ひとりで5時20分。[日本化学史文献プロジェクト]
検索をかけていたら次のページに出会いました。非常に有益です。(レビューとしてすぐれている。)
食塩と健康
また次のサイトも有用です。
日本の薬年表
午前中にアマゾンから次の文庫4冊が届きました。
吉村 昭
『白い航跡』上・下、
講談社文庫、1994
吉村 昭
『ふぉん・しいほるとの娘』
新潮文庫、1978
6時。今日も晴れ。
あかんぼうはとっくに起きていて、2回もうんちをしたそうです。朝から元気な奴です。今月はこれでやっと82枚。
朝一番でかぞくそろって新宿高島屋に。開店前に新宿に着きました。サザンテラスに直結している新南口からでました。
あかんぼうはベビーカーから下ろしてやると大喜びで、どんどん歩きます。何と橋を渡り、高島屋の2階入口までとことこ歩いていきました。
ちびどもがおなかがすいたというので、エスカレーターで地下1階まで降りるとちょうど10時の開店時間。開店前にはけっこうな数の人が開店を待っていました。
コンビニの倍近いおにぎりを買って、通路においてある椅子に座って食べました。テレビで有名なパティシエを並べたと報道していましたが、なるほど、洋菓子店が目立ちます。
私の目的は、ジャケットの購入。院生時代に買って気に入っているジャケットにさすがにすこしほつれが目立つようになりました。似たようなもので新しいものを買おうと考えたわけです。
ということで、食後は、私はひとりでメンズのセクションをまわり、ちびどもはキッズの階に向かいました。高島屋は、男性物と女性物を縦に分けています。8階から4階まで動いて、どう並べているのかわからん、と思ったのですが、ジャケットやスーツをぶら下げているところをともかく見て回っていると、ちょうど探していた種類のものがあり、ちょうど店員さんが声を掛けてきました。試着してみると、ちょうどよい感じです。1時間でネームを入れることができますが、と言われましたが、あかんぼうがそろそろ眠くなる時間です。そもそもネーム入りの服なんて一着ももっていませんから、それはけっこうですということにして、カードで購入。
服をもって、キッズフロアーに行くと、あかんぼうはレールを動くブーブーのところで遊んでいました。2台をしっかり両手で掴んでいます。しばらくつきあってやったあと、引き離すためにトミカを一台買ってやりました。白い軽トラック。
ちびどもはアイスクリーム、アイスクリームと口を合わせるので、再度地下へ。パンを買って、アイスクリーム売場についた頃にはあかんぼうがうとうと。ちびどもがアイスクリームを待っているあいだ、近所をぐるぐるベビーカーで回っていると案の定あかんぼうは寝付きました。
それにしても、新宿高島屋の地下はすごい人出です。
ちょうどよいので、そのまま帰ってきました。新宿駅のプラットフォームの放送があまりに大音量で、せっかく寝ていたあかんぼうが起きてしまいましたが、それほど機嫌が悪くはありません。
私は慣れない場所で慣れないことをしたので、目が疲れました。
あかんぼうといっしょに5時半。本日も好天の模様。
あんまり意識していませんでしたが、連休=ゴールデンウィークが始まります。小さい子どもをもつ家庭では、子どもたちをどこに連れていくのか、頭を悩ませます。我が家は未定です。午前中をまるまる使って、編集委員会の仕事をしました。第2号に関して、たぶん98%まで進めることができました。
午前中、仕事ができたのは、妻が3人を公園に連れていってくれたおかげです。ちびどもは自分の自転車で行きました。どうも二人とも自転車が小さくなっているようです。とくにちいさいちびのは、本来は幼児用の補助輪付を想定したものです。
前からその必要を感じていたので、おおきいちびに新しい自転車を買ってやり、ちいさいちびにはおおきいちびの今乗っているものをお下がりにすることとしました。サドルを下げれば大丈夫です。
ということで、あかんぼうが昼寝をしてから、近所の自転車屋さんへ。前におおきいちびの1輪車を買ったところです。おおきいちびは、車輪が一回り大きい(20インチ)のものを選びました。2時半過ぎに雷鳴があり、雨が降ってきました。一時空が真っ黒になり、強い雷光と雷鳴。
夕刻、アマゾンより次の本が届きました。
坂内正
『鴎外最大の悲劇』
新潮社、2001
→ちびどもが寝た後、読み始めました。ワー、おもしろい。鴎外研究者はもしかしたら科学史家よりも多くいるのに、鴎外の医学論文を批判的に読んだ人はどうもいなかったようです。[日本化学史文献プロジェクト]
ファラディーに関して、“Michael Faraday”で見つかったのは次の2点です。
川崎勝「科学者をめぐる事件ノ-ト2-5-マイケル・ファラデ---恩師デ-ヴィとの愛憎劇」『科学朝日』52(5)(1992/05): 95-99
Faraday,Michael (永平幸雄 訳)「金(および他の金属)の光に対する実験的関係について (コロイド化学の原典-1-チンダル現象)」『大阪経済法科大学論集』通号24(1985/03): 19-43
(我々の文献にはそもそもファラディに関する論文はピックアップされていませんでした。邦訳は多数。)アグリコラに関しては、次のもの。
小川知幸「15・16世紀における中央ヨーロッパの鉱山業--ゲオルク・アグリコラ『デ・レ・メタリカ』(1556年)にみる」『ヨーロッパ文化史研究』6(2005/3): 93-111
山口裕「アグリコラ470年後の検証」『産業衛生学雑誌』46(4)(2004): 122-123
蟹澤聰史「文学作品の舞台・背景となった地質学(4)宮澤賢治の『春と修羅』ならびにノヴァーリス『青い花』 二人の若い詩人にして地質学者に共通するもの」『地質ニュース』通号589(2003/9): 55-69
谷本岩夫「パラケルススとアグリコラ--中世にみる理論と技術の跛行的発展」『(京都女子大学自然科学・保健体育研究室)自然科学論叢』通号23(1991/03): 27-36
永井浩三「青年時代に医者を志し大地学者となった人たち」『地学研究』38(10〜12)(1989/12): 221-228
