[特別研修 2009.10.1〜2010.3.31]
大学の特別研修制度(サバティカル・リーブ)により、2009年10月1日から2010年3月31日まで、教育タスクと学内業務が免除されます。その間、大学に一度も行かないとは決めていませんが、基本的には自宅または適当な場所で、研究に専念します。学生諸君で、判子等の用がある方は、9月29日(火曜日)の午前10時から12時の間に研究室に足をお運び下さい。片づけのために、研究室に在室します。
ひとり遅れて7時半。雨。夜のうちに降り始めた雨がしとしと降っています。久しぶりの秋雨。気温が上がらないまま、秋雨が降り続きます。さきほど確認した天気予報では、明日以外は、この先一週間、ずっとこうした天候のようです。降雨確率60%。
幼稚園と小学校の運動会の行方がまったく見えなくなりました。金曜日に幼稚園の運動会の総練習、土曜日の小学校の運動会。もちろん、雨天順延ですが、へたに延びるとスケジュールの調整が大変となります。小雨でも予定通り決行してもらった方が助かりますが、さて、どうなりますことやら。
イタリアの郵便局員と戦う建築史家、桑木野幸司氏の新しい論文が出版されたということです。
桑木野幸司「建築的記憶術、あるいは魂の究理器機―初期近代の創造的情報編集術とムネモシュネの寵児たち」『思想』2009年第10号、27-49頁
私はまだ見ていません。どなたか pdf を送っていただけると大変ありがたいのですが・・・。[京王吉祥寺ビル建て替え]
今日の朝刊に、京王吉祥寺ビル建て替えのニュースがありました。すでに話には出ていたことですが、京王電鉄が9月29日公式に武蔵野市に届け出たとあります。京王吉祥寺ビルとは、井の頭線の吉祥寺駅の入っている駅ビルです。一番おおきな店子はユザワヤです。
2010年10月に着工し、2014年3月完成予定とあります。4年もかける大規模な再開発計画のようです。どこかに完成時の見取り図がないか捜してみます。
(→おおよその計画は、わかりましたが、図面が見つかりません。京王のサイトにもありませんでした。関心をもっている人間は多いと思います。早めに知らせて欲しい。)
ひとりで5時25分。ちょうど外が明るくなり始めたところです。天気予報では傘マークがついていました。→新聞を取るためにドアを開けると、道路が濡れていました。気がつかなかったのですが、夜の間にすこし雨が降ったようです。上記の理由で、最後の登校日。ご用のある方は、午前中にどうぞ。
幼稚園児は、なんと8時半過ぎまで寝ていました。疲れたのでしょう。しばらく幼稚園に行かないとぐずっていましたが、妻がなんとかいいくるめて、連れていきました。15分程度遅れたでしょうか。
私も予定より遅れて、10時前に家をでました。幼稚園の前を通ると、わが家の幼稚園児が園庭でみんなといっしょに体操しているのを妻が心配そうに見ていました。まあ、元気そうに踊っていました。ほっとして、そのまま電車に乗り込みました。
今期、大学に出るのは今日が最後です。事務に2件、書類を渡してから、研究室へ。ほんのわずかに片づけを進めました。冷蔵庫のなかは空っぽにして、電源を落としました。
結局、判子の用件があった学生は、2名。署名捺印したあと、今後のことも含め、いろいろ話していました。1件、忘れてしまった用事があったのですが、メールのやりとりでもなんとかなるので、もうよしとします。
いまアメリカにいる平井さんから、次の論文のPDFを送ってもらいました。ご高配、ありがとうございます。
Norma Emerton, "The Argument from Design in Early Modern Theology," Science & Christian Belief, 1 (1989): 129-147
幼稚園児が寝言をいいながら暴れて、5時。幼児にだって、ストレスはあります。「ゆうこの、たべたかった」と言っていました。この子もはっきりとした寝言を言う子です。今週の週末は、運動会のスケジュールで忙しくなります。
ひとりで6時前。どんよりとした朝。昨日の疲れが出ました。寝たり、起きたりを繰り返しています。
ひとり遅れて7時半。子どもたちは布団の上で、マンガを読んでいました。幼稚園児はゲーム。曇り。午後、編集委員会で東工大に出かけます。
→おおきいちびは、ピアノの練習(10時〜10時半)が終わってすぐにお友達といっしょに中学校の学園祭に出かけました。4人で行くようです。私の所からは、ほぼ同じぐらいの距離(1キロ前後でしょうか)に通える公立中学が2校あります。その1校です。
ちいさいちびと幼稚園児は、ヨドバシに行きました。昼食を食べ、自分のお小遣いでおもちゃが欲しいということです。
→2時間ほどで帰ってきました。ちいさいちびは、シュークリームを作るおもちゃ(といってもほんとうに作れます)とサボテンを買ってきました。幼稚園児は、シンケンジャーのソフトビニール人形。これで3体目。全部そろえたいようです。私が司会する最後の編集委員会は、ほぼ予想通り、4時に始まり6時に終了しました。駅前の東工大の敷地内の静養軒で夕食。久しぶりにアルコールを摂取。ビール1杯にワイン2杯。2時間すこし。
大岡山の駅で待っている間、ちょっとふらふらしました。今の体調だと、ワインを1杯余計に飲み過ぎたようです。同じ方向に帰る方に、顔が白い、と指摘されました。自分でもすこし危ないなという感覚がありました。立っていると、くらくらします。座ると、くらくらが消えます。
3つの電車すべて座ることができて、無事帰り着きました。
ひとりで5時半。就寝した時間からすると早すぎます。ちびどもが小学校に行く頃には、昨日と同様の快晴の空となりました。
連休明けは、抜けるような秋の好天。運動会の練習にはうってつけです。
ひとりで6時50分。ちびどもは、7時過ぎに起きてきました。部屋の片づけをしていると、以前本人から送ってもらった、佐々木光俊『メソポタミアの知的伝承―洪水の向こう側』(鼎書房、2009)が出てきました。しばらく行方不明になっていた本です。
第1章 ベロッソスの伝承
第2章 『エノク書』とバビロニア文化
第3章 Watcher外伝
第4章 ギルガメシュの生の探究あとがきの最初の文を引用しておきましょう。「本書の主役は、オアンネスであり、Watcherであり、巨人たちであった。」
さすが、光俊さんです。私の全く知らない世界に行っています。アッカド語を東洋英和女学院大学の渡辺和子さんに学び、アッシリア学の世界に足を踏み入れたとあります。
