夜中に目覚めたので、すこし片づけ仕事。ちいさいちびといっしょに8時。夜中に仕事をすると遅くなります。
なお、昨夜やっていたのは次。
「日本における化学史文献:日本篇」 追補01
よいお年をお迎え下さい!
夜になってまた雨。ちいさいちびといっしょに7時40分。すこしですが遅くなってきました。今日は午前中に、荻窪に暮れの買いだし。おおきいちびは、昨日ユザワヤでは見つからなかったおもちゃ(ゲーム?)を買いたいと言います。妻は、私があかんぼうの面倒を見ている(車のおもちゃの前で夢中で遊んでいる横にただぼんやりと座っているだけ)間に、地下の市場で買い物。
なかなかおもちゃの前から離れようとしないあかんぼうをほとんど無理矢理ブアから引き剥がして、昼食。
ちいさいちびの頼んだもの(キッズプレート)が一番先に来たと思ったら、あかんぼうが奪い取ってしまいました。仕方がないので、同じものを再注文。私と妻はスパゲッティ。おおきいちびは鶏肉を焼いたもの。帰る頃に雨。雨が降り始めてから気温が下がりました。
あかんぼうは6時半に就寝。騒ぐ日は睡眠不足です。はやく寝ます。
夜半から雨。おおきいちびといっしょに7時半。冬休みのリズムができたようです。ちいさいちびはまだ。あかんぼうははやめに起きたようです。[為替レート]
1ドル:112.6円
1ユーロ:165.4円
1ポンド:224.2円
ユーロも高いと思いますが、このポンドの高さは何でしょう。イギリス人がアメリカに買い物にでかけるというニュースがありましたが、さもありなん。私がロンドンに留学していたころには、ほとんど差がなくなりかけていました。それが、今は2倍。イギリスからアメリカに着くと、物価が半分に感じられるという数字です。[ニュース]
64例目の脳死判定
27日。今年13件目。音楽CD、誕生から25年
82年に発売されてから25年たった音楽CD。純粋に売上高で言えば、1998年がピーク。
10時過ぎに吉祥寺にでかけました。ユザワヤ。
おおきいちびに買いたいものがあったようですが、ちょうどよいので、ちいさいちびのランドセルとピアニカとお道具箱と筆箱を買いました。
あかんぼうも何か欲しいようです。おもちゃ売場に連れていってやると、トミカの前に張り付いて離れません。人数も少なかったので、しばらく遊ばせてやりました。お昼ご飯の時間です。ご飯行こうかと言っても、ヤダ。仕方がないので、リモコンカーを買ってやりました。2台。1台600円ですから、昔と比べると安いものです。30分ほど引き延ばされましたが、やっと動いてくれたので、子どもたちが好きなオムライスのある店に。妻はスパゲッティ。私はピザ。
預けてあった買い物を受け取ってから帰ろうとしましたが、あかんぼうが急にちいさいちびのランドセルの箱に執心。取り出そうとしてききません。
仕方がないので、箱を持たせたまま、電車に乗ることとしました。数歩はもって運びます。しかし、さすがにあかんぼうには大きすぎる。なんと、押してすべらせています。目撃した人は、みな、笑っていました。笑うしかありません。
ちいさいちびはありがたいことにこういうことに関するこだわりはありません。おおきいちびであれば絶対そもそももたしてあげるということをしません。さすがに押してすべらせて運ぶのには限界があります。けっこう難しかったのですが、あかんぼうに箱をもたせたまま抱っこしてやりました。
帰り着いたときには、すっかり汗をかいていました。予想外の反応でした。
→あかんぼうはさすがに4時に寝てしまいました。起こしてお風呂に入れてからもう一度寝させるつもりでしたが、起きる気配なし。仕方ありません、このまま次の日の朝です。
7時半。ちいさいちびは7時50分。冬休みらしく、起床が遅くなってきました。今日は午後から雨の予報。夜の間に次の本が届いていました。
加藤 典洋
『アメリカの影:戦後再見』
講談社学術文庫、1995
何だ、この文は、と思いましたが、読み始めるとおもしろい。お昼前に次の本が届きました。
伊藤 邦武編
『哲学の歴史 8 18-20世紀 :進歩・進化・プラグマティズム』
中央公論新社、2007;¥ 3,675
もしかして、進化論関係のものがあるかと思ったのですが、それは、ありませんでした。しかし、もしかしたら、この第8巻は、あまりに古くさい、20年前でも古色蒼然とした教科書的な記述ばかりの、今回のシリーズではもっともよいものかもしれません。お昼過ぎに、おおきいちびと駅前の本屋さんへ。おおきいちびは、なかよしとチャオ。(自分と妹の分)。私は3冊の総合雑誌『中央公論』の1月号と『月刊現代』『論座』の 2月号。それに、次。
橋本治
『日本の行く道』
集英社新書、2007
7時10分。昨日と同じ。かなり冷え込んでいます。事務的用件の処理のために、大学へ。朝一番(9時6分多磨駅発)で向かいました。行けばすぐすむたぐいの用件です。
ほんのすこしだけ片づけをして、滞在時間1時間弱で帰ってきました。多磨駅前のコンビニで、次の本を買いました。
保阪正康
『図解 昭和史 これだけは知っておきたい重要ポイント』
PHP研究所、2008
帰りの電車で読んでいました。見通しを得るには、ちょうどよいと思われます。帰りに、ちいさいちびから要望のあった、生クリーム(&小麦粉、グラニュー糖)をセイユウで買いました。また、ケーキを作りたいようです。
[MD消滅中]
妻がCDとMDの両方あるプレイヤーが欲しい(ちいさいちびの卒園式で使うようです)と言っています。もちろん、典型的なラジカセにCDとMDの両方がついたものはあります。しかし、あかんぼうの好奇心の前に見事に壊れてしまいました。(あかんぼうのおもちゃとして残しています。)アマゾンで検索をかけてみました。
単独のMDプレーヤーはまだたくさんあります。しかし、CDとMDの両方あるミニコンポは、20点ほどでてくるうち、3点しか在庫がありません。2005年の時点でほとんどのメーカーは、MD付のミニコンポの生産を終了した模様です。
ついでのことに、ラジカセも検索していました。ラジカセはまだ生き残っていました。非常に安価なものもあります。しかし、CDプレイヤーのついているものはまだ相当数ありますが、MDプレーヤーのついているものはほとんどありませんでした。つまり、MDというメディアそのものが絶滅中と言えます。
もちろん、まだ絶滅したわけではありません。PHSのように過渡的な存在であったと評すれば大げさにすぎるでしょう。しかし、消滅の下り坂を下っている最中であることは間違いないでしょう。ちなみに、CDというメディアはもうしばらくもつでしょう。しかし、10年後にどういう状況になっているのか簡単には予想できません。
ついでに言えば、フロッピーというメディアも消滅の真っ最中です。学生たちを見ていると、データを持参するときにはほとんどUSBメモリーです。私も最近はほとんどフロッピーを触らない。(編集委員会の仕事で、フロッピーに触れますが、自分からは使いません。 印刷所とのデータのやりとりは、CD-Rかメールの添付ファイルです。)
ネットの平均速度がもう一桁上がれば、ほとんどの用はネット利用ですむようになるでしょう。私のように、科学史原典のデジタル・ライブラーを自分のHD上にストックする必要がなくなるかもしれません。(現状では、ストックしておいた方が圧倒的に便利。)
(ネットの速度はいつも気になるので、ダウンロードしている時によく見ています。相手サイトとネットの混み具合で差がありますが、300Kぐらいはでるときにでます。しかし、私の環境=ケーブルでは、1Mにはまだ遠い。平均でMのオーダーの速度がでるようになれば、600Mの巨大ファイルでも10分です。サットンさんのような、リンクリストがあれば、手元に保管しておく必要がなくなります。そうなるまでに、あと5年でしょうか、あるいは10年でしょうか? 私には予想がつきません。)
ちびどもは7時10分。私はひとり遅れて、7時半。昨夜すこし遅くまで起きていたせいです。[うれしいピカピカ]
ちびどもが前から、ピカピカ、すなわちクリスマス・イルミネーションを見たいと言っています。最近はいろんな場所にイルミネーションがありますが、遠出はできません。ウェブで、新宿西口にもイルミネーションがあることを知りました。ちょうどよい。
3時前に家をでて、まず、東急ハンズへ。おおきいちびがスクリーントーンを買いたいと言っていました。ちいさいちびは、色画用紙。あかんぼうは、ねんと、判子とお年玉袋を選びました。
ちびどもがおなかがすいたというので、高島屋の地下で物色。ちいさい肉まんの詰め合わせがありました。それを3パック買って、椅子のある場所を探して、おやつ。
あかんぼうもよく食べました。時計を見ると、4時半を過ぎています。ちょうどよい頃だろうと外に出ました。
橋の両側にイルミネーションがあります。
ちびどもが喜ぶのは思っていた通りです。しかし、あかんぼうまでもあんなにはしゃぐとは思っていませんでした。走り回っています。光の回転にあわせて、ぐるぐる。
しばらくしてから、橋の逆側へ。ちびどもは二人で走っていきました。私は走る元気はありません。たもとで立って待つことにしました。
そうこうするうちに、あかんぼうも走ってきました。そして、ちびどもとは逆の左側に走っていきました。しばらくするとちびどもも合流。左の奥の方に行ってしまいました。
さすがに寒い。マフラーを巻き直して、待っていると、ちいさい水色のコート(あかんぼう)、ピンクのコート(おおきいちび)が見えます。4人でこちらに戻ってきています。と思いきや、あかんぼうだけまた逆走。あれ、あれ。
ちびどもは、首に掛けてきたケータイで写真をとるのに夢中になっています。あかんぼうの鼻水を見て、帰ることとしました。5時46分の総武線。ちょうどよいぐらいだったでしょう。
ちびどもといっしょに7時。ちびどもは、サンタさんのプレゼントがあるかもと思い出して、ダッシュで階下へ。
ちいさいちびとあかんぼうには、リモコンカー。何と組立方式でした。とくに難しいものではなかったので、私が組立ました。
電池が単4で各4本必要です。それも家にはなし。仕方がないので、99ショップに自転車で走り買ってきました。