清水大吉郎「アグリコラと「デ・レ・メタリカ」(古典紹介-1-)」『地球科学』31(5)(1977/09): 228-234
松倉恒夫「アグリコラ著,三枝博音訳「デ・レ・メタリカ」を読んで」『横浜市立大学論叢 社会科学系列』20(1)(1968/09): 90-94
三枝博音「歿後四百年を記念されたアグリコラについて」『学鐙』54(10)(1957/10):
三枝博音「「デ・レ・メタリカ」とその作者アグリコラ」『横浜大学論叢』4(5)(1953/03): 225-242
ハンフリー・デーヴィーに関しては、とくに新しいものはありませんでした。
アヴォガドロに関しても、とくに新しい論文はなし。CiNiiでは71件ヒットしますが、ほとんどがアヴォガドロ数に関するものです。歴史上の人物としてのアヴォガドロに関する研究はほとんど(日本語では)ありません。
ちなみに、「アヴォガドロ数」の概念史そのものは、非常に興味深いものです。オストヴァルト に関して、我々の文献リストは、原典3点と2次文献1点の4点を挙げるのみです。さすがに、4点ということはないだろうと思って、検索を工夫すると次のものがヒットしました。
田中実「教育に関するWilhelm Ostwald池田菊苗往復書簡〔含書簡訳文〕」『科学史研究』通号93(1970/03): 35-38
広田鋼蔵「オストヴァルト「エネルギ-論」再考」『自然』38(6)(1983/06): 87-93
廣田,鋼藏「触媒発見史の一章 : オストヴァルトの業績を中心に」『化学教育』31(6)(1983): 442-444
吉田晃「Wilhelm Ostwald et la definition des acides et des bases」『明治大学科学技術研究所紀要』26(1987): "2-1"-"2-17"
菊池好行「ヴィルヘルム・オストヴァルト遺稿に含まれる日本人化学者関連史料」『化学史研究』24(3)(1997): 232-248
「電気化学のあゆみ--溶液化学のあけぼの-ArrheniusとOstwald-」『電気化学および工業物理化学』54(7)(1986/07): 564-565
ケクレに関しても、とくになし。
夜中に目覚めたので、すこし仕事。6時半。あかんぼうとおおきいちびは起きていました。ちいさいちびは7時。昨日に続き快晴。
[日本化学史文献プロジェクト]
ふと思いついて、CiNii で"Robert Boyle" と検索をかけてみました。
これまで存在に気付いていなかった次のものがヒットしました。玉虫文一「科学用語の定義について(方法論の問題)」『東京女子大學論集』15(2)(1965): 125-132
紫藤貞昭「元素説と原子説 : (R.Boyle の物質観)」『城西経済学会誌』5(1)(1969): 64-81
砂川一郎「An Essay About the Origine and Virtues of Gems, Robert Boyle, XXVII+185ページ, Hafner Pub Co., New York, 1972」『宝石学会誌』2(4)(1975): 190
内田「Robert Boyle(1627-1691)研究の展望」『II Saggiatore』2(2)(1976): 21-29
木原壯林「藤永太一郎先生に Robert Boyle Gold Medal」『ぶんせき』229(1994): 62
サンプル調査として、パラケルススについても調べてみました。
我々が見落としていた次の文献がヒットしました。清水恵「パラケルススのメルジーネ論 : 水の精の魂はいつ宿ったのか?=いつ失われたのか?」『藝文研究』85(2003): 218-240
Max Neuburger[著]; 細見博志[訳]「翻訳 マックス・ノイブルガー著,自然治癒力学説史,1926--第2章 16,17世紀における自然治癒力説(上)」『金沢大学つるま保健学会誌』26(1)(2002): 139-154
Schipperges,Heinrich; 喜多村得也 訳「翻訳 パラケルスス--ペーター・ヴィーンヒ編「偉大な医師たち--伝記による医学史」より」『昭和大学教養部紀要』31(2000): 65-84
小田川方子「パラケルススと空海 : 生命観をめぐって」『比較思想研究』21(1994): 59-65
岡部雄三「"星の賢者と神の聖者 -パラケルススの魔術論-"」『哲学(哲学書房)』(V-1) (1991): 258-277
Ohashi,Hiroshi「"Psychiatry"of Paracelsus」『日本医史学雑誌』27(2)(1981/04): 187-168
三谷正「ロバト・ブラウニングの劇詩「パラセルサス」」『大手前女子大学論集』3(1969): 112-140
江藤恭二「209 パラケルスス(Paracelsus)について : その近代教育思想の先駆者としての位置づけ」『日本教育学会大会発表要旨集録』16(1957): 29-30
鳥越良雄「Paracelsusにおける愛と知識」『英語英文学研究』3(2)(1956/10)
なかなかにすごいテーマのものがあります。
ついでにずっと気になっていたブールハーヴェでも “Boerhaave”と入力してみました。もともと我々のリスト(「日本における化学史文献:世界篇」)でもブールハーヴェは、研究書1点、翻訳1点の計2点しかありません。
もう少しはあるのではと思ったのですが、ヒットしたのは次の1点だけです。
Cryns,Frederik
「江戸後期における西洋発生学思想の受容--マルピーギの受精卵観察と坪井信道」
Nichibunken Japan Review,17(2005): 55-89
現状では、ブールハーヴェの医学・化学を18世紀のヨーロッパという時代背景のもとで探究した邦語文献は存在しないこととなります。
そもそも18世紀化学史は弱いのですが、これは大きな欠落です。[CiNii 検索のコツ]