ありきたりの表現をしておけば、ヨーロッパのオリエント、光と文明の発祥の地に出現した文明は、今のヨーロッパ的なものの絶対的他者であったと言えるでしょうか。ギリシャ的知的伝統、聖書的知的伝統とはまったく異なる世界です。
ひとり遅れて8時過ぎ。昨夜いつもよりずっと遅くまで起きていたせいです。疲れたときに限って、変に目が覚めてしまうことがあります。昨夜がそうでした。薄曇りの晴れ。
ほんとうに少しずつですが、部屋の片づけを続行中です。片づけの合間に、2〜3日前に買ってきた『新潮45』2009年10月号をほぼ読みました。ノンフィクション・ライターの上條昌史さんが2本記事を載せています。ひとつは、「裁判では分からない「酒井法子」の闇」。これも面白かったのですが、もうひとつの「「スプーン曲げ」の清田君とは何者だったのか(シリーズ「昭和」の謎に挑む」6」)がなかなかに興味深い記事でした。スプーン曲げが何であったかは不明ですが、バリで瞑想の方法を独自に学んだという結論が私には正鵠をついているように思われます。
「瞑想というのは、オカルティズムでも何でもなくて、頭の中の情報を整理することなんです。起きているときと寝ているときの狭間を探究していくと、潜在意識を顕在化することができる。すると自分の雑念が把握できるから、それをじっくり観察して、自らの思考パターンのクセを捉え、余分なものを整理する。」
まさにこの通りではないでしょうか。これと超能力の繋がりは、もちろん私にはわかりません。
ひとりで7時10分。ちびどもは起きています。幼稚園児はよく寝ています。[国営昭和記念公園]
天候の動きと、連休のスケジュールを考えあわせて、今日は子どもたちと国営昭和記念公園に出かけることとしました。明日はゆっくり休ませます。お昼頃につく時刻に動き始めました。実は、土・日・祝日は、電車の時刻表をうまく計算して動かないと、2度乗り換える必要が出てきます。子ども連れだと、その計算が狂います。(計算通りに行くことをあまり期待しないのがコツです。)
案の定、2度乗り換えるはめになりましたが、想定内です。ちょうどよいので、三鷹駅構内にいっぱいできているお店で、お弁当を買うことにしました。リーズナブルな値段のものがありました。
立川から西立川までは一駅。幼稚園児は、駅を出た途端、喜んで走り始めます。この辺りがまだ3歳児です。
入場券売場もけっこう混んでいましたが、列はスムーズにはけて、数分でなかに入ることができました。入り口からボートの数多く浮かんでいる池に至る坂が芝生になっています。そこで、早速、お昼ご飯。幼稚園児は、まだお腹が空いていないようです。その辺りをぐるぐる走り回っています。残りの4人は、しっかりお弁当を食べました。
ちびどもは、子どもの森に行きたいと言います。昼食後、ちょびちょび移動を始めました。レインボー・プールはもう閉まっていますが、何と、幼児用プールがみっつまだ開放されています。今日は湿度が高く、かなり暑く感じます。水遊びをしている子どもが大勢います。早速、幼稚園児とちいさいちびがそれに参加します。ということで、子どもたちは、まず水遊び。幼稚園児に関しては、着替えを持ってきているということで、ぬれる許可が降りました。ちびどもは着替えがないので、できるだけぬれないように指示。
水深は深いところで60センチ。現実に60センチの場所はなかったようです。幼稚園児は、パンツ姿でおおはしゃぎ。ちいさいちびも喜んでいました。おおきいちびはさすがに途中から、別行動になりました。
ちんちん裸の子どもが何人かいました。今日の気温であれば、なんとかそれでも大丈夫でしょう。
(子供用プールの開放は、レインボープールが閉まって1週間だけと放送がありました。ということは、今週いっぱいということでしょう。)
幼稚園児は全身着替え、やっぱりズボンの濡れたちいさいちびは幼稚園児のために予備でもってきていた大きめのズボンに履き替えました。
それから、歩いて、子どもの森の方へ。
何があるのか私は知りませんでした。到着するや否や、ちびどもは虹のハンモックの方に駆けていきました。幼稚園児は、おおきな滑り台に飛びつきました。私は、別れた場所で待機。妻が幼稚園児の面倒を見てくれました。
それから、雲のじゅーたん。どういえばよいのでしょうか、それほどはずまない、山脈型の大きなトランポリンと言えばよいでしょうか。すごい数の子どもたちがぴょんぴょんしていました。親の立場からすれば、とくに幼稚園児の動きはちょっと怖かったのですが、おねえちゃんたちといっしょに大興奮。顔をまっかにし、玉のような汗を流して、ぴょんぴょん。たまに水分補給と汗を拭きに、こちらに帰ってきます。
その後、パルク・グエルにあるような、石と岩の竜や動物。子どもたちが上に登って遊ぶようになっています。
ちびどもは長い滑り台を滑りたかったようですが、幼稚園児が怖がって(たぶん怖いというよりも疲れたのでしょう)滑らずに帰ってきました。
3時間はもう遊んでいます。帰途に着くこととしました。
おおきな公園のなかを10分間隔で走っている電車に乗りたいと幼稚園児が言うので、それを待つこととしました。係の人の説明通り、3車目でやっと乗り込むことが出来ました。西立川口に到着しました。
予想通り、幼稚園児は、電車に乗って、十分ほどで寝付きました。最近はかなり動いても昼寝をすることはありませんが、あれだけはしゃいだらさすがに寝るでしょう。
ちいさいちびはお腹が空いたようです。三鷹駅内で食べるという選択肢もあったのですが、ベビーカーで寝ている幼稚園児の昼寝を優先して、ともかく、西荻窪駅に先に帰りました。
ちびどもとわたくしが駅前の天丼屋で早い夕食。幼稚園児の面倒を見て、先に帰った妻のためには天丼弁当を買いました。
我々が帰宅して、ほぼ5時。幼稚園児は小学校前で一度目覚めたそうですが、すぐに再度寝付いたということです。ソファーのうえですやすや寝ています。
もしかしたら、そのまま爆睡かと思いましたが、3時間ほどで一度目覚め、2時間弱起きてからまた寝付きました。秋には運動会をはじめ行事があります。最近朝8時過ぎまで寝ている幼稚園児が、7時半ぐらいに目覚めてくれるようになると、親の立場からすればちょうどよいのですが、さてどうなりますことやら。
子どもたちはほんとうに楽しかったと言っていました。親は疲れました。
