでしょう。去年は、35度を超えて、36度、37度、38度なんてことが珍しくありませんでしたから、このぐらいは子どもの頃の夏の感覚です。
さて夏休みまでに残るは、明日は会議(3つ)、明後日の授業と夏休み突入大コンパ、来週の火曜日の会議、来週の水曜日の会議と夜の授業(医科歯科での1回2コマ限りの非常勤講義)、です。ちびどもは明日終了式で、子を持つ親には共通の恐怖、すなわちちびどもの夏休みの開始です。だましだまし1ヶ月あまりを過ごすしかありません。
おおきいちびが(おそらく)6時半。ちいさいちびが6時45分。あきらめてちいさいちびといっしょにおきました。あまりにちらかっているので、朝からお片づけ。ちいさいちびはまだまったく戦力になりません。他の3人が働いているあいだ、お歌をうたい、関門をつくり、遊んでいます。まあ、邪魔にならなければよし。
本日は、
梅雨明け
でした。去年ほどではありませんが、日射しの強さに夏を感じます。でも、実は、夏至は6月21日でしたから、夏至からはもうほぼ一ヶ月経過しています。今は6時20分ですが、7時には暗くなっています。私の子どものころの体験から言っても、夏空のもと水泳に行って楽しかったのは、お盆までです。お盆を過ぎると、海も川もあまり水泳にはむかなくなります。(海にはクラゲが出ます。川では、1.台風が来て増水、2.渇水、3.そういう気分ではなくなる。)駅前のラーメン屋で昼食を食べたあと、ちびどもは妻といっしょに荻窪に遊びに行きました。3時前に迎えに行くと、いたって上機嫌。こどもというのはほんとうに現金なもので、水泳用の眼鏡とおもちゃのハイヒールと扇子を買ってもらって、うれしかったようです。ぴょんぴょんはねていました。おとうさんにはなんにもないよ、とこれもうれしそうに報告してくれました。はい、はい。
土曜日の編集委員会の宿題ですが、昨日はカバンを開けることもしませんでした。日程のつまっていることがらもあるので、午後着手しました。日曜日にさぼったのは、わりと面倒なことがあったからです。夕食までに、1点を除き処理しました。(今日中にすべて処理したいと思います。)
面倒というのは、一種の苦情処理のような仕事だからです。
ちびどもが寝付いたあと、なんとか最後まで処理しました。公表するわけにはいきませんが、なかなかに頭の痛いトラブルもあります。[ディスカベリー・チャンネルの夜]
昼間1時間ほどディスカベリー・チャンネルでサメと格闘する(映画のジョーズがどの程度実際にありえる話なのかどうかを、まあ普通の人にはばかげた実験を行って、検証する)番組を見ました。
夜、仕事が終わったあと、ワニ(体長5メートルを超えるのもいるクロコダイル)と格闘する(クロコダイルを絶滅から救うために、巨大クロコダイルに発信器をつけ、生態を調査する)番組を見ました。
きゃつらの情熱は、いったい何でしょう。ともあれ、とても面白い。
人間でも子どもは(正確には子どもの一部は)野生です。サメやワニと格闘する彼らもほとんど野生です。そして、野生の面白さ。
たぶん、クリシェでしょうが、ちゃんとした大人の野生の行動が、人間の内奥の野生の部分に共鳴を引き起こす、この面白さはそう表現することができそうです。
おおきいちびが(おそらく)6時半。私が7時前。ちいさいちびが7時半。夏の朝。
ちびどもは朝からプール、プールと口をそろえています。→私が昨日の疲れで休んでいる間、妻がちびどもを近所のプールに連れていきました。1時間と言っていましたが、2時間たっぷり遊んできました。ちいさいちびはプールから出た途端、空腹と疲れであばれはじめたということで、私が自転車で迎えに行き、帰ってきてすぐに昼食。ちいさいちびがおおきいちびの手を引っぱって、プール中をあっちこっちしていたようです。[サイバラの日]
プールで疲れたちびどもが昼寝をする間、昨日買ってきたサイバラを読んでいます。サイバラはひとでなしの天才です。1冊読み終わると、奇妙な充実感があります。これはいったいなに?