無事走りました。やれやれ。このように、我が家のクリスマスは始まりました。は、いそがし。
まだ疲れが残っています。今日はゆっくりすごすこととしました。
お昼に郵便を出し、買い物をしてきました。外出は朝の電池買いとこの郵便出しの2回のみ、そしてごく近所だけでした。
夜半にやっと正常化したようです。気分がもとにもどり、おなかが空いていました。下に降りて、カップ麺のソバを食べました。あかんぼうが起きて、6時半。すこし明るい。
ちびどもがどこかに行きたいとうるさいので、どこかに連れていってやる必要があります。さて、どこへ。
→ちびどもと相談して、妻が3人を荻窪に連れていってくれました。しばらくゆっくり休むことができます。たぶん、あかんぼうは往路しか歩かないでしょう。まあ、2歳ですからそんなものです。→おおきいちびから電話がありました。すぐ帰る。駅から帰るとばかり思っていたら、車で帰ってきました。予定を変更して、吉祥寺の東急に行って来たということです。ちびどもは目覚まし時計を買ってもらってご満悦。あかんぼうは寝たということです。5分ほどしてから、妻が抱っこして帰ってきました。
あかんぼうは結局3時間たっぷり昼寝をしました。こういうこときは元気です。親が眠くなっても元気に遊んでいます。
私は体力がまだ回復していません。身体に力がもどってこない。もう2〜3日かかるのかもしれません。
妻もまだ咳をしています。[本年度試験]
授業の部屋に次の情報をアップしました。今年はすべて、授業のある週の最後に試験を行います。問題を公表していますから、十分準備をして試験に臨んで下さい。
2007年度試験
「科学技術と社会」試験
「科学思想史」試験
「表象文化とグローバリゼーション」試験
[『化学の劇場』もうすぐ出版]
ふと思い立って、オルムズによる、『化学の劇場』のリプリントがどうなっているのか見てみました。準備中とあります。2008年には出版されるでしょう。値段は1068ユーロ。まあ、こんなところでしょう。
Reprint of Theatrum Chemicum by Olms in preparation
Zetzner, Lazarus
Theatrum chemicum praecipuos selectorum auctorum tractatus de chemia et lapide philosophica antiquitate, veritate, jure, praestantia et operationibus continens
6 Bände.
Strassburg 1631-61. Mit einem Vorwort von T. Gregory.
4500 S.
Leinen
In Vorbereitung / In preparation!
[辞書・事典]
ずっと以前にダウンロードしていた辞書・事典です。Blankaart, Steven, 1650-1702
The physical dictionary. Wherein the terms of anatomy, the names and causes of diseases, chyrurgical instruments and their use; are accurately describ'd. : Also the names and virtues of medicinal plants, minerals, stones, gums, salts, earths, &c. and the method of choosing the best drugs : the terms of chymistry, and of the apothecaries art ; and the various forms of medicines, and the ways of compounding them
London, 1693
EEBOBlount, Thomas
Glossographia: or a Dictionary, Interpreting all such Hard Words...now used in our refined English Tongue
London, 1656
EEBOCawdry, Robert
A table alphabeticall contayning and teaching the true writing and vnderstanding of hard vsuall English wordes, borrowed from the Hebrew, Greeke, Latine, or French &c. : with the interpretation thereof by plaine English words, gathered for the benefit and help of all vnskilfull persons : whereby they may the more easily and better vnderstand many hard English words, which they shall heare or read in Scriptures, sermons, or elsewhere, and also be made able to vse the same aptly themselues
London, 1609
EEBOCawdry, Robert.
A treasurie or store-house of similies both pleasaunt, delightfull, and profitable, for all estates of men in generall. Newly collected into heades and common places
London, 1600
EEBOMoréri, Louis, 1643-1680
The great historical, geographical and poetical dictionary being a curious miscellany of sacred and prophane history : containing, in short, the lives and most remarkable actions of the patriarchs, judges, ... heresiarchs, ... emperors, ... and all those who have recommended themselves to the world ... together with the establishment and progress both of religious and military orders ... ; [with] The genealogy of several illustrious families in Europe ; The fabulous history of the heathen gods and heroes ; The description of empires, kingdoms ... / collected from the best historians, chronologers, and lexicographers ... but more especially out of Lewis Morery ... his sixth edition corrected and enlarged by Monsieur Le Clark ... now done into English
London, 1694
EEBOPhillips, Edward, 1630-1696?
The nevv vvorld of vvords. Or a general English dictionary Containing the proper significations, and etymologies of all words derived from other languages, viz. Hebrew, Arabick, Syriack, Greek, Latin, Italian, French, Spanish, Brittish, Dutch, Saxon, &c. useful for the adornment of our English tongue. Together with the definitions of all those terms that conduce to the understanding of any of the arts or sciences, viz. Theology, philosophy, logick, rhetorick, grammar, ethicks, law, magick, physick, chirurgery, anatomy, chymistry, botanicks, arithmetick, geometry, ... &c.
London, 1678
EEBOPomey, Francois, 1618-1673
Indiculus universalis, or, The universe in epitome wherein the names of almost all the works of nature, of all arts and sciences, with their most necessary terms, are in English, Latine & French, methodically and distinctly digested ...
London, 1679
EEBOWecker, Johann Jacob, 1528-1586.