ひとりで6時10分。昨日とは打って変わって、どんよりとした天気。今日は湿度の高い曇天のままのようです。曇天のなか、昼食後、吉祥寺へ。私とちびどもがユザワヤ、幼稚園児はママといっしょにヨドバシへ。ちびどもは、針を刺すクッションと針。幼稚園児は、シンケンジャーのガチャポン。
おねえちゃんがお友達といっしょに刺繍を始めたら、いもうとの方も「私もやりたい。」針を動かすのにはまったく慣れていません。ともあれ、作業をすこしでもきちんとやらせるために、各自の針箱をもたせ、きちんと管理させることとしたものです。
早めに西荻に帰ってきて、ガード下の手芸店で、布と糸を買ってやりました。1メートル700円のものを50センチずつと糸を2本ずつ。お店にいるとき、おおきいちびのお友達がやってきました。4年生のクラスでの、ちいさなブームのようです。
それから、本屋さんによって、雑誌を買って帰りました。
よく寝ました。7時40分。ちびどもは先に起きていたようです。幼稚園児は8時過ぎ。快晴。見事な秋の青空となっています。おそらく連休中最高の天気となるでしょう。外に連れ出すこととしました。
おおきいちびの希望で新宿御苑。おにぎりを作って、でかけました。到着が11時10分頃。
幼稚園児が持っていったボールで張り切って遊びます。ちびどもはお腹が空いたということで、早速お昼ご飯。ボール遊びは私が付き合ってやりました。
しばらく遊んでから、幼稚園児も一服。すこしだけ食べました。
昼食後は、子どもたちで、ドングリ集め。新宿御苑にはおおきなドングリの木が何種類もあります。各自が袋をもって集めていました。その間、私は、シートの上で休憩。
ドングリ集めに飽きてから、移動。真ん中の広場に引越ました。
幼稚園児はパワフルに遊んでいます。ちびどもは遊んだり、休んだり。とくにおおきいちびは、ひとりで散歩にでることが多くなりました。
おおきいちびが東急ハンズに行きたいというので、新宿門から新宿高校前を通って、ハンズへ。来たのは千駄ヶ谷からです。
ハロウィーンのグッズを見たかったようです。7階にフロアーの約3分の1を占めるハロウィーンコーナーを作っていました。幼稚園児は、エレベーターの出口の怖いおもちゃでずっと遊んでいます。それぞれちっちゃなものを買ってから帰途へ。
お腹が空いたというので、南口駅前のパン屋さんで、子どもたちはパンを買って食べました。南口から総武線へ。4時40分頃、西荻に着きました。
駅前のお寿司屋さんで、簡単なおむすび・お寿司・お弁当を買って帰宅。
結構疲れました。
[「クレヨンしんちゃん」の作者の死を悼む]
荒船山で見つかった遺体が「クレヨンしんちゃん」の作者の臼井さんだと確認されたようです。合掌。新聞報道によれば、「週刊漫画アクション」(双葉社)に掲載された「クレヨンしんちゃん」は、1990年に連載開始、1992年テレビアニメスタートということです。1990年ならもう平成に入っており、私はもう大学に奉職しています。ということで、読んでいたのは学生時代ではなく、大学教師になってからということになります。(テレビアニメはさすがに見た記憶がありません。)
この辺が記憶のあてにならないところです。
幼稚園児が「おしっこ、もれた」と言って、6時40分。おしめがずれたようです。さすがに最近は、夜、おしめをしていてもおしっこをしていることが少なくなりました。おしめでおしっこをするのは気持ち悪いと感じるようになっています。快晴。連休期間中はずっと好天の模様です。
[グーグル・ブック]
デジタル・ライブラリとしては、圧倒的な存在感を一気にもつようになったグーグル・ブックですが、たまに不思議な出版年を示します。
たとえば、ゲーテの全集(Johann Wolfgang von Goethe, Gesamtausgabe der Werke und Schriften)ですが、1659年の表示となります。
ゲーテであればさすがにこの数字はおかしいと思い調べるのでしょうから、この数字がそのまま通用することはないと思いますが、そもそもどうしてこの数字なのかが気になり、調べてみました。その全集版のタイトル・ページに、J. G. Cotta'sche Buchhandlung Nachfolger, Stuttgart, Gegründet 1659 とあります。つまり、出版社の設立年が表紙にあり、それをグーグルの検索エンジンが出版年として拾ったということです。
あるいは、正確な書誌を抽出するまでは検索エンジンが成熟していないということでしょう。長期的に考えれば、どこかで検索エンジンが成長すると思います。現時点では、ちょっとでもおかしいと思ったら、書誌については、調べ直した方が安全だということになります。今回調べていて、不思議なことにデカルトの原典が非常に少ないことに気付きました。偶然でしょうか。ガッサンディは当時の出版物がかなりあります。これは私のような研究をしていると、とても助かります。日本中の図書館をあわせても、当時の出版物はごくわずかしか所蔵されていません。所蔵されていても貴重書となっていて、使うのが簡単ではありません。そうした書物が(まだ全てではありませんが)かなりの割合で瞬時に入手できるのは、資料利用の革命的事態です。
せっかくですから、ガッサンディの場合を示しておきましょう。出版地がすぐには見えないものはそのままにしています。
Gassendi, Pierre
Epistolica exercitatio
Paris, 1630Gassendi, Pierre
De apparente magnitudine solis humilis et sublimis: Epistolae Quatuor
Paris, 1642Gassendi, Pierre
Disquisitio metaphysica: seu dubitationes et instantiae adversus Renati ...
Amsterdam, 1644Gassendi, Pierre
De vita et moribvs Epicvri libri octo
Lyon, 1647Gassendi, Pierre
Exercitationes paradoxicae adversus Aristoteleos
1649Gassendi, Pierre
Tychonis Brahei, equitis dani, astronomorum Coryphaei vita.