1冊でも充実感があるのに、2冊ともに読んでしましました。なんでもこい、です。→おそらくだれもが同じ場所で涙を流し、同じ場所で忘れていた部分が目覚める感動を体験するのでしょう。サイバラは、続こどもの時間で、幼稚園の園庭で泥遊びをしていて思わずおしっこをもらしてしまった長男に、「おしっこをもらすくらいに楽しい」瞬間を見つけます。俗に「しょんべんちびる」と言いますが、それは普通恐怖が原因です。ああ、でも、たしかに、「しょんべんちびる」ほど楽しいというのも、擬似科学の用語を使えば恐竜脳の部分で理解できる。
こう考えてみれば、恐怖でしょんべんちびるのにも、実はカタリシスが潜んでいるのでしょう。帯を見ると、毎日新聞連載中とあります。すごいな、毎日新聞。もしかしてやけくそなのでしょうか?
ちいさいちびがおきて6時40分。曇り。やや涼しい。今日は、午後駒場で編集委員会。その後、7時から新宿で飲み会。ちびどもは、小学校の校庭で開かれるおまつりを楽しみにしています。お祭りの最後に打ち上げられる花火がとくにお気に入りです。ほかにヨーヨー釣りと綿アメ。
[失踪日記の夜]
編集委員会は3時から。順調に進行し、4時過ぎには終了しました。7時開始の飲み会までは時間がありますが、久しぶりに小田急線に乗り、新宿へ。都会の雑踏というのも久しぶりでした。いくらなおなかがすいていたので、いつもの沖縄ソバ。それから、さくらやにはいり、編集委員会で使うフロッピー・ケース等を購入し、さらにジュンク堂へ。
吾妻ひでお『失踪日記「全部実話です(笑)」』イーストプレス、2005年3月。
西原理恵子『毎日かあさん:カニ母編』毎日新聞社、2004
西原理恵子『毎日かあさん:お入学編』毎日新聞社、2005
この3冊を買って、ジュンク堂の一角にあるコーヒー・コーナーへ。大きい机の一角に席をとり、7月末締切の原稿の作業をしなくてはと思いつつ、つい吾妻ひでお『失踪日記「全部実話です(笑)」』を開いて読み始めました。うーん、何ともいいようのない面白さ。6時55分まで読んで、お手洗いに行き、飲み会会場に向かいました。地図で見て、たぶんここだろうという場所にありました。
いろんな人生。
出版者勤務の方に、次の本をもらいました。
小倉紀蔵『韓国、愛と思想の旅』大修館書店、2004
テレビで何度かみかけた方の著作です。
2次会も参加して、12時4分新宿発の総武線で帰ってきました。帰り着いてシャワーを浴びても身体に暑さが残っています。私の部屋にクーラーをかけ、『失踪日記』の残りを読んでしまいました。飲み会の前後で、読み切ったことになります。なんとも不思議な感触。
おおきいちびがおきて6時半。今朝は快晴。真夏日が訪れます。
ちびどもはプール、プールと言っています。ちびどものプール開きが近づいています。『論座』8月号を買ってきて読んでいました。最初の特集は、「小泉首相の「自己中心外交」」。いま関係の悪化している日中関係、日韓関係については、日本にアジア外交のビジョンと長期的政策が必要です。EU はただちには無理でしょうが、長期的には、そう、まさに6カ国協議と同じ枠組み、ロシア、アメリカを巻き込んだ日本、中国、朝鮮半島の協議体が必要です。
ほかに、ピュリツァー賞作家ローリー・ギャレットの「鳥インフルエンザが人類社会を襲う?―H5N1ウイルスの脅威にどう対処するか」が面白い論考でした。インフルエンザがいつどういうふうに流行するのか、現在の知識水準で科学的に予測することはできませんが、鳥インフルエンザが人類社会に仮に流行することがあった場合、1918年〜19年に世界を襲い、5千万人から1億人が犠牲となったスペイン風邪を超える可能性があるということです。流行するかどうかはわからないが、世界的に予防体制を築いておく重要性をギャレットは指摘しています。