ここで、CiNii での検索のコツをまとめておきましょう。
1.人名検索の場合、“福井謙一”ではなく、“福井 謙一”と入力した方がよい。
(ヒットする数にかなりの差が出ます。)
2.外国人の場合、例えば、“マイケル・ファラディ”だけではなく、“Michael Faraday ”でも検索をかけてみる。カタカナではヒットしない文献がヒットする確率があります。→国立情報学研究所のサイトをすこし見てみました。今年の4月9日付けのニュースリリースに、CiNii の学術論文約300万件のデータをグーグル・スカラーに開放したということが述べられていました。つまり、グーグル・スカラーから、CiNii の学術論文がヒットすることになったわけです。これは確かに一歩前進です。
なお、グーグル・スカラーは、デフォルトが英語です。プレファレンス(初期設定)の部分を日本語に直す必要があります。
ひとりで6時前かと思ったら、おおきいちびがすぐに起きてきました。久しぶりの快晴です。この時期、早朝に天気がよいのは気持ちがよいものです。3限、4限、5限と授業。木曜日は、3回目。3回が過ぎると、ある流れが出現します。
お昼休みに、大学のウェブで、森鴎外と脚気の話を調べてみました。けっこう出ています。これで事柄の概略はつかめました。授業でも使える話だと思い、帰宅してからアマゾンに、坂内正『鴎外最大の悲劇』(新潮社、2001)を発注しました。
夜中に目覚めたのですこし仕事を進めています。外は雨。日が暮れたあたりから降り始めました。6時過ぎ。あかんぼうはもう起きていました。元気な顔です。雨はまだ降り続いています。今日一日降り続けるようです。
あかんぼうが昼寝をし、妻が「母の会」ということで幼稚園にでかけている間に、年度計画の達成状況に関する自己点検・評価書類(下案)というのを仕上げました。
日常的に普通の大学教員はそういう頭では動いていません。書類をうんうんうなりながら一応最初の文案を書き上げたところで、年度をどうも間違えていることに気付きました。仕方がないので、もう一度過去の書類を引っぱりだしてきて、おそらく正しい年度の点検・評価文案を書き上げました。1時間半かかりました。
出来上がった文は、わずか10行程度です。
10行なのに90分もかかったのは、日常的に動いていないお役所文書に慣れるための時間が半分ぐらい含まれているせいです。
大学のみならず、最近は多くの組織・機関で、そうした書類作成がつきまとっています。実際に担当している方は、同じ感覚をもつでしょうが、こういう書類がなかなかに頭を悩ませます。会議の日。
→2時半:FD、3時半:大学院教授会と思っていたら、2時半から大学院の教授会でした。集まりが悪くてスタートが遅れましたが、いつもながらの名司会で、2時間もかからず終了。はやく終わってくれるのはありがたい。
FDの研修会が教授会の前に入るのは、来月の予定だということでした。
あかんぼうといっしょに5時15分。忙しい。あかんぼうは起きてすぐにばたばたしてると思ったら、うんち。最近は、自分でおしめを触って教えてくれます。
うんちが終わったらお腹がすくのか、まま、まま、と騒いで、ままを呼び出してミルク。あかんぼうとの時間はこういうふうに過ぎていきます。あかんぼうが昼寝をしている間に、一昨日もらってきた次の論文を読みました。
内田正夫「日清・日露戦争と脚気」『東西南北(和光大学総合文化研究所年報)』2007,pp.144-156.
非常におもしろく、有益な論考でした。
→私の関心に沿ってまとめると、森鴎外の誤った脚気原因説(細菌説)への固執が、日清・日露戦争における日本陸軍における脚気の激発を招いた一因であった、ということになります。推定値で、日清戦争においては動員総数約20万人のうち、約2割が脚気患者となり、死者4064人をうんだ。(戦死者977名に対して)。
日露戦争においては、推定値で、全傷病者35万2700余人中、25万人前後が脚気であり、戦病死者3万7200人中、2万7千800余人を数えた。
海軍においてはすでに、麦飯を採用することで、脚気をほとんど抑えることに成功していた(日清戦争において海軍では脚気で死んだものはいなかった)点を考えれば、この数字は、異常に高いと言える。
なお、典拠としては、次の7点の参考文献がリストアップされています。
大江志乃夫『日露戦争と日本陸軍』立風書房、1987
板倉聖宣『模倣の時代』上・下、仮説社、1988
板倉聖宣『脚気の歴史:資料・文献年表』つばさ書房、1988
山下政三『明治期における脚気の歴史』東京大学出版会、1988
山下政三『脚気の歴史 ビタミンの発見』思文閣出版、1995
坂内正『鴎外最大の悲劇』新潮社、2001
藤原彰『餓死した英霊たち』青木書店、2001
夕刻、次の本がアマゾンから届きました。
野口英司
『インターネット図書館 青空文庫』
はる書房、2005
DVDが附録でついています。DVDには、青空文庫の4843作品が収録されています。
ひとりで5時。月曜日は2回目。
帰宅すると次の本が届いていました。アマゾンからです。
中島 岳志
『中村屋のボース―インド独立運動と近代日本のアジア主義』
白水社、2005
あかんぼうが目覚めて、おおきなこえを出して、6時前。ちびどもも15分から20分で起きてきました。曇り。どうも夕方から夜には雨の模様。午後遅く、東工大にて、編集委員会。
3時半過ぎに東工大に到着しました。東工大図書館ですこし仕事をしてから、編集委員会に。
編集委員会は、私の司会で、ほぼ4時から6時まで。ちょうど2時間。その後、大学のすぐ側のお店で、夕食をとってから、帰宅。帰り着いて9時半。
帰りの電車のなかで、井本稔『日本の化学 : 100年のあゆみ』化学同人(1978)を読了しました。ときにこういう書物を読むのも有益です。いろんな情報が得られました。編集委員会の席上で次の2点をもらいました。内田さん、ありがとうございます。
内田正夫「日清・日露戦争と脚気」『東西南北(和光大学総合文化研究所年報)』2007,pp.144-156.