Eighteen books of the secrets of art & nature being the summe and substance of naturall philosophy, methodically digested
London, 1660
EEBO
ちいさいちび、あかんぼうといっしょに7時10分。雨はまだ降り続いています。お昼頃までは降り続きそうです。お昼に結婚披露宴。新宿の小笠原伯爵邸。
知らない場所なので、昨夜のうちに、乗換案内ならびに周辺地図を調べました。一番簡単なのは、飯田橋まで総武線(または東西線)で行って、そこで都営大江戸線に乗り換えることです。次は、やはり総武線で行って東中野で、大江戸線に乗り換え、都庁前でまた乗り換えることです。どちらで行くかまだ決めていません。来た電車で決めようと思います。服もお金もいつも迷うのですが、小笠原伯爵邸のサイトを見ると、昼のランチが7千円強、夜のディナーが1万円強の場所です。この金額を見て、礼服にしました。
→11時受付ということなので、10時過ぎに家を出ました。総武線が来たので、東中野で乗り換えることとしました。いつ乗っても、都営大江戸線は深い。ほぼ予想していた時刻、ちょうど11時前に若松河田駅に着きました。今回の結婚披露宴の古くからの友人に出会いました。外に出て、地図を見ていると、ちょうど同じ会合に出る人がいました。向きがわかってしまうと、駅から1分もかかりませんでした。
知っている顔を見つけて挨拶をしているうちに、会がスタート。これは予想していなかったことですが、結婚式(神前結婚式)から始まりました。当初は気楽なパーティだけかと思っていたのですが、「小笠原伯爵邸」ということで正装にしてきたのは正しい選択でした。出席者が150人という大きな披露宴。(ここまで大きいと逆に、ほんとうは服装はかまわない。)
立食形式ですが、さすがに料理はよいものが出ました。
二人のなりそめのビデオ上演、新郎の知り合いのミュージシャンによる、ギターの独奏&独唱。迫力のある演奏と歌でした。
最後の新婦のお父さんの挨拶を聞いているときに、ちょっと気分が悪いな、眠くなったな、と思ったら、失神していました。気付くと、床に横になっていました。
ほとんど宴は終了していました。場所が場所だけに、会場の方々がしっかりとしていて、すぐに椅子を持ってきてくれました。同時に冷たい水。
疲れているときに、アルコールを摂取するとこういうことになることがある、ということがよくわかりました。
この状態であれば、30分じっとしていれば、おおよそ動けるまでには回復するだろうと判断し、ただ椅子に座っていました。ちょうど見送りの挨拶が続いていました。
30分後に動くと、ちょうどぴったり最後。
新郎は昔のゼミの学生ですが、新婦も私の講義をとっていたそうです。そういえば、珍しい名前だったので、答案があったことを思い出しました。
歩いてもすこしふわふわしています。会場の方に、タクシーを呼んでもらって、帰ってきました。途中、新宿のメインストリートを通りましたが、すごい人出。明日は、歩くのも大変な人出になるのではと思われます。帰宅して、コーヒーを飲んだ後、一休み。30分ほど寝たでしょうか。
教訓:疲れているときに、お酒を飲んではいけない。
全身ジンマシンに襲われるか、こういうふうに失神してしまう恐れがあります。コートのポケットにいれて、ポストに投函するつもりだった年賀状は、そのまま家に帰り着きました。本日の礼服のクリーニングとあわせて、元気になってからまた郵便局に投函に行きます。
ひとりで5時20分。まだ暗い。たぶん、冬至。どんよりとした曇り。雨雲が西の方から徐々にやってきています。夕刻から夜には雨。→予定よりはやく雨が降り始めました。朝の10時頃だったでしょうか。小雨です。1時間ほどで止みました。
止んでいる間に、買い物。ちょうどよいので、ファミレスで昼食をとった後、買い物。私が3人の子どもを連れて、コジマ。アームライトを2本購入。妻はサミットで大量の買い物。
車に荷物を相当程度残したまま、帰還。頑張って年賀状の宛名書き。年賀状に住所の記していないものを除き、仕上げました。仕上がったころに、本格的に雨が降り始めました。
お昼に次の本が届きました。アマゾンのマーケットプレイスからです。
『写真と地図で読む! 知られざる軍都多摩・武蔵野』
洋泉社MOOK シリーズStartLine、2005今月は、ここで、100枚を越えました。
ちびどもは7時前、あかんぼうは7時半。みんなゆっくりめに起きてきました。ゆっくりめがたすかります。
ひとりで4時半。まだ暗い。室温13度。(外はたぶん6度)。ちびどもは6時半。ちびどもが起きてくるまでに、2点の審査評を仕上げました。1点は、書類の山に埋もれていたものを救出してからの作業になりました。
これで完了とは言えませんが、残るはもうすこしです。おおきいちびは今日が終業式。ちいさいちびは昨日が終業式。妻、おおきいちび、ちいさいちびの年賀状は昨日完了。私はまだ1枚も手をつけていません。土日でどうにかしたいと思います。
9時前に荷物をかかえて家を出ました。まず、郵便局。ちびどもの年賀状をポストに入れたあと、局のなかで郵便物をはかってもらいました。しめて、1560円。朝方に行った仕事の量がわかってもらえると思います。それから、コンビニで生クリームとバターを購入し、クリーニング屋さんに1枚ワイシャツを出し、出来たものを3点受け取って、さらに99ショップで日常品を購入して、帰宅。
クリーニングは一点足りなかったようです。妻が電話し、自転車で取りに行きました。お詫びにということで100円のサービス券をもらってきました。5限、駒場は年内最後の授業。
いつもより早めにでかけました。(ちびどもはあかんぼうも含めてケーキ作りの真っ最中でした。)非常勤講師室で判子を押したあと、生協と図書館の方へ。現場について3時5分。あまり時間がないことに気付き、生協だけによりました。エプソン写真用紙エントリー(光沢)100枚入り、ダブルクリップ3箱、ナショナルツイン蛍光灯ツイン127ワット2本を購入。しめて5千円弱。
そのまま科哲事務室に伺いました。しばらくして、Tくんが来て、談話。そのまま授業に流れ込みました。先週から1週間で担当してもらったYさん、ありがとうございます。家族全員の夕食もおふろも済んだあと、さっそく買ってきた写真用紙を試してみました。おおきいちびの携帯から microSDカードを引き抜いて、プリンターに挿入。割とちゃんと撮れている写真もありますが、かなり変なものも多い。そうこうしているうちに、プリンターのまわりに全員が集まり、大騒ぎ。とくに、昼寝もしていないあかんぼうが自分にもやらせろ(いったい何を?)といって、誰かの邪魔に行きます。ともあれ、プリントそのものはうまくいくことを確認して、15分ほどで終了しました。あかんぼうが邪魔にくる環境では落ち着いてやっていられません。
帰宅すると、アマゾンより次の本が届いていました。
小林道夫編
『哲学の歴史5 デカルト革命 17世紀 神・人間・自然』
中央公論新社、2007
執筆者を関西方面の研究者で固めています。それはいいのですが、目次を見て、びっくり。とても不思議な構成です。総論
1ホッブズ
2メルセンヌ
3ガッサンディ
4デカルト
5アルノー
6デカルト主義の発展
7パスカル
8スピノザ
9マルブランシュ
10ライプニッツ
11ベール
12フォントネル
13ニュートン
この申し訳程度についているニュートン!
おおきいちびが起きて、がさごそして、6時半。あかんぼうもちいさいちびもすぐに起きてきました。あかんぼうがミルクと飲んでいる間に、プリンターの設定をしました。箱から出して、前のプリンターの位置に設置し、・・・。おっと、MacOS 9 用のドライバーがありません。急遽マシーンを交換することとしました。プリンターに接続するのは、OS X で入っているMacBook に置き換えました。
ドライバーソフトのインストールはもちろん全く問題なし。さて、まず行いたいのは年賀状の印刷。年賀状は、MacOS 9のイラストレーターで作っています。MacBook にはイラストレーターは入れていない。(ソフトはもっていますが、CSの形なので、ちょっと時間がかかって面倒です。)どうしようかと思案していましたが、ふと pdf に変換すればよいことに気付きました。イラストレーターから pdf ファイルを作成して、それを MacBook に入れて、印刷することとしました。
pdf 化するときに、最初は、紙面を A4 のままで行ってしまい、葉書への印刷が大幅にずれてしましました。pdf化の最初から葉書の大きさ(紙面設定)でやるべきことに気付き、やり直し。葉書は2枚無駄にしましたが、なんとかpdf で年賀状が印刷できるようになりました。たいした枚数ではないので、午前中に印刷は終了させ、宛名書きにはいりたいと思います。明日中には、仕上げることができるのではないでしょうか。→印刷はすぐに終了しました。このマシーンはいわゆる複合機というものです。スキャンもコピーもできます。コピー機能は、いろいろ助かります。また、パソコンに繋がずに、メモリーカードの内容を直接印刷することもできます。
まだまだ、いろいろとこなさないといけない仕事があります。しかし、疲れが・・・。昨夜はちびどもといっしょに9時に就寝したにもかかわらず、1時過ぎに強烈な眠気が襲ってきました。30分(から1時間?)すーと昼寝をしていましました。
処理には、もう一日かかるかもしれません。うん、かかると思います。
ちいさいちびといっしょに7時10分。もちろん、あかんぼうもおおきいちびもとっくに起きていました。風邪は直りましたが、体力が回復していないので、疲れがこういうところにでてきます。会議の日。数多く。
→11時50分ごろに5階のテラス室に赴き、打ち合わせ。12時半まで。
12時半〜1時10分:講座会議。人事の案件がありました。
2時〜2時20分:系列会議。
3時半〜4時半:大学院教授会。お昼に打ち合わせした内容を発言。声はまだまだでしたが、まあ、趣旨は伝わったでしょう。
5時半〜6時40分:センター試験の説明会。わー、なかなかにやっかいです。帰宅すると予想とおり、プリンターが届いていました。エプソンカラリオ PM-A840です。本体1万7千円強。かえのトナーは一晩先に届いていました。5千円強。
今日はもう限界だったので、明日の朝設定をします。帰宅すると次の2冊も届いていました。アマゾンからです。
秦 郁彦/森山 真弓/竹前 栄治/佐木 隆三/鴨下 信一
『GHQの見たニッポン:開封された秘蔵写真』
世界文化社、2007『写真と地図で読む! 知られざる占領下の東京』
洋泉社MOOKシリーズ、2006
おおきいちびが起きて、がさがさして、6時半。ちいさいちびも7時前には起きてきました。あかんぼうは8時前。残した仕事は実はかなりたくさんあります。午前中できる限り頑張ってみましたが、体力がまだ回復していません。ばて気味です。
ちびどもといっしょに7時前。今朝は寒い。居間の室温を見るとこの冬最低です。本格的な冬となってきました。夢は見ましたが、寝苦しさはほとんどなくなったので、だいたい回復したと言ってよいようです。体力までもどっているかどうかはわかりません。
ちいさいちびの幼稚園は、クリスマス会の振替休日。ひとりで大学にでました。いつもよりも1本遅い電車。
講義は、やってみるまでどうなるのかわからなかったのですが、なんとか持ちました。声がおかしくなることは何度もありましたが、のぼせたりということはなく、OK. 特別食堂でうどんを食べた後図書館へ。ちょっと本を見ました。それから生協にもどって、おやつの買いだし。
たまっている仕事がありますが、明日、明後日、明々後日でなんとか処理したいと思います。
ひとりで5時40分。寝苦しさはすこし楽になりました。今日直る、明日直るというのはわかりませんが、長かった風邪ももうすこしというところでしょう。
ちいさいちびは6時半、おおきいちびは7時過ぎに起きてきました。ちいさいちびは疲れが残っているようです。機嫌が悪い。3時過ぎ、ふとちびどもが落ち着いている時間を見計らって、年賀状を作成しました。どうも我が家のプリンターの調子がいまいちです。買い換えるのか、業者に出すのか、水曜日ぐらいまでに結論を出したいと思います。
→07.12.17 夜中にアマゾンのサイトを見ていて、つい、新しいカラリオを発注してしまいました。年賀状印刷に向いている(日本では多数派の)マシーンです。水曜日には着くのではないでしょうか。
ひとりで6時半。ほんとうに寝苦しい夜でした。熱は出ていませんが、熱でうなされているときに近い状態。
さて、今日は、ちいさいちびのクリスマス会(幼稚園の学芸会)に、科学史学校の講師。私の身体はもつのでしょうか?