昨夜ちいさいちびにトラブルがあり、一晩中断続的に泣いていました。そして4時半に目覚めてしまいました。
トラブルというのは、寝るために私とちいさいちびで階段を上がろうとしたとき、ちいさいちびがいきなり右手で私の手につかまり体重をかけました。急いで引き上げようとしたところ、何かがはずれた感触があり、ちびが痛い痛いと大声で泣き始めたものです。右腕を触ると痛がりますが、泣きやむ時間もある。脱臼だったらもっと大泣きするはずで、脱臼ではなかろう、でも、どこがどう悪いのかわからない、そういう事態でした。
右手はまったく動かそうとはしませんでした。苦労しましたが、寝付いたのは寝付きました。しかし、ちょっとしたことで目覚め、目覚めると泣きます。どういうふうに痛いのかわかりませんが、腕が痛いのは痛いようです。
朝までそれを繰り返しました。
朝一番で私がいつもお世話になっている整骨院に行くと、そこのお医者さんが、すぐに直してくれました。数秒です。肱の関節がはずれていたとのこと。小さい子どもははずれやすいということでした。なおってやれやれ。
先生がもう直ったよ、右手を動かしてご覧と、目の上あたりに飴をかざすと、目にもとまらぬ早業で利き手の左手をつかって飴をつかみました。見ていた人間全員が大笑い。痛い記憶が残っていてすぐには動かそうとはしませんでしたが、お医者さんの直ったよの言葉でおそるおそる動かすと動きます。
1分〜2分で、右手も普通に動かせるようになりました。3限、4限、5限と授業。→さすがに少しつらかった。自分がしゃべっているときは大丈夫なのですが、そうじゃない時間にはしんどくなりました。
帰宅すると、ちびどもは昼寝から起きて、ご飯を食べている最中でした。昼寝をしてくれたのはよい。ちいさいちびは昨夜は睡眠時間の半分ぐらいしか寝ていません。おおきいちびもかなりはやく起こされています。子どもには睡眠はとても大切です。[千のキミア]
というわけで(わけの内容は7月11日)、アルベール・ル・グランのファイルもガリカからダウンロードしました。全点28ファイル。ということで、千のキミア・プロジェクトは総数927に達しました。久しぶりにサットンさんのサイトを見ると、1万5千を超えていました。私の方は、その1割程度を目指そうと思います。
ちいさいちびは5時半。私は7時。喉の風邪が全身にまわったようです。体がしんどい。風邪気味で、風邪を引いたとまでは行っていませんが、とかかく体が重い。風邪を引いてしまわないように、気をつけながら、今日の会議、明日の授業をこなしたいと思います。
昨日に続き、今日もすずしい。天気予報によれば、最高気温が24度とのこと。相互貸借で申し込んでいた次の本が届いたとの知らせがあったので、大学に着いてすぐに図書館に向かいました。
A.W. Pollard & G.R. Redgrave (compiled)
A Short-title catalogue of books printed in England, Scotland, & Irela nd and of English books printed abroad, 1475-1640
2nd ed., rev. & enl. begun by W.A. Jackson & F.S. Ferguson, completed by Katharine F. Pantzer.