小柳公代(研究代表者)『デカルト、パスカルの科学思想上の定位再構築と関連書史研究』平成16年〜17年度科研費補助金(基盤研究C)研究成果報告書、(2007)
おおきいちびといっしょに6時。ちいさいちびもあかんぼうもすぐに起きてきました。ともあれ、晴れていて暖かい。[日本化学史文献プロジェクト]
1日に1時間は作業すると決めてすこしずつ進めているこのプロジェクトですが、全体の形が見えてきました。
文献リストの全体構成(0次案)
まだ手をつけていない分野・領域もありますが、全体としてはこういう形になるというのはわかったと思います。[あかんぼうの進歩]
1歳5カ月をすぎたあかんぼうですが、最近、いろんなことができるようになりました。何よりも、背が伸びて、家の中のドアの取っ手に手が届くようになりました。以前は、ドアを閉めておけば出入りできなかったのですが、背伸びをして取っ手をつかみ、ドアを開けることができます。
すると何が起きるか?
お手洗いで座って一息ついているといきなり乱入してきます。あかんぼうにとっては家の中で数少ない未知の空間です。水も流れるし、興味津々です。
鍵を掛けていれば済む話だと思われる方もいるかもしれません。しかし、我が家には鍵が掛かる部屋はお風呂場と2階のトイレの2箇所しかありません。のこりのドアにはそもそも鍵がついていない。
ということで、どこへでもあかんぼうはやってくるわけです。歩くのもかなり得意になっています。昨日は、家のまわりを自由に散歩させたら、保育園のちびどもの集団に遭遇しました。平気でついていきます。途中で、保育園のおともだちよりも駐車場が気に入って、そこでずっと遊びはじめましたが、1キロぐらいであれば問題なく歩く勢いです。
ちょうど1週間前にやはり自由に散歩させていたら、レトリバーの散歩についていきそうになりました。数回近づいたり離れたりを繰り返して、さわれるようになったレトリバーが気に入ったのか、そのままであれば、散歩にずっとついていったと思われます。
(田舎でおおきいちびがやはり同じぐらいの頃に、犬の散歩についていって、田舎をほぼ半周ぐらいしてきたことを思い出しました。田舎ですから、犬の散歩と言っても放し飼いの犬です。都会ではありえませんが、放し飼いの犬は気持ちが落ち着いているので、かえって安心です。)あまりの眠さに昼食後少し昼寝をしたあと、部屋に降りてみると、コンピュータの反応がありません。電源スイッチ付の延長コード・コンセントのスイッチが切れていました。あかんぼうの仕業です。私の机のまわりのあかんぼうにしか通れない抜け道を通り抜けるのが趣味になっています。その際に、手の届く本を本棚から引き出します。おそらく、スイッチを足で踏んでしまったか、引っぱり出した本がスイッチに当たってしまったかしたのだと思います。あかんぼうのやることは、いつでも予想外です。
ひとりで5時前。正午に次の3冊の文庫本が届きました。アマゾンからです。
ルイス・フロイス
『ヨーロッパ文化と日本文化』
岡田章雄訳注、岩波文庫、1991
ピーター・ミルワード
『ザビエルの見た日本』
松本たま訳、講談社学術文庫、1998
ハーバート・G. ポンティング
『英国人写真家の見た明治日本―この世の楽園・日本』
長岡祥三訳、講談社学術文庫、2005ヨミウリに次の記事。
八王子にある創価大と創価女子短大ではしかが流行(72人)し、学校閉鎖に
子どもたちの間ではしかが流行しているという記事を読んだばかりです。大学が最初に閉鎖というのはちょっと驚きました。でも、よく読むと、集団罹患した8割以上が寮生活をしている学生ということで、それなら、わかります。
ひとりで6時前。すぐに、あかんぼう、ちいさいちび、おおきいちびと起きてきました。まだ冷たい雨が降っています。
冷たい雨は、おおきいちびが小学校に登校する頃には上がりました。しかし、空気は冷と湿をはらんだままです。私は、目の奥が昨日から痛く、これは風邪の初期症状だと思われます。今風邪を引くとたいへんなので、しばらくは風邪を引いてしまわないように注意しないといけません。木曜日は今日は2回目。
→すべての授業が無事スタートしました。ほっとしました。
→もちろん、どの授業も出席する学生は入れ替わるわけですから、毎年毎年新しい。しかし、100人以上の教室では、大きく傾向が変わることはそれほどありません。またしかし、数人から高々10程度までのゼミでは、ほんとうに毎年毎年どういう顔ぶれが揃い、どういう雰囲気になるのか蓋を開けてみるまでわかりません。
ひとりで5時20分。めずらしくまだ誰も起きていません。予報によれば、昨日よりも気温が低いということで、まるで真冬に逆戻りしたかのようです。子どもはこういうときに風邪をひきやすい。
あかんぼうはあさいちばんでお医者さんのところへ。子どもが大勢いたそうです。こういう気温の変化だと、風邪を引く子は引くでしょう。1時〜3時:大学院専攻会議
3時〜5時:大学院企画運営室会議
ひとことだけ発して帰ってきました。
ひとりで5時半。雨。今週は雨のようです。しかも、寒い。
気温がいきなり下がったせいで、あかんぼうが鼻水を出しています。まだ風邪を引いたとまでは言えませんが、風邪気味です。本人はものすごくお外に出たがりますが、今日はほとんど外に出さないようにします。