Hagae-Comitum(Hague), 1655Gassendi, Pierre
Opera Omnia
Tomus 6, Lyon, 1658仏訳のAbregé もかなりあります。
トーマス・ウィリスも調べてみました。現時点で8点あります。
Willis, Thomas
Diatribae duae medico-philosophicae de Fermentatione
Amsterdam, 1669Willis, Thomas
Pharmaceutice rationalis
Hague, 1677Willis, Thomas
Proteus vinctus, sive quivoca sermonis Anglicani
1672Willis, Thomas
Cerebri anatome, cui accessit nervorum descriptio & usus
Amsterdam, 1666Willis, Thomas
Opera omnia
Tomus 1, Amsterdam, 1680Willis, Thomas
De anima brutorum quae hominis vitalis ac sensitiva est: exercitationes duae
Oxford, 1672Willis, Thomas
De anima brutorum quae hominis vitalis ac sensitiva est, exercitationes duae
Amsterdam, 1674Willis, Thomas
Clarissimi viri Thomae Willis ... Opera medica & physica, in varios Tractatus distributa
Lyon, 1676
ちびどものあとで、6時50分。一昨日、昨日に続き、快晴。午後雨という昨日の天気予報は、今朝変わっていました。雨は降らないようです。片づけのための、大学へ。幼稚園児がでて少し経ってから出ました。
一番大きなものは、実は、1学期の試験の紙です。試験だけだとたいした量にならないのですが、レスポンスシートがあります。ふだん使っている箱に収まらない科目もあります。しばらくは保管しなければなりません。うまい整理の方法もないので、箱に入れたまた部屋の隅に積み重ねておきました。
それから、情報の整理。あまりにひどいことになっているメインマシーンのデスクトップも片づけました。ほんとうにひどい状態だったものが、まずまずのところまで進めることができました。
11時40分で一度うち切って、生協2階へ。開いている食堂はここだけです。今日は学生も少なく、まさに夏休みの大学食堂でした。味の濃いご飯ものは食べる気がしなかったので、前と同じく、つけ麺。基本的には女性向けの量になっています。私にはすこし足りない。
整理を頑張りすぎるとダウンします。昼食後は、ほんのすこしだけ進めて、帰宅することとしました。
ちょうど妻が自転車の前に小学校のPTAのお仕事関係のものを乗せて帰りついたばかりでした。何かと思ったら、ゴミでした。PTAの人間がゴミを分けて持って帰り、それぞれ家庭ゴミとして出す、そういうやり方です。
3時前に帰ってきたちいさいちびが公園で友達といっしょに遊ぶと言います。とりあえず、公園まで連れていき、友達が現れるのを待ちました。カナヘビのえさとなるコオロギをとると言っていますが、まあ、簡単には捕れないでしょう。
曇って相当暗くなった5時過ぎに迎えに行きました。人数が増えて、4人になっています。二人は男の子。一時7人にまで増えたのだそうです。お友達をおくってから、帰途へ。元気というのか、余計なことばかりすると言えばよいのか、走ってみたり、マンションの駐車場へ侵入したり、・・・、・・・、小学2年生だとこんなものでしょうが、よく動きます。
おねえちゃんは、友達の家に行って、手芸。数人集まって、それぞれが手芸で何かを作るようです。手芸が得意なお母さんのところに集まりました。
(手を動かすのが大好きなちいさいちびはうらやましくて仕方がないようです。自分もフェルトを買って、何かを作ると言っています。設計図を一生懸命に書いていました。)さて、明日から連休です。土、日、月、火、水と数えると5連休。私の運動も兼ねて、すこし外へ連れ出そうかと思っています。こんなひどい状態になるとは(肩です)想像もできませんでした。
ちびどものあとで、6時50分。昨日に続き、快晴。妻は幼稚園の仕事があるということで、幼稚園児をいっしょに出て、幼稚園児といっしょに帰ってきます。
今週から子どもたちは、運動会のシーズンに入りました。ちびどもの運動会は10月3日(土曜日)、幼稚園児の運動会は10月9日(金曜日)が予定されています。雨が降ると面倒なので、好天であってくれるとたすかります。
[しんちゃん失踪]
子どもたちの最近の心配は、クレヨンしんちゃんの作者が失踪しているということです。春日部の近くの山に行くと言い残したあと、消息を絶っているということです。ちいさいちびは、しんちゃんが大好きです。ママのコンピュータを借りて、YouTubeのしんちゃんをよく見ています。実は、学生時代、週刊漫画雑誌『アクション』というのを読んでいました。そこにしんちゃんの連載が始まったとき、これはあたる!と思い、人に自慢しようと思っていたら、誰にも自慢できないうちに、大ヒットになってしまいました。今でもいくらか残念な気持ちがあります。
ひとりで家にいる間に、アマゾンからマンガ4冊(ちいさいちびの読みたがっていた「こっちむいて みい子」)とハリーポッターが届きました。ハリーポッターはおおきいちびが読みたいというので、ともかく1冊買ってやることにしたものです。駿河屋というところから届きました。1円です。送料が340円かかるので341円となります。包装し発送する手間を考えたら1円で売るのは赤字となるはずです。しかし、アマゾンのマーケットプレイスには1円のものは割と多くあります。宣伝と見て、1円で出しているのでしょうか? どうもよくわかりません。なお、状態は予想よりずっといいものでした。おそらく、一度も読まれずにどこかにストックされていたものだと思われます。ハリーポッターぐらい売れるとそうした書物もかなりの数にのぼると思われます。
夕刊に4面にわたる ユザワヤの全面広告がありました。立川店がリニューアルなったとあります。吉祥寺以外のユザワヤに行ったことはありませんが、ちょっと行ってみてもよいかなと思いました。
おおきいちびのあとで、6時40分。快晴。今日は28度まで気温が上がるということです。平井さんに次のできたてほやほやの論文を送ってもらいました。ありがとうございます。
Cesare Pastrorino,
" The Mine and the Furnace: Francis Bacon, Thomas Russell, and Early Stuart Mining Culture,"
Early Science and Medicine, 14(2009): 630-660
午後に教授会が3つ続きます。(学部教授会、研究科教授会、研究院教授会)。それから、御茶ノ水に移動して、東京医科歯科大学で1年に1度の講義。
→会議は、2つ目の終了時に飛び出しました。3つ目の教授会に出ると、講義に間に合いません。電車がうまく繋がって、5時半には御茶ノ水に着くことができました。駅前のラーメン屋で中華そばを食べてから、講義室へ。10分前に部屋に入ることができました。ちょうどよいでしょう。