2 vols., London : Bibliographical Society, 1976-1986
版型はフォリオ。けっこう厚さもあり、2冊揃うとずっしりとした重さでした。検索をかけられることももちろん重要ですが、やはり実物の本を手に取ることができるといろんなことがわかります。
ちびどもがおきて6時30分。今朝は気温が下がっています(22度、湿度78%)。窓を開けると涼しい。→12時の気温が20度。いつもの格好で外出すると寒く感じました。午後は再び気温が上がりましたが、23度程度。
昨日飲み会の途中から声の調子が悪くなりました。クーラーのせいで、喉だけ風邪をひいた感じです。電話をかける用事があったのですが、明日にまわしました。外出時に喉飴を2種買ってきました。[千のキミア]
ここんところ、「千のキミア」プロジェクトをぼちぼちと進行させています。ケクレ、オストヴァルト、ケルヴィン(ウィリアム・トムソン)、ファント・ホッフ、ヴュルツとガリカからダウンロードして、総数でもうすぐ900というところまで来ました。とくにヴュルツの化学辞書は容量が大きく、全部で1Gを超えていました。その他のものと会わせて、3枚のCD-R0M に焼いて、大学の母艦HDにストックしておきました。
なお、昨日の飲み会で、どうもダウンロードがうまくできていない人がままいるようです。ちょっと話を聞いただけでは、問題点が何なのかわかりませんでした。
(ネットの接続速度はわりと重要な要素です。我が家のケーブルでは、最近常時100K前後の数字が出ています。大学のランでもほぼ同じくらいの速度です。どういう接続環境でも、実効速度が遅いと、途中で接続が切れることがあります。)
ひとりで6時10分。いわゆる熱帯夜でした。6時台ですでに27度とのこと。昨夜は時間が経つと暑くなったような感覚がありました。来週の月曜日は、海の日で休日なので、月曜日の授業は今日が最終日。
午後はずっと大学院の授業。道場破り(ゲスト)のT君を含めて、3名が修論について発表。T君の発表終了後、打ち上げコンパ。5時半にならない時刻によりみちに着きました。一番乗りかと思ったら、もう飲んでいるお客さんがひとりいました。
10時前に切り上げ、解散。2次会にでかけた組もいるようです。[マッケ]
思うところがあって、化学辞書で有名な Macquer, Pierre-Joseph (1718-1784) について少し調べてみました。まず、『科学史技術史事典』(弘文堂)。私は、項目として取り上げる価値があると思いますが、この事典では独立した項目としては取り上げられていません。ただし、4箇所で言及があります。なんと、カタカナ表記が3通りに別れています。マケール、マケ、マッケ。実際のところ、発音はよくわかりませんが、同じ事典中で統一がとれていないのはまずい。
さて、ガリカには有名な辞書はなく、2点、教科書があります。
Élémens de chymie théorique
Paris, 1749Elemens de chymie-pratique, contenant la description des opérations fondamentales de la chymie ,
Paris : J.-T. Hérissant, 1751エッコー(ECCO) でどの程度あるか調べてみました。
A dictionary of chemistry. Containing the theory and practice of that science
2 vols., London, 1771Elements of the theory and practice of chymistry
The second edition. London, 1764.
The third edition. Edinburgh, 1768
The fifth edition. Edinburgh, 1777
以上の通り、『化学辞書』の英訳の他に教科書『化学の理論と実際の基礎』の英訳は、第2版、第3版、第5版とECCOにあります。
これをみると、マッケの化学教科書が英語圏でも相当の人気を博したことがわかります。
なお、ウェブキャットで調べると、この化学辞書を所蔵しているのは、関大図書館のみです。もちろん、早稲田や中央のようにウェブキャットに参加していない大学もありますから、日本でたった1館とは断定できませんが、寂しい限りであることは間違いありません。
逆にいえば、18世紀に(ラヴォワジェ以前に)非常に人気を博した化学教科書が日本の図書館には1冊も所蔵されていないのに、ウェブ上では英訳とはいえ簡単に入手できます。年長の大学人にはこのことの意義について気付いていない方も少なくありませんが、研究条件ということではとても大きい。明らかに新しい時代が到来しています。ついでにアルベルトゥス・マグヌスも調べてみました。ガリカにはなし。エッコーには次の英訳がありました。
Albertus, Magnus, Saint.
De secretis mulierum: or, the mysteries of human generation fully revealed.
London, 1725
以上、ガリカにないものでも、エッコーにはあることもある例示です。→05.7.13 考え直しました。アルベルトゥス・マグヌスがガリカにないわけはないだろう、たぶん、Albertus Magnus ではかからなくて、フランス語型だけで検索できるようになっているのであろうと思い直しました。
その通りでした。フランス語型は、Albert le Grand.