ちいさいちびを幼稚園に迎える行くときだけ、妻に外に連れていってもらいました。冬と同じ完全装備でした。お昼頃に次の本が届きました。アマゾンのマーケットプレイスからです。
中西啓
『長崎のオランダ医たち』
岩波新書、1975
ちいさいちびが帰ってくる頃に次の本が届きました。同じく、アマゾンのマーケットプレイスからです。
ベンジャミン・ウィリー
『本草家カルペパー―ハーブを広めた先駆者の闘い』
高橋進訳、白水社、2006
もちろん、いきなりたくさん本が来ても、読み切ることはできません。まずは、序章や序文、あとがきだけを読んでいます。
なかでも、吉見俊哉・北田暁大編『路上のエスノグラフィティ:ちんどん屋からグラフィティまで』(せりか書房、200)、が、とてもおもしろかった。うらやましいと思うのは、これが大学院の授業の成果だということです。ここまでできれば、教師としても御の字でしょう。
ちいさいちびといっしょに6時。気温が下がりました。予報では最高気温が14度。一昨日より10度下がります。月曜日は、今日が初日。
大学生協で次の4冊を購入。
宮台真司・鈴木弘輝・堀内進之介
『幸福論:<共生>の不可能と不可避について』
NHKブックス、2007
吉見俊哉・北田暁大編
『路上のエスノグラフィティ:ちんどん屋からグラフィティまで』
せりか書房、2007東浩紀+
『コンテンツの思想:マンガ・アニメ・ライトノベル』
青土社、2007水越伸編著
『コミュナルなケータイ』
岩波書店、2007
夜中に目覚めたのですこし仕事。6時40分。ちびどもは、10分ぐらい前。あかんぼうは、ほぼ同時。今日は、この時期の普通の気温に戻るようです。
夕刻、次の2冊が届きました。アマゾンからです。
森銑三
『新編・おらんだ正月』
岩波文庫、2003
これは昭和13年に初版が出版された、古典的書物です。森 銑三
『新橋の狸先生―私の近世畸人伝』
岩波文庫、1999
[ドドエンス=ドドネウス]
早稲田の古典籍のページに次の説明があります。
「オランダの植物学者ドドネウス(1517-85)の『草木誌』は、日本に舶載された西洋博物書のうち、もっとも多くの人に利用された書物である」
そうであれば、日本の図書館にもドドエンスの原典がそれなりの数入っているのではと思い、ウェブキャットで調べてみました。予想通り、16世紀17世紀の書物としては、かなり多く所蔵されていました。
多いのは、草木誌のオランダ語版:Cruydt-boeck van Rembertus Dodonaeus
1608年版、1618年版と1644年版。それに、"Theatrum Orbis Terrarum"でリプリントされた版(アムステルダム、1978)。
ラテン語版もあります。
Stirpium historiae pemptades sex, sive libri XXX
アントワープで1583年に出版された版と、そのリプリント(Nieuwendyk N. Br. : Forel, 1979)、さらに1616年版。
さらに調べていくと、江戸時代の邦訳が写真複製でリプリントされていました。杉本 つとむ
『遠西独度涅烏斯草木譜(エンセイ ドドネウス ソウモクフ)』
早稲田大学出版部,1997-98
5冊組で、1冊¥ 33,600(税込)です。簡単に買える値段ではありませんが、出版されたということそのものがすごい。一度図書館で見てみたいと思います。
6時20分。いつもと同じ順序。暖かい夜でした。予報では、14度〜22度。→24度まで上がったようです。5月の陽気でした。[月曜日の授業の準備]
1.脳死臓器移植の現在
最新の脳死判定は、2007年2月25日、札幌医科大学病院に入院していた20歳代の女性。
26日には、大阪、東京、九州、東北等、7つの病院で移植手術が完了した、とあります。
2.脳死臓器移植法改正案
与党は、今国会で、改正案の成立を目指すという報道が3月14日にありました。その後の報道は見ていないので、審議の様子は不明です。MBR 3.産科婦人科学会、「死後生殖」禁止
諏訪マタニティークリニックの根津八紘院長は、11日に、2例死後生殖を実施したことを明らかにしています。学会は禁止。ただし、法的強制力はなし。[日本化学史文献プロジェクト]
早稲田大学古典籍データベースをざっと見てみました。ああ、これは、すごい。
私は日本科学史を専門としていませんが、耳学問で、早稲田大学にとてもよい古典籍のコレクションがあることは知っています。総数で約30万冊ということです。そのすべてをデジタル化し、ホームページにアップするプロジェクトが進行中です。
何と、科学史関係・洋学史関係のものは、すでに2005年度で完了しています。2010年までにすべてを終える予定のようです。
大きなマイクロフィルムコレクションの検索を、opac から可能にしてくれた事に並ぶ、これは早稲田大学図書館の大ヒットです。
6時過ぎ。いつもと同じ順序。妻がダウン気味なので、幼稚園には私が行きました。あかんぼうを自転車の前の椅子に、ちいさいちびは後ろに乗せました。3人乗りです。
帰ってきてから、編集の郵便を出す用事と、クリーリングに出すものもあったので、再度でかけることとしました。今度はベビーカーです。すこし大回りに一周して帰ってくると家に着く直前で、あかんぼうは寝付きました。10時前。そのままそっと布団まで運びました。やれやれ。妻はどうも風邪のようです。