→頭痛があります。このままだと何もできそうにないので、普段妻が飲んでいる頭痛薬(イブA錠)を飲んでみることとしました。おお、半時間もすると効き始め、1時間ぐらいで頭痛は消えていました。これできょうはなんとかなるという見通しを得ました。11時過ぎに、全員車にのって、まずはニッサンへ。定期点検のために車を渡してから、あるいて、クリスマス会の会場へ。
あかんぼうは、昨日昼寝をしなかったのがよくなかったのか、すこし寝不足のようです。いろいろわがままをいって暴れています。
私は会そのものが無事にスタートしそうなのを見て、バスで駅に向かいました。まず、駅前のコンビニで講演のためのコピーをとりました。40枚を2組。それから、おむすびを2個買って簡単な昼食。
上野までは、総武線で行って、秋葉原で山の手線に乗り換えるのが便利というのが乗換案内でわかりました。総武線では途中までは勉強していたのですが、すぐに眠くなって寝てしましました。秋葉原の乗換をあやうく寝過ごすところでした。
ちょうどの時間に、国立科学博物館に着きました。しかし、講演場所がわからない。結局国立科学博物館のなかで働いている人をつかまえて聞きました。担当の方が迎えに来てくれるということになりました。結局受付で別の建物に案内されたことがわかりました。
講演開始の2時に、ちょうど部屋に着きました。さきにお手洗いに行ってから、開始。40枚コピーを用意しろという指示で、40枚もいるのかと思っていたのですが、30名はいました。30数名といったところでしょうか。
講演時間は、1時間半から40分。1時間を過ぎたところで、やはり頭がのぼせてきました。後半の30分から40分は、話そうと思っていたことと微妙にずれてしまったようです。質疑応答が20分あって、終了。いつもはそのあと、担当者と講師の人間でお茶会があるようですが、体調をおもんばかってそのまま返してくれました。
帰りの電車でも、すーと寝てしまいました。
駅前で、パンと、すぐに食べられる焼いた鶏肉を買って帰りました。帰宅すると、ちょうどおおきいちびがパンを口にしていました。おなかが空いているようです。
買ってきたものを皿に載せて食べさせました。妻は、完全にダウンしています。暴れたあかんぼうは途中で昼寝をしたそうです。妻はその寝たあかんぼうを抱っこしたまま、おかあさんたちのお歌に参加して、精も根も尽きたとのことです。さもありなん。夕食後すぐにお風呂にいれて、8時前に布団のなかに入れさせました。
鼻がつまって、ひとりで4時。今回の風邪は、ほんとうに長引きます。ちびどもは、6時40分から50分。
さて、明日の講演会(科学史学校)の準備がまだ終わっていません。今回はぎりぎりまで頑張るしかありません。(私はこれまですくなくとも2〜3日前までには発表用原稿を用意し、発表の直前は、原稿を見直すことについやしていました。今回、その習慣が崩れたわけです。)
ちょうど12時に、ちいさいちびの机が来ました。組立は、10分から15分とごく短くすみました。結局2組買ったので、けっこうな出費になりましたが、はやいおそいの問題です。
5限に駒場の授業。
非常勤講師室で判子を押したあと、やはり図書館へ。部屋を片づけながら探せばたぶん2時間で出てくるのですが、次の論文が行方不明になっています。この風邪の状態で片づけ・掃除をすることは無理です。新しくコピーをとることとしました。
Christoph Meinel,
" Early Seventeenth-Century Atomism"
ISIS,79(1988),68-103.
コピーをとってから教室へ。ほぼちょうどよい時間につきました。発表してもらったあと、コメントでしゃべっているとのぼせてきました。一定時間しゃべると風邪のせいでのぼせるようです。よれよれしながら、帰宅。
ちびどもといっしょに7時前。夜半から雨。今回の風邪は長引きます。とくに咳がなかなかおさまりません。
今日もおおきいちびだけが小学校へ。ちいさいちびは、まだ直ったという感じではないので、もう一日休ませます。
いくらかしんどいのですが、大学へ。
3限の講義は、試験問題を配って、解説だけして終了しました。やはり風邪声です。しかも、話がもたもたしてしまいます。
4限は、演習なので、いつも通り。
5限は、試験問題の配付と、ビデオ・DVD教材を教務補佐の院生に渡しました。大学に、新しい『化学史研究』が届いていました。私が今年のはじめから目を酷使して作成した文献目録「日本における化学史文献:日本篇」が出来上がっていました。いつものちょうど2倍のページ数です。どっしりとした重みがありました。
吉本秀之(編)「日本における化学史文献:日本篇」
『化学史研究』第34巻(2007): 205-330
帰宅すると次の本が届いていました。
Karl Hufbauer,
The Formation of the German Chemical Community (1720-1795)
University of California Press, 1982.
今回の風邪は、寝苦しいのがいやです。睡眠が浅くなり、よく目覚めます。夜半に目覚めたので、すこし仕事をします。(明日は、大学には行けるかも知れませんが、ちゃんと仕事ができる状態にはなりません。連絡だけでもきちんとしておく必要があります。)ちびどもといっしょに6時半。さすがにちいさいちびの熱はひいています。このままおおさまるかどうかはわかりません。
妻がダウン。あかんぼうを連れて下に降りてきましたが、100%風邪の顔と身体になっていました。上で寝込む。
あかんぼうは、定期的に、おかあさんがいないことに気付き、上に行って泣いていましたが、泣かれても相手できないときはできない。しばらく泣いてから、あきらめて下に来ました。15分から30分かかります。
私も、とても今日の状態で学校に行くのは無理だとわかり、欠席の連絡だけしてお昼ご飯のあと、ソファーに横になっていました。ふと気が付くと、静かです。ちいさいちびが、あかんぼ寝た、と教えてくれました。おお、ソファの下の床で寝ていました。
ちょうどよいので急いで起きて、コンビニに買い物に。ルル内服液、トローチ、水分、こどもたちのデザート等々を買ってきました。帰ってきて片づけをしていると、あかんぼうの目が覚めてしまいました。抱っこするとすぐに寝たので、そのままいっしょにソファーに寝ていました。
2時25分、おおきいちびが小学校から帰ってきました。泣いています。どうして泣くのかと聞くと、お絵かき教室に遅れる、という回答。遅れてもいいから、と言い聞かせて、ひとりで行かせました。泣き虫は相変わらずですが、泣きながらもひとりで行けるようになったのは進歩です。
ずっと寝込んでいた妻も、3時前には起きてきました。直ったわけではなく、起きられるようになったということですが、ちいさいちびもあかんぼうもやはりうれしいようです。
ちいさいちびが起きて、6時前。ちいさいちびはまた寝入りました。私の風邪は、まさにぼちぼち。昨夜でたちいさいちびの高熱はすぐに引きましたが、朝起きたときにも微熱(37度強)。起きてきても元気がなく、つらい、と言います。今日と明日は、休ませることとしました。咳は全員にありますが、まあ、おおきいちびは直ったと言えるでしょう。妻も私と同じぐらいです。動くことはできるが、動くとふらふら。
9時半頃、妻が車でちいさいちびとあかんぼうを小児科に連れていきました。ちいさいちびは、前は大丈夫だった喉が赤くなっているとのこと。あかんぼうは、まだまったくなおっていないとのことでした。ちいさいちびが先に帰ってきてから、あかんぼうと妻がそのまま車で買い物へ。帰ってきて、あかんぼうは大泣きしていました。ない、ない、と言っています。気分が悪いか、どこかすこし痛いか、ともかく身体の不調を表現できず、ごねているのでしょう。またまたしばらくたいへんです。
夕方になってちいさいちびの顔が疲れ、赤くなりました。38.4度。熱が出ていました。普段はあまりはやく寝たがらないのですが、さすがに素直にアイスノンと冷えぴたをして、床につきました。
妻も、顔色がよくない。37.5度。微熱ですが、発熱していました。これから本格的な風邪の症状がでてくるかもしれません。
15日の準備をしていて、ずっと入手できないでいたベリガールの著作がイタリアのサイトにあることがわかりました。サットンさんのおかげです。
Bérigard, Claude Guillermet de
Circulus pisanus
Undino, 1643
Institute and Museum of the History of Science (fi.it)Bérigard, Claude Guillermet de
Circulus pisanus
2nd edition
Undino, 1661
Institute and Museum of the History of Science (fi.it)イタリアで活躍したがフランス人。錬金術にはまる。1628年から40年までピサで、哲学、植物学、数学を教えた後、パドヴァにうつる。パドヴァではリチェッティの後任。有名な教師となる。その講義をまとめたもの(synopsis of his courses at Padua)がこの著作。
この書は、アリストテレス派の自然哲学の教科書です。しかし、後半生において彼はガッサンディの原子論に帰依したとあります。第2版では、その点に関する増補がなされたようです。きちんと研究すると非常に興味深い著作ではないでしょうか。
ひとりで5時過ぎ。昨日早く目覚めたのはやはり風邪のせいでした。昨夜もほんとうに寝苦しい夜。何度も何度も目覚めました。今日は、学校には行きますが、授業は短くすませようと思います。家を出る直前にちいさいちびはもどしました。ちいさいちびはもどしやすい体質です。様子を見て、大丈夫と判断しました。そのちいさいちびとでかけて、大学へ。3コマの授業を行い、帰ってきました。へろへろですが、まあ、なんとか。2限の講義の授業は、短縮で行いました。さすがに声が変になっていました。
夜中、ちいさいちびの叫び声。あついとのこと。顔がほっているので、触ってみると熱い。熱を計ると、38度4分。風邪のぶり返しか、今日のクリスマス会の総練習で疲れたか、どちらかだと思われます。