これで、28件出てきました。同じものの別の版が含まれますから、28の別々の著作があるわけではありませんが、それでもこれだけあればたいしたものです。
ただし、
Compendium theologice veritatis / [Albertus Magnus]
というふうに表示するのに、著者名に "Albertus Magnus" と入力しても "Albert le Grand" の著作が出てこないというのには不満があります。
次のような著作があります。
De vegetabilibus libri VII
De secretis mulierum libellus cum scholiis
de secretis mulierum et virorum nuperrime correcte et emendate
[Alberti Magni commentum in libros physicorum Aristotelis]
De cielo et mundo
Divi Alberti Magni de animalibus
Divi Alberti Magni physicorum sive de physico auditu libri octo
Illustrissimi philosophi & theologi domini Alberti Magni compendiosum insigne ac perutile opus philosophie naturalis
Liber Alberti de generatione & corruptione
Liber Alberti Magni de secretis mulierum
Liber secretorum : Alberti magni de virtutibus herbarum lapidum & animalium quorundam, ejusdemque liber de mirabilibus mundi, etiam de quibusdam effectus causatis a quibusdam animalibus
Opera excellentissimi philosophi Alberti Magni super tota logica Aristolis Prima pars summe Alberti Magni de quatuor loequevis, una cum secunda, que est de homine
Prima pars summe Alberti Magni de quatuor loequevis una cum secunda que est de homine
Secreta mulierum et virorum
Secreta mulierum ac virorum
アルベルトゥス・マグヌスに関しては、全集(Opera Omnia)を所蔵している図書館はそれなりの数存在しますから、ともあれ、労を惜しまなければテキストを見る、読むことはできます。
→ あのサットンさんのサイト:AN ANALYTIC BIBLIOGRAPHY OF ON-LINE NEO-LATIN TEXTS by Dana F. Satton にもアルベルトゥス・マグヌスがないのも、同じ理由ではないかと思われます。サットンさんにして、 "Albert le Grand" と入力することができていないということではないかと思われます。
ちびどもが起きて6時半。昨夜はかなり強い雨が降っていましたが、今朝はすっきり上がっています。晴れ間もすこし見えています。夏の日射しを予感させます。
ちびどもが起きて6時半。晴れ間はまったくみえませんが、昨夜の雨は上がっています。今日はこのままずっと曇りままで、また夜になって雨が降ってくる模様。[千のキミア]
最近すこしずつ進めている「千のキミア」プロジェクトですが、850まで達しました。最近の追加は、デュマ、クラウジウス、ベルナール、カニツァーロ、リービッヒ、ジェラール、ゲイ-リュサック等です。[土曜日の学校]
今日の土曜日は、妻も学校、ちびどもも学校です。ちびどもは駅前のマックで昼食を食べさせたあと、駅前の英語学校。私は地下の喫茶店でゲラの点検をしていました。40分の教室なので、ゲラを集中してみたら、時間が来ていました。部屋の外に親が待機できるスペースがあります。ガラス越しに中をすこし見ました。ケリー先生について、幼児が4人単語を叫んでいました。なお、このクラスは、もともと水曜日のお昼にやっていたのを7月にはいって土曜日に変更になったものです。昔バレー教室でいっしょだったMちゃんがいました。Mちゃんは昔よりよくしゃべる子になっていました。この年齢の子どもは1年で見違えますから、まあそういうことでしょう。