夜の授業は、1年に1度です。しかも、会議のあと。疲れましたが、無事に終わることができました。出席者はたぶん21名か22名。出席者全員のコメントを聞いていたら、終了時刻が5分オーバーとなりました。
出席していた学生・院生諸子とエレベーターでいっしょになったので、はじめて病院内を通過して外に出ました。ERがきちんとERとして存在していました。病院内を通ると、ああ、病院だなと思います。
10時過ぎに帰り着くことができました。やれやれ。
ちびどものあとで、6時50分。昨日と同じです。曇り。空気がひんやりしています。明日の授業の準備をずっと行っていました。生命倫理会議ブログの小松氏(とその支援者)が収集・配布してくれた資料がやはり有用です。作業の中心は、今回の法改正のプロセスと内容のチェックです。政治的荒々しさで、国会審議・採決が進められています。
ちびどものあとで、6時50分。おおきいちびは6時に起きたと言っています。秋の好天。窓からの日射しがまぶしい。
ちびどもは運動会の練習が本格化しているようです。私は、朝から会議。会議は10時半から12時。ほぼ時間通りに進行しました。新型インフルエンザの流行時の対応が議論されました。どういう事態になるかによってもちろん対応は異なるのですが、場合によってはかなり大変なことになりそうです。
会議が終わってすぐに生協2階食堂へ。学内で本日開いている食堂はここだけです。職員、教員、学生が集まっていました。とはいえ、まだ夏休み中なので、席に余裕があります。私は、つけ麺で290円。
夕方、新しいデジカメが届きました。古いのは、幼稚園児に落とされて調子が悪くなりました。100%使えなくなったわけではありませんが、実用にはなりません。
運動会のシーズンに備えて、前のものとほぼ同じ程度(同じシリーズの後継機)のものを選びました。しばらく子どもたちには使わせません。
(FinePix F410 →FinePix F200EXRS)明後日の授業のための準備です。
生命倫理会議ブログ
脳死・臓器移植をずっと(生涯の課題として)追及されている小松美彦氏主催のブログです。有用な情報と貴重な意見がアップされています。
ひとりで5時45分。秋の好天を予想させる朝です。子どもたちはまだよく寝ています。いなかのおじいちゃん、あばあちゃんから荷物が届きました。マスクが入っていました。夕刻電話があって、その件を話すとさすがに笑っていました。テレビの報道を見ていると、買いたくなるのはよくわかります。今回は、かかったらかかったで休む、外出させない、ということしかないと思います。幼稚園や小学校でも新型インフルエンザにかかっている子はゼロではありませんが、私の住んでいる地域ではまだ大きな流行にはなっていません。
[パーチャス再訪]
マイケルたちとの共同研究は、なかなか苦労しています。最終段階なので、やっかいなもの、簡単には調べがつかないものが残っているせいです。
そのひとつがパーチャス。片が付いたと思っていましたが、難問が残っていました。「ボイル全集の引用索引」(1990)の時点では、
Parchas, Samuel, Purchas his pilgrimage, 5 vols. (London, 1613-25) と記しました。ウェブにもこう記しているものが多くあります。
しかし、1613年に最初の版(フォリオで1巻)が出版されたあと、翌年には改訂増補版(第2版、やはりフォリオで1巻)が出版されます。
そして、1625年に大幅に増補された4巻本が出版されます。これが20世紀に入って、20巻に分けてハクルート協会の手でリプリントされます。
さらに、翌1626年、上記の4巻本の第5巻(第4版)と称するものが出版されます。しかし、これは、多くの書誌データが記述するように、4巻本とは別物です。セットにするのは間違いです。つまり、後生にとって、パーチャスの旅行記集成の基本は、1625年に出版された4巻本ということになります。
この4巻本ですが、どうもよくわからないことがあります。ダウンロードしているpdf をよく見てみました。ノッティンガム大学の書誌は、次のように記しています。
Notes: Vols. 1-2, 3-4, paged continuously except Book 1 of vol.1 which is paged separately.つまり、第1巻(もとの表現は、1st Part)には第1書から第7書が綴じられていますが、第1書だけページが別になっている、つまり、第1書pp.1-186、第2書〜第7書pp.1-748というノンブルが付けられています。つまりひとつに綴じられた本のなかに、1頁から186頁は、2度出現するということになります。
この時代の本だと、もともと別の本を1巻に綴じて、それぞれが独自のノンブルをもつというのは割とよくあります。しかし、パーチャスの場合、1書から7書という連続した構成のなかで、1書だけに独立したノンブル(頁付)が与えられています。これはこの時代としても相当変則的事例です。これは知識にないと見間違えます。さらに、第2部(普通の表現では第2巻)は、749から始まり1860に終わるノンブルが与えられています。つまり、第1部と第2部には連続的なノンブルが付与されています。そして、第3部には、pp.1-1140、第4部には、pp.1141-1972 というふうにページがついています。つまり、第3部と第4部にも連続的なノンブルが付与されています。
こういうわけで、第1部(第1巻)における第1書のノンブルが極めて異例ということがよくわかると思います。ノッティンガム大学の書誌の記述は的確なのですが、事態を知らないとこういう意味だとはなかなか理解できないと思います。
わかってしまうと、何て事はないのですが、事態が把握されるまではやっかいなパギネーションです。
ちいさいちびと同時に7時。曇り。天気予報では、午後に雨。近所の神社のお祭りがあります。ちいさいちびはお友達といっしょに御輿に参加するようです。天気予報よりもはやく午前中に雨が降り始めました。ときに短く強く降ります。気温も朝からほとんど上がっていません。ちいさいちびの御神輿参加は取りやめにしました。
おやつの前、机に向かっていると、新しい『化学史研究』が届きました。第36巻第3号(2009)です。次の号からは、内田さんの担当になります。ざっと見たところ、大きな校正ミスはないようです。
ひとりで5時10分。朝は相当涼しく感じます。来週の木曜日のための準備です。
米本昌平「「脳死を人の死」と世論調査で決めた国はない:改正臓器移植法の陥穽」『中央公論』2009年9月号、pp.194-202
波平恵美子「必要なのは臓器提供を納得できる明快なロジック:移植法改正だけでは何も進展しない」『中央公論』2009年10月号、pp.210-218
米本さんの論文は、この問題に関心をもつものにとって、必読論文です。40年来生命倫理政策の国際比較研究を行ってきた米本氏が、「日本社会がたどってきた政策論上の矛盾と、これに由来する問題点」に焦点をあわせて論じています。この観点から論じたものは、管見の範囲では、これまでなかったように思われます。
次のゲラを見るのは、思ったよりもずっと大変な作業でした。部屋中の資料をひっくり返しながら、進めています。ずっとさぼってきた部屋のなかの資料の整理も同時に行わないと追いつかないこととなってきました。さー、たいへん。