[自然哲学の教科書 iii ]
風邪をひんたぼんやした頭で、研究室をぼんやり見回していると、次のものが目にとまりました。学生時代にコピーをとってバインドしていました。Lohr, Charles H. ,"Renaissance Latin Aristotle Commentaries",Studies in the Renassance, 21(1974): 228-289; Renaissance Quarterly, 28(1975): 689-741; 29(1976): 714-745; 30(1977): 681-741; 31(1978): 532-603; 32(1979): 529-580; 33(1980): 623-734; 35:(1982): 164-256.
実は、12月5日に記したライフさんの論文は、基本的なものですが、名前の表記がまったく英語化されていて、検索をかけるときに不便です。このロアさんの、これも基礎的な文献リストで 確認をしようと思っていたのですが、ぼんやりとした頭のせいで実物が見つかりました。
ライフさんが挙げる著作家で、ロアさんのものに記載されていた人物名をアルファベット順に取り上げてみます。
Arriaga, Rodoricus de, S.J. 1592-1667
Cursus Philosophicus
Antwerp, 1632; Paris, 1637, 1639, 1646, 1647, 1669; Lyon, 1644, 1651, 1653, 1669.Aversa, Raphael, 1589-1657 CC.RR.MM.
Philosophia metaphysicam physicamque completens, quaestionibus contexta
Rome, 1625-1627 (2 vols.)Bartohlinus(Bartholin), Caspar, 1585-1629
Enchiridion Physicum
Strasbourg, 1625 (Enchiridion physicum ex priscis et recentioribus philosophis accuratè concinnatum, et controversiis naturalibus potissimis, utilissimisque, illustratum)Burgersdicius (Burgersdijk), Franco 1590-1635
Idea philosophiae naturalis
Leiden, 1622 (Idea philosophiae naturalis sive methodos definitonum et controversam physicarum); Leiden, 1627, 1635, 1640, 1648, 1652; Amsterdam, 1649, 1657.
This work was published together with the following in Oxford, 1631 ( Idea philosophiae tum naturalis, tum moralis, siue Epitome compendiosa vtriusq[ue] ex Aristotele excerpta & methodicè disposita); Oxford, 1637; Oxford, 1654; Oxford, 1667.Casus(Case), Johannes, 1546-1600
Commentarius in VIII libros Physicorum.
Oxford, 1599 (Lapis philosophicus seu commentarius in VIII libros phys: Aristot. in quo arcana physiologiae examinantur.); Francfurt, 1610; London, 1612; Oxford, 1629.
Eustachius a Sancto Paulo (Asseline), O.Cist., 1573-1640
Summa philosophiae quadripartita de rebus dialecticis, moraribus, physicis et metaphysicis
Paris, 1609; 1614; Cambridge, 1640; 1648; Leiden, 1647; Geneve, 1647.Keckermann, Bartholomaeus, 1571-1609
Systema physicum
Danzih, 1610; Hanau, 1612.Magirus, Johannes, d.1596
Physiologiae peripateticae libri sex
Frankfurt, 1597, 1600, 1603, 1608, 1609, 1611, 1619( cum commentariis. Accessit Caspari Bartholoini Enchiridion metaphysicum.), 1624, 1629, 1634; Cambridge, 1642 ( cum commentariis. Accessit Caspari Bartholoini Enchiridion metaphysicum. Accessit denique Johannis Magiri De memoria artificiosa.)Oviedo, Franciscus de, S.J., 1602-1651
Integer cursus philosphicus
Lyon, 1640-1645 (Integer cursus philosphicus ad unum corpus redactus, in summulas, logicam, physicam, de caelo, de generatione, de anima et metaphysicam distributus, 2 vols.); 1651, 1663.Sennertus(Sennert), Daniel, 1572-1637
Epitome naturalis scientiae
Wittenberg, 1618, 1624, 1628, 1633; Oxford, 1632, 1653, 1664; Paris, 1633; Frankfurt, 1650; Amsterdam, 1651
Stierius (Stier), Johannes, 1599-1648
Praecepta Physicae
Erfurt, 1632; [Jena], 1639, 1662.
風邪のせいか、何のせいかよくわかりませんが、ひとりで4時15分に目覚めてしまいました。この体感だと、でかけることはできそうです。
子どもたちは咳をする以外には、元気になってきました。かわりに、私と妻が風邪です。私は、3時間起きていたら30分寝るというので何とか起きている時間は確保できます。しかし、妻はどうも本格的に風邪でダウン。予定では、3時から4時まで、編集委員会、4時から5時/6時まで理事会、そのあと大岡山の近所で忘年会。
→編集委員会と理事会を1時間だけ出席して帰ってきました。ぐったり。
あかんぼうはたぶん6時頃。私はおおきいちびといっしょに6時半過ぎ。ちいさいちびは、7時過ぎか。
おおきいちびの風邪はもうかなりよくなっています、土日休めば大丈夫でしょう。あかんぼうは、咳がひどい。妻と私は、風邪の初期症状。この状態で踏ん張らねば。あかんぼうは元気ですが、風邪のせいで機嫌が悪いときには、いろいろごねます。眠そうにしていたので、お昼過ぎには寝るかと思っていたら、案の定、寝付きました。その時間を利用して、妻は買い物に。
私が自分の部屋で作業をしていると、咳の音。ちょっとやばいぞと思ったら、寝たままもどしました。喉につまるといけないので、立たせて、枕にしていたクッションについた吐瀉物を処理。服の肩の部分にもいくらか吐瀉物がついていますが、着替えは妻が来てからにして、抱っこして寝かせつけました。しばらく、ピーピー言っていましたが、こういうときには寝ます。抱っこしたまままたソファに。肩の上にあかんぼうの首を乗せています。この格好で座ると肩が痛い。妻が帰ってくるのを待つのみ。妻が帰ってきて、交代。昨日もそうですが、昼寝をしていると熱がでてきます。目覚めたときで、38.8度。抱っこしているととくに顔が熱い。しばらくすると、37度代まで下がります。
体感的には、私も風邪の初期症状になってきました。頭痛と身体のだるさ。とりあえず、葛根湯を飲んで、無理をしないようにしています。明日の仕事は、体調を見て、ダメな場合は途中で帰ってこようと思います。月曜日からの週もずいぶん忙しいからです。
ひとりで6時。まだ暗い。冬至が近づいています。あかんぼうとちいさいちびが7時前。おおきいちびが7時半過ぎ。熱は下がりましたが、まだ咳をします。本人と相談のうえ、小学校は休ませることとしました。
風邪のひきかけで朝からうるさかったあかんぼうは、最近では珍しく昼寝をしました。あかんぼうにも咳があります。寝ていても咳がでて、目覚めます。最初はとんとんで寝ましたが、次は、私の膝の上に乗っかってきます。あきらめて抱っこしたまま、ソファに座りました。15キロに近い。座っていても、首が痛い。そうこうするうちに、幼稚園にちいさいちびを迎えにいっていた妻が帰ってきました。
抱っこは妻に交代。妻によれば、あかんぼうに熱が出たようだということです。確かに抱っこしていたとき、かなり暖かかった。私は、寝ているときはこんなものかと思っていたのですが、熱が出ていました。38度6分。あかんぼうは、ちいさいちびといっしょに水疱瘡にかかり、おおきいちびといっしょに熱と咳の風邪を引きました。くっついていますから、子どもたちは病気がうつりやすい。
さて、私は5限に駒場で授業。