ちいさいちびといっしょに6時45分。昨夜の酒はほぼ抜けた感じです。
とはいえ、体をすっきりさせるため、いつもの倍近くのカフェオレを摂取し、ちびどもを幼稚園の送る前にシャワーを浴びました。気のせいかもしれませんが、肩の調子が少しだけよくなった気がします。痛みは相変わらずですが、可動範囲がたとえば50%から70%になったかな、というそういう変化です。ただアルコールのせいかもしれません。ちびどもが眠りにつく頃から、また雨です。窓を開けていると明らかに寒い。いましばらくこうした天候がつづくようです。個人的には、35度の暑さより、梅雨寒の方がありがたい。
七夕。さて、七夕の夜は、昨夜なのでしょうか? 今夜なのでしょうか?ちいさいちびが起きて6時半。昨夜もかなり涼しかった。
6月末締切の原稿ですが、昨日大学にゲラが届いていました。規定の量を10行ほどオーバーしていました。その場で読んで、まずは、10行分削る作業だけ完了させました。なおしたつもりでしたが、息の乱れ、リズムの乱れが残っていました。空いている時間に少しずつ執筆した副作用(?)です。
編集者の方と相談しつつ、今しばらく推敲作業を続けたいと思います。卒論ゼミのコンパ。駅前の「よりみち」にて。意外だったのは、多磨線で帰る学生がたったひとりだったことです。
ひとりで6時半。夜半から雨。雨が降り始めて、気温が下がりました。今朝はすこし寒く感じます。科研費で発注した、新しいマックとディスプレイが今日届きました。セットアップに30分。その9割は、置く場所を作るために使われました。コンピュータそのものはただ接続して、パワーボタンを押せばOKでした。
ただし、最初の管理者用のパスワードを入力するときに初めて使うキーボードのせいで、入力を間違えたようで、その部分だけインストールしなおしてやり直す必要があります。やれやれ。もっと注意して入力すべきでした。水曜文化講座、夏学期の最終回のために学校にでました。
吉増剛造氏による「吉増剛造・詩の朗読会」。
とてもよかった。ほんとうに面白い最終回となりました。(詳しくは追って)。
[宅送手続き]
日曜日の夕方、赤坂に向かう総武線に妻がカバンを忘れました。雨も降っていましたし、いろいろごたごたしていたので、座席の後ろに置いたまま席をたったものです。ポポに渡す予定のビタミン剤とちびどもの着替え等々が入っていました。
翌朝、JRに連絡すると、忘れ物は西船橋で預かってくれているということです。西荻駅で宅送手続きを行えば、自宅に送ってくれると言うことでした。ということで、火曜日の朝、宅送手続きをお願いしますと西荻駅に申込に行きました。一度も入ったことのない駅長室というのに通され、書類に必要事項を記入しなさいとのこと。その書類をファックスで忘れ物の保管場所に送って、そこから着払いの宅急便で自宅に送ってくれると言うことでした。
そんな仕組みがあるというのも、その仕組みを「宅送手続き」というのも今回はじめて知りました。
その「宅送手続き」で忘れ物は無事今朝届きました。
ちびどもが目覚めて6時15分。目覚めたとき、ちいさいちびがいないと思ったら私の足下で寝ていました。何があったのかわかりません。夜中に動いたのでしょうか。
今朝は雨上がりの良い天気。昨日は寒いといってよいほどでしたが、今日は暑くなりそうな雰囲気です。
ちいさいちびはほぼいつもと同じ時間、6時前に目覚めました。おおきいちびもすぐ目覚め、昨日買ってきていたもので軽く朝食。6時半すぎに電話をかけてから、イーポとひいばあちゃんの部屋へ。イーポはドアを開けて部屋のまえで待っていてくれました。ちびどもは前にお土産をもらった人だと言うことはわかっており、廊下を走って、駆け寄っていきました。
イーポもひいばあちゃんも昨夜はかなり疲れていたということですが、今朝は、少し眠そうではありますが、元気。体から元気さを感じます。
私は大学の授業、ちびどもは幼稚園、妻は学校がありますから、7時過ぎにホテルを出て帰ってきました。雨がそうとうに強く降っていました。
8時過ぎに帰り着いたので、急いでゴミを出して、一休み。
一休みのあと、9時前にいっしょにでかけて、それぞれの目的地に向かいました。怒濤の一日からやっと休息へと。
4月21日に ABE Books に発注していた次の本が、帰宅すると届いていました。
Roy Porter (ed.),
The Medical History of Waters and Spas.