もちろん、まさに私がなすべきことではあります。Boyle's Books: The Evidence of His Citations, By Iordan Avramov, Michael Hunter and Hideyuki Yoshimoto, Robert Boyle Project Occasional Papers No. 4, 2010
ちなみに、もとの作業ファイル(表)は、130頁以上あります。今回は、これを32頁に圧縮しています。
ひとりで5時50分。爽やかな秋の朝。快晴。保険証の検印ほかの事務的用件をこなすために、幼稚園児と同じ頃に家をでて、大学へ。この用件はすぐにすみました。事務の迅速な対応のおかげです。
岩波書店編集部より、次の本が書評用に献本されていました。岩波の編集者の方、ありがとうございます。
堀越 宏一
『ものと技術の弁証法 (ヨーロッパの中世 5)』
岩波書店、2009編集委員会宛、論文が一本投稿されていました。投稿先は(和光大学に)変更になっていますが、古い雑誌を見られたのでしょう。もう1〜2点、こういうことがあるかもしれません。
朝一番で(昨夜のうちでしょうか)、ロンドンのマイケル、ブルガリアのジョルダン(発音は正確には不明)といっしょに行っている共同研究の出版前の最終ドラフトが来ていました。今月中に精査して戻せという指示です。
Boyle's Books: The Evidence of His Citations
By Iordan Avramov, Michael Hunter and Hideyuki Yoshimoto
Robert Boyle Project Occasional Papers No. 4, 2010
序文と表からなります。序文は11頁、表は32頁となっています。まず、序文だけ目を通しました。勉強になります。(当たり前じゃないかと言われれば、その通りなのですが、プロの歴史家マイケルが現地にいないと手の届かない点まできちんとフォローしてくれています。いつものことですが、感心します。)
しばらくは、これを持ち歩いて、チェックすることとなります。帰途、新しい『中央公論』と『文芸春秋』を買って帰りました。10月号。当然、総選挙特集です。『中央公論』の方は、「日本政治 激動の再出発」。『文芸春秋』は「8.30政権交代 戦後日本のいちばん長い日」。
「日本政治 激動の再出発」の記事は、よくわかります。
幼稚園児が「おなかすいた、おにくほしい。」と寝言で言って、4時10分。昨日の夜、ミルク欲しいと言って、妻が階下で用意している間に、こてんと寝込んでしまったせいでしょう。ころころ、ころころしていると思ったら、動きが止まりました。動きが止まったところで眠りに入っていました。この子の睡眠のパターンです。動きが止まった途端、こてんと寝入ります。見事です。(しゃべっている場合も同じです。)→天気予報に反して、午前中、降雨量0ミリの雨がすこしちらつきました。その後は、ほぼ曇りで推移し、気温が上がりませんでした。湿度が下がらなかったので、爽やかという感じではありませんが、夏と同じ薄着で外出すると肌寒さを感じるようになりました。
日本対ガーナ戦を見ました。最終的には、4対3で逆転勝利です。
前のオランダ戦ももちろん見ています。(コメントする意欲をなくして、書きませんでした。)
鍛えようはあると思う。あと9ヶ月ともかく鍛錬してくれ。[Peter Laurenberg(1585-1639) ]
昨日からの続きです。『懐疑的化学者』の第2部にペテルス・ラウレンベルギウスの著作が言及されています。新しいボイル全集の編者は、この著作を、Petrus Laurenbergius (1575-1639)のIn synopsin aphorismorum chymiatricorum Angeli Salae notae et animadversiones(1624)としています。調べてみました。ファーガソンにもありません。copacで、ビリッヒと論争したことがわかりました。しかし、この著作は、copacでもかかりません。
いろいろ調べてみると、ロストック大学教授ヴィルヘルム・ラウレンベルクの息子で、生没年は正しくは、1585-1639 (このミスは単純な転記ミス、あるいはタイプミスだと思われます)であり、有名な園芸家であることがわかりました。英国の有名な園芸家ジョン・ビールがボイル宛の手紙(1663.12.7)で園芸作家としての彼に触れています。
ドイツ語圏の場合は、HAB がやはり強い。かなり数多くの著作がヒットし、さらに、この珍しい著作の画像ファイルまで置いていました。畏るべし、ハブ。
ちょうどよいので、自然学に関する著作をダウンロードしておきました。
Peter Laurenberg,In synopsin aphorismorum chymiatricorum Angeli Salae notae et animadversiones, 1624
Peter Laurenberg, Isagoge Anatomica, Hamburg, 1616
Peter Laurenberg, Apparatus plantarius primus, Frankfurt am Main, 1632
Peter Laurenberg, Horticultura. Libris II, 1631
Peter Laurenberg, Disptatio physica de Natura, Rostock, 1633
なお、Peter Laurenberg,In synopsin aphorismorum chymiatricorum Angeli Salae notae et animadversiones(1624) は、本文27頁の小著です。厚さ的にはパンフレットのレベルでしょう。
幼稚園児とちびどもが起きて、6時半過ぎ。今日も快晴。気温は下がるようです。
→天気予報に反して、気温が上がり、暑い日となりました。片づけのために、幼稚園児といっしょに家を出て、大学へ。保険証の検印の通知がありました。例年のことです。ちょっとした書類を集めて、事務に提出し、判子(検印)を押してもらいます。
とくに用事はないので、用を処理してから、すぐに帰宅。
午後、妻は、保護者会。1時40分頃、そっと出ていきました。帰宅は4時過ぎ。幼稚園児がごねるかと思ったら、おとなしく、ゲームをしたり、シンケンジャーをYouTubeで見たり。3時にちいさいおねえちゃんが帰ってきて、なんとなくお友達もいっしょにいて、遊んでくれたせいもあります。
気になることがあって、ボイルの『懐疑的化学者』の引用文献を(できれば全部)見直そうと思っています。第2部で次のものを使っているようです。
[Henri de Rochas]
Henri de Rochas, La Physique démonstrative (1644).まず基本から。Bibliotheca chemica,vol.,2, p.282 に次の記述があります。
"Henry, or Henricus, de Rochas, or Rochaz, sieur d'Ayglun, was the son of a man whom Henry IV. made General of the mines of Provence. He lived in the early part of the century at Paris, was councillor and physician of the king, and wrote some books on medicine and mineral waters."