ワー、肩が痛い![日本化学史文献プロジェクト]
ずっと世話になっているCinii ですが、「ポンペ」と入力すると、半分以上が「ポンペイ」に関する記事が出てきました。この辺は検索ソフトをバージョンアップしてもらいたい点です。グーグルにはっきりと負けています。
おおきいちびに続いて、6時。あかんぼうはかなりはやく起きていたようです。昨日の4時ぐらいから降ってきた雨は上がっています。さて、今日から新年度の授業。どんな顔ぶれがそろうでしょう。あかんぼうは、5時に起きて、9時半に昼寝をしました。幼稚園におねえちゃんを送っていって帰ってくるとベビーカーに座って寝ていました。朝からよく騒ぐと思ったら、案の定、眠かったわけです。
部屋の片づけもあるので、すこしはやめに大学に行きました。
とりあえず、無事にスタートできたのではないかと思います。
久しぶりの授業で、いくらか疲れました。
ひとりで5時50分。あかんぼうは起きていました。おおきちびはすぐに起きてきました。[日本化学史文献プロジェクト]
シーボルトについてリストの作成をはじめました。Cinii で749件がヒットしました。これは多すぎます。よく見ると、シーボルトについての研究よりもずっと多かったのが、県立長崎シーボルト大学の発行する研究紀要です。ただし、シーボルトとの関連がまったく不明な、たとえば日本ビタミン学会の研究発表要旨も数多く拾っていました。
そうした夾雑物を除いても、シーボルト文献は数が多い。教授会は、4時15分頃に終了しました。はやく終わったのはよいのですが、問題は残ったと思います。
久しぶりの会議で、すこし疲れました。
ちいさいちびといっしょに6時40分。あかんぼうとおおきいちびは6時前後か。昨夜降っていた雨が上がり、きれいな朝。おお、ウグイスの声も聞こえます。2007年度は明日からスタートします。おお、準備をしなくっちゃ。
明日は、会議が2つ。
私の場合は、明後日から本格的に授業が始まります。最初が重要なので、しっかり準備をしておく必要があります。とくにゼミに関しては、スケジュール(発表の順番)をきちんと決める必要があります。準備の一環として、身体の整備もあります。50肩はあまりよくなっていませんが、時間がなかったので整骨医には行っていませんでした。妻があかんぼうと今日は入園式でお休みのちいさいちびを連れて東急に行ったあと、ほんとうに久しぶりにマッサージ屋さんに行きました。ポケットには、昨日着いた吉田 光邦『江戸の科学者たち』(現代教養文庫、1969) をしのばせました。マッサージ屋さんに着くと、おばあちゃんが4人待っています。4人なら午前中には順番が来るでしょう。
ちょうどよいので、『江戸の科学者たち』を読みながら順番を待ちました。おお、これは、最初に読むのにはちょうどよい本です。座っている間に読めたのは3分の1程度ですが、基本的事柄がよくわかりました。
マッサージが終わり、帰宅して昼食をとっていると、ちびどもが帰ってきた音がします。あかんぼうは寝かけています。ちいさいちびはすこし疲れたようです。夕食後、次のサイトを読んでいました。
長崎薬学史
とてもよくできたサイトです。(ただし、いくぶんか、文章が乱暴です。)
6時40分。あかんぼうとおおきいちびは6時前か。ちいさいちびは7時前。ちいさいちびの幼稚園も今日からはじまります。といって、今日は9時に登園して、10時半には帰ってきます。おじいちゃん・おばあちゃんの帰省の日。
おやつすぎに次の本が届きました。アマゾンのマーケットプレイスからです。
吉田 光邦
『江戸の科学者たち』
現代教養文庫、1969
38年前の文庫にしては状態がよい。一度も読まれなかったのではないでしょうか。
→これは、概説書としてちょうどよい感じがします。
中根元圭、会田安明、貝原益軒、稲生若水、小野蘭山、渋川春海、高橋至時、間重富、伊能忠敬、杉田玄白、平賀源内、橋本宗吉、三浦梅園、帆足万里、本木良永、志筑忠雄、馬場貞由、桂川家、宇田川家、高野長英、高橋景保、国友藤兵衛、坂本天山、宮崎安貞、大蔵永常
以上の「科学者」が取り上げられています。
夜中に目覚めて、すこし仕事。ひとり遅れて7時20分。あかんぼうが5時過ぎに目覚めて、おおきいちび、おじいちゃん、あばあちゃんと起こして回りました。最後にちいさいちびを大きな声で起こしてしましました。
あかんぼうはおもったとおり、睡眠不足です。朝から機嫌が良かったり暴れたり。→とおもったら、10時頃に昼寝しました。たっぷり2時間以上。起きるとすっかり機嫌が良くなっていました。
昼食後、全員揃って、はらっぱ公園に。ちびども二人は自転車、あとは歩き。あかんぼうがいちばんはりきっていました。
夜中、あかんぼうとちいさいちびが同時に泣いて目が覚めました。仕方がないので、少し仕事をすることとしました。ちいさいちびといっしょに8時20分。寝るのが遅くなったせいです。
4時半に7人全員そろって、妹宅へ。埼玉に住む妹とその息子が先に来ていました。その息子は高校生になったばかり。背が伸びて、しまってきました。
あかんぼうは、いとこのおにいさんたちの操作するリモコンの車を追いかけていました。やはりブーブーが好きなようで、おにいさんの部屋に入っていって、20センチぐらいのブーブーを取り出してきました。
すぐにお弁当が来て、会食。