London: Wellcome Institute for the History of Medicine, 1990
洋古書の場合、この程度時間がかかる場合があります。まあ、欲しい本でしたので、ついてほっとしました。
なお、これは、Medical History のSupplement No. 10 にあたります。目次は次の通り。
Roy Porter, Introduction, Ralph Jackson, "Waters and spas in the classical world", 1
Richard Palmer, "In this our lightye and learned tyme: Italian baths in the era of the Renaissance", 14
L.W.B. Brokliss, "The development of the spa in seventeenth-century France", 23
David Harley, "A sword in a madman's hand: professional oppositions to popular comsumption in the waters literature of southern England and the Midlands, 1570-1870", 48
Noel G. Coley, "Physicians, chemists, and the analysis of mineral waters: The most difficult part of chemistry", 56
Christopher Hamlin, "Chemistry, medicine, and the legitimization of English spas, 1740-1840", 67
Audrey Heywood, "A trial of the Bath Waters: the treatment of lead poisoning", 82
Janet Browne, "Spas and sensibilities: Darwin at Malvern", 102
Ralph H. Johnson, "Arthur Slanley Wohlmann, the first Government Balneologist in New Zealand", 114
David Cantor, "The comtradiction of specialization: rheumatism and the decline of the spa in inter-war Britain", 127
Index, 145
ちいさいちびが起きて6時。昨夜は涼しい夜でした。窓を開けていると、涼しいというより少し寒く感じるほどでした。台北から、イーポとひいばあちゃんが来ています。6月末からツアーで来ていて、今日会う予定です。ちびどもは、台北に行ったときイーポにはよいお土産をもらっているのでうれしいようです。
ふだんはでかけない都心、赤坂に出迎えに行きます。
そういえば、都議会選挙なので選挙をすませてから、出迎えに行こうと思っています。
11時にホテルという電話だったので、11時前にホテルについて、フロントの方に問い合わせると、そのツアーの到着予定は7時と伺っていますとのこと。仕方がないので、その近辺で昼食をとることにしました。ホテルと同じ建物に、ロイヤルホストがあったので、そこにはいりました。ちびどもは、お子さまハンバーグセット。二人とも、オムライスはよく食べました。口にあわなかったのか、ハンバーグそのものはそれほど口にしませんでした。時間つぶしに近所のロディのお店に入り、ちっちゃいもの1点という約束でお土産を買ってやりました。おおきいちびは、ハードカバーの手帖。ちいさいちびは、卵状の入浴剤。その後、ホテルのフロントに出向き、今一度来ていないことを確認してから、帰ってきました。
赤坂で昼食を食べて帰ったことになります。
家で休んでいると、4時ぐらいにイーポから電話があり、ホテルに着くのは9時頃、そして明日は1時にはホテルを出発するらしいとのこと。さて、どうするのか協議をする前に電話が切れました。どうもツアーの途中で、ツアーコンダクターの方の電話を借りて電話をしたようですが、そもそもツアーなので自由にならないことが多いようです。
ひいばあちゃんがわざわざ日本に来たわけですから、会わないわけにはいかないということで妻がどうすればよいのか困り果てた様子。ひいばあちゃんとイーポ(二人の子どもを連れてきています)の居場所がほぼ確定しているのが、夜の9時前後から翌朝にかけてのホテルだけです。
地図で調べると、ここと赤坂は道路に沿って15キロ程度。タクシーで動いても何とかなる距離だとわかりました。家に来たいというので向こうにタクシーで来てもらうことも考えましたが、夜9時前後に疲れ果ててホテルについた80数歳のお年寄りと子どもに動いてもらうのはちょっときつい。