帰宅すると、すごい空腹。忘れていましたが、日曜日も午後から仕事。妻も風邪気味です。これ以上風邪をひくのがでないように気をつけないと。夕刻、アマゾンより次の本が届きました。ちょっと時間がかかりました。
Nancy G. Siraisi
History, Medicine, and the Traditions of Renaissance Learning
(Cultures of Knowledge in the Early Modern World)
Ann Arber: The University of Michigan Press, 2007
おおきいちびが寒いと泣いて、4時20分。熱が出たのかと思いましたが、熱はありませんでした。毛布から知らずにはみだしてただほんとうに寒かったか、熱が出る前駆かもしれません。→5時半、再度泣き声。今度はあついと言います。熱を計ったら、38.3度。インフルエンザかどうかはわかりませんが、風邪です。
(火曜日にお医者さんは、熱はまだ出ていないけれど、中にはあるのかも知れない。あったら、出てくる可能性があります、と言っていました。そのとおりだったわけです。)午後の3コマの授業。
昼休みは学生との面談。
今日は2コマ(3限と5限)、講義をしました。これがけっこう疲れます。事務から、定期試験(学年末試験)のお知らせが来ていました。おお、もうそういう時期です。来週までに、いつ、どういう仕方で試験を実施するのか決めておきましょう。
帰宅すると、いろんな書類が届いていました。ちいさいちびの机の請求書&振込用紙、15日の講演(科学史学校)の案内。年賀状の欠礼の挨拶。これは折に触れて来ています。
[自然哲学の教科書 ii ]
15日の講演のために、ウェブで検索をかけていると、ダニエル・ガーバーさんのエッセイ「哲学と科学革命」というのにヒットしました。ガーバーさんについては、大学の授業でゼンネルトを読ませたことを以前このサイトで紹介しています。ウェブでは2回目の出会いです。たぶん、私と関心が重なっているのでしょう。
そこで紹介されている17世紀の自然哲学の教科書をダウンロードして、私も読んでみました。Widdowes, Daniel
Naturall Philosophy: Or A Description of the World, And of severall Creatures therein contained: Viz, Of Angels, of Mankinde, Of Heavens, the Starres, the Planets, the foure Elements, with their order and government: A also of Minerals, Mettals, Plants, and Precious Stones; with their Colours, formes, and vertues.
The Second Edition, corrected and enlarges.
London, 1631.
65頁の小著です。すぐに読める、すなわち簡単に全体を見通せるところがなんと言ってもメリットです。説明抜きの定義集に近い。あるいは、小百科事典と称するべきでしょうか。
最初だけ訳してみましょう。
「自然哲学。
第1章:哲学とは何か?
哲学とは、自然の事物の知識である。事物とは、それ自体で存在する神、または神から発出する、神による、そして神のために存在するすべての事物である:あるいは、時によって数えられるもの、場所によってはかれるもの、運動させられるものである。神は無限に善かつ偉大な霊である。神の本質はひとつであり、3つの位格、すなわち父と子と聖霊からなる。神の働きは、世界を創造する、あるいは世界を支配する。世界は、諸霊のように見えないものと、天や元素や元素からなる物体のように見えるものからなる。・・・・」
まあ、こういうふうに続きます。ガーバーによれば、これは、約50年前に出版されたWilhelm Adolf Scribonius, Rerum naturalium doctrina methodica, 1579 のパラフレイズ・翻訳だそうです。Chap. 1
Chap.II. Of motions, qualities, colours, tasting, &c.
Chap. III. Of the Celestiall bodies, as the Heavens, the Firmament, the Starres, with their places, order, and government.
Chap. IV. Of the foure Elements.
Chap. V. Of mixed living Natures.
Chap. VI. Of Minerals and Metalls.
Chap. VII. Of Natures perfectly living.
Chap. VIII. Of humane Creatures, &c.
→第7章の「完全に命ある自然物」とは、もちろん、動植物のことです。ただし、ウィドーズは、植物だけを扱っています。(動物だけは、扱われていません。)下にダウンロードした、カスパー・バルトリンのSpecimenもとてもわかりやすい構成をしています。
Cap. I. De Hypothesium Necessitate in Rerum Naturalium explicatione.
II. De Principiis Corporum Naturalium, Materia & Forma.
III. De Affectionibus Corporum, quae inseparabiles sunt à materia; nempe Extensione & divisibilitate materiae, lovo & tempore.
IV. De Motu & Qualitatibus.
V. De Calore & Frigore.
VI. De Corpore Fluido & Solido, raro & denso.
VII. De Lumine & Colore.
VIII. De Sono, Sapore & Odore.
IX. De Gravitate & Vi Magnetica.
X. De Elementis.
XI. De Mundi Systemate & Corporibus Caelestibus.
XII. De Aëre & Meteoris.
XIII. De Globo Terraqueo.
XIV. & ult. De Corporis Animati Functionibus.
ガーバーはほかに次の教科書を取り上げています。
Eustachius a Sancto Paulo
Summa philosophiae quadripartita,
1609; Cambirdge, 1648.Bartholomaeus Keckermann
Systema compendiosum totius mathematices hoc est geometriae, opticae, astronomiae, et geographiae
Oxford, 1661Petrus Galtruch
Mathematicae totius
London, 1683.
アリストテレス主義のおさらい。
次のサイトが明晰な記述を与えてくれます。
Aristotelianism
ポイントになる点だけ整理しておきます。
中項目としての「ルネサンスのアリストテレス主義」のもとに、「カソリックのアリストテレス主義」「イタリアの世俗のアリストテレス主義」「ルター派のアリストテレス主義」「カルヴァン派のアリストテレス主義」「ネオスコラ主義」という小項目を配してしてます。今回のリサーチにとって特に重要なのは、「カルヴァン派のアリストテレス主義」です。ハイデルベルグとダンチッヒのBartholomew Keckermann (1571/73-1609) 、 ハイデルベルグとシュタインフルトのClemens Timpler (1567-1624)、ヘルボルンのJohann Heinrich Alsted (1588-1638) 。彼らにおいては、教説の体系的提示のアイデアは保持されたが、技術についての理論(テクノロジー)により、ディシプリンのエンサイクロペディアは拡張され、変形された。改革派の神学者たちは、キリスト教の教えの秩序だった集成に、“システム”という術語をあてはじめた。
ネオスコラ。
ラテン語のアリストテレス全集の最後は、イエズス会師 Silvester Maurus (1619-1687)の手で1668年に出版された。30年戦争のあと、プロテスタントのアリストテレス主義は一般的には消えた。しかし、カソリックのスコラ主義は、もうすこし継続した。そこから、新しい文学的形式、すなわち、哲学教程 cursus philosophicus アリストテレスの著作に関する討論 dispitatio の形での一般に書かれる、スコラ的教説の概要、が出現した。そうしたクルススは、13世紀の博士たち、トマス・アクィナスやドンス・スコトスに帰還していった。
ひとりで6時20分。おお、あかんぼうも風邪気味です。ちびどもはほぼ同じぐらいです。朝一番で、あかんぼうは妻が小児科に連れていき、私はちいさいちびを幼稚園に送りました。
セイユウ、写真屋に寄って、帰宅。会議の日。午後、会議や打ち合わせが連続してあります。
いつもより1時間ほどはやく大学にでました。
[自然哲学の教科書、とくに17世紀]
ウェブキャットでは、外語には存在しないことになっている J.H.I. の1969年号に欲しい論文があります。どうもあったような気がしたので、大学に寄ってまず確かめに図書館の地下に向かいました。ありました。P. Reif,
'The textbook tradition in natural philosophy 1600-1650',
Journal of the History of Ideas 30(1) (1969): 17-32.