6時半にお暇しました。[日本化学史文献プロジェクト]
作業をしていて、結局、全集・叢書・講座等シリーズものは別立てとすることにしました。
日本科学・技術・産業史(叢書、講座、シリーズ)
使い勝手を考えてのものです。
しかし、この作業は目がほんとうに疲れます。肩凝りも。
夜中に目が覚めたので、すこし仕事。あかんぼうに起こされて、6時40分。良い天気ですが、朝は寒い。
おおきいちびは今日から普通に小学校があります。給食もあります。最初の授業日なので、教科書をもらって帰ってきます。
おじいちゃん・おばあちゃんはお昼ご飯のあと、甥っ子達と公園に花見に行くことになったようです。→都心に行って来たようです。夕食後に帰ってきました。研究室から持って帰ってきて、封を切っていなかった BJHS をふと見ると、ハンターさんが論文を書いています。
Michael Hunter,
"Robert Boyle and the early Royal Society: a reciprocal exchange in the making of Baconian science",
BJHS 40(1): 1-23
さすがにハンターさん、こうきたか、という論文です。
ボイルのいわゆるベイコン主義が、王立協会の集団的活動と相互的であることを論じています。私のこのサイトでも述べたことがありますが、ボイルは最初からベイコン主義者であったわけではありません。彼の知的発展のある段階で、自覚的なベイコン主義者となっています。
そのきっかけ、起源をマイケルはこの論文で、ボイルの王立協会体験に求めています。歴史家ハンターの手際が見事に示されたものに仕上がっています。[日本化学史文献プロジェクト]
公害/環境問題に着手しました。これは数が多すぎます。選択的にせざるをえないでしょう。
ちいさいちびが痒いと騒いで、夜中に目覚めたので少し仕事。6時50分。おおきいちびの始業式&入学式立ち会い。
ちょうどよいので、おおきいちびといっしょに家をでて、その足で大学へ。8時45分頃着きました。予想通り、本日が締切の割と重要な教務事務がメールボックスに入っていました。郵便物を受け取ったあと、大至急その教務事務を研究室でこなしました。
その書類を教務課に渡してから帰宅。
式だけのおおきいちびもすぐに帰ってきました。クラスは担任の先生も含めて、そのまま持ち上がりになったようです。安心していました。
おじいちゃん・おばあちゃんとすこし遠くに出かけるとすると、今日か日曜日だけなので、おむすびを用意して代々木公園に出かけることとしました。
公園のほぼ中央につくとすぐに、サクラの木の下に陣取ってお昼ご飯。
すこし肌寒いのと花がかなり散っていたので、同じように花見をしているグループはぱらぱらとしかいませんでした。
しばらくしてからNHKの見学。スタジオパークです。ちびどもにはいまいちだったようですが、一周しました。受付のおねえさんに話を聞くと、原宿駅も渋谷駅もほぼ等距離ということです。原宿から来ましたから、渋谷から帰ることとしました。
スタジオパークの途中から寝ていたあかんぼうですが、渋谷駅に着く頃目覚めました。睡眠が足りていない。帰りの井の頭線のなかでひとしきり暴れました。
やっとの思いで吉祥寺につきました。JRのプラットフォームで、おおきいちびのクラスの仲良しの子とであいました。お互いのほっぺをなであって仲良しをしていました。
駅前のパン屋さんでパンを買って帰宅。家に帰り着くと、あかんぼうの機嫌は回復していました。
ちょっと心配したちいさいちびですが、ちゃんと歩き通しました。
夜中に目覚めたので少し仕事。まだ雨が降っています。おじいちゃん、あかんぼう、と起きて、わたくしは7時20分。夜中鼻がつまってしばらくおきていたちいさいちびが最後。雨は上がっていますが、今日も寒い一日のようです。
おじいいちゃん、おばあちゃんも含めて、総勢7名で妹宅に行ってきました。途中のセイユウでお昼ご飯を買いました。幼かった甥っ子ですが、今年から中2です。前に行ったときには起きていなかった変化が生じていました。声変わりです。妹は、カエルみたいな声にかわったと表現していました。さすがに割と引っ込んでいます。
ちびどももあかんぼうも喜び勇んで遊んでいます。大人で話している最中に明日小学校があることに気付きました。我が家はすっかり忘れていました。4月8日の日曜日に都知事選があります。その影響で、始業式・入学式の日程が早まったものだそうです。また当分春休みだと思っていたおおきいちびはショックでしばらく落ち込んでいました。まあ、わたくしも同じ状況だったらショックです。気持ちはわかりますが、こればかりは致し方なし。
あかんぼうが眠くなる頃合いを見計らって帰ってきました。天気予報の通り、不安定な天候です。まるでイギリスのように、雨が降ったり止んだりを繰り返しています。おやつの時間には、まっくらになり、かなり強い雨が降り始めました。なんと3時半には雷鳴と雷光。さらに夕刻には、みぞれまじりの雪が舞いました。春先の嵐でした。
[日本化学史文献プロジェクト]
前回から今回までに次のものを付け加えました。
おおきいちびといっしょに6時50分。あかんぼうとちいさいちびは寝ています。雨。よく降っています。冬に戻ったような寒さ。もう暖房は必要ないかと思ったのですが、冬と同じぐらいに暖房をつけました。今日は和歌山からおじんちゃんとおばあちゃんがやってきます。