妻といろいろ相談して、こちらから行くしかない、おおきいちびは一度寝てしまえばお母さんが横にいなくても平気ですが、ちいさいちびはまだ夜中に起きて、お母さんにミルクだ何だと言います。会うためには、こちらからホテルにでかけて、泊まるしかないという結論になりました。電話で値段を聞くと、メンバーになってもらえれば3割引きとのこと。まあ仕方がない、ということで行くことにしました。
そう決めたのが6時前。急いで準備して、今日2度目の赤坂です。総武線で四谷まで行き、四谷で丸の内線に乗り換えて、一駅。ホテルは駅前にあるので、7時前後には到着しました。ちびどもは電車のなかからあくびを連発し、かなり眠い様子。
ホテルの温泉ということで、まず、風呂に入らせました。お風呂に入るとすこし目が覚めたようです。おなかがすいたというので、1階にあるセブンイレブンでおむすびやらお弁当やらを買い込んで、ホテルの部屋で夜食。(お風呂も夕食も家でとりあえずすませていました。)
ちびどもには完全に限界で、8時ぐらいに部屋の明かりをおとしてベッドにつかせると、すぐに寝入りました。
9時15分ぐらい前にフロントから連絡があり、ツアーの一団が到着したとのこと。私はそのまま休み、妻だけ、会いにでかけました。
たぶん、1時間から2時間ほど話して妻は帰ってきました。
ひとりで5時45分。今朝はよく晴れています。→晴れてはいても、湿度は下がっていません。むしむし、どんより。ちょっと家の前にでて、傘と自転車の片づけをしただけで、3箇所蚊に刺されました。私の目にはとまらないちっちゃな蚊のもよう。
ちびどもの虫さされはかなりひどい。とくにちいさいちびが狙われています。6月末締切の原稿は、6月29日に発送しました。週明けにはゲラを送ってくれるということです。こんなに早くゲラができあがるのは、私の書いてきた原稿では初めてです。出版は9月の予定。写真の処理で、ゲラに手を加える必要があるかもしれません。
なお、他に7月末締切の原稿があります。こちらもぼちぼちと準備作業を進めています。7月は、夏休み突入打ち上げコンパの月となります。7月11日大学院、7月7日卒業論文演習、そして7月21日3年生演習のコンパです。おそらく7月6日(水曜日)には水曜文化講座の打ち上げがあるでしょうし、7月16日には別のコンパが予定されています。
同じ番地の入口のお家が建て替え工事を開始しました。昨日から本格的な解体工事がスタートしましたが、今日中に解体は完了する様子です。ちびどもも興味があるようで、解体中の家を見たいと言います。道路から簡単に見えますから、いっしょに私も見て、なるほどこういうおうちだったのかと思いました。
ちいさいちびがおきて6時15分。このむしむしはこどもには負担がおおきいようです。朝起きると足を2箇所虫にやられていました。そして、すぐにもどしました。おおきいちびは、バスでプラネタリウム見学。年長さんだけです。目の上を蚊に刺されて腫れています。鏡で見て泣きそうになっていました。車も苦手で、踏んだりけったりのバス旅行になるかもしれません。しかも、朝はしっかり晴れていたのに10時半頃から雨まで降り出しました。
[千のキミア]
「千のキミア」プロジェクトですが、いつかやらないといけないと思っていた、デスクトップの情報と、ウェブに挙げた情報の照合・整理の作業に着手しました。ダウンロードしても、ダウンロードしたファイルのリストに記載するのを忘れたものが実は相当数あります。少ない数だと、自分のなかではわかっているとすることができますが、数が多くなるときちんと記録しておかないとまったくわからなくなります。ともあれbまでは照合作業を行いました。それだけで、800を突破することとなりました。→この種の作業は目が疲れます。今日はfまで進めて中断としました。[鋼の錬金術師]
グーグルで「錬金術」と検索すると、ほとんど「鋼の錬金術師」に占拠されています。どこかで面白いという評を見ました。とても売れているようでもあります。ということで、ともかくビデオで見ておくこととしました。ちびどもがテレビを見る可能性のない時間帯しか見ることができないので、けっこう時間がかかるかもしれませんが、夏休みの間に気分転換として見ようと思います。
今は第1巻のみ見終わりました。錬金術といっても、それほど錬金術の内容にはいった事柄が利用されているわけではありませんでした。駅前の本屋さんで新しい『月刊現代』(2005年8月号)を勝ってきました。柳田邦男氏の「JR尼崎事故検証第2弾 一流企業を覆う「日本病」の危機」をまっさきに読みました。今回は、尼崎事故の件はすこしで、あとは21世紀になってから日本の一流企業で頻出している重大事故の原因、すなわち「日本病」に迫っています。
2004年
12月
11月
10月
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