ファーガソンが取り上げている本は次です。
Rochas (Henricus de), Tractatus de observationibus novis et vera cognitione aquarum mineralium et de illarum qualitatibus et virtutibus antehac incognitis. Item de spiritu universali
これはもともとフランス語で出版されたもの(Traité des Observations nouvelles et vraye cognoissances des Eaux Minerales, Livre I & II., Paris, 1634, 1636)のラテン語訳です。Theatrum Chemicum, 1661, vi, pp.716ff に採録されています。
他にファガソンが挙げるのは、次のものです。La vray anatomie spagyrique des eaux minérales, Paris, 1637
La Physique démonstrative des Eaux minérales, Paris, 1644
Traité des Eaux minérales, Paris, 1648
まだ、フランス語の本そのものはウェブで見つけることは出来ていませんが、なんと、Theatrum Chemicumがほぼグーグル・ブックにありました。(全部ではありません。第5巻は見あたりませんが、Rochas のラテン語訳が採録されている第6巻はあります。)
次のポーランドのサイトには、全巻そろっています。
Bibiothèque de Wielkopolska
ちなみに、ボイルが使っているのは、新しいボイル全集の編者の指摘を信じれば(この場合には信じてよいと思われます)、La Physique démonstrative des Eaux minérales, Paris, 1644 に収録されている論考、"philosophie de l'esprit universel" です。
幼稚園児が起きて、6時半。今日も秋の快晴。ちびどももすぐに起きてきました。
ちびどもは7時55分に家を出ました。そして、ちいさいちびが数分後走って戻ってきました。先週も同じパターンがありました。忘れ物に気がついたということです。友達と話して、あっ、と思ったのでしょう。また、走って出ていきました。
幼稚園児は、一番に行くと、はりきって出ていきました。幼稚園がとても楽しいようです。さて、はりきって出かけたのはよいのですが、まだ年少です。お昼前に帰ってきます。(お弁当が始まるのが木曜日から)。幼稚園そのものは楽しいようですが、長い夏休みから学期が始まって間がありません。気持ちが不安定になって、いろいろわがままを言います。聞いてやるのもあり、ダメというのもあります。ダメというと泣きますが、こればかりは仕方がありません。ほんとうに慣れるのは、お弁当が始まって1週間ぐらいかかるでしょう。
久しぶりに室温が31度を超えました。風が吹くので耐えられますが、暑いは暑い。
本日、ねんきん定期便というのが届きました。
しかし、私が勤めている東京外語は、勤めたときには国立大学(今は国立大学法人)で、文科省の共済組合でした。独立行政法人化によっても、この点は、変わっていません。そして、今日もらった文書には「お示ししている年金加入期間には、共済組合員記録に関する加入期間は含んでいません。」とあります。つまり、私にとっては、ほとんど意味のない通知です。
共済組合との間できちんと情報交換をしてから通知する、あるいは同じことですが、情報交換ができていないのであれば、経費の節約のためにも情報交換できるまで通知を見合わせるというのでよいような気がします。
エネルギーを注ぐべきは、別のところにあると思います。
ひとりで6時20分。秋の快晴。[ピアノの発表会]
今日はちびどものピアノの発表会です。幼稚園児はとてももたないので、私が別の場所に連れていきます。練習を含めて、5時間。さて、どうなりますことやら。→ちびどもは、11時20分から練習(リハーサル)。一応30分は移動に見ておく必要があります。そうすると、家を出るのは、10時40分頃になります。
そのとき、幼稚園児が残っていると、いっしょに行きたがりますから、その前に連れ出す必要があります。10時15分頃、動物園と遊園地に行こうか、と提案すると、行くと言います。そのまま自転車に乗せて連れ出しました。井の頭公園の動物園です。
さすがに好天の日曜日。子ども連れが大勢来ていました。
アライグマやたぬきやハクビシンを見ながら、奥の遊園地へ。まず、シンケンジャーのガチャガチャを一個買わされました。青の剣。組立にけっこう苦労しました。
それから揺れる車。
乗り物は、新幹線2回、チューリップ1回、高く舞う椅子(すみません、名前がわかりません)1回、回転するゾウさん1回。チケットは千円で11枚。10枚使ったところで、リスのゲージへ。1分でもういいと言います。
どうもママが恋しくなったようです。もうおうちに帰ると言います。そうは言いながら、まだ3歳児。たぬきの展示を一通り見て、公園の遊具も一通り遊び、入り口でおにぎりとジュースを買いました。また、シンケンジャーのガチャガチャがあります。今度はボタン。ボタンを押すと、「一筆奏上」と音を出します。
おうちに帰ってから食べるというので、そのまま自転車に乗って、帰途へ。
途中で三浦屋に寄りました。久しぶりです。私のお弁当とその他もろもろを購入しました。
帰宅して、ママがいないので、ちょっと文句を言っていましたが、すぐにゲームをやり、テレビを見ていました。
ママからは、4時過ぎに、無事終了したという電話がありました。幼稚園児は、私から受話器を取って、ママ、としゃべっていました。
ちびどもはバスで帰ってきました。4時半前。ちゃんとお昼を食べる時間がなく、お腹が空いたと言います。
駅前の天丼屋に出かけることとしました。ちょうど5時に到着。
お腹が空いたと言ったのはちいさいちびです。顔が白くなっていました。大人の天丼を完食。それだけではなく、揚げ饅頭を一箱買って帰ることとしました。ちびどもは、その場で1個ずつ食べていました。
自分だけピアノの発表会に連れていってもらえなかったので、不満だったのでしょう、幼稚園児が駅でママの手を引っ張って、電車に乗ると言い出しました。幼稚園児の相手はママに任せて、ちびどもと私は、本屋さん(ちびどものマンガ)とコンビニ(ミルク2本)に寄って帰宅。
ちびどもは帰るとすぐにマンガ。私はお風呂の準備と、布団、せんたくもんと片づけに着手しましたが、そのうちに、幼稚園児がママにおんぶしてもらって帰ってきました。電車には乗らず、近所を散歩して帰ってきたようです。
ちびどものピアノはちゃんと出来たということです。親は疲れました。
こどもたちがいっせいに目覚めて、6時半。快晴。ちょうどよい。
[どうして?どうして?どうして?]