→荷物が先に着きました。その後、あかんぼうも寝ないで待っています。予定通り、3時頃に着きました。あかんぼうはひとしきりはしゃいで、4時過ぎに寝付きました。
ひとりで4時50分。あかんぼうは6時頃。暖かい夜でした。ちびどもはよく寝て、8時前。朝方は弱い雨。お昼には上がっているでしょう。郵便と荷物の整理のため、朝一番で大学へ。
まず、近所の郵便局で、4点の郵便を出しました。すべて編集委員会の仕事です。
大学について最初におもむいたのは、図書館。大学間相互貸借でたのんだ次の2冊が届いたという報せが来たためです。塚原東吾編著
『科学と帝国主義 : 日本植民地の帝国大学の科学史』
皓星社, 2006
塚原東吾編著
『東アジアの「科学と帝国主義」 : 2002神戸, 東アジアSTS(科学・技術・社会論)ネットワーク東アジア科学史国際シンポジウム報告書』
塚原東吾, 2003
下のものは、53頁の薄い冊子です。しかし、上のものは、306頁あり、一応きちんとした本の体裁をとっています。これは、きちんとプロが組んできちんと出版した方がよかったのではないかと思われます。先に会計課でお金を払い、領収書をもって図書館にもどり、本を受け取ります。それからメールボックスに行って、あふれそうな荷物を取り出しました。
講演レジメが3点来ていました。そして、本が2点届いていました。2点とも編集委員会宛の書評用献本です。1. ロベール・ドロール (著), フランソワ・ワルテール (著),
桃木 暁子 (訳), 門脇 仁 (訳)
『環境の歴史―ヨーロッパ、原初から現代まで』
みすず書房、2007、5600円
2.東徹
『エレキテルの魅力―理科教育と科学史―』
裳華房、2007、1600円
1.は、こちらから依頼したものです。2.は著者の方または編集部の方が気を利かして送ってくれたものです。大きな荷物は、新学期の学部のシラバスです。正確には、「大学案内」「授業時間割」「授業科目概要」の3点です。最後の「授業科目概要」が大きく重い。
研究室に荷物をもって行って、中身を確認したあと、重い3冊はあとに残して、帰宅の途へ。途中、大学に向かう何人もの同僚の先生にあいました。
11時前に帰宅。昼食後、持って帰ったものの整理。基本的には、編集委員会の仕事です。
ひとりで6時40分。あかんぼうとおおきいちびは起きていました。気付きませんでした。ちいさいちびは7時半。春の陽気。昨日、今日が花見のピークの模様。[日本化学史文献プロジェクト]
苦労している「蘭学/洋学史」の項目ですが、現在460点ぐらいをリストアップできました。たぶん、全体の8割に達しているのではないでしょうか。これで刷り上がり12頁ほどになります。朝から妻がこども3人を連れて荻窪に行きました。邪魔されることのない、数少ない時間です。
[中国近現代科学技術史研究叢書]
先日届いたHistory of Science Society Newletter, vol.36, no.2 (April, 2007) を見てると、数多くの中国語の本が挙げられています。次のようにです。(一部略)Han, Jianping; Cap, Xingsui; Wu, Liwei. Colonial Scientific Institutions During the Japanese Occupation and Puppet Manchukuo Period: History and Literature. Ri wei shi qi de zhi min de ke yan ji gou: li shi yu wen xian. 468pp. Jinan: Shandong Education Press, 2006. 49(paper). 9787532853939.
この文献はいまちょうどうえで調査している文献に関係します。妻に頼んで中国語の部分を読んでもらいました。この中国語のローマ字表記はすこしおかしいようですが、出版社が山東教育出版社であること、中国近現代科学技術史ということはわかりました。
これだけわかればネットで検索をかけられます。内山書店のサイトにリストがありました。
路甬祥編、山東教育出版社の中国近現代科学技術史研究叢書というシリーズでした。既刊として上がっているもののうち、次のものは今回の作業に関係します。
梁波『技術与帝国主義研究』350頁 2,394円
張レイ『新中国与新科学・高分子科学在現代中国的建立』2,363円
張九辰『地質学与民国社会』290頁 2,079円
胡宗剛『静物生物調査所史稿』260頁 1,827円
張大慶『中国近代疾病社会史(1912-1937)』260頁 1,827円
韓健平『日偽時期的植民地科研機構』470頁 3,087円
英語で挙げた著作は、最後のものです。あかんぼうが昼寝をしているときに、次の本が届きました。アマゾンからです。
中岡哲郎・鈴木淳・堤一郎・宮地正人編
『新体系日本史11 産業技術史』山川出版、2001
執筆者はつぎの通りです。
荻慎一郎、橋本毅彦、玉川寛治、高松亨、山崎正勝、青木隆夫、田中國昭、藤江邦男、富田徹男、堀勇良、野原建一
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