コピーをとってそのまま地下1階で読了。ずいぶん古いものですから、ふるくさいのは否めないのですが、有用な記述がありました。ライフさんは、このテーマで博士論文を書いています。その博士論文も取り寄せようかと思います。
17世紀に使われた20の「自然哲学」の教科書を分析対象としています。
ドイツ語圏:John Henry Alsted, John Combach, Marcus Friedrich Wendlin, Clement Timpler, John Magirus, Christoph Scheiber, Daniel Sennert, John Stier
フランス語圏:Eustace of St. Paul
スペイン語圏:Rudolph Ariaga, Francis Ovideo
オランダ:Franco Burgersdijck, Gilbert Jacchaeus
イタリア:Julius Pacius, Raphael Aversa
ダンチッヒ:Bartholomew Keckermann
デンマーク:Caspar Bartholin
英国:John Case, Robert Sandersonデカルトは、ラ・フレーシュでエウスタキウスを読んだ。
ライプニッツは、アルシュテットの『百科事典』を称賛した。
ロックは、Franco Burgersdijck に侮蔑的に言及している。
ニュートンは、マギルスの教科書を読んでいる。
ボイルは、ゼンネルトの化学的著作を批判的に称賛している。Arriaga, Roderigo
Cursus philosophicus
Antwerp, 1632Rudolph Arriaga, Cursus Philosophicus, Paris, 1637
Raphael Aversa, Philosophia Metaphysicam Physicamque Complectens,Rome, 1625, 1628.
Aversa, Raffaele
Philosophia metaphysicam physicamque completens quaestionibus contexta
Rome, 1625C. Bartholin, 1585-1629. Enchiridion Physicum,Strasbourg, 1625
Full title is Enchiridion physicum ex priscis et recentioribus philosophis accuratè concinnatum, et controversiis naturalibus potissimis, utilissimisque, illustratum.Francis Burgersdyk / Franco Burgersdijck / Franciscus Burgersdicius (1590-1636?), Idea philosophiae naturalis, Lugd. Batavorum, 1622.
Burgersdijck, Franco, 1590-1635. . Idea philosophiae tum naturalis, tum moralis, siue Epitome compendiosa vtriusq[ue] ex Aristotele excerpta & methodicè disposita, Oxford, 1631.
Johann Combach, Physicorum Libri IV, Marburg, 1620; Frankfurt am Main, 1629
Full title is Physicorum libri IV. Juxta sensum Aristotelis et Peripateticorum magno studio ... collecti, et in Academia Marpurgensi antehac publice propositiSanct Paulo Eustachius ,Summa Philosophiae Quadripartia: de rebus dialecticis, moralibus, physicis, & metaphysicis, Geneve, 1634; Cambridge, 1649.
Daniel Sennert, Epitome Naturalis Scientiae, Oxford, 1664
J. Magirus, Physiologiae Peripateticae Libri Sex, Cambridge, 1642
Stier, Johann (1599 - 1648)
Praecepta physicae
Helmstedt, 1668Clemens Timpler, Physicae seu Philosophiae Naturalis Systema Methodicum, Hanover, 1606-07.
ヨハン・コンバッハ
上のヨハン・コンバッハですが、Perspectiva. In qua, quae ab aliis fuse traduntur, succincte, nervose & ita pertractantur, ut omnium intellectui facile pateant. Nunc primum in lucem edita. Opera & studio Ioannis Combachii.Frankfurt, 1614 の仕事の方が有名なようです。マールブルグ大学哲学教授Johann Combach (1585-1651)がロジャー・ベイコンの草稿から出版したとあります。ブルゲルスディキウス
Copac ではラテン名:Franciscus Burgersdicius で検索すると、2点しかヒットしません。Idea oeconomicae et politicae doctrinae(1644) とInstitutionum logicarum. Libri duo(1626) です。この数はおかしい。検索を工夫していました。Franco Burgersdijck で検索すると、294点ヒットします。ビュルヘルスダイクは、よく使われた教科書執筆者であったことがここからわかります。
(ビュルヘルスダイク (1590-1635)は、17世紀前半のオランダでもっとも影響力のあった哲学者とあります。弟子がヘールボールト(1614-1661)。メランヒトン、ザバレラ、スアレスらの影響を受ける。『論理学綱要』は、もっとも成功を収めた教科書であった。なお、弟子のヘールボールトは、その縮約版『ヘルメネイア・ロギカ、あるいはビュルヘルスダイク論理学概要』をあらわした。)教科書は教科書を利用する。
以上、17世紀前半に出版された20の自然哲学の教科書は、直接アリストテレスの著作の内容を整理したというよりも、むしろ16世紀後半の自然哲学の教科書に多くを依拠している。
もっとも多く使われたのは、スカリジェ、メランヒトン、ザバレッラ、次いで、トレトゥス、ペレイラ、スアレス。
→そうでしょうとも。教科書は、教科書による。辞書は、辞書による。多くはそうでしょう。そして、この時代の自然哲学の教科書に関しては、それが一種の小型百科事典の観を呈していることも重要な事実です。
>07.12.7
次のものをダウンロードしました。Bartholin, Caspar,
Caspari Bartholini Thom. F. Specimen philosophiae naturalis praecipua physices capita exponens ... : accedit De fontium fluviorumque origine ex pluviis, dissertatio physica.
Oxford, 1698
EEBOCase, John,
The wards of the key to Helmont proved unfit for the lock, or, The principles of Mr. William Bacon examined and refuted and the honour and value of true chymistry asserted
London : Printed for the author and are to be sold by John Smith, 1682.
EEBOCase, John,
Lapis philosophicus seu commentarius in 8 lib phys: Aristot. in quo arcana physiologiae examinantur.
Oxford, 1599
EEBOCase, John,
Ancilla philosophiae, seu Epitome in octo libros physicorum Aristotelis,
Oxford, 1599
EEBOEustachius a Sancto Paulo
Summa philosophiae quadripartita,
Cambirdge, 1648.
EEBOKeckermann, Bartholomäus
Systema compendiosum totius mathematices hoc est geometriae, opticae, astronomiae, et geographiae publicis praelectionibus anno 1605 in celeberrimo Gymnasio Dantiscano propositum / a Bartholomaeo Keckermanno ... ; in fine accessit brevis commentario nautica, ab eodem autore ibidem proposita anno 1603 ; adjecto indice capitum singulorum librorum ; demum, ut liber evaderet integer cursus mathematicus, accessit his omnibus brevissima in geographiam manaductio ; item Methodus facilis arithmeticae practicae per Gemmam Frisium.
Oxford, 1661
EEBOMagirus, Johann
Ioannis Magiri
physiologiae peripateticae libri sex
cum commentariis, in quibus praecepta illius perspicue, eruditeque explicantur, & ex optimis quibusuis peripateticae philosophiae interpretibus, Platone, Aristotele, Zabarella, Archangelo Mercenario, Thoma Erasto ... :
accessit Caspari Bartholoini malmogij Dani Enchiridion metaphysicum, ex philosphorum coryphaei Aristotelis, optimorumque eius interpretum monumentis adornatum.
London: Apud Ioannem Billium, 1619
EEBOMagirus, Johann
physiologiae peripateticae libri sex
cum commentariis, additis insuper notis quibusdam marginalibus, in posterioribus editionibus omissis, un_ cum definitionibus, divisionibus, axiomatis, Graec_ ex Aristo.
Cambridge, 1642
EEBONewcastle, Margaret Cavendish, Duchess of, 1624?-1674.
Ground of natural philosophy divided into thirteen parts : with an appendix containing five parts
London, 1668
EEBOWiddowes, Daniel
Naturall Philosophy: Or A Description of the World, And of severall Creatures therein contained: Viz, Of Angels, of Mankinde, Of Heavens, the Starres, the Planets, the foure Elements, with their order and government: A also of Minerals, Mettals, Plants, and Precious Stones; with their Colours, formes, and vertues.
The Second Edition, corrected and enlarges.
London, 1631.
EEBO07.12.9 次の3点もダウンロードしました。
Arriaga, Roderigo
Cursus philosophicus
Antwerp edition,1632
Universitad de la Rioja
Stier, Johann (1599 - 1648)
Praecepta physicae
Helmstedt, 1668
Universitätsbibliothek DresdenBurgersdijck, Franco, 1590-1635.
Idea philosophiae tum naturalis, tum moralis, siue Epitome compendiosa vtriusq[ue] ex Aristotele excerpta & methodicè disposita,
Oxford, 1631.
EEBO読了後、そのまま、生協の特別食堂へ向かい、昼食。
しばらく研究室で作業をしていると、1時前。1時から、私が司会を務める講演会があります。5分前に教室に着きました。教室の前に事務の方はいましたが、なかには誰もいませんでした。大丈夫か?