幼稚園児は寝言ではっきりと「おなかすいた」。そして、起きてから「おなかすいた。どうして、なおはおなかすいたの?」この「どうして」が得意技です。
この1年間ぐらい、なんでもかんでも、「どうして?」「どうして?」「どうして?」
この「どうして?」ですが、多くは、自分で肯定文を言ったあとに、その肯定文の前に「どうして?」を付けます。たとえば、「朝顔咲いた。どうして朝顔咲いたの?」というパターンです。昼食後、おおきいちびはお友達といっしょに関根プールに出かけました。たぶん、今年最後のプールになるでしょう。
ちいさいちびと幼稚園児は、吉祥寺に連れていってもらいました。クッション(椅子の背もたれ)を買ってもらうということです。
明日は、ちびどものピアノの発表会。幼稚園児は動物園にでも連れていこうと思っています。
[ストーン氏]
昨日記したストーン氏(Abraham D. Stone)ですが、経歴が気になって調べてみました。
ハーバードで天文学と天体物理学を学んだあと、プリンストンで修士号(天体物理学)を取得し、それからハーバードで博士号(哲学)を取っています。
専門としては、「19世紀と20世紀のドイツ哲学、科学と数学の哲学、中世哲学、形而上学」とあります。カルナップ、ハイデッガー、フッサールについての論文があり、同時にアヴィセンナについての論文があったわけです。
博士論文のタイトルが"On Husserl and Cavellian Scepticism, With Reference to the Thomistic Theory of Creation"。審査委員にはパットナムが入っています。
使える言語としては、アラビア語、ドイツ語、ギリシャ語、ヘブライ語、そして中世ラテン語を読む能力とあります。
いまどき、かなり珍しいキャリアではないでしょうか。
ちいさいちびとほぼ同時で7時前。おおきいちびと妻は起きていました。幼稚園児は昨夜寝付くのが遅かったので、まだよく寝ています。曇り。幼稚園児は幼稚園があるので、妻が8時半に起こしました。とくにごねることもなく起きて、9時前に普通に幼稚園に出かけました。季節の変わり目は眠くなるのでしょうか。
坂本君に、8月末に発表予定だった草稿と次の論文を送ってもらいました。ありがとうございます。
Abraham D. Stone, "Avicenna's Theory of Primary Mixture," Arabic Sciences and Philosophy 18 (2008): 99-119
坂本君も記していますが、このストーン氏の論文は非常によく出来ています。問題そのものが錯綜していて、とてもやっかいな領域(しかも、古代から近代の自然哲学にとっては根本的な重要性を有する)ですが、極めて明晰な分析のメスをふるっています。見事。
幼稚園児が起きて、6時40分。このぐらいがちょうどよい。曇り。
昨日、7時前に寝てしまったので、あまりはやく起きられるとたいへんだなと心配していましたが、ちょうどよいぐらいの時刻に起きてくれました。たぶん、ちびどももその前後でしょう。幼稚園児は今日から幼稚園が始まります。今日は1時間半のみ。
1時すぎに家を出て、大学へ。会議は2時40分から。出来る範囲で片づけを行っていました。会議は、40分ほどで終了。すぐに帰ってきました。
ちびどもにおくれて7時20分。曇り。一転してまた涼しい。ちびどもは今日から本格スタート。勉強も給食も始まります。幼稚園児は明日から。寝室の小電球が切れたので、9時過ぎにコンビニに。ついでに郵便物を出してきました。小雨。歩いているとたぶん傘がなくても大丈夫でしょうが、自転車だとちょっと冷たく感じます。室内にいるとここまで気温が下がっているということが実感できませんでした。
今日はちいさいちびの友達が来ました。3人。途中から幼稚園児も参加して、とてもうれしそうでした。(わがままをいっては拒否されて、よく泣いていましたが。)
大学はまだまだ夏休みですが、少しずつ仕事がやってきています。明日は午後、会議の呼び出しがありました。
ひとりで6時15分。雲は残っていますが、晴れ。台風は、微妙に軌道を右より(東)に変えたので、東京直撃とはなりませんでした。テレビでは、お台場に強い風が吹くシーンを映していましたが、ここではほとんど、ああこれは強いという風も吹きませんでした。9月のスタート。ちびどもは小学校が始まります。私も、午後に出張校正。
出張校正は、1時半から要町で。12時半に家を出ました。
20分も早く着いてしまったので、ホームのベンチで少し雑誌を読んでいました。私は5分前に印刷所に顔を出しました。その10分後にもうひとりの編集委員の方が見えました。2人で、第3号の最終形を固めました。
約1時間。その後、池袋の方に歩いていきました。私は地理を把握していませんが、相棒がよく知っているようです。引継があるので、古いタイプの喫茶店に入って、打ち合わせ。どこまで実行できるかは、意思次第ですが、よい案はしゃべっている間に出てきました。
5時前に帰宅。おおきいちびのお友達が二人来ていました。お昼に来て、ずっと仲良く遊んでいたようです。5時半に帰っていきました。
2008年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
春休み
3月
2月
1月
2007年
台北滞在記2007
(台北滞在記2004)
田舎にて2007
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
2006年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
2005年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
2004年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
2003年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
2002年
12月
11月
10月
9月
7月〜8月
5月〜6月
3月〜4月
1月〜2月
2001年
11月〜12月
9月〜10月
7月〜8月
5月〜6月
3月〜4月
1月〜2月
2000年
11月〜12月
9月〜10月
7月〜8月
6月
4月〜5月
1月〜4月
1999年
10月〜12月
6月〜9月
4月〜5月
1月〜3月
1998年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
春(1月から5月)
1997年
97年度
最初のページ=
HomePageに戻る。