開始時間を15分まで遅らせることとしました。来て欲しかった学生の数は寂しいものがありましたが、全体で数十名は集まったでしょうか。講演会終了後、アンケートと打ち合わせ会。4時40分頃まで。
それからはじめてはいるテラス室というのに場所を移動し、アンケートの梱包作業。
人数が多かったので、1時間程度で本日分は終了。なんだか今日は立っている時間が長かった気がします。
ひとりで5時半。まだ暗い。おおきいちびは6時半。あかんぼうは7時過ぎ。ちいさいちびは7時20分。
おおきいちびは頭が痛いと言います。鼻水も出ています。熱はまだ出ていません。今日は休ませて、朝一番で小児科に行ってくることとしました。
ちいさいちびも完調ではありませんが、まだ大丈夫そうです。本人が幼稚園に行くというので、こっちは行かせます。→全員で車に乗り込んで、まず小児科。2番目でした。おおきいちびとちいさいちびを診てもらいました。薬をもらって一安心。それから、幼稚園に向かい、私とちいさいちびだけ降りました。ちいさいちびは幼稚園、私は、銀行、写真屋、セイユウ、99ショップと回って帰宅。残りの組は、スーパーに買い物に。
さて、今日はおおきいちびの机が来る日。1時〜3時という連絡を受けています。同じ時間帯に、小学校の面談があります。
どういうふうに時間を調整するのかいろいろ考えていました。しかし、大塚家具の12時半ぐらいに来てくれました。組立方式でしたが、15分ぐらいで組立、設置が完了しました。助かります。
おおきいちびに留守番をしてもらって、私があかんぼうを連れて、幼稚園に行き、妻が面談というふうに考えて、家の外に出ました。あかんぼうが自転車に乗りたがりません。自分の3輪車を引っぱり出して、自分でどこかに行くつもりです。急遽役割を変更しました。私はあかんぼうの相手。妻がちいさいちびを迎えたあと、小学校に行って面談。
しばらく3輪車に乗っていたあかんぼうは、途中から、3輪車を降りて、3輪車をつき始めました。葉っぱを拾ったり、木の実を取ったり、道草をたっぷり。途中でママママ。抱っこというので、その場に3輪車を残して、おもいあかんぼうを抱っこして小学校に。面談は一人当たり15分。ちょうど小学校の校門についたころ終了。あかんぼうはママに抱っこしてもらって、ちいさいちびの待つ幼稚園へ。私は、3輪車を拾って、帰宅。
さて、ちいさいちびたちはすぐに帰ってきました。
おねえちゃんの机を見て、大泣き。お店ではほしがりませんでしたが、実物を見ると、がまんできなくなったようです。いずれ同じものを買うしかなかろうと思っていたので、妻と相談して、大塚家具の担当者に電話。電話注文もOK ということです。そのことがわかった途端、ちいさいちびは泣きやみました。
あーあ。
夜中に起きて、すこし仕事。12月15日の講演の準備です。アリストテレス全集をひっくり返して読んでいます。ちびどもといっしょに6時50分。おおきいちびの風邪の前触れですが、熱は上がっていません。本人の弁では、元気でもないがつらくもない、とのこと。体育だけ見学にして学校に行かせることしました。ちいさいちびは咳がすこしでますが、風邪にならないように気をつける、まあそういうところでしょう。
2限から3コマの授業。
いつもとおりでかけました。大学に着いたら、まず事務棟に向かい書類提出。それから、1階のメールボックで郵便物を確認。面倒でしたが、再度4階に上り、編集委員会宛の郵便を受け取りました。
それから1週間ぶりに研究室。
すこし片づけをしてから、2限の講義の予習。15日の準備で、研究室においている何点かの資料をチェック。ニュートンが使ったことで知られるヨハン・マギルスの『ペリパトス派の自然学注解』(大昔にマイクロフィルムを焼いて、綴じたものがあります)を引っぱり出して見ていると、出版地はロンドンでした。イギリスで出版されたものは、イーボで入手できます。この重い資料(大きな百科事典なみの重さになっています)を持ち歩くのは嫌だったので、ちょうどよい帰宅してからイーボでダウンロードすることとしました。
イーボにアクセスすると、1619年にロンドンで出版された版と、1642年ケンブリッジで出版された2つの版がありました。
この書誌は、この書物が大学で教科書として利用された印だと考えてよいでしょう。Magirus, Johann
Ioannis Magiri
physiologiae peripateticae libri sex
cum commentariis, in quibus praecepta illius perspicue, eruditeque explicantur, & ex optimis quibusuis peripateticae philosophiae interpretibus, Platone, Aristotele, Zabarella, Archangelo Mercenario, Thoma Erasto ... :
accessit Caspari Bartholoini malmogij Dani Enchiridion metaphysicum, ex philosphorum coryphaei Aristotelis, optimorumque eius interpretum monumentis adornatum.
London: Apud Ioannem Billium, 1619
& Cambridge, 1642Index Capitum Physiologiae Peripateticae Magiri.
Capita Libri I.
1. Quid Physicologia? Quid item natura?
4. De Motu.
Capita Libri II.
1. De mundo in genere,
Capita Libri III.
1. De Elementorum natura in genere.
2. De Igne.
3. De Aere.
4. De Aqua.
5. De Terra.
6. De primis Elementorum qualitatibus.
7. De secundis qualitatibus.
8. De oocultis qualitatibus.
10. De mixtione.
11. De temperamentis.
12.
Capita Libri IIII.
1. De Meteororum causis in genere.
8. De Mari.
9. De Ventis.
10. De Terrae motu.
Capita Libri V.
1. De Metallis.
2. De Lapidibus.
3. De succis vel terris pretiosis.
4. De stirpium natura in genere.
8. De Spiritibus
Capita Libri VI.
2. De animae difinitione.
3. De anima vegetante.
4. De vita & morte.
6. De anima sentiente in genere.
7. De Visu.
8. De Auditu.
9. De Odoratu.
10. De Gustu.
11. De Tactu.
Very Useful Bibliography on Natural Philosophy by Dr. S. Kusukawa.
ひとりで6時20分。あかんぼうはすぐに起きてきました。ちびどもは7時過ぎ。ちびどもが風邪の初期症状を示しています。ちいさいちびは鼻水、おおきいちびは顔色が悪い。でも、まだ風邪ではありません。
ずっと家のなかにいても、飽きてきて、ぐずる恐れがあります。
公園に行きたいというので、車で井の頭公園に行くこととしました。
井の頭公園では、まずお団子を食べ(妻によれば、我が家族は食べてばっかり!)、それからシャボン玉。2セット買って、3人で遊んでいました。
おおきいちびの様子だと、ちょっと疲れたり、汗をかいたりすると帰ってすぐに熱が出そうです。
遊びはそれだけにして、次はマルイでちびびもの冬の服の買い物。その前に、子どもたち3人で、おやつ。
子連れで冬難しいのは、デパートのなかが暖かすぎることです。外との気温の差で、子どもは風邪を引きやすい。
ささっと買い物をすませ、ささっと帰ってきました。私とちびどもが先に降りました。あかんぼうは、もうしばらく車でぐるぐるしてもらいました。それで昼寝。妻に抱っこされて帰ってきました。落ち着いてから体温をはかると、案の定、おおきいちびは微熱になっていました。友達はけっこう大勢風邪を引いています。明日学校にいけるかどうかは微妙なところです。
風邪をひかれると、親は大変です。とくにあかんぼうにうつらないように気をつけなければなりません。
昨夜の間に、次のDVDがアマゾンより届いていました。
『ベスト・オブ・モーリス・ベジャール―愛、それはダンス―』
Gérard Louvin présente Maurice Bejart
ついこの間(11月22日)亡くなったベジャールのベスト盤です。内容によっては、授業で見せようかなと思っています。
かくて師走。たぶん、本日中に20万アクセス。→たぶん、3時過ぎに、20万アクセスを通過したように思われます。
せめてトップページの更新をと考えていましたが、しばらく怒濤の日々です。年明けにはすこし手を入れることができるでしょうか。→改修のコンセプトがわかる程度には手を入れてみました。時間を見つけて、ぼちぼち進めます。
ちいさいちびといっしょに7時半。昨夜いつもよりずっと遅くまで起きていたせいです。おおきいちびはたぶん7時前後、あかんぼうは7時35分。
ちびどもがピアノに行くのにあわせて、あかんぼうも自転車の前に乗せて散歩に出ました。すこし暖かな冬の空です。広葉樹の葉っぱが落ちて、空が広くなった気がします。どこかでたき火をしているにおいが空気にしみこんできます。
あかんぼうがあっちあっちいうので、近所をぐるぐる回ってきました。売地、売家の幟がいろんなところではためいていました。更地あり、どうもまだ人が住んでそうな中古の家あり、建て売り住宅あり、といったところです。小学校の前には大きなマンションが建築中です。これももうすぐ完成といった様子です。3時前に次の2冊がアマゾンより届きました。
加藤秀一
『〈個〉からはじめる生命論』
NHKブックス、2007
加藤秀一
『恋愛結婚は何をもたらしたか』
ちくま新書、2004[科学ニュース]
昨日の続きです。
がん遺伝子使わず万能細胞作製、京大研究グループが成功
前のニュースに出てきた京大の山中教授のグループが、今度は、ガン遺伝子を使わずに、iPS細胞(体細胞に由来する万能細胞)を作成したというニュースです。
へー。
アサヒは、ネットにはまだ上がっていませんが、誌面には解説図つきででていました。
「万能細胞」の研究史という観点からは、大きな転換点です。
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